タイラバを始めたいけど、「どのベイトロッドを選べばいいの?」「どんなロッドが扱いやすい?」「いろいろ在り過ぎて困った」と迷っている方も多くいらっしゃると思います。とはいえ、ロッドの選び方は、タイラバの楽しさを最初に印象付ける重要ポイントです。
今回北の住人では、タイラバ最初のベイトロッド選びの解説に加え、おすすめのタイラバ専用ベイトロッドを13選ご紹介して参ります。
購入予算に合わせ、価格帯別にご紹介していきますので、初心者でも失敗しないロッド選びのコツもチェックされてみて下さい。
是非最後までご覧いただき、タイラバの楽しさと優雅さを体感できる、初心者の方にも操作が優しいベイトロッドをチョイス頂ければ幸いです。

・初めてのタイラバロッドをお探しの方におすすめ
・コストパフォーマンスが高いタイラバ用ベイトロッドを求めている方におすすめ
・初めてのタイラバでも扱いやすく、感度の良いロッドを使いたい方におすすめ
初心者が知っておくべきタイラバ用ベイトロッドの選び方
低価格帯のエントリーロッド、または高価なハイスペックロッドであっても、ロッド選びには釣りの特性に合わせた基本が有ります。特に初心者の方は最初が重要です。
ここでは、タイラバ初心者の方にしっかり抑えておいていただきたい、ロッドスペックの見方と選び方を見ていきます。
高コスパロッドか?メーカー製か?
如何様な釣りでも初心者の方がロッドを選ぶ際、最初に目に付くのはロッド価格になるでしょう。
コスパを重視して海外製を選ぶか、品質の安定した信頼性のある国内メーカー製を選ぶかで悩むことはよくあります。ここでは、それぞれの特徴やメリットデメリットを見ていきます。
海外製高コスパタイラバロッド
選択肢が多い海外製ロッドは、日本国内ブランドと比較すると2~3割程度安価設定になり、手に入れやすい敷居の低さが魅力です。
ロッドデザインも装飾が施され、カーボン調のブランクや金属パーツを採用し、見た目も魅力的に仕上がっています。
デメリットとして挙げられるのは、
「実際に触った感覚が得られない」
「当たり外れが多く、初期使用時の不良や破損のリスク」
「釣りに対するロッド特性が合っていない」
など、海外安価設定品特有の品質に見舞われるパターンが有ります。
日本国内ブランドのタイラバロッド
日本国内ブランドのロッドは、安定した作り込み品質、フィールド環境とタイラバの特性を突き詰めた仕様特性が、高く維持されているところにあります。
また、製造元がはっきりしているため、不具合が有っても、保証や修理対応がしっかりしているため安心です。
上記海外製高コスパロッドと比較すると、
「安定したロッド材質+精度安定化に伴い価格が高め」
「無駄な贅肉を落とすためシンプルなビジュアル感」
など、製品保証のためのシンプルなロッドデザインと価格設定に悩ませられるところにあるでしょう。
エントリーモデルでも日本国内ブランドのロッドがおすすめ!
上記の解説のように、どちらのロッドにもメリットデメリットがあります。釣りに対する考えや物の捉え方は人それぞれですが、タイラバ初回から楽しさを味わうことや、リセールバリュー(再販価値=下取り価格)も含めると、やはり日本国内ブランドのロッドをおすすめします。
ロッドの長さと硬さ(ブランクスパワー)の基本
これからタイラバを始めるに当たり、長さと硬さ(ブランクスパワー)は、釣りを成立させるうえでも吟味して選ぶ必要があります。
【ロッドの長さ】
タイラバ初心者なら、ロッドの長さは6.6~7.0フィートがおすすめです。ボートや船上で余裕を持った取り回しが出来る長さで、ロッド操作にも違和感を感じない長さです。
【ロッドの硬さとブランクスパワー】
マダイのバイト感知と食い込み性のバランス、大型マダイがヒットした時でもパワーを受け止める強さとして、まずは操作性の高いML(ミディアムライト)からMH(ミディアムヘビー)パワーをチョイスしていきましょう。
ML~Mクラスなら、40~60cmクラスの真鯛の引きをしっかり受け止めつつ、難しいロッドワークが無くても、バラシを抑制して、キャッチの確率も上がってきます。
タイラバ初心者の方は強いブランクスパワーを選びがちですが、ゲーム特性に慣れるまでは食い込みの高さを重視したチョイスが大事です。

ルアー負荷を狙いの水深に合わせる
シーズン(季節や潮回り)によって狙いの水深が変化するタイラバですが、浅場の30~50m、中深場の50~80mが一般的な狙いの水深です。
使用するタイラバの重さは、水深の2倍前後(30m狙いであれば60g)で設定しますので、中深場まで対応出来るように、MAX150gのタイラバを背負えるルアー負荷を見ていきましょう。
深場狙いのディープタイラバや、長い距離を狙うドテラ流しは、更に重いタイラバを投じ、使用するロッドも釣法に見合った高剛性のタイラバロッドを使用します。これらの釣法は初心者には難しい釣りになりますので、タイラバの経験を積んでからトライしていきましょう。

調子(テーパー)とティップ仕様の選び方
初心者の方や経験の浅い方が快適にタイラバを楽しむためには、適切な調子(テーパー)とティップ仕様のロッドを見極めて選ぶことが重要です。
調子(テーパー)の選び方
タイラバ専用ロッドは、大きく分類すると2種類の調子に分かれます。バイトに積極的に合わせる、掛けの釣りに対応するファーストテーパー、巻きの途中にオートマチックに喰い込ませる、乗せの釣りに適応するレギュラーからスローテーパーに分かれています。
初心者の方や経験が浅い方は、巻き上げ中にナチュラルに乗せられる、レギュラーテーパーからスローテーパーのロッドをチョイスし、無理のないフッキングに持ち込んでいきましょう。
ティップ仕様に迷ったらレギュラーテーパーを選ぶのがベストです。
タイラバの経験値が上がり、食わせのバイトが察知出来るようになったら、ファーストテーパーのチョイスで、釣果アップの釣りにステップアップしていく事をおすすめします。
ティップ仕様の選び方
タイラバに限らず、他のルアー釣りでも「ソリッドティップ」か「チューブラーティップ」かで迷うことが多くなります。
タイラバでは、ティップ(ロッドの穂先)仕様で、マダイのバイト(アタリ)を察知する能力とフッキングや乗せの効率、巻き上げ特性に差が出てきます。
ソリッドティップは中身が詰まった無垢(ムク)の構造で、高感度でしなやかに曲がり、食い込みの良さが特徴のティップです。
対してチューブラーティップは、中空(ストロー・パイプ状)構造で、軽量、且つ巻き上げ操作性が良い特徴を持っています。
初心者の方は、まずは前者のソリッドティップを選んでいきましょう。初心者でもフッキングしやすいメリットがあります。バイト弾き(違和感を与えにくい)も大幅に抑制し、タイラバの楽しさを存分に味わうことができます。
◆チューブラーティップの特徴
チューブラーはロッドの総重量も軽くなり、細かな操作性に対応しており、アクションがつけやすい特性を保持しています。潮の変化や海中情報も伝わりやすく、掛けの釣りに特化した即アワセが可能(瞬時にフッキング)です。
以下はタイラバ初心者が感じるチューブラーティップのデメリットです。
・バイトを弾きやすい
・食い込ませるアワセの操作が必要
・掛かりが浅くなるためバラしやすい
初心者にソリッドティップをおすすめする理由は、以上の理由からです。
コスパ最強!お買い得タイラバ専用ベイトロッド13選!
この記事を見られている方が特に知りたい情報として、お買い得モデルのタイラバ専用ベイトロッドを13選ご紹介して参ります。
売価別に分類し、①ロッドの長さ・②ロッドの硬さ(ブランクスパワー)・③ルアー負荷・④ティップ(穂先)仕様・⑤ロッドの調子も合わせてご紹介していきます。
おすすめモデルを一通りチェックされ、上項で解説しているロッドの選び方と照合されてみて下さい。更なるチョイスのヒントが得られるかもしれません。
¥10000以下のタイラバ専用ベイトロッド
【プロックス】カブラバ真鯛SE KRMS195ML
①ロッドの長さ | 195cm |
②ロッドの硬さ(ブランクスパワー) | ML |
③ルアー負荷 | MAX150g |
④ティップ(穂先)仕様 | ソリッドティップ |
⑤ロッドの調子 | レギュラーテーパー |
螺旋状のガイドセッティングを施し、トラブルを抑えた操作性を獲得できる、タイラバ用ベイトロッド。タイラバを始める初心者にぴったりなエントリー仕様で、基本性能と扱いやすいしなやかなブランクス、巻き上げに特化した軽量設計が取り回し性能も高めています。どのロッドを選べばいいかわからないという方は、まずはカブラバ真鯛SEを手に取ってみてはいかがでしょうか。
【プロマリン】マスカレードタイラバ 662MH
①ロッドの長さ | 198cm |
②ロッドの硬さ(ブランクスパワー) | MH |
③ルアー負荷 | MAX150g |
④ティップ(穂先)仕様 | ソリッドティップ |
⑤ロッドの調子 | レギュラーテーパー |
扱いやすい6.6フィートの長さに、しなやかな食い込み重視のブランクス設計が融合する、高コスパモデルのタイラバ用ベイトロッド。リーズナブルな価格設定とはいえ、大型マダイとも対峙出来る粘りのあるMHのパワーブランクスは、エントリーモデルとしてもおすすめです。ティップには底の変化やマダイのバイトを感じやすいオレンジカラーも施され、初心者でも違和感なく操作可能な仕上がりです。
【タカミヤ】ファルケン R パンディオン 68MH-S
①ロッドの長さ | 204cm |
②ロッドの硬さ(ブランクスパワー) | MH |
③ルアー負荷 | MAX150g |
④ティップ(穂先)仕様 | ソリッドティップ |
⑤ロッドの調子 | レギュラーテーパー |
しなやかなソリッドティップ搭載と、タイラバ操作に特化した柔軟設計がおすすめのタイラバベイトモデル。バッドパワーも十分で、大型マダイとの攻防でも余裕を持ったファイトが堪能出来ます。ライントラブルを軽減するFujiのアルコナイトガイドも採用され、価格に見合わぬ快適操作を獲得可能です。
【大阪漁具】OGK 鯛ラバシャフトSG TRBSS195ML
①ロッドの長さ | 195cm |
②ロッドの硬さ(ブランクスパワー) | ML |
③ルアー負荷 | MAX120g |
④ティップ(穂先)仕様 | ソリッドティップ |
⑤ロッドの調子 | レギュラーテーパー |
視認性の良い、ホワイト塗装のソリッドティップが搭載される、エントリーモデルのタイラバロッド。ロッドパワーを引き出す、小型ガイドの多点バランスセッティングに加え、深場狙いにも対応可能な操作性と、リフティングパワー溢れるバッドの溜めも保持し、幅広いレンジ攻略に活かせる仕上がりです。
¥10000~¥15000以下のタイラバ専用ベイトロッド
【シマノ】エンゲツBB B69M-S/2
①ロッドの長さ | 206cm |
②ロッドの硬さ(ブランクスパワー) | M |
③ルアー負荷 | 40~150g |
④ティップ(穂先)仕様 | ソリッドティップ |
⑤ロッドの調子 | レギュラーテーパー |
初心者でも扱いやすい、粘りのあるブランクス設計が魅力のタイラバ専用ベイトロッド。バイトを拾うシマノ独自のタフテックα仕様のソリッドティップが搭載され、安定した巻き上げの中に確たるフッキング性能を兼備しています。更にはハイパワーXで武装し、ロッドのネジレを抑えて、安定した巻き上げ操作と取り回しの良さを実現します。
【ダイワ】紅牙X 69MHB-S
①ロッドの長さ | 206cm |
②ロッドの硬さ(ブランクスパワー) | MH |
③ルアー負荷 | 40~150g |
④ティップ(穂先)仕様 | ソリッドティップ |
⑤ロッドの調子 | レギュラーテーパー |
ガイドにステンレスフレームKガイドを採用し、スパイラルセッティングで軽快な巻き上げを実現する、コストパフォーマンス抜群の高性能タイラバロッド。上級者も納得するハリを抑えた扱いやすいブランクス構成で、初めてのタイラバに手頃な価格、且つ最初の1本としてちょうど良い操作性を担保しています。初回から様々なタイラバの重さで楽しめる、釣り場を選ばない汎用性が魅力の一本です。
¥15000~¥20000以下のタイラバ専用ベイトロッド
【ジャッカル】ビンビンスティック RB BSRB-C66M
①ロッドの長さ | 198cm |
②ロッドの硬さ(ブランクスパワー) | M |
③ルアー負荷 | MAX160g |
④ティップ(穂先)仕様 | ソリッドティップ |
⑤ロッドの調子 | レギュラーテーパー |
初心者の方でも一本のロッドで多様なタイラバに対応できる、初購入の1本として最適スペックなタイラバロッド。コンセプトは「巻いてるだけで釣れる」となっており、オートマチックに乗せて釣るための柔軟性と適度なハリ感を保持しています。高感度&軽量設計で、長時間の釣りでも快適に熟せる、軽量感を得られるセンターバランス設計もおすすめです。
【スラッシュ】スパライダプレステップ SPRE-C672M-FC
①ロッドの長さ | 201cm |
②ロッドの硬さ(ブランクスパワー) | M |
③ルアー負荷 | 20~150g |
④ティップ(穂先)仕様 | ソリッドティップ |
⑤ロッドの調子 | スローテーパー |
乗せの釣りに重視した設計を画策し、フルカーボンソリッドで高感度、且つ柔軟性高く仕上がるオールラウンドモデル。フルカーボンソリッドの強みを活かし、幅広いルアーウェイトの操作性とレンジを選ばない汎用性の高さは、シリーズ随一の操作性を誇ります。バッドも強めに設定されていますので、スピードを刻んだ攻めの釣りにも対応可能です。
【ダイワ】紅牙 N69MHB-S・K
①ロッドの長さ | 206cm |
②ロッドの硬さ(ブランクスパワー) | MH |
③ルアー負荷 | 40~150g |
④ティップ(穂先)仕様 | ソリッドティップ |
⑤ロッドの調子 | レギュラー寄りスローテーパー |
高感度、且つ軽量設計で快適なタイラバが実現出来る、大型マダイにも対応可能なタイラバ専用モデル。ベーススペックも高めに位置し、タイラバ初心者でもスムーズにヒットへ持ち込める、優れた巻きの操作性を堅持しています。メガトップのカーボンソリッドティップは、手感度と共に、視覚的感度にも優れた挙動を見せてくれます。
【シマノ】エンゲツ TT B69M-S
①ロッドの長さ | 206cm |
②ロッドの硬さ(ブランクスパワー) | M |
③ルアー負荷 | 40~150g |
④ティップ(穂先)仕様 | ソリッドティップ |
⑤ロッドの調子 | レギュラーテーパー |
タイラバ専用ロッドの中でも、価格と性能のバランスが上位にランクインする、ミドルクラスのタイラバモデル。浅場から深場まで幅広いタイラバに対応できるオールラウンド仕様になり、初心者だけでなく、ステップアップしたロッドをお探しの方にもおすすめです。機能性溢れるタフテックα・ハイパワーX・Xシート デュアルガングリップも漏れなく採用され、安定した等速巻きによる、オートマチックなロッドアクションを獲得できます。
予算に余裕がある方におすすめのタイラバ専用ベイトロッド
【がまかつ】ラグゼ 桜幻 鯛ラバーS B68ML-solid
①ロッドの長さ | 203.5cm |
②ロッドの硬さ(ブランクスパワー) | ML |
③ルアー負荷 | 60~150g |
④ティップ(穂先)仕様 | ソリッドティップ |
⑤ロッドの調子 | レギュラーテーパー |
基本性能を徹底追求されたタイラバ専用スタンダードモデル。初心者でもマダイのアタリを取りやすく、魚の食い込みを逃さずに釣果を伸ばせる1本です。ブランクス構成は、ハリ感を保持しながらしなやかさが加えられており、軽量ながらも粘り強いブランクスに仕上げられています。オールシングルフットスパイラルガイドセッティングも施され、ロッド性能を余すことなく発揮できます。
【テイルウォーク】タイゲーム SSD C69ML/FSL
①ロッドの長さ | 206cm |
②ロッドの硬さ(ブランクスパワー) | ML |
③ルアー負荷 | MAX180g |
④ティップ(穂先)仕様 | ソリッドティップ |
⑤ロッドの調子 | レギュラーテーパー |
タイラバ専用ロッドとして、ミドルクラスの上位に設定される高性能フルソリッドベイトモデル。全体的にしなやかなブランクスで構成され、敏感なソフトティップは初心者でもバイトを感じやすい仕上げです。タイラバゲームでオールラウンドに対応出来る汎用性の高さは、多くのタイラバアングラーの支持を集めています。掛けてはバラシを抑える、ティップの素直な入り込みもおすすめポイントです。
【オリムピック】パグロ UX 24GPAGUC-672M-S
①ロッドの長さ | 201cm |
②ロッドの硬さ(ブランクスパワー) | M |
③ルアー負荷 | MAX150g |
④ティップ(穂先)仕様 | ソリッドティップ |
⑤ロッドの調子 | レギュラーテーパー |
幅広いルアーウェイトを保持し、多くの海域の使用に対応したベイトモデル。ステンレスフレームSiC-Sリングガイドをスパイラルに搭載し、ねじれを抑えながらライントラブルも大幅に軽減します。敏感で柔軟性に富んだ高感度ソリッドティップは、ついばむような繊細なバイトも捉え、違和感なく食い込ませることが可能です。トータルバランスと軽量設計の効率化は、国内大手シャフトメーカーが成せる技でしょう。
更に気になるタイラバ専用ベイトロッドが御座いましたら、下記↓↓↓↓のECサイトから検索頂ければ、お気に召すロッドが見つかるかも知れません。
本記事のまとめ
今記事では、タイラバ専用ベイトロッドの詳細を紹介してきました。
当記事では、
①初心者が知っておくべきタイラバ用ベイトロッドの選び方
②コスパ最強!お買い得タイラバ専用ベイトロッド13選!
以上をご参考になって頂き、自身に適したタイラバ用ベイトロッドをチェック頂ければと思います。
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それでは、このブログをご覧になって頂いた皆様が、よりよいフィッシングギアを購入されて、自然と楽しく遊んでくださる事を願って、次回の商品紹介の記事執筆に入らせて頂きます。楽しみにお待ち願えれば幸いです。
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