全国のアングラーの皆様、こんにちは!今日の海もきっと魚たちの活気に満ちていることでしょう。
さて、「手軽に始められて、奥深いゲーム性も魅力」なライトゲームの世界へ足を踏み入れたいけれど、ロッド選びで迷っていませんか?あるいは、「もっとコスパの良いロッドで、メバルやアジを攻略したい!」とお考えではありませんか?
今回北の住人では、そんなアングラーのために、2万円以下で見つかるコスパ最強のライトゲームロッドを徹底比較!アジング、メバリングはもちろん、様々なライトゲームに対応できる安いけれど高性能なロッドを厳選して14本ご紹介して参ります。
ライトゲームの基本的な知識から、初心者でも安心して選べる入門ロッド、そして専門家も納得の高コスパモデルまで、この記事を読めばぴったりのライトゲームロッドがきっと見つかるはず!
さあ、価格対性能比で最高の一本を見つけて、メバリングとアジングのワクワクする世界へ飛び込みましょう!

ライトゲームの魅力を共有しよう!
ライトゲームを始めたいと思った背景には様々な思いがあるはずです。まずは、手軽さが魅力のメバリング・アジングの楽しさを共有し、ライトゲームに対するモチベーションを高めていきましょう。
夕暮れ時からでも手軽に楽しめるゲーム性
ライトゲームの魅力は時間に囚われないところにもあります。仕事帰りやちょっとした空き時間に、特別な装備がなくても始めやすいのもライトゲームの大きな魅力です。
特にメバリングやアジングは、比較的近場の漁港や堤防などで、軽装スタイルで手軽に楽しむことができます。
メバルやアジは比較的小さな魚ですが、繊細なアタリを感じ取り、テクニックを駆使して釣り上げるゲーム性の高さも人気を集めている証です。ルアーの種類やアクションを変えることで、釣果が大きく変わる奥深さも楽しめます。
食べてもおいしい美しい魚体との出会い
メバルやアジは、その美しい魚体も魅力の一つです。特に夕焼けに照らされたメバルの輝きや、群れでキラキラと泳ぐアジの姿は、釣り人の心を癒してくれます。
良型が釣れたらしっかりと絞めて、自宅に持ち帰って自然の恵みを堪能することもライトゲームの醍醐味でしょう。メバルであれば刺身・煮付け・塩焼き・酒蒸し、サイズの良いアジであればアジフライや唐揚げ、刺身やたたき・なめろうにして、晩酌のお供や食事のおかずで食卓を賑わすことも出来ます。

なぜ専用のロッドが必要?ターゲット魚種とロッド適合性の重要性
ライトゲームにおいて専用ロッドがなぜ必要なのか。ターゲット魚種から見るスペック(仕様)適合の重要性や専門的な設計仕様、専用ロッドを使うメリットを解説していきます。
ライトゲームロッドがもたらすメリット
汎用的なルアーロッドでもアジやメバルを釣ることは可能ですが、ライトゲームロッドには専用設計ならではのメリットがあります。ライトゲームロッドは、魚の特性や習性を使用材料やロッドデザインに落とし込み、扱いやすさが重視されています。
繊細なバイト(アタリ)を捉える感度
ライトゲームロッド本体に採用されるブランクスは、メバルやアジの微かなアタリを明確に伝える高い感度と、手元にバイトが伝わりやすい伝導性の高さを持っています。
メバルやアジは、大型に成ればなるほどファイト時とは比較できない程の繊細なバイトで捕食しますので、これらをしっかり拾っていく事が釣果確保のカギになります。
軽量で扱いやすい
各種のライトゲームロッドは、長時間キャストを繰り返しても疲れにくい軽量設計が施されます。移動しながらの釣りが前提の高いライトゲームですので、ランガンスタイルに合わせた軽装スタイルには、ロッドの軽量化が必要不可欠です。
小型ルアーやリグを操作しやすい
メバリングやアジングに使用する専用ロッドは、軽量なルアーやリグを意図通りにアクションさせるための繊細な操作性を持っています。
ティップからバッド(根元)まで、アクション性を高める為にシャープで細身のロッドデザインに仕上げられ、ロッドワークに素直に呼応する操作性は、ライトゲームロッドならではの搭載スペックです。
ターゲットに合わせた適性ロッドパワー
ライトゲームロッドは、メバルやアジの引きに対応した適切なパワーを備えています。ゲーム性を左右するロッドパワーと操作性をバランスよく合わせ込み、軽量ルアーやリグのキャスト性も確保しつつ、細身でありながら溜めを利かせられる柔軟性も組み込まれています。
ターゲット魚種と求めるロッド特性
ライトゲームの定番ターゲットであるメバルとアジは、それぞれ適したロッドの特性が異なります。その他にもカマスやメッキ、小型ロックフィッシュもゲストとして顔を出してきますが、大概のライトゲームロッドはメバルとアジに特性を合わせて設計されています。
メバリングの特性
メバルは、高活性時は多様なルアーやワームに反応してきます。プラグや小型メタルジグ、バイブレーションなどのハードルアーから、小型ワームなど様々なルアーを使用するため、キャスト性能としても汎用性が高く、やや胴調子のしなやかなロッドに仕上がっている傾向があります。
細身のロッドデザインに見合わない程のバッドの強さも与えられ、尺メバルがヒットした場合を想定し、強い引き込みを往なせる幅を持たせてあります。
アジングの特性
アジングでメインに使用するのはジグ単(ジグヘッド単体+ワームのリグ)です。アジングではナチュラルな見せ方が必要になるため軽量ジグヘッドを繊細に操作する必要があり、ロッド特性として、キャストに必要なティップの細さと、操作性を高めるハリ感も持たせてあります。
アジの口周りは柔らかく、アワセによる口切れも起こしやすい魚ですので、ソフトに、それでいてしっかりアワセるためのシャープな掛け調子のロッドが多い傾向があります。
メバリングとアジングを分けて釣りの特性を解説しましたが、ライトゲームロッドは、メバルとアジの双方の攻略方法やファイト性を考慮し、ロッドメーカー毎の特色を加えられて設計開発されています。専用化でラインナップされている場合を除いては、ライトゲーム内の範囲内で多魚種をターゲットに釣りを楽しむことが出来ます。

初めてライトゲームロッドを選ぶ不安感や疑問符と答え
メバリングやアジングにトライされるに当たり、はじめてライトゲームロッドを購入される方にとっては、最初の一本を選ぶ不安もあるでしょう。
特に予算を抑えたロッドを選ぶ場合は慎重になるのは当たり前です。ここでは、ロッド購入時に多くの方が直面する疑問や不安要素について答え合わせをしておきましょう。
安いロッドでも本当に釣れるのという疑問
まず気になるのはロッド価格の差ではないでしょうか。確かに高価なロッドは高性能であることは確かで、誰が扱っても操作性や性能は保証されるでしょう。
低価格ロッドとはいえ、しっかりしたロッドメーカーの製品を選べば、性能差以上の所有感を維持して攻略スタイルも確立出来ます。
答え:コスパの良いロッドでも十分に釣果は期待できる!
近年では技術の進歩により、安価なロッドでも十分にライトゲームの楽しさを味わい、釣果を上げることが可能です。価格帯の違いによる性能差や搭載テクノロジーの差は、リリース年代の差といっても過言ではありません。
各種ロッドに採用される最新テクノロジーは、初期はハイエンドロッドに搭載され、年代を追って順次下位グレードのロッドにも採用されていきます。
つまり、低価格帯のロッドにも一世代、あるいは二世代前にハイエンドロッドに搭載されていたテクノロジーが搭載されていることになります。
重要なのは、価格やグレードだけを見るのではなく、自分のフィッシングスタイルや、ターゲットにどれだけ適合した作りが施されているのか見極めることが重要です。
種類がたくさんあってどれを選べばいいかわからない…
ロッドメーカーも数多く、その中にラインナップされるライトゲームロッドも多岐に渡り、お目当てのロッドが無ければ迷うのは当然の事。数多くロッド見ているエキスパートでもそれは同じです。
実物を手に取って購入するのが一番ですが、店頭にストックされていないモデルや番手も数多くラインナップされています。その場合、ECサイトを頼らざるをえませんが、メーカーカタログで一定のスペック確認は可能です。
答え:ロッド選びの基本を知れば大丈夫!
ロッドの長さ、硬さ(パワー)、調子といった基本的な要素を理解することで、自分に合ったロッドを見つけやすくなります。
下記にライトゲームロッドの選び方をご紹介し、初心者の方や初めてライトゲームロッドを購入する方にも分かりやすく、選び方のポイントを解説していきますのでご安心ください。
高コスパモデル言えど失敗したくない…という心配
とはいえ、初回購入時はやっぱり不安な方も多い事でしょう。特に新たに挑戦する釣りの場合、100%自分の理想に適ったロッドやタックルをチョイス出来るのはめったにありません。
店頭で実物を触って購入し、実釣で使用したらキャストしづらかったりパワーが足りないなど、使い込むうちに足りない面もだんだんと見えてきます。
答え:まずは手頃な価格のロッドから始めてみよう!
上記のような不安感を払しょくするためにも、最初から高価なロッドに手を出す必要はありません。まずは、コスパ良く、低価格帯の作りのしっかりしたロッドでライトゲームの基本をマスターし、経験を積む中で自分のスタイルに合ったロッドを見つけていくのがおすすめです。
ステップアップしたいと思った時、また次のロッド購入時には、ライトゲームに求めるロッドスペックや希望性能がはっきりしてくる筈ですので、その際は希望に沿った上位モデルの購入に踏み切りましょう。

高コスパで安いライトゲームロッドの良さを深堀
実は、高コスパで安いライトゲームロッドの中にも、十分にその魅力を堪能できる、ポテンシャルを秘めたモデルはたくさんラインナップされています。
ここでは、なぜ高コスパなライトゲームロッドが初心者や手軽に楽しみたいアングラーにとってなぜ最適なのか、その理由をさらに深掘りして解説していきます。
初期費用を抑えられるメリット
「釣りを始めてみたいけど、ルアーロッドって高いよね?」そんな心配は無用です!ライトゲーム初心者の方にも無理なく扱える、高コスパなライトゲームロッドは、お財布に優しく、気軽に釣りの世界への扉を開いてくれます。
更には、各ロッドメーカーには価格も手ごろなエントリーモデルも数多くラインナップされています。
予算を抑えて上手にロッドを購入できれば、浮いたお金で、お気に入りのルアーを揃えたり、ちょっと贅沢な釣行プランを立てるのもアリです。賢く始めて、長く楽しむための第一歩を踏み出しましょう。
気軽に始められる心理的なハードルの低さ
「もしすぐに飽きてしまったら…」、「間違った使い方で折りそうで心配で…」初期投資を抑えられれば、そんな不安も吹き飛びます。
安価なロッドなら、「まずは試してみよう!」という軽い気持ちでライトゲームの世界に飛び込めます。釣りの楽しさを知ってから、本当に欲しい一本を見つけるまでの、大切なステップとなるでしょう。
ロッド価格の不安感を払しょく出来れば、ロッド操作や強気の攻略が得てして上達スピードを加速させ、同時にテクニックも身に付きやすく、ステップアップまでの道のりも早くなります。
エントリーモデルでも十分な性能を持つロッドのラインナップ
「安かろう悪かろう」は過去の認識です!近年、各メーカーが技術革新を進めた結果、エントリーモデルのライトゲームロッドでも、想像以上の高性能を実現しています。
メバルやアジのアタリをしっかりと感じられる感度、軽量ルアーをキャストしやすい操作性など、必要十分な性能を備えた高コスパロッドが続々とリリースされています。
これらのロッドは、ライトゲームの入門にはもちろん、中級者でも納得のいく性能を備えており、ライトゲーム上級者であってもサブロッドとして手にするほどの仕上がりを見せるモデルも存在します。
現行モデルに固執せず、一世代前のミドルスペックモデルにも目を向ければ、実売価格も割引されてお求めやすくなっていますので、選択肢も大幅に広がってくるでしょう。
ステップアップや次の購入時の比較対象になる
初めてのロッドとして高コスパモデルを選ぶことは、将来的なステップアップのための貴重な経験となります。「もっとこうしたい」「こんな釣りがしたい」という具体的な要望が出てきた時、最初に使ったロッドが良い比較対象となり、本当に自分に合ったロッド選びに繋がります。
初期投資を抑えて無駄な出銭を減らせれば、より満足度の高い釣具選びができるようになるはずです。ロッドに合わせるリールも購入希望であれば、同クラスのリールにも予算配分を企て、トータルのタックルバランスを整えていきましょう。

安いライトゲームロッドの選び方と選ぶ際のポイント
ここからは、ライトゲームロッドを選ぶ際の基本と、細かな注意点について解説して参ります。価格の安さだけに左右されず、見るべきポイントをしっかり押さえて選べば、文字通りコストパフォーマンスのよいロッドに巡り合えますよ。
ポイント1:ターゲット魚種を明確にする
ライトゲームの主なターゲットとなるのはメバルやアジですが、その他にもカサゴやメッキなど様々な魚種が狙えます。狙う魚種によって、適したロッドの長さや硬さが異なります。まずは、自分がどんな魚を釣りたいのかを明確にしましょう。
安い価格帯の中でも、アジやメバルを狙う釣りに専門性を高めたロッド、多くのライトフィッシュをターゲットにできる汎用性を持たせたロッドなど、ご自身のフィッシングスタイルをイメージしながら、各種のロッドスペックを見極めることが大事です。
ポイント2:フィールド環境をイメージする
ライトゲームの主なフィールドは漁港や堤防、磯場やサーフになります。どんな釣りでターゲットを狙うかイメージが出来たら、どのようなフィールドをメインに釣りを楽しむのかイメージしておきましょう。
フィールドの種類によっては、狙える魚のサイズや種類にも変化が見られ、選ぶロッドの長さに気を配る必要があります。
漁港や堤防をメインフィールドに楽しむ
取り回しの良い、短めのロッドが扱いやすくなります。漁港や堤防では極端な遠投性能は不必要で、あくまでも手返しと操作性、キャスタビリティ(キャスト性能)を確保できる、ご自身の体格に見合ったロッドの長さで無理のない釣りを楽しんでいきましょう。

磯場やテトラ帯で大型を狙う釣りを楽しむ
磯場やテトラ帯では高所であったり斜面で足場も悪く、ランディング時(獲り込み)のロッドワーク(ロッドの操作)、またキャストやリトリーブ時に目前の障害物を交わせるロッドの長さが必要です。
「ハエ根の先を狙いたいけど目の間の岩が邪魔」、「足場が良いのに横のテトラポッドがあってキャスト出来ない」など、ロッドに長さがあれば障害物をかわせるシチュエーションにも対応しやすくなります。

ライトゲームでも穴場になるサーフで豪快な釣りを楽しむ
近年人気が高まるサーフからのライトゲームは、豪快な遠投で沖目をサーチすることが大型サイズのキャッチに繋がります。
ロッドに長さがあれば、フロートリグ(飛ばしウキを使用したジグヘッドリグ)でキャスト可能な弾力性と遠投性が担保され、サーフに入ってくる活性の高いメバルやアジを狙い撃ちできます。
サーフやゴロタ場はオープンエリアになるため向かい風の影響も受けやすく、ロングロッドでキャスト飛距離を重視した攻略が必要不可欠です。
また、ロッドを立てて操作することで水中への入射角を付けやすく、安定したリトリーブ操作でアクションコントロールを保てます。

ポイント3:予算を決める
高コスパなライトゲームロッドを選ぶ基本はズバリ予算を決めること!お財布と相談せずに、あれこれ見てしまうと、目移りして本当に必要なものを見失ってしまう可能性があります。
まずは予算範囲を決めてからロッドを探し始めることで選択肢が絞られ、後悔のないロッド選びができるはずです。
無理のない予算で長く使えるロッドを選ぼう
安いロッドにも様々な価格帯があります。無名のメーカーや海外製など、安すぎるロッドは耐久性や感度に劣る場合もあるため、予算内でできるだけ国産ブランドの品質の良いものを選ぶようにしましょう。
ロッド購入に失敗しないためにも、価格とグレード、メーカーを見極め、そしてその範囲内でロッドスペックを確実にチェックし、ご自身の経験値とフィッシングスタイルに適したロッドをチョイスしていきましょう。
ポイント4:ロッドの選び方:長さ・硬さ(パワー)・ルアー負荷に着目
そしてここからライトゲームロッドの選び方です。ロッドの長さ、硬さ(パワー)、そして重要なルアー負荷について、フィッシングスタイルに合わせた最適な一本を見つけるために、ポイントを分かりやすくまとめていきます。
ロッドの長さはターゲットと釣り場に合わせて選ぶ
ロッドの長さは、キャストのしやすさや操作性、飛距離に大きく影響します。ターゲットや主な釣り場を考慮して、最適な長さを見つけましょう。
漁港や堤防の近距離戦がメインの場合
足場が安定した場所での近距離戦が多いため、5フィート後半から6フィート前半(約1.68m~1.96m)のロッドがおすすめです。
ショートロッドは操作性が高く、軽量ジグヘッドの繊細なアクションや、ハードルアーを使ったテクニカルな釣りにもアクションコントロールよく適しています。
ショートブランクスの効果は、手元に伝わるバイト(アタリ)の伝達性も高め、吸い込み系のアジのショートバイトもダイレクトに感じ取りやすくなります。
飛距離を出したい場合や高所の足場も想定する場合
上項でも解説致しましたが、フィールド環境に合わせてキャスト飛距離を確保したい場合、また険しい足場や高所、テトラポットなどの障害物をかわしてストイックな釣りをメインに楽しむ場合は、長尺ロッドで操作性を高めましょう。
具体的には、6フィート後半から7フィートクラスのロングレングスがおすすめです。軽量リグでもウェイトをロッドに乗せやすく、しっかり振り切ることで、沖目の群れや深場の大型サイズを射程に入れることが可能になります。
ロッドの硬さ(パワー)を知ってターゲットに合わせた適切なパワーを選ぼう
ロッドの硬さ(パワー)は、魚を掛けてからのコントロール性や、扱えるルアーの重さに影響します。UL(ウルトラライト)・L(ライト)・ML(ミディアムライト)といった表記で示され、硬さに応じたブランクスパワーもトータルの操作性を左右します。
ライトゲームロッドはUL(ウルトラライト)を基本に設計され、軽量リグやルアーのキャスト性能を前提に、バリエーション豊かなターゲットに対応出来る汎用性も企てられています。
フロートリグを使用したサーフからのライトゲーム、小型メタルジグで沖目から広範囲に探るシチュエーションやフィールドがメインの方は、一段パワーを上げたL(ライト)アクションも操作性を際立たせます。
扱いたいルアー・リグのキャストが可能なルアー負荷を選ぼう
ロッド選びでポイントになるのが、ルアー負荷(キャストウエイト)のスペックです。これは、そのロッドが最も快適にキャストできるルアーやリグの重さの範囲を示しています。この範囲を超えると、ロッド本来の性能を発揮できなかったり、破損の原因になったりすることも。
ここでは、満足のいくキャストをするためのルアー負荷の選び方をフィッシングスタイル別に解説します。
メバリングが主体のルアー負荷(キャストウエイト)
メバリングで主に使用するルアー・リグは、軽量ジグヘッド(0.5g~3g程度)、小型プラグ(2g~5g程度)、そしてオールレンジ対応のスプリットリグなどです。
これらのルアーを快適にキャストするためには、ルアー負荷が0.5g~7g程度のロッドを選ぶと良いでしょう。
特に軽量ジグヘッドを多用する場合は、下限の数値が小さいロッドを選ぶと、より繊細な操作が可能です。逆にフロートリグを多用して大型狙いも楽しみたい場合は、上限のルアー負荷に着目し、フロート重量(5~10g)も背負えるルアー負荷を合わせていきます。
アジングが主体のルアー負荷(キャストウエイト)
アジングの主要なルアーは、非常に軽量なジグヘッド(0.3g~2g程度)です。いわゆるジグ単(ジグヘッド単体)になります。
これらのジグヘッドで、より繊細なキャストと操作性を求めるなら、ルアー負荷が0.3g~5g程度のライトゲームロッドがおすすめです。
特に1g以下のジグヘッドで数釣りも楽しみたい場合は、適合ルアーウェイトの下限をしっかり確認しましょう。また、メバリング同様に、フロートリグで沖目をサーチして大型狙いも楽しみたい場合は、上限値も確実にチェックしておきましょう。
ルアー負荷はあくまで目安であり、ロッドの設計や素材によって許容範囲は異なります。しかし、安全に長くロッドを使用するためには、ルアー負荷の範囲内でルアーを選ぶことが最も重要です。もし、ルアー負荷を超えるルアーを使用する必要がある場合は、そのルアーに適したよりパワーのあるロッドの使用を検討してください。無理なキャストはロッドの破損だけでなく、周囲の人への危険にも繋がる可能性があります。
ティップ仕様(穂先の構造)も理解してロッドを選ぶ
ティップ仕様の適性は、狙うターゲットやメインのシチュエーション、そしてアングラーの好みや経験値によって異なります。
メバリングが多いなら…
操作性の良いチューブラーティップがおすすめです。シャキッとした張りのあるものが多く、ルアー操作が容易で、特に、プラグやジグヘッドを積極的にアクションさせる釣りに向いています。
穂先が空洞(チューブ状)のため、アタリがダイレクトに伝わりやすく、微かな変化も捉えやすいのが特徴です。「コンッ」という明確なアタリを感じたいアングラーにおすすめです。
アジングメインなら…
食い込みの良さが重要なため、ソリッドティップのロッドがおすすめです。柔軟性があるため、魚がルアーを吸い込んだ際に違和感を与えにくく、深く食い込ませやすいのが特徴です。特に、吸い込みが弱いアジに有効です。
ソリッドティップは中身の詰まった(無垢材)構造になるため、視覚的にもアタリを捉えやすく、アジの引きに対して柔軟に追従するため、バラシにくいというメリットがあります。
ティップ選びに迷ったら…
まずは汎用性の高いチューブラーティップのロッドから始めて、慣れてきたらソリッドティップのロッドにチェンジしてみるのもアリです。経験値が上がり、フッキングやロッド操作が上達してくれば、ソリッドティップのデメリットをメリットに変換できますよ。
高コスパな安いライトゲームロッドおすすめ14選のご紹介!
ここからは、手軽にライトゲームを始めたいけど、どれを選べばいいかわからない…」「もっとコスパの良いロッドを探している!」方に向けて、ECサイトで実売価格20,000円以下で購入できる、おすすめのライトゲームロッドを厳選してご紹介して参ります。
メバリングやアジングといった人気ターゲットはもちろん、様々なライトフィッシュに対応できるポテンシャルを秘めたモデルをセレクト。
①ロッドの長さ、②硬さ(パワー)、③ルアー負荷、そして④ティップ仕様といった重要なスペックを分かりやすく表にまとめていきます。
さらに、10,000円以下で購入できる超お買い得モデルと、少し予算を上げて20,000円以下で購入できる高性能モデルに分類。予算や経験値・レベルに合わせて、ぴったりの一本がきっと見つかるはずです。
10000円以下の超お買い得モデルのご紹介
【ダイワ】アジメバル X 66L-S
①ロッドの長さ | 198cm |
②硬さ(パワー) | L |
③ルアー負荷 | 0.5~8g |
④ティップ仕様 | ソリッド |
ダイワ アジメバル Xは、ダイワの高度な技術を用いたライトゲームロッドの中でも、特に操作性に優れ、まさに低価格帯No.1の高コスパモデルと言えるでしょう。特筆すべきポイントは、エントリーロッドでありながら、ダイワが誇る技術もしっかりと搭載。高感度なカーボンソリッドティップは、アジやメバルの微細なアタリも逃さずキャッチします。さらに、ネジレを抑え、力の伝達を向上させるブレーディングX構造を採用することで、軽い操作感でありながら、魚を掛けた際には安心感を持ってやり取りが可能です。
【メジャークラフト】24ソルパラ SPAJ-S622UL
①ロッドの長さ | 188cm |
②硬さ(パワー) | UL |
③ルアー負荷 | 0.2~2.5g |
④ティップ仕様 | ソリッド |
2024年、新たな進化を遂げて登場したソルパラのアジングモデルは、ライトゲームをこれから始めるアングラーに、まさに最適な一本です。キャスト飛距離やアキュラシーを高めるKガイド採用も嬉しいところで、ライントラブルも大幅に抑制してくれます。ロッドデザインもブラッシュアップされ、手に馴染みやすいグリップデザインと相まって、長時間の釣りでも疲れにくく、集中力のアップが期待できます。
【ゴールデンミーン】シンフォニア SPS-70
①ロッドの長さ | 213cm |
②硬さ(パワー) | UL相当 |
③ルアー負荷 | 0.5~5g |
④ティップ仕様 | チューブラー |
こだわりのガイドセッティングと視認性の高い蛍光イエローのティップでロッドデザインされる、ゴールデンミーンの高コスパモデル。7フィートという絶妙なレングスは、長すぎず短すぎず、漁港や堤防など様々なフィールドで取り回しの良さを発揮。メバリング、アジングはもちろん、小型プラグやメタルジグを使った他魚種のライトゲームにも幅広く対応できる汎用性の高さも魅力。これ一本で、様々なターゲットとの出会いをサポートします。
【アブガルシア】ソルティーフィールド SFS-662UL
①ロッドの長さ | 198cm |
②硬さ(パワー) | UL |
③ルアー負荷 | 0.2~7g |
④ティップ仕様 | チューブラー |
入門ロッドとは思えないほどの感度と操作性を備えながら、手頃な価格を実現。まさに「安いのに釣れる」を体現したライトゲームロッド。これからライトゲームを始めたい初心者の方も、コストパフォーマンスを重視する経験豊富なアングラーも、きっと満足できるはず。ソルティーフィールド SFS-662ULで、ライトゲームの楽しさを存分に味わってみてください!
【アルファタックル】クレイジーアジメバスティック 682UL/SL
①ロッドの長さ | 203cm |
②硬さ(パワー) | UL |
③ルアー負荷 | MAX6g |
④ティップ仕様 | ソリッド |
6フィート8インチの取り回しの良いレングスと、繊細なUL(ウルトラライト)パワーは、メバリングやアジングといったライトゲームに最適。特に、ソリッドティップ(SL)仕様がもたらす高い食い込み性能は、初心者の方でもアジやメバルの微かなアタリを捉えやすく、安心して釣りを楽しむことができます。本格的なライトゲームロッドを使ってみたいけど、価格が気になる…そんな初心者の方にこそ、自信を持っておすすめできる一本です。
【大阪漁具(OGK)】アジスティック2 AGS268L
①ロッドの長さ | 204cm |
②硬さ(パワー) | L |
③ルアー負荷 | 1~10g |
④ティップ仕様 | ソリッド |
アジスティック2に搭載されるソリッドティップは、吸い込むようなアジの繊細なバイトもしっかりと捉えてフッキングへと繋げます。これまで感じ取れなかった微かなアタリも、柔軟なティップが吸収し、明確に手元に伝えてくれます。注目すべきは、視認性の高いホワイトカラーのティップ。薄暗い時間帯や悪天候下でも、ラインの動きやロッドティップのわずかな変化を捉えやすくなります。「今、アタッたかも?」という小さな変化も見逃さず、バイトチャンスを逃しません。
20000円以下の高性能モデルのご紹介
【ジャクソン】オーシャンゲート ライトゲームミックス JOG-76L-K LGMIX
①ロッドの長さ | 228cm |
②硬さ(パワー) | L |
③ルアー負荷 | 1.5~17g |
④ティップ仕様 | チューブラー |
初心者アングラーからより経験豊富なアングラーまで、このロッドがあれば、一つのフィールドで思う存分ライトゲームを満喫できます。7フィート6インチという絶妙な長さは、メバリングやアジングはもちろんのこと、小型プラグを使った釣りや、メタルジグでの釣りなど、多様なライトゲームに対応できる汎用性の高さが最大の魅力。さらに注目すべきは、その幅広いルアーウェイトへの対応力。軽量ジグヘッドから、少し重めのキャロライナリグ、さらには小型プラグまで、様々なルアーで快適なキャストと操作が可能な仕上がりです。
【ジャッカル】BRS BRS-S68UL+LG
①ロッドの長さ | 205cm |
②硬さ(パワー) | UL |
③ルアー負荷 | MAX6g |
④ティップ仕様 | チューブラー |
ジャッカルのBRS BRS-S68UL+LGの汎用性を支えるのが、ブランクスに採用されたマイクロピッチ製法。これにより、ロッド全体が均一なパワーと高い感度を持ち、一つのルアーだけでなく、ジグヘッド、プラグ、ワームなど、様々なリグに対応できます。さらに、ラインの滑りが非常に良い高品質なガイドを採用。これにより、キャスト時の抵抗が少なく、飛距離アップに貢献します。初心者から経験豊富なアングラーまで、この頼れる相棒と共に、ライトゲームの楽しみを存分に満喫してください。
【スラッシュ】サイレントビジョン SV-632ST
①ロッドの長さ | 191cm |
②硬さ(パワー) | UL相当 |
③ルアー負荷 | 0.8~7g |
④ティップ仕様 | ソリッド |
「今日はアジ、明日はメバル。」そんな自由なライトゲームスタイルをこのサイレントビジョン SV-632ST が実現します。ワームメソッドを極めたい全てのアングラーにおすすめする一本です。特筆すべきは、スラッシュ独自のビルトインカーボングリップ(BCG)。これにより、違和感やバイトが超高感度に手元までダイレクトに伝わり、水中の微細な変化や魚の気配を逃しません。また、軽量化にも貢献し、長時間の釣りでも疲れにくいというメリットも備えています。
【アブガルシア】ソルティースタイル メバル SYMS-732UL
①ロッドの長さ | 221cm |
②硬さ(パワー) | UL |
③ルアー負荷 | 0.2~6g |
④ティップ仕様 | チューブラー |
沖に潜む警戒心の強いメバルや、広範囲を探りたい状況で大きなアドバンテージを発揮するSYMS-732UL。軽量ジグヘッドやキャロライナリグなどをより遠くへ届け、これまで届かなかったポイントを攻略できます。UL(ウルトラライト)パワーならではの繊細なティップは、メバルの微かなアタリも逃さずキャッチ。高い感度と遠投性能を両立しながらも、手頃な価格を実現した高コスパモデルです。
【アブガルシア】ソルティースタイル アジ SYAS-632ULS
①ロッドの長さ | 191cm |
②硬さ(パワー) | UL |
③ルアー負荷 | 0.2~7g |
④ティップ仕様 | ソリッド |
高コスパシリーズのソルティースタイルにあって、アジングに特化された仕上げが施されるおすすめの一本。初心者の方にも操作が自然な6フィート3インチのレングスに、低価格帯ながらも採用された高精度のカーボン素材が合わさり、アジの微かなアタリをしっかりとキャッチします。潮流や風にラインをに乗せて誘うドリフト釣法でも、取り回しの良さと細かな操作性が担保されます。
【シマノ】ソアレTT S76UL-T
①ロッドの長さ | 229cm |
②硬さ(パワー) | UL |
③ルアー負荷 | 0.6~6g |
④ティップ仕様 | チューブラー |
ソアレBBと何が違うの?と感じたライトゲーム初心者アングラーこそ、この違いを体験してください。CI4+による軽さと感度の向上、スパイラルXによる安定性と操作性の向上は、ライトゲームのレベルを良質に引き上げること間違いなし。初心者の方でもより簡単にロッドを扱え、微かなアタリを明確に感じ取ることができます。高精度なキャストができるだけでなく、魚とのファイトでも良質な操作感を提供してくれます。
【シマノ】ソアレBB S76UL-T
①ロッドの長さ | 229cm |
②硬さ(パワー) | UL |
③ルアー負荷 | 0.5~5g |
④ティップ仕様 | チューブラー |
「まずは一本で色々な釣りを試したい」「操作が簡単なロッドが欲しい」そんなライトゲーム初心者アングラーに最適なソアレBB S76UL-T。チューブラーティップならではの高感度は、微かなアタリもしっかりと伝達。軽量ルアーの操作性にも優れ、意のままのアクションでターゲットを誘います。ジグヘッド、プラグ、ワームなど、多様なリグを扱いやすく、場所を選ばないオールラウンダーな性能も如何なく発揮します。
【ダイワ】月下美人 アジング 68L-S
①ロッドの長さ | 203cm |
②硬さ(パワー) | L |
③ルアー負荷 | 0.5~8g |
④ティップ仕様 | ソリッド |
ダイワ 月下美人 アジングの大きな魅力は、ダイワ独自のHVFカーボンを採用した軽量かつ高感度なブランク。これにより、アジの微細なアタリも明確に感じ取ることができ、アジ釣りの楽しみを存分に味わえます。その中でも、68L-Sは、「これからアジングを始めたい!」という初心者の方にぴったりの、ハイコストパフォーマンスな入門ロッドです。高感度なアタリを捉えるMEGA TOP(メガトップ)のソリッドティップもおすすめポイントで、柔軟性と強度を高次元に両立。アジの吸い込むような柔らかいバイトも確実にフッキングへと導きます。
その他にも、使用してみたいと思う高コスパな安いライトゲームロッドが御座いましたら、下記↓↓↓↓のECサイトから検索頂ければ、お気に召すロッドが見つかるかも知れません。
Yahooショッピングで¥20000以下のライトゲームロッドを探す
本記事のまとめ
本記事では、初心者の方でも気軽にライトゲームにトライ出来、そして釣果確保の近道になる高コスパなライトゲームロッドについて解説し、最適モデルをご紹介して参りました。
本記事では、
①ライトゲームの魅力を共有しよう!
②なぜ専用のロッドが必要?ターゲット魚種とロッド適合性の重要性
③初めてライトゲームロッドを選ぶ不安感や疑問符と答え
④高コスパで安いライトゲームロッドの良さを深堀
⑤安いライトゲームロッドの選び方と選ぶ際のポイント
⑥高コスパな安いライトゲームロッドおすすめ14選のご紹介!
として、記事を纏めて参りました。
当記事を参考にされ、お財布にも優しく購入しやすい、これはと思えるライトゲームロッドを是非お探しになってみて下さい。
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