各リールメーカーの主要モデルにラインナップされる2500番のスピニングリール。2000番と3000番の中間番手として位置づけられていますが、敢えてこの中間位置に設定される理由と使い方を見ていきましょう。特に、ソルト(海水域)からフレッシュ(淡水域)のライトなルアー釣り対応モデルに多い2500番のスピニングリールですが、初心者の方にはもちろんのこと、ルアー釣り玄人好みの番手としても重宝され、ニーズの高いおすすめ番手であることは間違いありません。
今記事では、2500番スピニングリールの特徴と使い方・選び方に加え、人気モデルの純粋サイズの2500番スピニングリールを14選ご紹介して参ります。是非差後までご覧いただき、使い勝手の良い2500番のスピニングリールで、ルアー釣りの幅を更に広げて楽しんで頂ければ幸いです。
2500番スピニングリールの位置付けとその特徴
スピニングリールは、コンパクトサイズやシャロースプールなど、各リール番手は用途やニーズに合わせて細かく細分化されています。大手リールメーカーのシマノとダイワ・アブガルシアだけで見ても設計規格に差が見られ、前後の番手のボディーやローター・スプールサイズを細かく見て行くと、糸巻き量を含めた規格サイズが交差する部分も多くなります。
純粋な2500番手サイズとしてスピニングリールをチョイスしていく場合、これらを網羅して見て行くと、くどくなってしまいがちになりますので、まずは、純粋な2500番のスピニングリールの位置付けとニーズの特徴を見ていきましょう。
2500番の特徴と位置付け
2500番のスピニングリールを選ぶのであれば、巻き上げパワーが上位の3000番、或いは軽量感や手ごろなボディーサイズの2000番を選んだ方が、小型サイズ領域の下限と上限のメリットを獲得出来るのは間違いありません。2500番というリールサイズには、このサイズにしかない最大メリットとユーザーからのニーズがあり、各リールメーカーが中間番手としてむやみにラインナップしているわけではありません。ここでは、2500番の特徴と位置付けを見ていきましょう。
ボディーサイズとローターサイズ=本体重量の適応性
ロッドとスピニングリールの重量が合わさるタックルバランスの優劣、またリールを支点にして、アクションを多用するライトクラスのルアー釣りでは、スピニングリールの本体重量の差が、一日を通したアクションフィーリングの快適性や疲労感に直接結びついてきます。このフィーリングを大事にされるアングラーには、中間番手に位置する2500番がベストサイズになり、リールメーカーもニーズに応えた生産数と販路を画策してくれています。
1ランクアップしたパワー性能を求める声
これは、初心者の方も含めた、多くのアングラーが直面する巻き上げパワーへの信頼感に通じるポイントです。日本古来のことわざに「大は小を兼ねる」という言葉があります。大きい物は小さい物の代わりとしても使え、小さい物より大きい物のほうが使い道が広く役に立つという例えになります。
2000番のスピニングリールが適性の釣りであっても、「もしかして大型がヒットしたらどうしよう」「巻けなかったらヤバイ」といった心配事から、少しでも大きい番手を選びたいと思うのが釣り人の本心ではないでしょうか。特に初心者の方や経験が浅い方であればごもっともな思考です。事実、ルアー釣りの経験が長い管理人であっても、巻き上げパワーと軽量コンパクトな操作性を天秤にかけ、2500番のスピニングリールをチョイスすることが往々にあります。
各方面から「2500番は必要ない、使う意味がない!」、「中途半端!」といった声が上がるのも確かですが、アングラーの釣りレベルも様々であり、自分の選び方に拘り(こだわり)を持って2500番のスピニングリールをチョイスするのであれば、何ら問題のないことです。
汎用性の高さと手広く代用(使用)されたいアングラーのニーズ
2500番のスピニングリールを中心にして考えれば、前後に適正のある釣りに手広く使えることになります。2000番をメイン番手とする釣り、3000番を主体にセッティングする釣り、どちらの釣りにも代用可能になります。各リールメーカーのコンセプトとも、おそらくですが「1台あれば色々使える」なのではないでしょうか。下項で説明を加えますが、各種の釣りへの代用範囲の広さも2500番スピニングリールのおすすめポイントです。
確かに、それぞれのルアー釣りに適した適正番手を準備出来ればそれに越したことはありません。しかし、このご時世、複数台のスピニングリールを買い揃えるのもそう簡単にはいきません。財布との相談も必須となり、おいそれと手が出ないのが実状です。それであれば、1ランク上位モデルの2500番をチョイスし、スペアスプールや互換性のあるスプールを別途準備して、メインラインを調節しながら、手広い釣りで使用出来ればコスパも高まってきます。
ルアー釣りへの汎用性の高さ=実は優等生的存在
ルアー釣りの中で専用機という位置づけだけでなく、実は2500番のスピニングリールは万能機とも言われる程評判高い番手モデルです。ルアー釣りの領域を見渡すと様々な釣りに使うことが可能になり、初心者の方がルアー釣り用として準備される度合いも高くなります。ここでは、どんなルアー釣りに汎用性高く対応可能になるのか、ソルト域(海釣り)とフレッシュ域(淡水域)を分けて見ていきます。
ソルト域(海釣り)での汎用性
【ショアエギング】
ショアからキャスティングで狙うショアエギングでは標準番手になります。トータルのサイズ感と重量バランスがシャクリのアクションにベストサイズになり、エギング専用のスピニングリールもほぼ2500番のサイズで統一されているほどです。
【ライトなロックフィッシュ釣り】
漁港内や小磯で楽しむ、ライトなロックフィッシュの釣りにも専門性高くタックルセッテインングいただけます。2000番サイズだと巻取りパワーが心配だと思う方にも、2500番のギアサイズで安心感を得られます。不意な大型ロックフィッシュのヒットでも慌てることもありません。
【アジングやメバリング主体のライトゲーム】
2000番スピニングリールを主体にするタックルセッティングから、2500番の巻きの強さとキャスト飛距離・スムーズな巻き取りの軽快性を求めれば、小型青物・アジング・メバリングなどのライトゲームにもアドバンテージを持ってトライ出来ます。
【チニング】
河口域や汽水域をフィールドにして、近年人気の高まりを見せるチニングでも適正番手として使用するアングラーも多く、PEラインを十分に巻けるラインストック量を活かせます。また、チヌの鋭い引き込みにも、2500番のボディーサイズとローターサイズによって、耐性十分な快適性を獲得できます。
【スーパーライトショアジギング】
10gから20g程度の軽量なメタルジグを使用し、ライトなタックルで楽しめるスーパーライトショアジギングでも取り回しよくセッティング可能です。2500番から3000番のスピニングリールがベストなタックル構成ですので、よりライト感を引き出した操作性が担保されます。
【オフショアの釣り】
オフショア(沖釣り)に目を向ければバチコンアジング(バーチカルコンタクト=足元直下に落とし込んで狙うメソッド)、イカ狙いではティップランエギングやイカメタル、スピニングタイラバでも巻きの操作性を高次元に活かせます。ライトで専門性の高いスピニングロッドとのタックル構成になり、軽量コンパクトな巻き上げ感で、専用機も2500番のスピニングリールで設計されています。
フレッシュ域(川や湖沼の淡水域)
【バス釣り】
淡水域では、バス釣りスピニングタックルへの標準番手としても名高く、各リールメーカーのバス釣り専用スピニングリールは、ほぼ2500番で構成されています。近年人気メソッドとして確立されているパワーフィネスでの使用頻度も高く、ライトなPEラインと2500番スピニングリールのドラグパワーがベストな相性を見せてくれます。
【リバーシーバス釣り】
ストラクチャーや障害物に狙いを定め、操作性の良いライトなタックルで狙うリバーシーバス釣りにも、ベストセッティングになるのが2500番のスピニングリールです。サーフや干潟と違い、キャスト飛距離よりも手返しと手元のコントロールが重要な釣りですので、ライトなラインを巻きつつ、ブレを起こさないキャストアキュラシーを保てます。
【ネイティブトラウト】
ネイティブトラウト釣りと聞くと2000番のスピニングリールが主流ですが、開けたで河川や川幅がある渓流域では2500番モデルの登場です。特にサクラマスやアメマスの遡上河川がメインフィールドであれば、ドラグパワーがしっかり効く2500番のスピニングリールが、大型トラウト相手でもカバーが可能な番手サイズです。
以上、2500番のスピニングリールは、ルアー釣りだけでもこれら多くの釣りを可能にする、汎用性の高い優等生としての位置付けになるわけです。
もちろんエサ釣りでの使用もOK!
2500番のスピニングリールはルアー釣りだけに固執した番手ではなく、シャローモデル(末尾にS表記)以外の型番であれば、スプールに巻くラインに工夫を凝らして、サビキ釣りや、軽い重りを使ったちょい投げ釣りのエサ釣りに十分使用出来ます。また、レバーブレーキ搭載に拘らなければ、磯場での上物狙いでフカセ釣りにも対応します。
2500番スピニングリールのスペック確認と失敗しない選び方
さて、上項までに説明を加えてきた2500番スピニングリールの特徴と汎用性はご理解頂けましたでしょうか。実際にご自身のフィッシングスタイルに合わせてリールをチョイスしていく場合、スペック確認と釣りの種類への対応性もしっかり見ていきましょう。ここでは、スピニングリールの主だったスペック項目とチョイスの基準を抑えていきます。
ラインの巻き取り量とギア比の確認
スピニングリールは、小型化すればするほどハンドル1回転当たりの巻取り量は少なくなります。後述するスプール仕様とも相関があるわけですが、スプール単体で見た時でも内径が狭まるため、これは回転運動上必然的なことです。
キャスト後のラインスラッグを早めに回収したい釣り、手返しが釣果に結び付くテンポの早い釣りでは、やはりH(ハイギア)以上のギア比がベストです。巻取り量を高めた巻取り・回収スピードが、ロッドワークの軽快性をアップさせてくれます。
逆にスローな誘いやルアーをじっくり見せて行く釣りがメインスタイルの方や、手広い釣りに多用されたいアングラーであれば、気を使わなくても自然なリトリーブスピードで誘える、ノーマルギアをチョイスしていきましょう。
スプール形状からラインストック量を見定める
2500番のスピニングリールを多用するルアー釣りでは、PEラインの0.6号~0.8号、或いはナイロン・フロロの4lb~6lbの使用頻度が高くなります。ノーマル仕様のスプールモデルであれば、PEラインだと下巻きを含めても150mから200メートルのラインストック、ナイロン・フロロであれば200m前後巻けますので、フルキャストにも耐えうるラインストック量を得られます。
ちょい投げ釣りなどでは、ナイロンやフロロラインの2号~3号(8lb~12lb)をメインラインとして巻く方も多くなりますが、近距離狙いの投げ釣りでも十分なラインストック量を活かせます。
本体重量とボディーサイズをメインのフィッシングスタイルに合わせる
2500番モデルの中でも、ボディーサイズの設定が細分化されているのがシマノ製のスピニングリールです。型式先頭のCサイズがそれに当たりますが、よりコンパクトで軽量感を重視するアングラー様には人気のあるサイズです。2500番のCサイズは、スプールサイズはそのままに、ボディーを1000番のスピニングリールと組み合わせることで、本体重量は20gから30gほど軽量化され、ラインストック量を保ちながら、コンパクトな操作性を獲得できます。
ダイワ製の2500番スピニングリールでは、上位モデルの一部にFC(フィネスカスタム)モデルが設定され、よりライトな釣りに合わせて、メーカーチューンが施された特種モデルもラインナップされています。こちらもスプールサイズはそのままに、1000番のボディと同等なコンパクト設計になっています。逆の構成がPC(パワーカスタム)になり、2500番の巻きサイズに3000番の強さを求めるアングラーにも人気のシリーズです。
ハンドル形状はメインスタイル重視!
2500番のスピニングリールをエギングやティップランにメイン使用されるのであれば、迷わずにDH(ダブルハンドル)モデルをチョイスしておきましょう。アクション時にハンドルの惰性回転を防ぎ、不自然なエギの動きを抑えてくれます。多少の回転の重さを感じる場合もありますが、エギングではそれ以上のアクション効果を発揮してくれます。
どうしても軽い巻き心地に拘りたい場合や、他のルアー釣りがメインスタイルになった時は、交換パーツからシングルハンドルを購入すればいつでも交換出来ます。そうすれば、多方面のフィッシングスタイルを極めることも可能になりますので、幅の広い汎用性も獲得可能になります。
2500番スピニングリールおすすめ14選のご紹介
ここからは、純粋サイズの2500番スピニングリール(コンパクトサイズ・FCモデルは含まない)を、人気モデルの中から14選ご紹介して参ります。ハイエンドモデルからエントリーモデルまで価格帯も様々ですが、①ギア比(巻取り量)、②本体重量、③ラインストック量も併せてご紹介して参りますので、ご自身のフィッシングスタイルに見合ったスピニングリールを是非チェックされてみて下さい。
ハイエンドモデルの2500番スピニングリールのご紹介
【ダイワ】セルテート LT2500 2023年発売
①ギア比(巻取り量/回転) | 5.2(72cm) |
②本体重量 | 200g |
③ラインストック量(PE0.8号) | PE1号:160m、ナイロン2号:110m |
ダイワ製スピニングリールの3トップの一角を担う、高剛性モデルのセルテートにラインナップされる2500番モデル。登場から20年を経て、更なる進化を続ける高耐久モデルとしても絶大な人気と信頼を得ており、新たにエアドライブデザインを纏って巻きの精度も大幅に進化しています。トラウトからオフショアの釣りまでをカバー出来る、汎用性の高さが前面に押し出されたスタンダードモデルに仕上がっています。
【ダイワ】イグジスト PC LT2500 2022年発売
①ギア比(巻取り量/回転) | 5.2(73cm) |
②本体重量 | 175g |
③ラインストック量(PE0.8号) | PE1号:160m、ナイロン2号:110m |
ローターとスプールサイズは2500番、そして1サイズ上げた3000番ボディーが組み合わされるPC(パワーカスタム)仕様のスピニングモデル。リバーシーバスやチニングなど、強さを伴う魚がターゲットの方には是非おすすめしたいチューニング仕様になり、ユーザーニーズに最大限応えられている人気番手のスピニングリールです。更には剛性と安心感が高まり、不意な一発があるゲームに高次元に追従してくれます。
【ダイワ】エアリティ PC LT2500-H 2023年発売
①ギア比(巻取り量/回転) | 5.7(80cm) |
②本体重量 | 165g |
③ラインストック量(PE0.8号) | PE1号:160m、ナイロン2号:110m |
上記イグジストと同様に、PCチューンが施されるパワーモデルのスピニングリール。2500番モデルではクラス最軽量に入る165gを達成し、ネーミング通りのエアーな操作感で人気を博しています。軽さと共に、エアドライブデザインの精度と耐久性も合わさることで強さへの拘りも強く見せ、長期間の実用性が伴った、高レベルなコストパフォーマンスを獲得できます。
ミドルスペックモデルの2500番スピニングリールのご紹介
【アブガルシア】ZENON MGX 2500MS 2024年発売
①ギア比(巻取り量/回転) | 6.2(84cm) |
②本体重量 | 155g |
③ラインストック量(PE0.8号) | PE1号:150m、ナイロン2号:100m |
超軽量な操作性と超高感度な巻き心地で、様々なフィールドで人気を保持するUS輸入モデルのスピニングリール。ミッドシャロースプールが合わさるラインストック性能は、よりライトなラインをストックしながら、タイトな攻略でストイックに攻めて行きたい方にも安心したキャパシティーを獲得できます。左右非対称ボディーが生み出すリーリングバランスは、ライトゲームに精通するアングラーの手腕をも唸らせます。
【アブガルシア】ZENON 2500MSH 2021年発売
①ギア比(巻取り量/回転) | 6.2(87cm) |
②本体重量 | 152g |
③ラインストック量(PE0.8号) | PE1号:300m、ナイロン2号:180m |
アブガルシアに数多くラインナップされるスピニングリールの中でも、低慣性モーメント仕様の先駆け的モデルに位置する超軽量スピニングリール。スローオシレーションシステムによる均等なラインの巻取りにより、軽量ルアーやリグのキャスト飛距離を高め、ロケットスプールリップが飛距離を増長させてくれます。アブ独自のC6Vローターのイナーシャ制御で、高次元の低慣性モーメントも実現しています。
【シマノ】コンプレックスXR 2500 F6 HG 2021年発売
①ギア比(巻取り量/回転) | 6.0(89cm) |
②本体重量 | 175g |
③ラインストック量(PE0.8号) | PE1号:150m、ナイロン2号:80m |
バス釣り専用スピニングリールとして、ドラグシステムに更なる進化を遂げてリニューアルされた高性能スピニングリール。マグナムライトローターによる低慣性で癖のないスムーズな巻き感は、回転の軽さも相まって、ルアー操作の安定性とバイトキャッチの効率アップに結び付いています。強い引き込みに瞬時に対応可能なラピッドファイアドラグも、キャッチに至る操作性を容易なものにしてくれます。
【ダイワ】ルビアス PC LT2500-H 2024年発売
①ギア比(巻取り量/回転) | 5.7(80cm) |
②本体重量 | 170g |
③ラインストック量(PE0.8号) | PE1号:160m、ナイロン2号:110m |
手に入れやすい価格帯に落ち着いた新型ルビアスのPC2500番。本体重量は上位モデルのエアリティと遜色のない重量幅に纏まり、パワーカスタムと相まった操作性の高さで人気が高まっています。キャストやアクション性にアドバンテージを得られるボディーバランスも特筆で、エアドライブデザインとモノコックボディの融合がファイト性能を一気に引き上げています。
【ダイワ】タトゥーラ LT2500S-XH-QD 2023年発売
①ギア比(巻取り量/回転) | 6.2(87cm) |
②本体重量 | 180g |
③ラインストック量(PE0.8号) | PE1号:120m、ナイロン2号:75m |
3タイプがラインナップされる23年モデルのタトゥーラにあって、バス釣り用スピニングリールの手始めの一機として人気のシャロースプール仕様。パワーフィネスにも対応する2500番のギアパワーは、FC仕様とは一線を画したオールラウンドモデルに仕上がっています。ZAION V製のモノコックボディとエアドライブデザインは高次元での操作性を実現し、大型トラウト系統の釣りにも代用可能な高いギア比も兼備しています。
エントリーモデルの2500番スピニングリールのご紹介
【テイルウォーク】スピーキー 2500 HGX 2020年発売
①ギア比(巻取り量/回転) | 5.2(73cm) |
②本体重量 | 220g |
③ラインストック量(PE0.8号) | PE1号:360m、ナイロン2号:220m |
バス釣りからライトなオフショアのルアー釣りを可能にし、度重なる実釣テストでフィールドのニーズに沿った性能を獲得した万能スピニングリール。価格帯の域を超えた軽やかな巻き心地、漆黒のボディーに見合った高耐久性は、多岐に渡るシチュエーションに対応し、様々なルアー釣りにトライするアクティブアングラーにオススメの一台に仕上がっています。
【シマノ】アルテグラ 2500 2021年発売
①ギア比(巻取り量/回転) | 5.3(78cm) |
②本体重量 | 225g |
③ラインストック量(PE0.8号) | PE1号:320m、ナイロン2号:170m |
エントリーモデルとしてもベストなスペックが搭載され、ベテランアングラーも納得頂ける操作感を見せる高コスパなスピニングリール。シマノ伝統の代表モデルとして、今モデルは大幅進化を遂げ、人気の2500番モデルも漏れなくラインナップされています。巻きを制するサイレントドライブの搭載もおすすめポイントで、静粛感の中にバイトキャッチの精度もアップしています。
【シマノ】ミラベル 2500 2022年発売
①ギア比(巻取り量/回転) | 5.0(73cm) |
②本体重量 | 205g |
③ラインストック量(PE0.8号) | PE1号:320m、ナイロン2号:170m |
上位モデルのヴァンキッシュの系譜を受け継ぐMGL仕様が採用され、巻きの精度と軽量感が前面に押し出されるスピニングリール。ボディ&ローターの主要部分に軽量カーボン素材のCI4+を採用し、ボディー全体の剛性もアップしています。滑らかな回転性能と静粛性を伴った巻き心地は、クラスを超える世界進出を見据えたモデルです。
【シマノ】ナスキー 2500 2021年発売
①ギア比(巻取り量/回転) | 5.0(73cm) |
②本体重量 | 240g |
③ラインストック量(PE0.8号) | PE1号:320m、ナイロン2号:170m |
多くのアングラーが登竜門的存在として使用されたことがあるであろう、初心者の方にも満足感を得られるハイパフォーマンススピニングリール。シマノ独自素材のHAGANEで形成されるボディーとギア構造は、長期間の使用にも耐える耐久性と巻きの強さを兼備しています。同時に汎用性も高く設計され、ルアー釣りからエサ釣りまで、アングラーを飽きさせない用途の広さも堅持しています。
【ダイワ】カルディア LT2500 2021年発売
①ギア比(巻取り量/回転) | 5.2(73cm) |
②本体重量 | 195g |
③ラインストック量(PE0.8号) | PE1号:160m、ナイロン2号:110m |
ダイワの高コスパスピニングリールの一翼を担い、ルアー釣りだけでなく、エサ釣り界隈でも人気を得ているカルディアの2500番。この価格帯にしてZAION Vとモノコックボディーの採用は嬉しいポイントになり、剛性・パワー・回転耐久性が大幅に向上しています。エアローターの軽く滑らかな回転も獲得し、多方面のルアー釣りで汎用性高く活躍しています。
【ダイワ】レグザ LT2500 2023年発売
①ギア比(巻取り量/回転) | 5.3(75cm) |
②本体重量 | 220g |
③ラインストック量(PE0.8号) | PE1号:160m、ナイロン2号:100m |
ダイワの強く耐久性の高いスピニングリールとして、代名詞的存在のレグザ2500番。歴代のモデルからタフさと堅剛性も受け継がれ、庶民派のスピニングリールとして各方面の釣りで人気を得ています。ボディー素材には随所に高強度アルミが採用されて強度を高めていますので、長期間の使用にも屈っせずに初期制動を持続出来ます。
更に気になる2500番のスピニングリールが御座いましたら、下記↓↓↓↓のECサイトから検索頂ければ、お気に召すスピニングリールが見つかるかも知れません。
本記事の纏め
今回の記事では、2500番のスピニングリールについてご紹介して参りました。
今記事では、
①2500番スピニングリールの位置付けとその特徴
②2500番スピニングリールのスペック確認と失敗しない選び方
③2500番スピニングリールおすすめ14選のご紹介
として纏めてまいりました。
以上をご参考になって頂き、自身に適した2500番のスピニングリールをチェック頂ければと思います。
2500番スピニングリールの説明を更に詳しく知りたい方は?
ページ最下部に「お問い合わせ」項が御座いますので、そちらからご連絡頂ければ、少々お時間を頂いた上で、調査、確認後にご回答いたします。
それでは、このブログをご覧になって頂いた皆様が、よりよいフィッシングギアを購入されて、自然と楽しく遊んでくださる事を願って、次回の商品紹介の記事執筆に入らせて頂きます。楽しみにお待ち願えれば幸いです。
コメント