タイラバ特集第二弾!タイラバ専用スピニングロッド11選のご紹介!ダイワ、シマノ含めスピニングタックルのメリットもご説明。

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専用スピニングロッド

タイラバゲームにおいてはベイトタックルが主流になっている今般ですが、シチュエーションの異なるポイントや、マダイがミドルからトップレンジに上ずっている場合は、キャスティングが優位になるスピニングタックルの出番になります。

今回の北の住人の記事では、前回の掲載記事にに引き続き、タイラバ特集第二弾として、ベイトタックルと併用して準備しておきたい、タイラバ専用スピニングロッドをご紹介していきます。

ベイトタックルよりもトラブルが少なく、初見の方でも扱いやすいスピニングタックルは、ベテランアングラーの方も、サブロッドとしてスピニングロッドを準備してタイラバゲームに挑んでいます。

紹介していくロッドは、著者の保持するロッド、コミュニティでの高実績ロッド、各釣具店様・問屋様から提供していただいたテストロッド(既製品)を交え、実釣テストと感想を加えていきます。

是非、最後までご覧いただき、ご購入の参考にしていただければ幸いです。

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スピニングタックルのメリットは?

◇キャスティング
先述したように、タイラバゲームでのスピニングタックル最大の利点は、キャストが出来る点になります。直下を狙うベイトタックルに対し、キャストしてからのカーブフォールで斜めのラインを長く誘うことが可能になります。

また、陸奥湾や瀬戸内でのタイラバでは、牡蠣やホタテ養殖棚のゴミ落とし作業周辺や筏周りに集まる大型マダイをスピニングタックルで周辺から狙います。

◇スピニングリールのドラグ調整幅
ベイトリール(オフショア両軸リール)と比較し、ドラグの調整幅が広いため、細いラインでバイト感度を上げ、繊細且つスリリングなファイトが楽しめます。

◇フォールスピードの速さ
自然沈下が基本のスピニングリールですので、使用するタイラバの重量に比例し、ボトムコンタクトのスピードはベイトリールに勝ります。

◇狙うレンジの領域
10m程度の浅場に乗っ込んでくるシーズンには、横や斜めの動きで荒食いするマダイを狙えます。

◇最新スピニングリールのパワー利点
各リールメーカー様が、今般リリースしている最新スピニングリールは、設計世代も上がり、ベイトリールの巻き上げパワーに勝る機種が多数あります。
十分に大型マダイとも勝負が可能です。

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スピニングタックルのデメリットは?

◇リール操作の手返し
ベイトリールと比較し、スピニングリール操作の中には、ベールの開閉作業がありますが、時合やマズメチャンス時には手返しが多少落ちてきます。

食いの立っているレンジへのコンタクト性が悪くなる場合もありますが、フォールスピードはベイトリールよりも高速ですので、五分五分に持っていくことも可能です。

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昔のタイゲームの主流はスピニングタックル

タイラバゲームがベイトタックルが主流になる以前は、バッドパワーが強く、ティップ感度が鋭いスピニングでのトラウトロッド(大型用)やショートモデルのシーバスロッドでの餌釣りが主流でした。

現在でもその名残から、こちらのタックルでタイラバと餌釣り(ブラーや大型スプーンへのイソメの房掛け)を楽しむアングラーも多く、広範囲に探るメリットではスピニングタックルが優位に立つシチュエーションは多岐に上ります。

他ゲームからの応用ロッドは、先述したように大型トラウトスピニングロッド、ミディアムブランクス以上のショアエギングロッドになり、8.6ft以下のレングスが主流になります。

乗合船で多く見られるスピニングロッドは、代表格としてシマノ様のカーディフ、ヤマガブランクス様のMebius 86Mの使用率が高く、トラウトゲームとタイラバゲーム、タイラバとショアエギング双方を一本のロッドで楽しむ方も多く見られますね。

求められるロッド性能は?

タイラバに求められるスピニングロッドのスペックは、一にも二にもバッドパワーとテイップ柔軟性のバランスが重要になります。

タイラバ専用のスピニングロッドは、この2点に設計コンセプトを置き、ベイトロッドに負けない操作性を生み出しています。

キャストすることが主流になるスピニングロッドですので、重量のあるタイラバ(~60g)の負荷に負けない柔軟さ、フォール途中でバイトをキャッチする感度が良いティップが採用されています。

当記事で今回掲載して参る専用スピニングロッドは、幅広いアングラーの皆様が、どんなシチュエーション下においても、オールマイティーに使用頂け、扱いやすく、マダイのバイトを感じやすい専用ロッドとしてリリースされているモデルを、中心に紹介して参ります。

タイラバ専用スピニングロッド厳選 11選のご紹介

ここからの内容は、上記までの説明を加味したタイラバ専用スピニングロッドを厳選して紹介していきます。

下記に①メーカー、②型式、③長さ、④重さ、⑤対応リグ最大重量、⑥操作性と総評を記載していきます。

ロッドの長さ変換は?
1ft=0.305mになります。 

例) 7.1ft×0.305m=2.1655mになります。

【アブガルシア】OCEANFIELD TaiRubber OFTS-66LT-60 2016年発売

①アブガルシア ②OFTS-66LT-60 ③6.6ft ④127g ⑤80g
⑥操作性と総評
 タイラバスピニングロッドの標準仕様としてのライトアクションのブランクスで構成され、やや強めのキャストも難なく熟す操作性と、ソリッドティップがフォール中のショートバイトもしっかり感知してくれます。 

【ジャッカル】ビンビンスティック RB BSRB-S66ML 2021年発売

①ジャッカル ②BSRB-S66ML ③6.6ft ④100g ⑤80g
⑥操作性と総評
 どのルアーゲームでもそうですが、このロッドにも採用される多点ガイドセッティングは、一段上のリーリング感とガイドによるバイト感知に優れます。
ベーシック仕様とはいえ、ロッド操作の感覚は、ハイクオリティのロッドにせまる扱いやすさを感じました。

【ジャッカル】ビンビンスティック エクストロ BXS-S66ML 2021年発売

①ジャッカル ②BXS-S66ML ③6.6ft ④127g ⑤100g
⑥操作性と総評
  上記紹介のRBモデルの手返し重視仕様のスピニングロッドです。
軽いキャストでもロッド反発力を生かして、ピッチング感覚で広範囲にタイラバを供給出来ます。もちろん多点ガイド仕様になり、早い操作の中でもバイトは逃しません。 

【テンリュウ】レッドブリップ RF672S-ML/CK 2022年発売

①テンリュウ ②RF672S-ML/CK ③6.7ft ④101g ⑤キャストマックス75g(バーチカル160g)
⑥操作性と総評
 バーチカルなタイラバやタイジギから、キャストまで熟せるテンリュウ最新のスピニングタイラバロッドです。
操作性の良い軽量感と深場も狙える剛質感の両方を併せ持ち、チューブラーティップが安心感を持たせてくれますので、積極的に合わせて掛けに行けます。

【テイルウォーク】タイゲーム TZ S66ML/FSL 2022年発売

①テイルウォーク ②S66ML/FSL ③6.6ft ④118g ⑤200g
⑥操作性と総評
 150g前後の重さを持つタイラバのキャストと引き抵抗にも負けないブランクスパワーが採用されたテイルウォークの最新モデル。
キャストゲームはもちろんのこと、深場狙いの流し釣りにも対応できるロッドのコシは圧巻でした。ローフッドのガイドがもたらすバッドパワーも爽快な一本です。 

【ダイワ】紅牙 MX エアポータブル C69MHS-S AP 2020年発売

①ダイワ ②C69MHS-S AP ③6.9ft ④108g ⑤125g
⑥操作性と総評
 超弾性チタン合金で仕上げられた好感度のティップが搭載され、広範囲を探れるベストなリグ負荷が採用された、最適設計のキャスティングモデルです。
アンダーハンドだけでなく、オーバーハンドキャストも難なく熟せる操作性が癖になり、タイジギも同様に熟せる、扱いやすいタイラバロッドですね。

【ダイワ】紅牙 エアポータブル 紅牙 C69MHS-S AP 2020年発売

①ダイワ ②C69MHS-S AP ③6.9ft ④100g ⑤100g
⑥操作性と総評
 ロッド重量とリグ負荷バランスのバランスが整い、タイラバの重さを感じさせないタイラバ専用スピニングロッドです。
キャストが手軽に行える分、キャストのインターバルを短く出来ますので、「数打ちゃ当たる」を実践でき、バイトチャンスを確実にものにできる、実に扱いやすいタイラバロッドでした。 

【ダイワ】紅牙X 69MHS-S 2022年発売

①ダイワ ②69MHS-S ③6.9ft ④110g ⑤65g
⑥操作性と総評
 さすがダイワ製。エントリーモデルらしからぬ品質が保持されているタイラバロッドです。
緻密な材料設計と、ブランクス最外層をX状にカーボンテープで締め上げた、ネジレを抑える強化構造ブレーディングXとスパイラルガイド仕様で、リーリングからキャッチまでの動作をスムーズに行える、高コスパなロッドに仕上がっています。

【シマノ】炎月 TT S610M 2022年発売

①シマノ ②S610M ③6.1ft ④117g ⑤70g(バーチカルウェイト100g)
⑥操作性と総評
 バイトレンジを、横方向に効率良く探りを入れることが重要な、タイラバスピニングロッドの基本スペックである硬めのブランクスがしっかり採用されています。
水深の浅いエリアでは絶大な威力を発揮し、簡単なバーチカルな攻略にも対応可能なスパイラルガイド仕様は扱いやすさ満点です。 

【シマノ】炎月 BB S610M 2021年発売 

①シマノ ②S610M ③6.1ft ④116g ⑤70g
⑥操作性と総評
  狙うレンジは水深5~40m+αを射程におき、完全なキャスト仕様で、投げやすさを重視して開発されたのがよくわかるロッドです。
オリジナルリールシートとバッドの相性もしっくりくるため、ショートレングスのバスロッドを操作している感覚と同様に簡単操作で扱えます。

【シマノ】炎月 SS S72MH 2019年発売

①シマノ ②S72MH ③7.2ft ④112g ⑤90g(バーチカルウェイト150g)
⑥操作性と総評
 筏や養殖棚から離れなけばならないエリアでは、このロングロッドでのキャスティングがオススメです。
極端な長さではないため、乗合船の上でも邪魔にならずに、今まで届きそうで届かなかったポイントの攻略が可能です。
そして、何より硬質感抜群のフルソリッドが、微細なバイトもしっかり感知してくれました。

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タイラバ専用スピニングロッドを操作する注意点

タイラバゲームは、突っ込みが鋭く、それでいてバイトキャッチとフッキングが難しい釣りになります。掛け釣り、乗せ釣り、どちらの釣りでも最後はフッキング力と主導権を渡さないスピード勝負になります。

特に大型と判る魚を掛けた後のロッド破損は、そのスピードに負けて、バッドを水平から下方向に向けてしまった折に発生します。

どんなに引き込まれても、必ずロッドを立ててファイトを楽しみましょう。
タイラバ専用ロッドは、このような強烈な引き込みにも柔軟に対応できるベリーパワーとリフティングパワーを併せて設計されています。

自身のロッドを信じて、パワー勝負を楽しみましょう。

そしてロッド操作の基本である、
・ルアー(タイラバ)負荷重量(上限値)は守る。
・根掛時も、必要以上にロッドを煽らない。
・釣行後は、簡単でもロッドの洗浄を行い、特にライン負荷が一番かかるファーストガイド付近には塩分を残さない。


最低限、以上のことを念頭に置き、せっかく手に入れたロッドを長生きさせましょう。

タイラバ専用スピニングロッド紹介と本記事のまとめ

今回の記事では、マダイと遊ぶためのタイラバゲームで使用したいスピニングロッドの詳細を紹介してきました。

当記事では、
①スピニングタックルのメリットは?
②スピニングタックルのデメリットは?
③昔のタイゲームの主流はスピニングタックル
④求められるロッド性能は?
⑤タイラバ専用スピニングロッド厳選 11選のご紹介
⑥タイラバ専用スピニングロッドを操作する注意点

以上をご参考になって頂き、自身に適したタイラバロッドを選択、購入頂ければと思います。

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ロッド説明を更に詳しく知りたい方は?

ページ最下部に「お問い合わせ」項が御座いますので、そちらからご連絡頂ければ、少々お時間を頂いた上で、調査、確認後にご回答いたします。

それでは、このブログをご覧になって頂いた皆様が、よりよいフィッシングギアを購入されて、自然と楽しく遊んでくださる事を願って、次回の商品紹介の記事執筆に入らせて頂きます。楽しみにお待ち願えれば幸いです。

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