カラーや重さ・種類の違うルアーをしっかり仕分けて収納出来る渓流釣り用ワレット。手持ちの手荷物を少しでも簡素化したいネイティブ(自然渓流)のトラウト釣りで、携帯性の高さとルアーの収納力の高さが人気のおすすめ収納アイテムです。渓流釣り用ワレットやスプーンワレットを使用すれば、小さいルアーも取り出しやすく、使いたい種類ルアーを探しやすいこともあり、キャストの手返しも上がって釣果アップも間違いなしです。
今回北の住人では、渓流釣り用ワレットの使い方や選び方に加え、見た目も風情があってかっこよく、収納性の高い渓流釣り用ワレットを9選ご紹介して参ります。是非最後までご覧いただき、ルアーボックスとは異なる収納性と利便性を保持するワレットをチェックされ、スマートでスムーズなトラウト釣りを堪能されて頂ければ幸いです。
渓流釣り用ワレットの利便性とメリット
ルアーを収納するアイテムにも色々ありますが、ネイティブ(自然)渓流という限られたフィールドや、川に立ち込んで不安定な状態でも、使いたいたいルアーを簡易的に取り出せるのが渓流釣り用ワレットです。管理釣り場であれば、専用のタックルケースに小分けに収納して整理整頓できますが、ネイティブの釣りではではそうはいきません。まずは、渓流釣り用ワレットの利便性とメリットを紹介していきます。
渓流釣り用ワレットの特徴
ワレット⇒ウォレット、つまり財布形状のルアー収納用アイテムの事を指します。長財布のように内部が仕切られ、ポケットが搭載されていれば、ルアー以外にもスペアフックやスプリットリング、スナップなど、細かな釣具も同時に収納可能になる特徴を持っています。
外装材質も風情と個性を醸し出す渋い本革性、耐久性と排水性に優れたナイロンやポリエステル製など、仕様やサイズも様々。渓流のトラウト釣りの際には、必要なルアーを収納できるこの小さなマイバッグをベストのポケットに入れ、手軽に持ち運ぶことができます。
一つのワレットに多くの種類のルアーを収納出来る
ワレット内部(ウレタンシートやフェルト、ウールなど)の側板全面がルアーの収納スペースになります。モデルによっては仕切り板が複数枚設けられ、仕切り板両面にもフックを引っかけて収納可能になります。場所毎(内部のエリア)でルアーの種類を分類すれば、投じたい種類のルアーが取り出し易くなり、ルアーを探す手間もなくなり手返しもアップします。
ルアーがワレットの中で暴れず絡まりにくい
プラスチックのルアーケースでは、フックやアイが絡んで思うように取り出せないケースが多々見られます。無理やり取り出そうとして他のルアーが絡まり、不意に川に落下させてしまい流されてしまうケースもあろうかと思います。もちろん、プラケースでもフリースペース仕様ではなく、仕切りが搭載されたルアーケースであれば、個別収納も可能になり、取り出しにくさも半減されますが、同時に収納力(数や大きさ)は低下してしまいます。
ワレットであれば、縦方向や横方向、ルアーの種類によって収納形態に統一性が生まれますので、スマートな取り出しが可能になり、ルアー同志の干渉・接触も抑えられ、キズの発生も抑止できます。
一瞬の手返しが釣果を分けるネイティブシーンでは、キャストやリールの操作性だけに留まらず、ルアーセレクトのしやすさ、取り出し易さを第一に考えていく必要があり、ルアーのセット・チェンジから一連の流れをスムーズに行えることが大事です。
渓流釣り用ワレットの選び方
ここからは、メーカーオリジナルやハンドメイド製品まで、多岐に渡ってラインナップされる渓流釣り用ワレットの中から、ポイントを押さえた選び方を見ていきましょう。
使用するルアーの種類に合わせて仕切り板の枚数を見る
一つのワレットに、各種のルアーを集約するために、仕切り板やフックを掛けるパネルが複数枚搭載されていれば収納性も上がり、より多くの渓流用ルアーを持ち運ぶことが出来ます。ただし、サイズや厚み・トータル重量との兼ね合いもありますので、欲張らずに、必要最低限のルアーだけをピックアップ出来るようにしておきましょう。
ベストやポケットの大きさに合わせてサイズを選ぶ
メーカーや製品ごとに、大きさについても大きいものから小さいものまでラインナップされますが、サイズ設定はメーカー毎にまちまちです。S~Lサイズのサイズ確認も必要ですが、外形実寸法のチェックは必ず必要です。購入後、予想よりも大きく、ベストのポケットに入らなかったというようなことが無いように、自前の渓流用ベストやタックルバッグの収納ポケットもしっかり採寸し、余裕をもって、スムーズに出し入れできるサイズをチョイスしていきましょう。
ポケットに対してワレットのサイズがギリギリだと、出し入れしずらいだけでなく、ワレットの外装やポケットの破損に繋がり、逆に携帯性を落としてしまうことになりかねません。
マチ幅があれば猶更便利
ワレット内部のマチ幅があれば、スプーンのような平たいフラット形状のルアーだけでなく、トレブルフックを装着したスピナーや、ミノーやペンシル等の立体形状のルアーも収納可能になり、一つのワレットで、お気に入りルアー全てを携帯出来るようになります。
渓流釣り用ワレットおすすめ9選
ここからは、おすすめの渓流釣り用ワレットを9選ご紹介して参ります。渋くてかっこいい革製のワレットと機能性ワレットに分けてご紹介して参りますので、気になるワレットをチェックされてみて下さい。
革製ワレットのご紹介
【パームス】SVレザーウォレットS 35BR 2023年発売
外形サイズ |
S:W:145mm×H:90mm×D:35mm |
パームス創業35周年記念モデルのレザーワレット。ムートン敷きのインナーガードで、移動の激しい渓流釣行でもルアーをしっかりホールドし、ワレット内でのルアーの暴れを防止してくれます。ブラウンの本革仕様の柔軟性と手に馴染むサイズ感は、80mm程度までのミノーの収納にもマチ幅が活かせます。
【K.Craft】トラウト 渓流 本革 オイルヌメレザー製 ルアーウォレット 2023年発売
外形サイズ |
M:W:150mm×H:110mm×D:30mm |
クリエイターモデルとして高価にはなりますが、味のあるハンドメイド仕様の渓流用ルアーワレット。永く愛用するほど手に馴染み、さらには革製品が好まれる理由であるエイジング効果で年代を感じさせない風情と経年使用感を醸し出します。仕切り板は1枚搭載され、間仕切りとして傷の防止に努めます。
【フィールドハンター】フェイクレザー ルアーワレット 2014年発売
外形サイズ |
S:W:150mm×H:110mm×D:30mm |
L:W:180mm×H:120mm×D:30mm |
人気を博した初代モデルの廃盤から、ニーズに応えて2カラーのラインナップで復刻したロングセラーの人気渓流用ワレット。外装は天然皮革とはまた一味違ったフェイクレザーですが、手に入れやすい価格に落とし込まれ、多くのトラウトアングラーの必須収納アイテムとして重宝される人気モデルです。
機能性ワレットのご紹介
【ジャッカル】TIMON スプーンウォレット R 2024年発売
外形サイズ |
S:W:205mm×H:105mm |
L:W:240mm×H:170mm |
スタイッリシュな3色カラーデザインにアップデートし、2サイズがラインナップされるルアーウォレット。干渉防止のクリアシートは、厚みを増してよりルアーを傷つけずらい構造になり、フィンガーストラップの採用で、ワレットの不意な落下を防ぎます。
※フックの“返し“がメッシュに引っ掛かり、メッシュの破損等に繋がる場合がありますので、ネイティブ用フックの場合は、スポンジテープ等を張り付ける工夫が必要です。
【ウォーターランド】スプーンワレット 2023年発売
外形サイズ |
M:W:195mm×H:90mm |
L:W:195mm×H:105mm |
XL:W:240mm×H:160mm |
サイズも3種類ラインナップされ、多くのルアーが携帯できる大容量ワレット。内部にはウレタンマットが4枚搭載となり、サイド面と併せると計6面の収納領域を誇るスプーン用ワレットです。サイズや形状を揃えれば、その他種類の渓流用ルアーもしっかり納まります。お洒落なカモフラ柄がモチベーションを高め、トラウトアングラーとしての風情も醸し出します。
【ジョインター】スプーンワレット S 2023年発売
外形サイズ |
S:W:130mm×H:95mm×D:30mm |
マイクロ系ルアーや小型スプーン・ミノーを主体にセレクトしていく、源流釣行の携帯性に適した渓流ルアー用ワレット。収納形態もベストサイズになり、ベーシックなベストポケットにもすっぽり収まるサイズです。別途オプションのフライパッチを装着し、メインルアーのローテーションに役立つ機能も搭載されます。小物収納に便利なクリアポケットも便利にお使いいただけます。
【ダイワ】メッシュワレット 2022年発売
外形サイズ |
M:W:180mm×H:90mm×D:40mm |
ML:W:200mm×H:140mm×D:40mm |
XL:W:230mm×H:170mm×D:40mm |
マチ幅を活かせる幅広ファスナーが採用され、立体ルアーの収納も辞さないルアー用ワレット。ルアーの種類やメモを残せるネームスペースの便利機能も搭載され、外装は湿気や水分がこもりにくいメッシュパネルで構成されています。内部は4面収納となり、両サイドにミノーやノック系、中央にフラットなスプーンなどを整理整頓出来ます。
【コーモラン】スプーンワレットR 2021年発売
外形サイズ |
W:200mm×H:90mm×D:30mm |
スナップやフックなどの小物収納に便利なチャック袋が採用される、高機能モデルの渓流トラウト用ワレット。マチ幅も3cmありますので、立体系ルアーの格納もOKです。内部のEVAマットも4枚搭載されますので、スプーンやスピナーも含めて、多種多様なルアーの持ち運びを可能とし、シチュエーションに見合ったルアーで狙った魚を獲りこぼしません。
【フォレスト】ルアーケース 2016年発売
外形サイズ |
S:W:125mm×H:95mm×D:40mm |
M:W:215mm×H:95mm×D:45mm |
L:W:215mm×H:185mm×D:45mm |
全3サイズに5色カラーがラインナップされる渓流用ルアーワレット。1サイズに固執せず、小分けのルアー収納に拘りたい方にもおすすめのモデルです。常時投じて行く1軍ルアーはSサイズに収納してネックストラップで首からぶら下げ、その他の予備軍はL、或いはMサイズへ収納してポケット格納用として携帯すれば、更なる手返しアップに繋がります。
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本記事のまとめ
今回の記事では、渓流釣り用ワレットについて紹介して参りました。
今記事では、
①渓流釣り用ワレットの利便性とメリット
②渓流釣り用ワレットの選び方
③渓流釣り用ワレットおすすめ9選
として纏めてまいりました。
以上をご参考になって頂き、ご自身に適した渓流釣り用ワレットをチェック頂ければと思います。
渓流釣り用ワレットの説明を更に詳しく知りたい方は?
ページ最下部に「お問い合わせ」項が御座いますので、そちらからご連絡頂ければ、少々お時間を頂いた上で、調査、確認後にご回答いたします。
それでは、このブログをご覧になって頂いた皆様が、よりよいフィッシングギアを購入されて、自然と楽しく遊んでくださる事を願って、次回の商品紹介の記事執筆に入らせて頂きます。楽しみにお待ち願えれば幸いです。
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