タイラバゲームではベイトタックルの使用が主流ですが、シチュエーションの異なるポイントや、時合の変化によりマダイがミドルからトップレンジに上ずっている場合などは、キャスティングが可能になるスピニングロッドを使用したタックルが有利になってきます。いわゆるキャスティングタイラバです。
スピニングタックルはタイラバ初心者の方でも扱いやすく、ベイトタックルよりもトラブルが少ないため、ベテランアングラーの方々であってもサブロッドとしてだけではなく、スピニングロッドをメインタックルとして準備し、タイラバゲームを楽しむ方もいらっしゃいます。
今回北の住人では、タイラバゲームでベイトタックルと併せて準備したい、キャスティングも出来るタイラバ用スピニングロッドの選び方、オフショアジギングやイカメタルと併用して使える代用ロッドの見極めに加え、専用スピニングロッドと代用スピニングロッドからおすすめモデルをご紹介して参ります。
是非、最後までご覧いただき、タイラバ用スピニングロッドご購入の参考にしていただければ幸いです。
- タイラバにおけるスピニングタックルのメリット
- 他の釣りから代用(併用)ロッドを考える
- タイラバ用スピニングロッドの選び方
- タイラバ用スピニングロッド30選のご紹介
- タイラバ専用スピニングロッドのご紹介
- 【スラッシュ】スパライダ プレステップ SPRE-S692M-HFC 2022年発売
- 【がまかつ】ラグゼ 桜幻 鯛ラバーXX S62M-solid 2023年発売
- 【がまかつ】ラグゼ 桜幻 鯛ラバーR S64M-solid.RF 2020年発売
- 【オーパデザイン】オーシャンセンサータイラバ OSE-TAR S60QS 2022年発売
- 【メジャークラフト】レッドバッグ 5G RB5-S66ML 2022年発売
- 【アブガルシア】オーシャンフィールド タイラバ OFTS-66LT-60 2016年発売
- 【アブガルシア】エラディケーター セブン スペシャル ESSS-76ML100-FS-Limited 2018年発売
- 【エバーグリーン】ポセイドン スパリッドマスター PSMS-68UL/MLST 2016年発売
- 【ジャッカル】BIN-BIN STICK SUPREME BSP-S65ML 2023年発売
- 【ジャッカル】BINBIN STICK RB BSRB-S66ML 2021年発売
- 【テンリュウ】レッドブリップ RF672S-ML/CK 2010年発売
- 【テイルウォーク】タイゲーム TZ S66ML/FSL 2022年発売
- 【ダイワ】紅牙 AIR C74MHS-MT 2021年発売
- 【ダイワ】紅牙 MX C65MS TG 2023年発売
- 【ダイワ】紅牙 エアポータブル C69MHS-S 2020年発売
- 【シマノ】炎月 TT S610M 2022年発売
- 【シマノ】炎月 BB S610M 2021年発売
- 【シマノ】炎月 SS S72MH 2019年発売
- 他ゲームからの代用スピニングロッドのご紹介
- 【ゼニス】ゼロシキ スーパーライトスペック ZSL63SL 2018年発売
- 【スミス】オフショア スティック HSJ-SSL64/2L 2020年発売
- 【ジャクソン】オフショアトライブ OTLS-73ML 2022年発売
- 【ジャッカル】BamBluz EXTRO SLJ BBXS-S66-SLJ+PS 2022年発売
- 【テンリュウ】ホライゾンLJ HLJ631S-FLL 2012年発売
- 【テイルウォーク】メタルゾン TZ S70ML 2018年発売
- 【ダイワ】ソルティガ LJ 63XHS-S 2022年発売
- 【シマノ】クロスミッション XR S66ML 2022年発売
- 【ヤマガブランクス】シーウォーク ライトジギング 64ML 2022年発売
- 【ヤマガブランクス】シーウォーク キャストジギング スイム&スキップ SS71ML 2023年発売
- 【メジャークラフト】ジャイアントキリング 5G ライトジギング S64SLJ 2022年発売
- 【オーパデザイン】オーシャンセンサー LJP OSE-LJP S60ML 2020年発売
- タイラバ専用スピニングロッドのご紹介
- タイラバ専用スピニングロッドを操作する注意点
- タイラバ専用スピニングロッド紹介と本記事のまとめ
- ロッド説明を更に詳しく知りたい方は?
タイラバにおけるスピニングタックルのメリット
タイラバではベイトタックルに専門性がありながらも、あえてスピニングタックルを多用する方が多い理由はどこにあるのでしょうか。ここでは、スピニッグタックルのメリットについてポイントを絞って確認していきましょう。
トラブルレスなゲーム展開(ストレスフリーな操作)
スピニングロッドとスピニングリールの手軽な操作も人気のポイントです。
また、ベイトリールにはバックラッシュトラブルが付きまとい、ベイトリール操作の経験値が長く、他の釣りでも多用される方であってもなんどか経験するでしょう。バーチカルに落とすだけでも、急な潮の動き、フォール時のマダイによる食い上げバイトのラインのたわみが原因でバックラッシュを起こすパターンもあります。
スピニングリールのライン放出は、タイラバの重さによる自然放出ですのでこれらのトラブルの発生はほぼありません。トラブルが発生しない、ストレスフリーなゲーム展開こそ、アングラーが求める真の釣りスタイルなのではないでしょうか。
キャストが可能≒広範囲エリアの攻略
冒頭でも述べさせていただいたように、タイラバゲームでのスピニングタックル最大の利点は、キャストが出来る点になります。バーチカルに足元直下を狙うベイトタックルに対し、キャストからのカーブフォールで斜めのラインをトレースしながら長距離を誘うことが可能になります。
ベイトタックルでも、使用するベイトリールを吟味すればもちろんキャストは可能ですが、タイラバ用ベイトロッド(代用ロッド含む)は、食い込みを活かすベリーの弾力性と繊細なティップバランスに設計されキャストには対応しておりません。無理やりキャスト操作を行うことで、ロッド破断や耐久性に著しく影響を及ぼすでしょう。
キャストに対し、無理な扱いを避けることでも、タイラバに向いたスピニングロッドのチョイスは必要でしょう。
フォールスピードの速さ
スピニングタックル使用下でのリールのライン放出の構造は、タイラバの重さを利用した慣性放出になります。
使用するタイラバの重量、潮の早さに比例し、ボトムへコンタクトするスピードはベイトタックルよりもはるかに早く、キャスト、或いはバーチカルな攻略であっても、タイラバをいち早くヒットレンジへ送り込むことが出来ます。
どんな魚釣りでも「時合」という、魚がベイト(エサ)に執着し食いが立つ時間帯があります。これは潮回りや干満に関わらず、人間でいう食事の時間に当たるのでしょう。一定した決まった時間帯ではなく、何等かのファクター(因子・要因)がきっかけで魚の活性が上がり、短い時間帯にはなりますが驚くほどヒットが多発する時間帯があります。タイラバにもこの時合が一日のうちに数度は訪れます。
この時合を如何にして効率よく攻め切るかは、船上でのタックル操作の手返しに加えフォールスピードが重要です。他者より早くタイラバを送り込めれば、マダイの興味を集中的に引き付けることが可能になり、釣果の差になって表れてくるでしょう。
高性能スピニングリールの充実とラインナップ
近年、各リールメーカーからリリースされるタイラバ専用スピニングリールや汎用スピニングリールは、駆動的にも高機能・高性能な仕様が多く、もともとトラブルの少ないスピニングリールにあっても、更に操作性にも長けたモデルが出揃います。
このような充実のラインナップを誇るスピニングリールを使用しない手はなく、タイラバゲームへの適応性も高く設定されています。縦、斜めのナチュラルリトリーブを基本とするタイラバゲームには、各リールメーカーが保有するサイレント機構が、巻きの中にもセンシティブなバイトもキャッチしてくれます。
静かな巻き心地だけではなく、スピニングリールのタイラバゲームへの適性は、下記のようなポイントにも着目出来るでしょう。
【最新鋭スピニングリールの巻き上げパワー】
各リールメーカー様が、今般リリースしている最新スピニングリールは、設計世代も上がり、ベイトリールの巻き上げパワーに勝るとも劣らないモデルが多数出揃います。大口径のパワーを出力する材質と構造、スムーズでパワーロスが抑えられる精密組み上げは、細いPEライン使用下であっても大型マダイとの勝負が可能です。
【リールのドラグ調整幅】
スピニングリールは、ライン巻き取りの構造からツイスト巻きになるため、どうしてもラインによじれが発生してしまいます。このよじれがラインに負荷をかけてしまうため、各リールメーカーは、ベイトリール以上にスピニングリールに搭載するドラグの開発に余念がなく、魚の引きの強さや、使用するラインの太さに応じたドラグ調整幅を、シビアに広い帯域を持たせています。
どのような釣りでも同じことが言えますが、使用するラインは細ければ細いほどタックルに掛かる負担は小さくなり、魚に対して違和感を与えない、繊細な誘いが可能になります。タイラバゲームも同様に、細いPEラインを使用したナチュラルで効率的に見せていく誘いと、細いラインから伝わる微細なバイトキャッチが釣果に直結してきます。
他の釣りから代用(併用)ロッドを考える
タイラバゲームと同様な誘いと狙い方をするオフショア(沖釣り)ロッド、ショア(岸・陸釣り)からのキャスティングゲームに使用するルアーロッドからも、タイラバ用として代用(併用)出来るロッドは多岐に上ります。逆にいえば、条件やスペックが合えば、ターゲットが異なるスピニングロッドであっても、タイラバ用に代用出来ることになります。
ここからは、他の釣りと併用して、タイラバで使用出来るスピニングロッドをチョイスしていくために、幾つかのポイントを考察していきましょう。
オフショア(沖釣り)ロッドから釣りの特性を合わせてみる
キャスティングタイラバ・スピニングタイラバは、バーチカルな攻めからアンダーハンドでのミドル・ライトキャストの攻略が前提です。攻略の手法が共通する釣りは下記のとおりです。
・ティップランエギングロッド
・イカメタル用ロッド
・タチウオゲーム(釣り)用ロッド
・オフショアジギング(スーパーライト・ライトジギングクラス)
・マダイのエサ釣り(一つテンヤ)用ロッド
などになります。これらの釣り種やオフショアゲーム性については、ブランクスの硬度やルアー負荷、食い込みの良い弾力と感度の良いティップバランスにも共通項があり、タイラバの代用ロッドとしても十分機能してくれます。
ショア(岸・陸釣り)ロッドから釣りの特性を合わせてみる
タイ釣りの主流がタイラバゲームになる前は、バッドパワーが強く、感度の鋭いティップ、柔軟なベリーが採用されたトラウト用スピニングロッド(大型用)やショートモデルのシーバスロッドでの餌釣りが主流でした。
現在でもその名残を残し、これらのタックルを併用しながら、タイラバと餌釣り(ブラーや大型スプーンへのイソメの大量房掛け)を楽しむアングラーも多く見受けられます。
また、ショートモデルのショアエギングロッド、ロックフィッシュ用スピニングロッドの多様性もタイラバゲームに適合します。
※管理人は、実際にタイラバ釣行時にロックフィッシュ用スピニングロッドも持参し、サブロッドとしても無理のない使用が出来ています。
タイラバ用スピニングロッドの選び方
タイラバ専用ロッドをチョイスする場合でも、代用ロッドとして他の釣りと併用して使用する場合も、ロッドの各スペック(仕様)をしっかり確認し、ご自身のフィッシングスタイルや、よく通われるエリアやフィールドの潮回りも考慮したチョイスが必要です。
レングス(長さ)選び
各ロッドメーカーにラインナップされるスピニングタイプのタイラバロッドは、7フィートを中心に展開され、ベイトモデルと比較して長めに設定されています。キャストを多用するスピニングタイラバでは、長さが持つ反発性と弾性を活かしたキャスト性能が求められ、アンダーハンドキャストでの飛距離確保も必要です。
但し、よくご使用になる乗合船の乗船人数や通常時の込み具合、ボートやカヤック等でキャストアクションが手狭になることが多い場合は、無理せず6フィートクラスの長さに落として、周囲に対する安全策を取っていきましょう。
ロッドの長さ変換は?
1フィート=305cm、1インチ=2.5cmになります。
例) 6’9″=(305cm×6フィート)+(2.5cm×9インチ)=206cmになります。
ティップ(穂先)仕様を確認する
タイラバ用スピニングロッドには、ソリッドティップとチューブラーティップの2種類がラインナップされます。穂先の素材により更に細分化もされますが、大きく分類するとこの2種類です。それぞれにメリットとデメリットがありますが、これらの感覚はアングラー様のフィッシングスタイルによって、感じ方は様々です。
【ソリッドティップ】
芯の詰まった一体物に成型され、強度的にも粘り強く、しなやかに、且つ細身に纏められるため、手感度のバイトキャッチに優れます。バイト後のテンションも抜けにくいためバラシにくく、バイト弾きも抑えられるでしょう。
反面、しなやかさが故に、着底感度・フォール中のバイトキャッチに鈍りを感じる方も多くいらっしゃり、操作効率を落としてしまうパターンもあるようです。
【チューブラーティップ】
中空状態のストロー構造で、採用される素材の性質によりティップの特性も大きく変化します。
軽量で弾性が強く、目感度でのバイトキャッチとキャスト性能にも優れます。細かいバイトも拾いながら、積極的に掛けに行く、いわゆる「掛け釣り」スタイルの方に高評価なティップ仕様です。弾性力が高いため、ラインテンションから伝わる違和感などで、マダイがバイトを弾いてしまう場合もありますが、手元感度と目感度両方でアワセに行くスタイルにはマッチします。
その他にも、高弾性カーボンソリッドやメタル製トップなど、各種のデリットを排した有能素材仕様のティップも採用され、上位モデルに組み合わされています。先述したように、デメリットの感じ方にはそれぞれありますので、アングラー様ご自身が得意とする、或いは目指したフィッシングスタイルにメリットを合わせこむのが一番でしょう。
ルアー負荷(オモリ負荷)を合わせる
タイラバ用スピニングロッドには、バーチカルウェイト(足元から直下の狙い)とキャストウェイトの2パターンの攻略が可能になるルアー負荷が設定されています。タイラバゲームで、スピニングロッドを使用したキャスティングタイラバを楽しむためには、このキャストウェイトの確認が必須です。
キャスト用として、20~90gのキャストウェイトを保持しているスピニングロッドであれば、ストレスのない、軽快なキャスティングタイラバを楽しめます。カタログや詳細項にキャストウェイトの詳細値が無い場合は、ルアー負荷(バーチカルウェイトやジグウェイト)のMAX値から3割減(MAX値が100gであったら70g程度)を目安にライトキャストを試みましょう。
※キャスティングタイラバ用としてラインナップされるロッドであれば、ルアー負荷の棲み分け要りません。
各々のロッドのルアー負荷については、ロッド開発~製作時にある程度のマージンが確保されますが、実釣時にロッドの性能を100%発揮させる、ティップ破断を防止する、ロッドの耐久性を維持するなど、各種の名目を発揮するには、スペック内の負荷領域を守っていきましょう。他の釣りからの代用ロッドであっても同様に、ルアー負荷(鉛負荷)をしっかり確認し、ロッドの性能を維持していきましょう。
タイラバ用スピニングロッド30選のご紹介
ここからは、タイラバ専用スピニングロッドに加え、代用としても十分使える他ゲームロッドをご紹介して参ります。
①型式、②長さ、③ティップ仕様、④ルアー負荷(キャストウェイト)を記載していきますので、チョイスのご参考にされて頂ければと思います。
タイラバ専用スピニングロッドのご紹介
【スラッシュ】スパライダ プレステップ SPRE-S692M-HFC 2022年発売
①型式 | SPRE-S692M-HFC |
②長さ | 206cm |
③ティップ仕様 | ソリッド |
④ルアー負荷(キャストウェイト) | 20~150g(キャストウェイト90g) |
幅広いルアー負荷領域を持つ、バーサタイル仕様のスピニングモデル。
1つテンヤ・オモリグ・ライトロックなども視野に入れた多様なゲーム性も持ち味になり、バイト感度と素直に入るティップセクションもおすすめポイントです。手始めのキャスティングタイラバ用として、お財布にも優しい価格設定で提供されています。
【がまかつ】ラグゼ 桜幻 鯛ラバーXX S62M-solid 2023年発売
①型式 | S62M-solid |
②長さ | 188cm |
③ティップ仕様 | ソリッド |
④ルアー負荷(キャストウェイト) | 40~180g(キャストウェイト80g) |
メイン素材に東レカーボンのT1100GとM40Xがコンポジットされた、がまかつ最上位タイラバモデル。
手感度から視認性、掛けから乗せまで、幅広い攻略に対応する素直で柔軟なスピニングモデルになり、キャスティングタイラバでは、持ち味の高反発力を利用し、ロングキャストでの広範囲サーチも可能になります。2023年度最新を飾る、高機能ロッドを是非お試しになってみて下さい。
【がまかつ】ラグゼ 桜幻 鯛ラバーR S64M-solid.RF 2020年発売
①型式 | S64M-solid.RF |
②長さ | 193cm |
③ティップ仕様 | ソリッド |
④ルアー負荷(キャストウェイト) | 40~180g(キャストウェイト60g) |
スピニングモデルの元ガイドは小径ローライド設定になり、キャスト時の糸抜けと巻き取り時のラインブレが抑えられています。60gヘッドをコンスタントにロングキャストできるキャスタビリティーの高感度ソリッドティップは、リトリーブ中の巻き感度だけでなく、テンションフォール時のライン反応も敏感に伝えることができる優れた反響感度を備えています。
【オーパデザイン】オーシャンセンサータイラバ OSE-TAR S60QS 2022年発売
①型式 | OSE-TAR S60QS |
②長さ | 183cm |
③ティップ仕様 | ソリッド |
④ルアー負荷(キャストウェイト) | MAX100g |
操作性を重視したショートレングスに、必要な要素を突き詰めて開発されたスピニングモデル。
大型サイズに対応可能なバットパワーに加え、喰い込みに追従する弾力を兼ね備えたカーボンソリッドが採用されています。一早くターゲットにコンタクト出来ることで、スレる前のターゲットを狙い撃ち出来る手返しを活かしていきましょう。
【メジャークラフト】レッドバッグ 5G RB5-S66ML 2022年発売
①型式 | RB5-S66ML |
②長さ | 198cm |
③ティップ仕様 | ソリッド |
④ルアー負荷(キャストウェイト) | MAX100g(キャストウェイト80g) |
メジャークラフト最上位モデルになるタイラバスピニング仕様になり、微細な変化や啄むマダイのバイトも感じとる高感度ロッドに仕上がっています。しなやかなソリッドティップとベリーのバランスは、タイラバの動きを最大限演出しながらバイトチャンスを増幅させてくれます。シャローエリアで、長くタイラバを引きたい時の斜め引きにも多用出来るおすすめモデルです。
【アブガルシア】オーシャンフィールド タイラバ OFTS-66LT-60 2016年発売
①型式 | OFTS-66LT-60 |
②長さ | 198cm |
③ティップ仕様 | チューブラー |
④ルアー負荷(キャストウェイト) | 20~80g |
タイラバスピニングロッドの標準仕様としてライトアクションブランクスで構成されるロングセラーモデル。
やや強めのキャストも難なく熟す操作性に加え、チューブラーティップのバイト感度とXカーボンテープラッピングの張り感も活かしながら、取り回しのよいショートレングスで効率的なキャスティングタイラバを楽しめます。
【アブガルシア】エラディケーター セブン スペシャル ESSS-76ML100-FS-Limited 2018年発売
①型式 | ESSS-76ML100-FS-Limited |
②長さ | 228cm |
③ティップ仕様 | ソリッド |
④ルアー負荷(キャストウェイト) | 40~150g |
大型船にも対応したベストレングスと、持ち重りしないロッドバランスが活かされる、宮崎船長完全監修のキャスティングモデル。ティップからバッドまで完全フルソリッド仕様になり、手感度十分にバイトを拾いながら、釣果アップの原動力になってくれるでしょう。
【エバーグリーン】ポセイドン スパリッドマスター PSMS-68UL/MLST 2016年発売
①型式 | PSMS-68UL/MLST |
②長さ | 203cm |
③ティップ仕様 | ソリッド |
④ルアー負荷(キャストウェイト) | 40~80g |
ロッドビルディング技術がふんだんに詰め込まれた高性能タイラバスピニングモデル。多点ガイドと高強度ソリッドティップで、バイト感知後の即掛けにもバランスよく対応します。バッドパワーもしっかり留意され、エバーグリーンお家芸の4軸クロス巻きを施し、ハイパワーな大型マダイの引き込みも受け止めます。
【ジャッカル】BIN-BIN STICK SUPREME BSP-S65ML 2023年発売
①型式 | BSP-S65ML |
②長さ | 196cm |
③ティップ仕様 | チューブラー |
④ルアー負荷(キャストウェイト) | MAX45g |
しなやかでありながら、柔らかい繊細なティップを搭載したオールチューブラ仕様。
ジャッカルからのタイラバロッドラインナップでは最上位モデルになり、どなたでも扱いやすい超高感度設計に仕上がっています。ジャッカルオリジナルのブランク設計により、キャスティングタイラバに不可欠な操作性と・高感度が高次元に融合されています。
【ジャッカル】BINBIN STICK RB BSRB-S66ML 2021年発売
①型式 | BSRB-S66ML |
②長さ | 198cm |
③ティップ仕様 | チューブラー |
④ルアー負荷(キャストウェイト) | キャストウェイト80g |
多点ガイドセッティングの操作性と、オートマチックに仕事をしてくれる最適なブランクスの採用により、初めてキャスティングタイラバに挑戦する方にも最適でおすすめな一本です。ベーシック仕様の領域を超え、ロッド操作の感覚としても、最上位モデルに迫る勢いのロッドビルディング技術が詰まっています。
【テンリュウ】レッドブリップ RF672S-ML/CK 2010年発売
バーチカルなタイラバやタイジギ、キャスティングタイラバまで、多種多様な攻略を可能にする超ロングセラーモデル。操作性が上がる軽量感とロッドが保持する反発力に加え、深場も狙える剛質感も併せ持ち、アクションに追従するチューブラーティップが安心感を持たせてくれます。長きに渡ってアングラーに愛される秘訣は、クラストップのフッキングパワーにもあるでしょう。
【テイルウォーク】タイゲーム TZ S66ML/FSL 2022年発売
①型式 | S66ML/FSL |
②長さ | 198cm |
③ティップ仕様 | フルソリッド |
④ルアー負荷(キャストウェイト) | MAX200g |
100gオーバーのキャスティングタイラバを可能にする、爆発的なベリーパワーを要するテイルウォーク最新モデル。
キャストゲームはもちろんのこと、深場狙いの流し釣りにも対応できる強力なバッドパワーも圧巻です。巻きブレを押さえるローフットガイドコンセプトは、巻きの角度が小さくなるスピニングタイラバにも、軽快に取り回しよく取り扱えます。
【ダイワ】紅牙 AIR C74MHS-MT 2021年発売
①型式 | C74MHS-MT |
②長さ | 224cm |
③ティップ仕様 | チタンソリッド |
④ルアー負荷(キャストウェイト) | 20~65g |
ダイワ発タイラバロッドの最上位モデルにラインナップされる、キャスティング性能に特化されたスピニング仕様。「掛け釣り」に対応する最適な掛け調子を施し、横方向に広く探りたいシチュエーションで真価を発揮します。また、メタルトップとAGSの相乗効果により軽量・高感度を実現し、長さを感じさせない操作性も獲得しています。
【ダイワ】紅牙 MX C65MS TG 2023年発売
①型式 | C65MS TG |
②長さ | 296cm |
③ティップ仕様 | ソリッド |
④ルアー負荷(キャストウェイト) | 20~65g |
食い込み性能とキャスト性能、フッキング性能がバランスよく融合されたベーシックモデル。
最上位モデルに一歩も引かない実釣性能と最適構造のX45採用は、キャスティングタイラバ初見の方にも、納得頂ける操作性を体感頂けるでしょう。エキスパートアングラー様のサブロッドとしても機能する、釣り座を問わない取り回し性も保持しています。
【ダイワ】紅牙 エアポータブル C69MHS-S 2020年発売
①型式 | C69MHS-S |
②長さ | 206cm |
③ティップ仕様 | ソリッド |
④ルアー負荷(キャストウェイト) | 20~65g |
超弾性チタン合金で仕上げられた好感度のティップが搭載され、広範囲を探れるベストなリグ負荷を搭載する、最適設計のキャスティングモデル。タイジギングも同様に熟せる、扱いやすいタイラバロッドに仕上がり、各種のタイゲームを試したい初心者様にもおすすめな一本です。
【シマノ】炎月 TT S610M 2022年発売
①型式 | S610M |
②長さ | 208cm |
③ティップ仕様 | チューブラー |
④ルアー負荷(キャストウェイト) | キャストウェイト70g |
横方向に効率良く探りを入れることが重要になる、キャスティングタイラバロッドの基本スペックを網羅したベーシックモデル。硬めで張りの有るシャープネスなブランクスが採用され、狭いエリアでも手際よくキャスト攻略が可能になります。浅場のエリアで威力を発揮し、簡単なバーチカルな攻略にも対応可能な大口径のガイドは扱いやすさ満点です。
【シマノ】炎月 BB S610M 2021年発売
①型式 | S610M |
②長さ | 208cm |
③ティップ仕様 | チューブラー |
④ルアー負荷(キャストウェイト) | キャストウェイト70g |
キャスト前提のブランクス構成からなる、40~60gのタイラバを楽にキャストできるエントリーモデル。
オリジナルリールシートとバッドパワーのバランスもほどよく、巻きの中に発生するバイトをオートマチックに拾っていくことが出来ます。巻き感やファイト性能も素直に追従し、どなたにでも扱いやすいモデルに仕上がっています。
【シマノ】炎月 SS S72MH 2019年発売
①型式 | S72MH |
②長さ | 218cm |
③ティップ仕様 | チューブラー |
④ルアー負荷(キャストウェイト) | キャストウェイト90g |
筏や養殖棚から離れたエリアから、周辺をスクールするマダイを射程に入れることが出来るロングキャスト仕様。船上でも取り回しの効くベストレングスに設定されますので、新たな手法でマダイの釣果を上げていきましょう。深場、或いは距離がある場合も、高感度のソフチューブトップがバイトをしっかりキャッチします。
他ゲームからの代用スピニングロッドのご紹介
【ゼニス】ゼロシキ スーパーライトスペック ZSL63SL 2018年発売
①型式 | ZSL63SL |
②長さ | 191cm |
③ティップ仕様 | チューブラー |
④ルアー負荷(キャストウェイト) | MAX100g |
多様な魚種を相手に楽しめる、広いバーサタイル性を伴ったオフショアスピニングモデル。
感度を集中的に上げられたチューブラーティップで、オートマッチックな掛けから、フォール時のバイトも見落とさない、積極的なゲーム展開を得意とする人気オフショアジギングモデルです。
【スミス】オフショア スティック HSJ-SSL64/2L 2020年発売
①型式 | HSJ-SSL64/2L |
②長さ | 193cm |
③ティップ仕様 | ソリッド |
④ルアー負荷(キャストウェイト) | MAX75g |
ハイパーフルソリッドカーボン特有の驚異的な粘りを見せる、1ピース仕様のキャスティングモデル。
スーパーライトジギングに特化した専用設計のブランクが持つ実力は、予期せぬ大物とも十分に渡り合えるだけの強度と信頼性を保持し、ゲーム性の幅とバーサタイル仕様を色濃く感じられます。
【ジャクソン】オフショアトライブ OTLS-73ML 2022年発売
ジャクソンオリジナルブランクにオリジナルガイドセッティングが施される、ライトクラスのオフショアジギングモデル。キャストからバーチカルゲームに対応し、スロージギングからキャスティングタイラバなど、多彩なターゲットを相手に代用できる柔軟性もおすすめポイントです。ジギングの合間の息抜きに、タイラバやライトジグを使用したタイゲームにも適正高く取り扱えます。
【ジャッカル】BamBluz EXTRO SLJ BBXS-S66-SLJ+PS 2022年発売
①型式 | BBXS-S66-SLJ+PS |
②長さ | 193cm |
③ティップ仕様 | ソリッド |
④ルアー負荷(キャストウェイト) | MAX80g |
オフショアジギングにラインナップされる、バンブルズシリーズのスーパーライトジギングモデル。
各地の近海エリアを中心に、大型青物からマダイなどをターゲットに、操作性良く多種多様なゲームに使用頂けます。キャストからリトリーブまで、ロッドにパワーが必要な場合や広範囲を探らなくてはいけないタイミングで重宝する一本です。
【テンリュウ】ホライゾンLJ HLJ631S-FLL 2012年発売
①型式 | HLJ631S-FLL |
②長さ | 190cm |
③ティップ仕様 | チューブラー |
④ルアー負荷(キャストウェイト) | MAX100g(キャストウェイト60g) |
ライトジギングからタイラバまで、ライトラインで大物の限界に挑むオフショアジギングモデル。
リリースから10年強経過するも、既に完成された領域を継続し、多くのオフショアアングラーが手にしている高信頼性の内国産仕様です。バイト弾きも抑えられるソフトでしなやかなベリーバランスは、ショートバイトが多発する浅場のタイラバゲームにも高次元に適応します。
【テイルウォーク】メタルゾン TZ S70ML 2018年発売
①型式 | S70ML |
②長さ | 213cm |
③ティップ仕様 | フルソリッド |
④ルアー負荷(キャストウェイト) | 20~80g(キャストウェイト60g) |
7フィートのロングレングスを活かした爽快なキャスティング性能を保持するイカメタル用ロッド。
幅広いタナをテンポよく探れる張りの有るブランクスは、キャスティングタイラバにも通づる操作性を見せてくれます。高いキャスタビリティと圧倒的なロッドレスポンスは、テイルウォークのロッドデザインの真骨頂ともいえるでしょう。
【ダイワ】ソルティガ LJ 63XHS-S 2022年発売
バイトを弾きにくい柔軟なカーボンソリッドメガトップが採用されたライトジギングモデル。
ジグやタイラバのアクション性能を維持するローレスポンス設計になり、リグをゆっくりと長く見せたいタイラバにも好適性です。バーチカルな攻めからキャストしての斜め引きなど、様々なジャーキングや釣法に対応するバーサタイル性もおすすめです。
【シマノ】クロスミッション XR S66ML 2022年発売
①型式 | S66ML |
②長さ | 198cm |
③ティップ仕様 | ティップスイッチシステム(ソリッド+チューブラー) |
④ルアー負荷(キャストウェイト) | MAX80g |
ティップランやイカメタル、青物やロックフィッシュを狙ったスーパーライトジギングにも代用可能なオフショアゲームバーサタイルロッド。不意の大物や深めのレンジ攻略にも余裕をもって対処することが可能になり、ソリッド・チューブラーティップにそれぞれ切り替えながら、多種多様なターゲット相手に快適な釣りを楽しめる便利なモデルです。
【ヤマガブランクス】シーウォーク ライトジギング 64ML 2022年発売
①型式 | 64ML |
②長さ | 194cm |
③ティップ仕様 | ソリッド |
④ルアー負荷(キャストウェイト) | MAX120g(キャストウェイト50g) |
キャストし易いレギュラーテーパーを、シャープネスな細身のブランクで仕上げたライトジギングロッド。
粘りと弾性力の伴ったヤマブランクス本来の味付けで、多くのオフショアゲームに代用できるバーサタイル性も施されています。これぞと思う一本で、多くの釣りを楽しみたいアングラー様には是非おすすめします。
【ヤマガブランクス】シーウォーク キャストジギング スイム&スキップ SS71ML 2023年発売
①型式 | SS71ML |
②長さ | 217cm |
③ティップ仕様 | ソリッド |
④ルアー負荷(キャストウェイト) | キャストウェイト60g) |
2023年度、新たにラインナップされたヤマブランクスの最新オフショアキャスティングモデル。
幅広い水深、シーズンを問わない多用性が実現され、多彩な魚種と対峙できるパワーブランクスも搭載されています。安定したリーリング性能を活かして、キャスティングタイラバにも高次元に適応しながら楽しめるロッドになっています。
【メジャークラフト】ジャイアントキリング 5G ライトジギング S64SLJ 2022年発売
①型式 | S64SLJ |
②長さ | 193cm |
③ティップ仕様 | ソリッド |
④ルアー負荷(キャストウェイト) | 20~80g |
シャローエリアからボトムの幅広いレンジに対応し、R360構造を採用したスーパーライトジギングモデル。
スピニングのキャスティング性能を生かし、広範囲を探る釣りや、静かな巻取りで誘っていくキャスティングタイラバなど、操作性を重視したオフショアゲームにも多様性を発揮します。感度とパワーも申し分なく、不意なランカークラスの襲来にもバッドパワーをしっかり活かせます。
【オーパデザイン】オーシャンセンサー LJP OSE-LJP S60ML 2020年発売
①型式 | OSE-LJP S60ML |
②長さ | 183cm |
③ティップ仕様 | ソリッド |
④ルアー負荷(キャストウェイト) | MAX100g(キャストウェイト80g) |
ターゲットになる全ての魚に対し、耐久性良く高次元に対応可能なライトジギングロッド。
専用開発素材のメリットを活かし、テーパーやロッド重量、繊細感のトータルバランスがベストに融合されています。オフショアゲーム初心者の方からエキスパートの方まで、納得の使用感を体感できる、取り回しの良いショートレングスモデルです。
更に気になるタイラバ用スピニングロッドが御座いましたら、下記↓↓↓↓のECサイトから検索頂ければ、お気に召すロッドが見つかるかも知れません。
タイラバ専用スピニングロッドを操作する注意点
タイラバゲームは、突っ込みが鋭く、それでいてバイトキャッチとフッキングが難しい釣りになります。掛け釣り、乗せ釣り、どちらの釣りでも最後はフッキング力と主導権を渡さないスピード勝負になります。
特に大型と判る魚を掛けた後のロッド破損は、そのスピードに負けて、バッドを水平から下方向に向けてしまった折に発生します。
どんなに引き込まれても、必ずロッドを立ててファイトを楽しみましょう。タイラバ専用ロッドは、このような強烈な引き込みにも柔軟に対応できるベリーパワーとリフティングパワーを併せて設計されています。自身のロッドを信じて、パワー勝負を楽しみましょう。
そしてロッド操作の基本である、
・ルアー(タイラバ)負荷重量(上限値)は守る。
・根掛時も、必要以上にロッドを煽らない。
・釣行後は、簡単でもロッドの洗浄を行い、特にライン負荷が一番かかるファーストガイド付近には塩分を残さない。
最低限、以上のことを念頭に置き、せっかく手に入れたロッドを長生きさせましょう。
タイラバ専用スピニングロッド紹介と本記事のまとめ
今記事では、マダイとキャスティングで遊ぶためのタイラバで使用したいスピニングロッドの詳細を紹介してきました。当記事では、
①タイラバにおけるスピニングタックルのメリット
②他の釣りから代用(併用)ロッドを考える
③タイラバ用スピニングロッドの選び方
④タイラバ用スピニングロッド30選のご紹介
⑤タイラバ専用スピニングロッドを操作する注意点
以上のポイントに絞って纏めて参りました。
是非ご参考になって頂き、自身に適したタイラバロッドを選択、購入頂ければと思います。
ロッド説明を更に詳しく知りたい方は?
ページ最下部に「お問い合わせ」項が御座いますので、そちらからご連絡頂ければ、少々お時間を頂いた上で、調査、確認後にご回答いたします。
それでは、このブログをご覧になって頂いた皆様が、よりよいフィッシングギアを購入されて、自然と楽しく遊んでくださる事を願って、次回の商品紹介の記事執筆に入らせて頂きます。楽しみにお待ち願えれば幸いです。
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