一度でもあの強烈な引き込みを味わってしまうと、のめり込まずにはいられない、大型青物をターゲットにファイトを楽しむ近海のオフショアジギング。時には超が付くサイズの青物に巡り合え、夢とロマンが詰まった、大海原を舞台に繰り広げられる豪快なルアーフィッシングです。
近海青物を狙うオフショアジギングのタックル構成は、スピニングタックルとベイトタックルに分かれますが、近年人気の高まりを見せているのがスピニングタックルです。フィッシングスタイルに合わせた専用設計が随所に加えられ、強度においてもベイトロッドに負けず劣らずの仕上がりを見せています。
今回北の住人では、オフショアジギングを、スピニングタックルで楽しむための専用ロッドの選び方や見極めに加え、おすすめモデルのスピニングロッドを一挙20選ご紹介して参ります。ターゲットの種別やシーズンによっては、ハイピッチとスローピッチのアクションを使い分ける必要もあり、事前に抑えておきたいオフショアジギングの共有知識もご紹介していきます。
是非最後までご覧いただき、アングラー様に適したジギング用スピニングロッドチェックされ、大型青物や根魚のキャッチに貢献させて頂ければ幸いです。

・オフショアジギングの魅力・概略を知りたい方におすすめ!
・オフショアジギングにトライするため、スピニングロッド購入意向のある方におすすめ!
・オフショアジギングロッドを買い替え、或いは買い増ししたい方におすすめ!
・オフショアジギングで、ベイトタックルからスピニングタックル切り替え希望の方におすすめ!
オフショアジギングの基礎情報を共有
どんな釣りにおいても、前情報と基礎知識を知ることは、タックル構成やロッドの選び方に繋がる大事な部分です。まずは近海オフショアジギングの概要や楽しみ方を共有しておきましょう。
オフショアジギングのターゲット種別とサイズ感
ターゲットになる魚種は、ショア(岸釣り)からも狙える魚ですが、ショアからのアベレージサイズ(平均して釣れる大きさ)より遥かにサイズアップし、10kgを超えてくるサイズも珍しくないのがオフショアジギングです。時と運が重なれば20kgサイズの魚とファイトも楽しめ、一匹釣れれば十分に満足できるサイズ感の魚が目白押しです。
オフショアジギングでターゲットになる魚は、青物を主体にゲストを加えると、大きく2種類の魚種に分かれます。どの魚種もフィッシュイーターであることに変わりなく、ハードプラグやメタルジグに果敢にアタックしてくる魚達です。相手を知っておけば、不意なメータークラスのヒットでも相応の準備が整えられます。
【青物・回遊魚】
ブリやヒラマサを筆頭に、重量級のカンパチやビンチョウマグロ、メーターオーバーのサワラなど、海のスプリンターとして名高い、高級魚に属する青物の類がメインターゲットになります。季節や水温・接岸シーズンによって狙いのレンジも刻々と変化し、一度群れにあたると大釣りの可能性も高まります。
更にはマダイやタチウオもターゲットに含まれ、特にマダイはタイジギとしてメソッドも確立されており、大型マダイをターゲットに、タイラバとしのぎを削る程メジャーなジギングメソッドになっています。
これらの魚類は、引き込みの強さ、走りの速さと持久力も併せ持ち、アクションからファイトまで、多くのオフショアアングラーの手腕を唸らせている筆頭格の魚類に当たります。


【根魚・底物】
青物を主体にしたジギングとはメソッドも狙いのレンジも異なりますが、ゲストとしてお目にかかりやすいのが根魚や底物系の魚類です。ジギングフィールドのボトム構造にもよりますが、メタルジグのボトム着底時にアタックしてくるのが、高級根魚のクエやアラ、ソイやアイナメの根魚系、ヒラメなどのフラットフィッシュもジグにアタックしてきます。そして深場のボトムに目を移せば、時期によってタラやサクラマスの釣果も目立ってきます。
根魚や底物系統の魚は、フッキング後は根から剥がすまでのスピード勝負になり、青物とはまた一味違ったファイト感覚を得られます。青物を狙ったジギング中の潮止まりや食いが渋った時に、あえて底物を誘い出す楽しみがあるのがオフショアジギングです。


オフショアジギングフィールドの領域と特徴
青物に限らず、魚の行動パターンは季節による水温の変化や潮回りによって大きく左右されてきます。湾内の波静かな浅場やブレイクライン(掛け上がり)、フレッシュな潮が動きやすい外洋域や人口漁礁など、船長さんやキャプテンは、魚探やソナーの視覚情報と長年の経験値を頼りに、狙いのターゲットが着いているポイントを見極めてくれます。オフショアジギングフィールドは、東西南北、太平洋側と日本海側など、地域によって様々な特色がありますので、各地域の特徴を見ていきましょう。
【南北の海域の特徴】
北と南・日本海側では潮流の影響をまともに受ける海域が多く、各レンジの水温差も顕著に表れます。自ずと狙いのレンジは季節による水温の影響を受けにくい、100m近辺のミドルレンジからボトム主体の釣りが多くなります。底物を狙うフィールドも多数点在し、サクラマスなどのシーズンものを対象にしたジギングも盛んです。
【東西の海域の特徴】
東西(関東と関西)の海域の特徴として、波や潮流の穏やかな湾内攻略も増えてきます。西の瀬戸内海や伊勢湾では平均水深は30~40m、関東の東京湾で約30mほどになります。一部、東京湾の湾口や駿河湾では海洋プレートが入り組んでくるため、水深1000mを超える海溝も点在し、深海ゲームのよいフィールドが数多く見受けられます。
【遊漁船のサイズにも違いがある】
ジギングフィールドまでの距離と狙いの水深により、遊漁船やボートの船体サイズも各地で違いが見られます。外洋に面した海域に出る船は船体サイズも大きい傾向があり、多人数が乗船できる、余裕を持った個人スペースを確保できます。内湾運行の場合は、プレジャーボート、或いは少人数のチャーター船も多くなり、船上移動等の自由度は聞きますが、個人スペースには限りがあります。

オフショアジギングのタックル構成とアクションモードの種類
冒頭でも述べさせて頂いたように、近海青物を狙うオフショアジギングのタックル構成はスピニングタックルとベイトタックルに分かれます。巻きの強さと安心感・汎用性の高さが得られるベイトタックル、操作性とフォールスピードを活かした手返し効率を得られるスピニングタックル。双方共に、各々のタックル性質をオフショアジギングに特化した味付けと設計思想で、適正高い専用ロッドがラインナップされています。
【アクションモードの種類】
オフショアジギングのターゲット魚種の捕食パターンと、シーズン毎に用いるアクションモードの特性から、ハイピッチジャーク用ロッド・スローピッチジャーク用ロッドの2種類のロッドに分かれます。それぞれのジャークスピードに合わせ、更にはブランクス構成とアクションモードに適したベリーのバランス、ファイトスタイルに合わせた操作性を担保するバッドが搭載され、ここから更にきめ細かく分類されています。

スピニングタックルのメリットとベイトタックルとの比較
ベイトとスピニング、この両者のタックル構成の良し悪しは、どんなルアー釣りでも対局の意見が飛び交います。オフショアジギングにおいても同様で、タックル操作の得手不得手や好み・所有感、フィッシングスタイルやスタンスの違いもあり、どちらのタックルがジギングに優位という事はありません。
ここでは、スピニングタックルのメリット、オフショアジギンに対してのスピニングとベイト、それぞれのタックルの良さをを比較して見ていきましょう。
スピニングタックルを使用するメリット
【大型スピニングリールの進化と大幅ラインナップ】
オフショアジギングにスピニングタックルが目立ってきた背景には、近年各リールメーカーにラインナップされる大型スピニングリールの台頭があるでしょう。大型魚種の釣りに焦点を縛ったSW(ソルト)モデルのスピニングリールも各種ラインナップされ、タックルの強さや精密さを求めやすくなったこともスピニングタックルの人気獲得に繋がっています。
【スピニングリールのドラグ性能】
スピニングリールに組み込まれるドラグ性能は、ベイトリールや両軸リールのドラグ構造よりも遥かに優れ、細分化された調整域が、強い引き込みを見せるオフショアジギングにピッタリはまります。
近年のジギングスタイルとして目立つのが、メタルジグの操作にナチュラルな動きを加えたアクションメソッドです。よりライトなPEラインを使用し、潮流や水圧からラインに掛かる影響を抑えることで、生命感を吹き込んだアクションメソッドが完成します。ライトなラインを使用する懸念材料としてラインの引張強度の低下にありますが、パワフルなファイトに持ち込まれても、ライン強度が下がった分を、スピニングリールのドラグがしっかりカバーしてくれます。
【フォールスピードの速さ】
フォール時のライン放出として、ベイトリールはスプールの回転スピード、スピニングリールはメタルジグの重量を活かした自然放出になります。ベイトリールはバックラッシュを防ぐため、スプールに一定のブレーキが掛かりますのでフォールスピードに少なからず影響します。スピニングリールにはそれがなく、あくまでも自然に放出されていくため、ボトムまでの到達時間に圧倒的な差が生まれます。
ポイント到着後に船長からの合図で一斉にフォールを開始しますが、手返しを求めるアングラーや竿頭を狙うアングラーにとって、ボトムまでのフォールスピードは最高のメリットです。いち早くアクションを開始でき、同じポイントで手数も増やせます。このフォールスピードは釣果の差となって表れてきます。
【ライントラブルの抑制】
スピニングタックルを使用する上で、バックラッシュでのライントラブルは無くなります。また、スピニングタックルでも太いPEラインを使用する場合もありますが、ラインヨレによる僅かな巻取りエラーも、ロッドのバッドガイドの径も広くとられ、トラブルも大幅に回避されます。操作性においても、手慣れたスピニングタックルが安定したゲームを楽しめます。
【キャスト性能】
オフショアジギングロッドでのベイトとスピニングの大きな違いは、キャスト性能にあります。
もちろんフルキャストする訳ではありませんが、軽いアンダーハンドキャストからボトム、或いは狙いのレンジから斜めの誘いが出来るメリットがあり、アクションの面積幅が広がることで、釣果アップに繋がってきます。ドテラ流しのアクションメソッドでもキャストシーンは有効に働きます。
また、沖合でよく見かける表層ナブラが立った時合でも、メタルジグからハードプラグに交換し、効果的にナブラを撃って行けますので、魚に対するアプローチの幅も広がります。ベイトタックル主体のアングラーでも、サブタックルとしてスピニングロッドを準備するのはこの為でもあります。
ベイトタックルとスピニングタックルの比較
ベイトタックルの最大のメリットはリールの巻き上げパワーです。特にオフショアジギングではターゲットも大型化してきますので、このパワー感は捨てがたいポイントです。各メーカーのロッドのラインナップ数もスピニングロッドを凌ぎ、フィッシングスタイルに対して、よりシビアな選択が出来るのもベイトタックルのメリットでしょう。
対してスピニングタックルは、日頃から慣れ親しんだリール操作性と敷居の低さ、トラブルの少なさをオフショアでも活かせる快適性が人気のポイントになります。手返しとキャッチ効率を上げたいアングラーにはベストな選択です。トラブルが起きにくく、スピード感を保てるタックルは、ストレスフリーなオフショア釣行を満喫できます。
タックルの種類を選択する場合は、トータルの好みにより分かれますので、どちらのタックルが優れているとは言えません。いずれにおいても、ジギング使用時に後悔しない選択をするために、しっかりとした情報確認とリサーチを怠らないような選び方が必要です。

オフショアジギング用スピニングロッドの選び方
各ロッドメーカーに広くラインナップされているオフショアジギング用スピニングロッドですが、実際にロッドをチョイスしていく上で、抑えておきたい項目とスペック幅を見ていきましょう。どんなに高価でランクの高いロッドであっても、ご自身のフィッシングスタイルに合ったロッドを選べなければ、満足のいく使い方が出来なくなってしまいます。ビジュアルと人気だけで選ぶのではなく、スペックを抑えて選ぶことが最も重要です。
ロッドの長さを選ぶ
ハイピッチジャークは小刻みなアクションを加えながら、バーチカルなラインを高速で巻き上げてくる釣り、一方スローピッチジャークはメタルジグをナチュラルにフォールさせながら、見せて食わせて行く釣りになります。ロッドの長さについては、操作性の好みや体格差も考慮した選択が必要になりますが、アクションの性質とメタルジグを動かす距離に着目しながら長さをチェックしていきましょう。
ハイピッチジャークでは、手元操作でストレスのなりロッドワークが可能になる、5ft(フィート)前半から6ft前半のショートからミドルレングスの長さに人気が集まり、無理のない操作で青物を誘えます。スローピッチジャークでは水中でのジグの飛ばし(上方に高く跳ね上げる)を効率的に出来る、6ft後半から7ft前半の長さでジャークのストロークを確保していきます。
また、スローピッチジャークでは、ライトキャストからの誘いもアクションのメソッドに入ってきますので、長めのロッドで、アンダーハンドキャストの距離を稼いでいきましょう。
1ft(フィート)=30.48cm、1in(インチ)は2.54cmになります。
6‘5″であれば、(6×30.48cm)+(2.54cm×5)で195.58cmになります。

ジグウエイト(ルアー負荷)を合わせ込む
ジグウエイト(ルアー負荷)、或いは鉛負荷が表記する数値は、快適なロッド操作を行える重量範囲を示しており、ロッド破損に至る限界値を示しているものではありません。しかし、ジグウエイトの範囲から大幅に振れると、アクション時のレスポンスに狂いが生じてきます。早く動き過ぎたり遅すぎたりと、オフショアジギングが初めての方であればジグのコントロールが困難になります。ロッドが持つスペックを最大限使い切るには、重量範囲上限値の80%程度を基準に選択していくことで、高速アクションやワイドジャーク・ライトキャストにも柔軟に対応出来ます。
ジギングで青物を狙う海域の水深は、概ね50m(湾内)から100m(外洋や海峡)が多くなります。潮の強さや2枚潮を考慮し、水深の2倍から2.5倍の重量を持ったメタルジグを使用しますので、このルアー負荷に納まるロッドを準備しておくようにしましょう。
水深50m =100g~150g級のメタルジグ使用頻度が高くなります。
水深100m =200g~250g級ののメタルジグ使用頻度が高くなります。
管理人からの重量範囲上限値の80%の理由を経験から述べます。
ロッドに掛かる負荷はジグやルアーの重量だけではありません。潮の速さや2枚潮、ジャークアクション時の水圧が、総合的に重量負荷としてロッドのジグウエイトに加算されます。ジグウエイトはパワー仕様とは別に捉え、持ち味と操作性をしっかり引き出すためにも、適正範囲の80%を目途に合わせていく事を推奨します。

テーパー仕様
オフショアジギングのスピニングロッドは、重さのあるルアー(メタルジグ)を快適に操作するため、レギュラーからスローテーパーのロッドが多くなります。ファイト時のブランクスパワーを最大限引き出すことと、反発力を利用したライトキャストが出来るように、ティップ(穂先)よりバッドガイドに近い側にカーブポイントが来るように設計されます。
オフショアジギングロッドは、レギュラーテーパーのロッドでもスロー寄り、スローテーパーのロッドは更にパラボリックス(ロッド全体)寄りのテーパー設計になっているのはこのためです。

ブランクスパワー(ロッドの強さや硬さ)をメインターゲットに合わせる
オフショアジギングロッドのブランクスパワーは、通常のM、MHといったパワー表記と、1番や3番のようなパワーレベルで表されます。パワー選択は、メインターゲットになる魚種とサイズ・パワーに依存しますので、ご自身がメインで狙いたい魚を大別しておくことも必要です。
はじめてジギングロッドを購入される場合は、センターモデルのM(ミディアムパワー)、或いは2~4番パワーをチョイスしておきましょう。中間パワーのロッドから選択しておけば、幅広い魚種とのファイト、多様化するアクションメソッドに適応し、青物に囚われずに根魚や底物を狙った釣りにも順応できます。
近海青物向きオフショアジギングスピニングロッド20選のご紹介
ここからは、青物狙いに適したオフショアジギング用スピニングロッドを、ハイピッチジャーク向きモデル、スローピッチジャーク向きモデルに分類し、おすすめ人気モデルから20選ご紹介してまいります。
①ロッドの長さ(継ぎ本数)、②ジグウエイト範囲、③ロッドパワー、④適合PEライン号数も併せて紹介して参りますので、気になるロッドをチェックされ、チョイスの参考にされて頂ければ幸いです。
ハイピッチジャーク向きオフショアジギング用スピニングロッド
【ゼニス】ゼロシキ マッハ Vスペック ZMV-B63M 2023年発売
①ロッドの長さ | 192cm(1ピース) |
②ジグウエイト範囲 | MAX200g |
③ロッドパワー | M(3番パワー相当) |
④適合PEライン号数 | MAX4号 |
先代モデルからバッドパワーが10%増強され、より高強度でアクション性の高いハリを獲得したオフショアジギング用スピニングロッド。管理人もサブロッドとして保持するオフショアロッドですが、メインロッド以上の活躍を見せる操作性と軽量ブランクスで、多種に渡るアクションを繰り出せる信頼性抜群のオススメモデルです。バイトキャッチの感度も高く、手始めの購入ロッドとしても自信を持っておすすめします。
【シマノ】オシアジガー クイックジャーク QJ S60-4 2023年発売
①ロッドの長さ | 183cm(1ピース) |
②ジグウエイト範囲 | 100~210g |
③ロッドパワー | 4番パワー |
④適合PEライン号数 | MAX4号 |
弾性を伴った強さを高めながら、高反発なブランクス構成でスピードとファイト性能も獲得できるスピニングロッド。テーパーバランスは7:3のファストアクションに設定され、小刻みなジグコントロールを加えやすいロッドデザインが加えられています。高強度材T1100Gをメイン素材に据え、超細径ブランクスに設計することで、最大23%減の驚異的な軽量化も達成しています。
【シマノ】グラップラーBB タイプJ S60-4 2021年発売
①ロッドの長さ | 183cm(2ピース) |
②ジグウエイト範囲 | MAX210g |
③ロッドパワー | 4番パワー |
④適合PEライン号数 | MAX4号 |
エントリーモデルとして、広くカテゴライズされる中からおすすめするモデルはS60-4になります。一見オーバースペックとも思えるパワー番手ですが、最初の一本を手にされるならば妥当な選択です。ハイパワーXの操作性を武器に、レスポンスの高さとパワー感を体感できる癖のない構造と強度も搭載されています。価格に比例しない、ジギングのいろはを習熟出来る十分なロッドスペックを保持しています。
【アブガルシア】ソルティーステージ プロトタイプ XJGS-61-2-MAX200 2021年発売
①ロッドの長さ | 185.4cm(1ピース) |
②ジグウエイト範囲 | MAX200g |
③ロッドパワー | 2番パワー |
④適合PEライン号数 | MAX4号 |
信頼性の高い国産カーボン100%、そして完全無塗装で感度と軽量感が高められ、ハイクオリティで纏められるオフショアジギング用スピニングロッド。前評判通りの圧倒的なバッドパワーとしなやかな弾力性で、発売から多くのオフショアアングラーが手にしている高人気のモデルです。ブランクスルー式構造が採用される、まさに一本物のシャフト感を是非ご体感されてみて下さい。
【メジャークラフト】ジャイアントキリング 5G GK5-S63M 2021年発売
①ロッドの長さ | 191cm(1ピース) |
②ジグウエイト範囲 | 120~210g |
③ロッドパワー | M(3番パワー相当) |
④適合PEライン号数 | 1.5~3号 |
ジグを思いのままに操り続けることを可能したR360構造が採用され、ワンピッチジャークからロングジャークまで、多用なアクションに順応するハイパワーモデル。ティップからバットにかけてのカーボン配列を組み直し、操作性良くアクションを掛けられますので、ヒットの確率は相乗的に上がります。初見の方からエキスパートまで、納得感の高い粘りとパワーを楽しめるバーサタイルモデルです。
【ジャッカル】バンブルズRB BBRB-S633 2021年発売
①ロッドの長さ | 192cm(グリップジョイント2ピース) |
②ジグウエイト範囲 | MAX200g |
③ロッドパワー | 3番パワー |
④適合PEライン号数 | MAX3号 |
手始めの一本としての信頼性と耐久性、スタートラインで挫折しないためのハイスペックなブランクスパワーを獲得できる、コストパフォーマンスに優れたスピニングモデル。グリップジョイント式の2ピースは、一本シャフトのロッドに迫る弾力性とベンディングカーブを実現し、多彩な大型ターゲットとの対峙にも、怯むことなくアタックできます。
【ダイワ】アウトレイジ J61S-4 2022年発売
①ロッドの長さ | 185cm(1ピース) |
②ジグウエイト範囲 | MAX220g |
③ロッドパワー | 4番パワー |
④適合PEライン号数 | MAX4号 |
X45の最大の特徴であるネジレの抑制が、ジギングのアクション操作に的確にハマる、ハイスタンダードクラスのオフショアジギングロッド。高密度HVFカーボンの採用で、高強度化と軽量化を大幅に達成しながら、手の届きやすい価格に落ち着いています。ランクアップしたアングラーにもおすすめな、強度と曲がりに拘った、本格派オールワンピースモデルです。
【ダイワ】ソルティガR HI J60S-3 HI 2020年発売
①ロッドの長さ | 183cm(1ピース) |
②ジグウエイト範囲 | MAX210g |
③ロッドパワー | 3番パワー |
④適合PEライン号数 | MAX3号 |
ソルティガRからは、ショートレングス設計と高弾性素材によるハイパフォーマンスが繰り出せるハイレスポンスモデルがおすすめ。ワインドジャーキングも熟せるまで、HVF NANOPLUSとX45の相乗効果で、多彩なアクションで魚を誘える、細身軽量のブランクスが完成しています。様々なコンビネーションジャークを軽快にこなすテクニカル仕様の次世代型オフショアジギングロッドとして、多くのアングラーに支持されています。
【テイルウォーク】ジグフォース SSD S604 2020年発売
①ロッドの長さ | 183cm(バッドジョイント2ース) |
②ジグウエイト範囲 | MAX210g |
③ロッドパワー | 4番パワー |
④適合PEライン号数 | MAX4号 |
テイルウォークの特徴であるセクション毎の適度なハリ感を保持し、幾重にもテストを重ねられ、実戦的なロッドデザインが採用される操作性抜群のスピニングモデル。ドテラ流しまで対応できるセクションパワーで、機敏なジグの動きと、大型青物とのハードなファイトを両立できる扱いやすさは、初見の方でも是非使用してみて頂きたいおすすめロッドになります。
【オリムピック】プロトン 20GPTNS-62-4 2020年発売
①ロッドの長さ | 188cm(1ピース) |
②ジグウエイト範囲 | ショートジグ:MAX150g、ロングジグ:MAX220g |
③ロッドパワー | 4番パワー |
④適合PEライン号数 | MAX4号 |
ハイピッチジャークをメインで多用しながら大型青物を狙って獲れる、ハイグレードな剛質感が人気のスピニングモデル。深場のヒットでも、オリムピック持ち前のバッドパワーとリフティングパワーで、一気に勝負を付けることが可能な仕上がりです。テーパーはファスト寄りの設定になるため、スピード感抜群にアクション精度を高められます。
【ジャンプライズ】モンスターアブソーバー 60 パワージギング 60/4 JIGGING 2019年発売
①ロッドの長さ | 183cm(1ピース) |
②ジグウエイト範囲 | 100~200g |
③ロッドパワー | 4番パワー |
④適合PEライン号数 | 3~5号 |
グラスロッドを思わせる曲がりの中に、強い引き込みに耐える驚異的な粘りと弾力性を保持するパワーモデルのオフショアジギング用スピニングロッド。ステンガイドの耐圧持久力も相まって、魚を浮かせた後のファイトでも主導権を譲らない強靭さは、ジャンプライズが本来持つロッドビルディングの表れです。ブランドコンセプトの並外れたベンドカーブもしっかり継承され、力を散らす8tカーボンの実力を引き出しています。
スローピッチジャーク向きオフショアジギングスピニングロッド
【ブルーブルー】BARIKI 632 2024年発売
①ロッドの長さ | 192cm(1ピース) |
②ジグウエイト範囲 | MAX180g |
③ロッドパワー | 2番パワー相当 |
④適合PEライン号数 | MAX4号 |
ティップの柔軟性と強めのバッドがコンポジットされ、アンダーキャストも得意な操作性が担保される、しなやか設計のスピニングモデル。ジグに生命感を与えて見せる、スローに見せるアクションコントロールに特化され、スローピッチを極めたエキスパートも使い込める仕上がり感を保持します。癖を抑えたマイルドな味付けで、初心者の方でも違和感を持ちにくい、扱いやすさがこのロッドの真骨頂です。
【アブガルシア】オーシャンフィールド ジギング OFJS-60-MAX200 2024年発売
①ロッドの長さ | 182.9cm(グリップジョイント1ピース) |
②ジグウエイト範囲 | MAX200g |
③ロッドパワー | 3番パワー |
④適合PEライン号数 | MAX4号 |
価格も手頃な設定になり、オフショアジギングにはじめてトライされる方にもお求めやすいスピニングモデル。ハイピッチからスローピッチまで熟せるバーサタイル性も企てられ、高速巻き上げからキャストまで卒なく熟せる操作性を堅持します。メインロッドからサブロッドまで、使い方も幅広く順応し、大型青物とのファイトも堪能出来る、粘り強さのあるパワー設計です。
【テンリュウ】ジグザム ドラッグフォース JDF621S-3/4 2023年発売
①ロッドの長さ | 188cm(1ピース) |
②ジグウエイト範囲 | 120~200g |
③ロッドパワー | 3番パワー |
④適合PEライン号数 | MAX4号 |
ジグをナチュラルに見せられるティップコントロール、掛けては安定したトルクで安心感を獲得できる、テンリュウNEWラインナップのスピニングロッド。スイミングジャークも得意なベリーの弾力性を保持し、スローピッチジャークを主体に、コンビネーションジャークやワンピッチジャークのメソッドも活かせるハリ感も兼備しています。沿岸のフィールド全域で多用可能な汎用性もおすすめポイントです。
【ダイワ】アウトレイジ BR J60S-4 2023年発売
①ロッドの長さ | 183cm(2ピース) |
②ジグウエイト範囲 | MAX220g |
③ロッドパワー | 4番パワー |
④適合PEライン号数 | MAX4号 |
これからオフショアジギングを始めてみようと思う方、多彩なアクションが可能な1本をお探しの方にもベストにハマる、ハイコストパフォーマンス仕様のオフショアスピニングモデル。しなやかなブランクス構成により、飛ばしを駆使したスローピッチャークも得意な設計が画策されています。アクション疲れを抑える長尺グリップエンドの採用も、はじめて操作される方にもおすすめな仕様です。
【スラッシュ】FULLSAIL THIEF FT-S624 2021年発売
①ロッドの長さ | 188cm(バッドジョイント2ピース) |
②ジグウエイト範囲 | 80~200g |
③ロッドパワー | 4番パワー |
④適合PEライン号数 | MAX2.5号 |
多様化したジャークスタイルに幅広く追従する、オールラウンダーモデルのスピニングロッド。ヘリカルコアカーボンのトルクフルなブランクスは、パワーファイトを熱望するアングラーへの大きなアドバンテージになります。浮かしのパワーも高出力を堅持し、不意なビッグワンへの対応性も高く見積もれる仕上がりです。
【リップルフィッシャー】SELFISH NS614 2020年発売
①ロッドの長さ | 186.5cm(1ピース) |
②ジグウエイト範囲 | 120~180g |
③ロッドパワー | 4番パワー |
④適合PEライン号数 | MAX4号 |
ハリ感の強いティップがジグの動きを絶妙にコントロールする、テクニカル仕様のスピニングモデル。高反発なブランクスを活かして、ライトキャスト主体にバーチカルな流し釣りにも幅広く適応するハイパワーモデル。感度と柔軟性の両立で、長い距離での弾くバイトもキャッチしてフッキングに持ち込めます。ハイエンドクラスと判る強さとバーサタイル性で、誰もが頷けるジギングロッドに仕上がっています。
【ヤマガブランクス】ギャラハド 634S 2019年発売
①ロッドの長さ | 191.5cm(1ピース) |
②ジグウエイト範囲 | MAX220g |
③ロッドパワー | 4番パワー |
④適合PEライン号数 | MAX4号 |
パワー性能と操作性がバランス良くミックスされ、シャローからディープまでストレス無く攻略出来る完成体に近いスピニングモデル。1ピース構造の利点を活かしたベンディングカーブは、大型とのファイトでも粘り強く引き込みに耐えることが出来ます。当モデルは、スピニングモデルを好む愛好者の中では、一番メジャーなロッドではないでしょうか!?
【シマノ】オシアジガー ナチュラルジャーク NJ S64-3 2023年発売
①ロッドの長さ | 193cm(1ピース) |
②ジグウエイト範囲 | 90~200g |
③ロッドパワー | 3番パワー |
④適合PEライン号数 | MAX3号 |
スパイラルXコア・ハイパワーX・チタンSICリングによる、ハイスペックな操作バランスを得獲できる、スロージャーク向きスピニングロッド。自然に曲がり込むベリーの設計が特長で、連続した飛ばしアクションで誘うシーンでも、体に掛かる負担を緩和させ、ストレスを感じにくい操作性に仕上がっています。ワイドなスライドアクションも演出する、順応性の高さもおすすめポイントです。
【シマノ】オシアジガー コンセプトS S66-4 2019年発売
①ロッドの長さ | 198cm(1ピース) |
②ジグウエイト範囲 | 100~210g |
③ロッドパワー | 4番パワー |
④適合PEライン号数 | MAX4号 |
スピニングロッドならではの、ストローク性能を活かして魚を誘えるスピニングモデルのジギングロッド。スリム・スムーズ・ストロングの3拍子がバランスよく整い、大型青物を想定したアクションバランス性能も高次元に堅持しています。ドテラ釣りにも対応可能な長尺設計で、バーチカルメソッドだけでなく、キャストを併用した、広範囲の魚を掛けにいくジギングに適した仕上がりです。
更に気になるオフショアジギング用スピニングロッドが御座いましたら、下記↓↓↓↓のECサイトから検索頂ければ、お気に召すスピニングロッドが見つかるかも知れません。
本記事のまとめ
今記事は、近海青物向きオフショアジギング用スピニングロッドの詳細を紹介してきました。
今記事では、
①オフショアジギングの基礎情報を共有
②スピニングタックルのメリットとベイトタックルとの比較
③オフショアジギング用スピニングロッドの選び方
④近海青物向きオフショアジギングスピニングロッド20選のご紹介
として纏めてまいりました。
以上をご参考になって頂き、自身に適したジギングロッドを選択頂ければと思います。
近海青物向きオフショアジギング用スピニングロッドの説明を更に詳しく知りたい方は?
ページ最下部に「お問い合わせ」項が御座いますので、そちらからご連絡頂ければ、少々お時間を頂いた上で、調査、確認後にご回答いたします。
それでは、このブログをご覧になって頂いた皆様が、よりよいフィッシングギアを購入されて、自然と楽しく遊んでくださる事を願って、次回の商品紹介の記事執筆に入らせて頂きます。楽しみにお待ち願えれば幸いです。
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