2025年式カルディア発売決定!先代モデルからの進化性能チェックと詳細解説

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2025年式の新型カルディア、モデルチェンジでいよいよ発売されます!

ダイワの人気スピニングリール「カルディア」が、2025年にフルモデルチェンジを果たし、いよいよ発売されます。カルディアフリークの方は待ちに待ったことでしょう。

今回のカルディアが、先代モデルからどのように進化したのか、本記事でその進化性能を徹底チェックしていきます。

本記事では、2025年式カルディアの詳細解説はもちろん、先代モデルとの比較、そして注目の新機能について詳しくご紹介して参りますので、是非差後までご覧になっていってください。

この記事は次の方におすすめです!

・2025年式カルディアの性能をチェックされたい方におすすめ
・2025年式カルディアの進化ポイントを知りたい方におすすめ
・新型と旧型カルディアの性能を比較されたい方におすすめ
・カルディアのラインナップモデルと各種釣りへのマッチングを知りたい方におすすめ

まずは、カルディアが発売されてからの歴史、そしてダイワにおけるグレード格付けを抑えておきましょう。

また、他のスピニングリールとの機差や違いを捉えておけば、比較の参考にもなってきます。

カルディアは、ダイワ発のスピニングリールとして、ロングセラーを達成している長老モデルです。

初号機は2002年に登場し、2022~23年発売のSW仕様を含めると、今回の2025年式モデルで9代目になる域の長いモデルです。

フィールドを見渡せば、歴代モデル全てにおいてカルディアフリークが多勢居るのもまた事実。

幅広い層への人気も相まって、より過酷なシチュエーションと大型魚種に対応出来る、SW仕様も追加ラインナップされる実力派モデルとして、多くのアングラーの手中に納まってきました。

ダイワハイエンドモデルのイグジストやセルテートをも凌ぐ歴史を抱え、名実ともにダイワを代表する名機に成長したカルディア。


庶民派感覚のスピニングリールとして、これまでの歴代モデルも、多くの支持層を集めたスピニングリールにランクインしています。

カルディア歴代モデルと主要搭載機能振り返る

発売年主要搭載機能追加ラインナップ
2002年初号機
2004年 KIX(キックス)スプールにABS(アンチ バックラッシュシステム)採用
2009年 KIX(キックス)6BB搭載ホワイトボディーに換装
2011年筐体(ボディー)にZAIONを採用
2014年UTD(アルティメットトーナメントドラグ)搭載
2018年ドラグにATD(オートマチックドラグシステム)が搭載され、LTコンセプトに進化
2021年筐体(ボディー)にZAION Vを採用
2022年大型魚種対応SW仕様追加

ダイワスピニングリールの各世代で、毎回異なるグレードに設定されていたカルディア。2018年型の6代目までは、価格帯や搭載機能から見ても、ダイワの中ではミドルグレードに位置する中核モデルとしてラインナップされていました。

2021年型では、歴代のZAION Vとモノコックボディーを踏襲しながら¥20000を切るところまで価格も落ち着き、ビギナーの方でも手の届きやすい、高コスパモデルの代名詞的存在に落ち着きました。


更には、上項でも解説を加えたように、手の届きやすい¥30000以下のリーズナブルな価格設定と、ニーズに沿った高剛質性能が搭載された、4000~18000番のSWモデルも加わり、多方面のパワーフィッシングで人気を獲得しています。

2018年式カルディア

そして2025年式では、ダイワのスピニングリールラインナップにおいて、ミドルグレードに位置づけられるモデルに再度ブラッシュアップし、先代モデルまでの人気と期待を背負って発売が決定されています。

近年ダイワが培ってきた、上位機種のスピニングリールに採用されるテクノロジーを搭載しつつ、ミドルグレードの中でも価格を一段抑えた価格に加え、性能バランスを堅持した高機能モデルに進化しています。

出典:ダイワWEB

これまでのカルディアの進化やダイワの最新技術、フェスで披露された実機お披露目からの事前情報、そしてダイワのスピニングリールにおける2大テクノロジーを踏まえ、2025年式カルディアの搭載性能を詳しく解説していきます。

AIRDRIVE DESIGN(エアドライブデザイン)は、ファッションでいえば、機能性を重視したトータルコーディネートに近いものがあります。

設計段階で組み込まれるエアドライブデザインは、初期状態から基本性能を余すことなく発揮できる、ダイワの最新テクノロジーです。

AIRDRIVE ROTOR(エアドライブローター)

エアドライブローターの神髄は、巻き出しの初動レスポンスとイナーシャ(惰性回転)制御にあります。巻きたい時にレスポンスよく駆動し、停めたい場所で回転(巻取り)をしっかり抑え、意図しない動きを発生させない、精密操作に直結するユニットです。

ベールを含めたローターユニットトータルの形状を球体バランスに近付けることで、ナチュラルな回転運動を物理的に助長し、薄肉構造の軽量化も相まって、ローター本体自重による惰性回転を抑えこんでくれます。

AIRDRIVE BAIL(エアドライブベール)

ローターユニット全体の軽量化を実現するために、小径化+細口仕様による軽量化されたベールも欠かせないパーツの一つで、エアドライブデザインに組み込まれるのがエアドライブベールです。

イナーシャ(惰性回転)を制御すること、そして巻き出しの初動レスポンスを効率的に高める為に、たかがベールと侮らず、徹底的に軽量化に繋がる小径化を施し、高精度の回転バランスを維持しています。

また、ベール角度に傾斜を加え、ラインローラーまで自然にラインが導かれるベストセッティングが画策されています。ベールを返して急いでリトリーブに移る場合でも、オートマチックにラインローラまでラインが誘導されますので、ストレスフリーな操作感を獲得できます。

AIRDRIVE SPOOL(エアドライブスプール)

エアドライブスプールがセットされたスプールユニットのオシュレート(上下の往復運動)は、リトリーブ時の軽快さに繋がるレスポンス向上に寄与し、ハンドリングバランス(手裁きやリトリーブ操作)の向上にも繋がってきます。

スプールの軽さが起点になって回転効率が高まることで、ドラグ発動時のラインの引き出しもスムーズになり、後述するATD TYPE-Lの繊細さが際立ってきます。

AIRDRIVE SHAFT(エアドライブシャフト)は!?

滑らかな巻取り効果を体感できるエアドライブシャフトは、残念ながら2025年式のカルディアには未搭載です。上位モデルのルビアスからの搭載になり、価格帯を決定する材料コストからみても致し方ないといったところでしょうか。それでも3つのユニット(ローター・ベール・スプール)の効果は絶大で、十二分な相乗効果を発揮します。

エアドライブデザイン詳細解説ページ(ダイワWEB抜粋)

2025年式カルディアは、ZAION VモノコックボディとAIRDRIVE DESIGNの融合により、高剛性・軽量化・操作性と巻き感度の全てにおいて、手に入れやすいミドルクラスの価格帯で高次元に実現した、革新的な新型スピニングリールといえます。

リール本体の軽量化はもちろんのこと、操作時のバランスがより手元に近くなることで、持ち重りが更に改善し、キャストアキュラシーも高まり、精度の高いキャスティングが可能になります。

この組み合わせは、ダイワスピニングリールの上位モデルで既に実証されており、幅広いフィッシングスタイルに適応する、確たる所有感にも結び付いてきます。

近年のフィッシングシーンにおけるニーズの多様化と、カルディアのターゲット層拡大もあり、先代モデルではラインナップされていなかった5000番サイズが、2025年式では追加ラインナップされています。

ダイワの5000番Cサイズは、3000番のボディーと5000番スプールの組み合わせになります。

先代モデルでは「なぜ5000番サイズが無いの!?」と思われていたカルディアフリークの方も、満を持しての期待もあったことでしょう。


今回の5000番の追加により、これまで上位機種を検討していた、ライトショアジギングやサーフキャスティングゲームのアングラーにも、カルディアをチョイスしてもらうチャンスが増えることになります。

今回のカルディアにメインで換装されるドラグはATD TYPE-L。ATDよりマイルドに、より初動レスポンスが高まり、普段使いのラインから、一段落としたライトラインでの繊細な攻め方が可能になります。

5000番手には、ターゲット魚種のパワーと引き込みを想定したATD TOUGHの搭載。カーボンワッシャーを採用することで耐熱性も向上し、過酷な条件下でも安定したドラグ性能を発揮出来ます。

ATD TYPE-LとATD TOUGHの採用で、専門性を見極めながらも、より幅広い釣り方やターゲット魚種に対応できる、汎用性の高いリールへと進化しています。

ATDとATD TYPE-L・ATD TOUGHの適正比較

ダイワのドラグはATD(オートマチックドラグシステム)をベースに、よりライトなATD TYPE-L、パワーの必要な釣りに対応するATD TOUGH(タフ)に分かれます。

比較項目ドラグ作動感対応魚種適正ゲームスタイル
ATD TYPE-L初動レスポンス向上汎用性高いライトゲーム・トラウト狙いなどの繊細な釣り
ATD滑らか汎用性高いオールラウンド
ATD TOUGH高耐久(熱ダレ抑制)大型魚(パワーフィッシュ)ショアジギング、オフショアキャスティングなど

2025年モデルのカルディアは、サイズ(番手)においてはMINサイズで1000番、MAXサイズはCサイズ(ボディーは3000番)5000番まで6サイズがラインナップされます。

FC仕様(フィネスカスタム)とLT仕様(ライト&タフ)、ギア比とスプール形状の区分を含めると、トータルで15型式に分類され、用途やフィッシングスタイルに合わせてチョイスの幅が広がっています。

これら15型式から導き出せる、フィッシングスタイルやゲーム特性を見極めていきましょう。

1000番サイズ

FC LT1000SFC+LT+シャロースプール】
ソルトのアジングやライトエギングでのヒイカやヤリイカ狙い、フレッシュ域では、管釣り場のエリアトラウトや、小場所のネイティブトラウト攻略に適した1000番サイズ。

もちろん、ファミリーフィッシングでのサビキ釣りなど、手軽なエサ釣りにも応用可能なサイズです。

キャスト精度を高められるシャロースプールとLT仕様の繊細さが加わり、よりセンシティブな攻めとタックルバランスの精度も高められます。

2000番サイズ

FC LT2000SFC+LT+シャロースプール=】
1000番サイズより、ラインストック量とキャスト飛距離が必要なソルトライトゲーム全般や、テトラ帯での穴釣りや防波堤際の落とし込み釣りにも適正番手。

ナチュラルスピードで攻略可能な、落差の低い渓流域のネイティブトラウト狙いでも、十分な巻取りスピードを活かせます。

FC LT2000S-HFC+LT+シャロースプール+ハイギア】
ラインスラッグ(ラインの弛み)の高速回収が必要なソルトライトゲームや、流速に負けないリトリーブスピードが必要な渓流~源流域のネイティブトラウト狙いでは、2000番ハイギアモデルがおすすめです。

2500番サイズ

LT2500LT+ノーマルスプール
この番手形式があれば、ソルトショアからライトオフショア域、淡水までバーサタイルに活かせます。

ショアではエギングやライトロック、オフショアではタイラバやテンヤマダイ、ティップランエギングで適性番手になります。

淡水ではバス釣りのマストギアにもなり、太めのラインを巻き、ラインストック量を気にしない攻め方に活かせます。

LT2500SLT+シャロースプール】
ライトリグを使用したバス釣りにベストなLT2500S。強めのスピニングリールで攻めたい本流域のトラウト狙いでも、軽量ボディーを活かしたキャスタビリティーを発揮できます。

ソルト域では、オフショアシャローのボートエギングやティップラン、軽装タックルで楽しむ港湾のアーバンフィッシングにも合わせ込めます。

LT2500S-XHLT+シャロースプール+エクストラハイギア】
番手適正の合う各種の釣りで、スピーディーでテンポのよい釣りが可能になるエクストラハイギア仕様。


素早いライン回収が可能になり、長時間の釣りでも疲れにくい手返し効率は、繊細な誘いやアクション性の高さにも直結してきます。

1000番から2500番には、それぞれの番手にFC(フィネスカスタム)仕様が追加ラインナップされます。FC仕様の最大の特長は、本体重量が大幅に軽量化されていることです。

反面、強度や耐久性の低下が懸念されますが、通常使用の範囲内であれば不具合の発生はほとんど皆無です。無理が掛かる使い方はをすれば、どんな仕様であれトラブルは発生しますのでFC仕様に限ったことではありません。

FC仕様は、よりライトに軽量化と操作性を追求するアングラーに対し、パフォーマンスを最大限に引き出す仕組みに設計されています。

3000番サイズ

LT3000S-CXHLT+シャロースプール+エクストラハイギア+ボディーサイズ2500】
3000番シャロースプールが搭載される当番手は、小型スピニングリールの中でも大き過ぎず小さ過ぎず、操作感高く立ち回れるため、各フィールドのルアー釣りで汎用性を幅広く活かせます。

ソルトのショアエギングからロックフィッシュ狙い、淡水域ではバス釣りや本流の大型トラウト狙いなど、メインラインを余裕をもってストックしておきたい釣りにも適しています。

エクストラハイギアの操作スピードを活かして、アップテンポで手返しの良い釣りが展開できます。

LT3000LT+ノーマルスプール】
小型スピニングリールの王道番手として、人気を獲得する3000番のノーマル仕様は、豊富なラインストック量と3000番ギアユニットの巻取りパワーで、大型魚種とのファイトにも対応出来ます。

オフショアではスーパーライトジギングやタイラバ・テンヤマダイ、ショアからはシーバス釣りやロックフィッシュとの対峙でも、パワー負けすることなく寄せることが可能です。

LT3000-XHLT+エクトラハイギア】
ダイワのスピニングリールの中で、万能番手として高い人気を得ているLT3000-XHも、2025年式カルディアにもれなくラインナップされています。

3000番のパワーユニットに加わるエクストラハイギアの効果は、ノーマル3000番に、巻きのスムーズさと手返しの高さが加わり、サーフからの海サクラマスやアメマス狙いのアングラーには鉄板型式になります。

特に広域サーチに対するキャスティング性能とリトリーブ操作に優れますので、大規模河川のサクラマスや大型レインボーなど、本流トラウト狙いにも適性の高さを見せてくれます。

4000番サイズ

LT4000-CLT+ノーマルスプール+ボディーサイズ3000】
PE1.5号が200mきっちり巻けるLT4000-Cは、じっくり見せて誘うシーバス釣りやサーフキャスティング、ロックフィッシュのロングスピン釣法に最適な仕上がりです。

4000番サイズからハンドルもロング化され、パワーファイトにアドバンテージを得ながら、高重量ルアー(メタルジグ等)の引き抵抗を吸収しながら、巻き性能やアクション性を高められます。

LT4000-CXHLT+ノーマルスプール+エクストラハイギア+ボディーサイズ3000】
スピニングリールの素材や各種パーツに至るまで、徹底的な軽量化が施されるLT仕様は、リールサイズが大型化するほど、軽さや取り回し・手感度の効果を感じやすくなります。

当番手の最大の特徴として、エクストラハイギアの巻き性能が挙げられます。大型シーバス狙いやライトショアジギングで
大型青物を狙う釣りでもアクション操作性を保ち、キャスタビリティーを損なうことなくファイト性も獲得できます。

5000番サイズ

LT5000-CLT+ノーマルスプール+ボディーサイズ3000】
5000番スプールのラインストック量とライン放出性能は、広範囲サーチのキャスティングゲームに適正を見せてくれます。

そしてATD TOUGH(タフ)の確かなドラグ性能は、不意なメータークラスとの対峙でも、急激な引き込みを抑えながらも、滑り出しの応答性でラインやタックルを守ってくれます。

先代モデルではラインナップされなかった5000番サイズで、大型狙いにの汎用性は更に進化し、ソルト・淡水域、或いはエサ・ルアー釣り問わずに、強さを求める釣りにマッチングします。

LT5000-CXHLT+ノーマルスプール+エクストラハイギア+ボディーサイズ3000】
大型魚種狙いの釣りで、タックルの信頼性を高めて、様々な釣りに対応できるハイギアモデル。遠投性能とハイギアによる素早いルアー回収・操作能力で、広範囲且つレンジを刻んだオフショアの釣りにも適した仕上がりです。

青物主体のライトショアジギングや、フラットフィッシュ狙いのサーフゲーム、荒磯のヒラスズキ狙いでもラインキャパシティーに余裕を持てます。


オフショアではSLJ(スーパーライトジギング)や大型狙いのボートシーバスでも、テンポの早さと手返しを高めたスピーディーな釣りが可能です。

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釣りに対する考えや、タックルの揃え方はアングラーによって千差万別です。絶対にこれじゃなきゃダメ!といったことはありません。

とは言いながらも、如何にして釣りの種類に対して、理想のタックルに合わせて行くかが釣果の分かれ道になります。

釣りの経験が増してくると、道具の良し悪しが判別可能になり、同時に最新機能の効果も認識出来るようになって、より良い高みのタックルに目が向き始めるのは、誰でも当然のことであります。

2025年式カルディアは、上級者はもちろんのこと、経験が浅い方やエントリーモデルのスピニングリールからステップアップされたい方にもベストな選択になるのは間違いありません。


軽量性・剛性・操作性が飛躍的に向上し、確保出来れば所有感も一気に高まってきます。

現行のダイワ技術を結集した、ミドルグレードの中でも低価格帯に位置するカルディアは、幅広いアングラーにおすすめできるモデルと言えるでしょう。

本記事では、 2025年式ダイワカルディアについて、進化性能や各種の釣りに対するマッチングの視点から解説して参りました。

本記事では、
ダイワのカルディアはどんなスピニングリール!?
②2025年式カルディアの魅力と進化した搭載性能をチェック
③新型カルディアのフィッシングスタイルへのマッチング
④2025年式カルディアの総評

以上の内容で記事を纏めて参りました。

当記事を参考にされ、2025年式カルディアの性能を吟味されて頂ければ幸いです。より自分にあったスピニングリールをチョイスし、快適なフィッシングライフの楽しみを満喫していきましょう。

ページ最下部に「お問い合わせ」項が御座いますので、そちらからご連絡頂ければ、少々お時間を頂いた上で、調査、確認後にご回答いたします。

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