近年、釣りやSUPなどの水辺のレジャーを楽しむ人が増えています。しかし、水辺には常に危険が伴うため、安全対策は万全にしておきたいものです。
そこでおすすめなのが、腰巻ベルト型のライフジャケット。今記事では、装着が簡単で軽装スタイルにもマッチする、腰巻ベルト型ライフジャケットに着目し、製品の仕様や着用義務の解説を交えながら、各メーカーからおすすめモデルを12選ご紹介して参ります。
是非最後までご覧いただき、安全・快適に水辺のアクティビティを楽しんでいきましょう!

・釣りや水辺のアクティビティを楽しむ方で、腰巻ベルト型のライフジャケットをお探しの方におすすめ
・ライフジャケットの必要性と規格、着用義務について知りたい方におすすめ
・ライフジャケットの価格帯による安全性の差に疑問を持たれている方におすすめ
ライフジャケットの必要性と着用義務範囲
ライフジャケットは、落水事故から命を守るためのマストアイテムです。まずは、着用義務や推奨についての範囲や必要性を理解しておきましょう。
着用義務の適用範囲
この釣り場は?防波堤は?などのように、ライフジャケットの着用範囲には基準が設けられており、ショア(岸釣り)とオフショア(沖釣り)で規定や罰則も異なります。法令に関わることですので、しっかり頭に入れておきましょう。
着用義務範囲
オフショア(沖釣り)での小型船舶は、国の安全基準に適合したライフジャケットの着用が義務付けられています。乗船者が未着用の場合は罰則も設けられ、船長やキャプテンに違反点数が課せられ、累積した場合は免許停止の厳罰も課せられます。
手漕ぎボートやカヤック・SUPの場合は別で、着用推奨の領域です。違反点数等の罰則は設けられておりませんが、水上アクティビティの業界では、命を守る行動として着用を推進しています。
法律の制定や各地域の条例等で、適用範囲や罰則規定が変わる場合もありますので、国土交通省の海事規則は都度チェックしておきましょう。
ライフジャケットには、国土交通省の厳しい試験に合格した証として桜マークが付与されます。定められた浮力や規格、耐久性の安全基準を満たしていることを示し、信頼性を証明する基準のマークになります。

着用推奨範囲
ショアの釣り(岸釣り)や水上アクティビティーの水域では、ライフジャケットの着用は義務にはなっていません。地続きの防波堤や磯場、サーフ(砂浜)は、あくまでも着用推奨(努力義務)が唄われており、自己判断の領域です。
沖防波堤や沖磯などに渡船(渡し船)を利用して渡る場合は、もちろん着用義務が課せられます。また、釣り場に上がった場合は着用推奨になりますが、水深や潮の早さ、足場の高さを鑑みれば、落水した場合に備えて着用しておいた方が安全で、何かあった時のトラブル回避にも繋がります。
海釣り公園などの公共施設では、着用義務になっている施設もありますので、利用される場合は事前の確認が必要です。
落水事故が頻繁に起こると、釣り場の閉鎖、つまり立ち入り禁止の処置がとられる場合があります。全国各地のフィールドを見渡せば、この手のトラブルで釣り場が閉鎖されている場所がいくつも見受けられます。ライフジャケット着用は釣り場を守る手段にもなってきますので、しっかり着用していきましょう。
ライフジャケットの必要性
ライフジャケットは、万が一水中に転落した場合に体を物理的に水面に浮かせることで、溺れるリスクを大幅に軽減します。特に、泳ぎが得意でない方、お子様、高齢者にとっては必須のアイテムです。
上項でも解説したように、フィールドの違いによって、着用推奨と義務に分かれることもありますが、フィッシングシーンの着用比率を見てみると、特にショアの釣り(岸釣り)では、約50%の方が未だ未着用というのが実態のようです。
ライフジャケット着用有無での事故統計
落水事故から死亡に至ってしまうデータを見てみると、ライフジャケットの形状や仕様に関わらず、着用無の死亡確率は、着用有の3倍にもなります。(※神戸地方海難審判庁データ抜粋)
それだけライフジャケットの効果は絶大であり、万が一の落水事故に備えるべきアイテムと言わざるをえません。自分は大丈夫と侮らず、命を守るため、そして年々減っていく釣り場を守るためにも、ライフジャケットの着用は、釣り人の使命と言っても間違いはありません。

腰巻ベルト型ライフジャケットの特徴解説
落水事故から命を守ってくれるライフジャケットにも様々な形態・仕様のモデルがありますが、腰巻ベルト型のライフジャケットの特徴やメリット・デメリットをチェックしていきましょう。
気室膨張時の形状
気室は腰の上部で密着膨張し、自ずと浮き輪を被った状態と同じなります。上半身を水上に浮かせる構造になり、上体をしっかりホールドして、両腕で気室を抑え込める形状に膨張します。
膨張後は、気室を体側に這わせ、前部のバックルを嵌めて体に密着固定します。

動き回る釣りでは腰巻ベルト型が快適
腰巻ベルト型のライフジャケットは、上半身がフリーになるため、腕や肩などの可動域を狭めずに機動力を保てます。ランガンを主体にしたショア(岸釣り)の釣りはもちろん、船舶やボート上のオフショアゲームでも激しいタックル操作時も邪魔になりません。
夏場や炎天下の釣りにも最適で、上半身は通気性を保てますので、蒸れにくく、暑い時期でも快適な釣りが期待できます。
価格帯によって安全性に差はある!?
ライフジャケットは、モデルによって価格に開きがあるため、安いモデルの購入時には一抹の不安を覚えてしまう事と思います。確かに価格の開きにはネームバリューという観点もありますが、価格差=メーカー製と無名メーカーの違いだけでなく、万が一の時の品質保証の違いがあります。
特に命を預けるライフギアですので、出所がはっきりしているメーカーやモデル選びに間違いはありません。気室の浮力や生地の耐久性、インジケーターの応答性など、各パーツ自体の保証も組み合わさるため、結果として価格に影響するのも頷けることと思います。
自動膨張式と手動膨張の違い
膨張式のライフジャケットには自動膨張式と手動膨張式の2種類があります。正確に言えば、自動膨張式には手動のノブ紐も搭載されており、落水時に万が一自動膨張しなかった場合に強制的に気室にガスを送ることが出来ます。
どちらの様式にもメリット・デメリットが御座いますので、それぞれの違いと用途を理解しておきましょう。
自動膨張式のメリット・デメリット
【メリット】
落水してパニックになっている場合や、意識を失ってしまった場合でも、気室が膨張して確実に浮力を確保できます。自動膨張式は、万が一の際に自力で膨張させることが難しい場合に有効です。
【デメリット】
水分を感知するカートリッジが、雨や波しぶき・結露に反応してしまい、保管時や意図しない状況で誤作動し、気室が膨張してしまう場合があります。
波を被りやすい、または水に浸かる釣りやアクティビティの使用では、誤作動がかえって危険な状態にもなりますので注意が必要です。
手動膨張式のメリット・デメリット
【メリット】
誤作動のリスクが低く安心して使用でき、自動膨張式と比較すると価格的にも安価な傾向があります。構造がシンプルなため、メンテナンスも比較的容易です。
【デメリット】
緊急時に手動で膨らませる必要があるため、自動膨張式に比べると、緊急時の対応が遅れる場合があります。泳ぎが苦手な方には自動膨張式をおすすめします。

腰巻ベルト型ライフジャケットの選び方
腰巻ベルト型ライフジャケットの形状や特徴は理解されて頂けましたでしょうか。ここからは、実際にチョイスする場合に抑えておきたい項目と選び方を見ていきましょう。
原則として安全基準(国土交通省型式承認品)を満たすこと
上項でも解説を加えましたが、まずは桜マーク=国土交通省型式承認品を選ぶ必要があります。万が一の落水事故においても、命を預けられる、信頼性の高いモデルになりますので、認定モデルに拘って選んでいきましょう。
法令上、オフショア(沖釣り)以外の釣りであれば桜マーク搭載品に固執する必要はありませんが、後々オフショアの釣りにトライされる可能性や買い増しの金銭面、安全品質を鑑みれば、桜マークは有ったに越したことはありません。

サイズと浮力の選び方
腰巻部分のベルトサイズをチェックし、ご自身の体型に見合ったライフジャケットを選ぶ必要があります。
アベレージ寸法(平均寸法)は70cmから100cmで設計されていますが、お子様や細身の女性が着用の場合は下限寸法を下回り、装着状態が安定せずに、安全が担保できない場合があります。その場合はお子様用ベストタイプなど、寸法が見合ったライフジャケットをチョイスしていきましょう。
体型がふくよかな方や、厚着をする冬場の釣りがメインの方であれば、サイズは必ずチェックし、上限寸法が120~150cmであるか確認する必要があります。
また、ライフジャケットは水面から頭部を出して呼吸することが目的になるため、必要最低限の浮力を保持する気室がセットされています。腰巻ベルト型タイプの場合は平均して、7.5㎏の浮力で24時間凌げる規格で設計されています。
頭部の重さは、平均的に体重の10%(10分の1)、つまり体重の1割程度の重さになります。一般的なライフジャケットの浮力は、平均男性の体重比率で設計されており、体重75kgで浮力は7.5kgとなる訳です。体格が良い方や太っていらっしゃる方は、平均より体重も嵩みますので、ご自身の体重の1割を基準に浮力を見ていきましょう。
自動か手動か用途に合わせる
上項で解説を加えたように、使い方やシチュエーションによって自動か手動かを選ぶ必要があります。
ショアの釣り(岸に上がっての釣り)で、水気を浴びる可能性が低ければ自動膨張式。またオフショア(船釣り)でも自動膨張式で問題ありませんが、船を走らせている間は波を被る可能性も高くなりますので、気室ポーチ部分を水分から養生し、何かのタイミングで外す場合も、濡れた甲板に直接置かない配慮・工夫が必要です。
ショアの釣りでもウェーディングや水辺に立ち込む釣りでは、波や飛沫を被りやすくなり、転んだ場合も落水と同じようにインジケーターが反応してしまいますので、装着するの出れば手動膨張式を選んでいきましょう。
腰巻ベルト型ライフジャケットおすすめモデルご紹介
ここからは、桜マーク付きで信頼性も高く、実用性も高い腰巻ベルト型ライフジャケットを16選ご紹介して参ります。アベレージサイズ(平均サイズ)とラージサイズに分類し、①膨張仕様(手動or自動)、②浮力、③ベルトサイズを記述して参りますので、気になるライフジャケットを是非チェックされてみて下さい。
アベレージサイズの腰巻ベルト型ライフジャケットのご紹介
【タカミヤ】オライオ 自動膨脹式ライフジャケット コンパクトタイプ OR-9320RS25
①膨張仕様 | 自動(手動ノブ付き)膨張式 |
②浮力 | 7.5kg |
③ベルトサイズ | 70~100cm |
コンパクト設計ながらも十分な浮力を確保する、高い安全基準をクリアした腰巻ベルト型ライフジャケット。デザイン性も高く、人気の高い5種類のカラーがラインナップされますので、ウェアーや服装に合わせてチョイス頂けます。オフショアの釣りをはじめ、陸っぱりでのルアー釣りやエギング、シーバス釣りなど、ランガンを主体とする釣りに最適です。
【デプス】自動膨張式ライフベルト DPS-9320RS
①膨張仕様 | 自動(手動ノブ付き)膨張式 |
②浮力 | 9kg |
③ベルトサイズ | 70~100cm |
高い安全基準をクリアし、小型船舶の乗船にもしっかりと対応出来るデプスのライフジャケット。メインベルトに沿って気室が膨張するレールシステムで小型化が可能となり、体型の小さな方でも快適に装着できます。動きの多い釣りにも快適な装着感を得られ、高い安全性と快適性を両立出来る高性能ライフジャケットです。
【ブルーストーム】ティバノウエスト BSJ-5620RSⅡ
①膨張仕様 | 自動(手動ノブ付き)膨張式 |
②浮力 | 11.5kg |
③ベルトサイズ | 70~100cm |
装着ポーチ部には防水性の高いターポリン生地が採用され、誤作動の発生が極力が抑えられる、自動膨張のライフジャケット。装着面には滑り止め防止ベルトも採用され、激しい動作時でもズレることなくストレスを感じさせない仕上がりです。下記のBSJ-5630RSEと同様に、ダブルインジケータ採用モデルです。
【ブルーストーム】Réティバノウエスト BSJ-5630RSE
①膨張仕様 | 自動(手動ノブ付き)膨張式 |
②浮力 | 11.5kg |
③ベルトサイズ | 70~100cm |
保管や持ち運ぶ為の収納袋が付属する、ブルーストームの安定信頼の腰巻型ライフジャケット。インジケーターがダブルで搭載され、ガスカートリッジの状態を確認しやすい工夫が加えられています。外装にはD管も搭載され、釣行に必要な各種アイテムを連結させられる便利モデルです。
【ダイワ】DF-2220 コンパクトライフジャケット
①膨張仕様 | 自動(手動ノブ付き)膨張式 |
②浮力 | 7.5kg |
③ベルトサイズ | 70~100cm |
長時間の着用でも疲れにくいコンパクト設計が施される、軽量仕様のベルト型ライフジャケット。落水の際にはベルトに沿って気室が膨脹するレールシステムが搭載され、万が一の状態でも安定した膨張性を確保できます。余ったベルトは巻取り固定式になりますので、すっきりとした装着感を維持出来ます。
【シマノ】ラフトエアジャケット VF-053U
①膨張仕様 | 自動(手動ノブ付き)膨張式 |
②浮力 | 7.5kg |
③ベルトサイズ | 70~100cm |
安全性と快適性を両立した、釣りや水上スポーツにおすすめの腰巻型ライフジャケット。コンパクトで動きやすく、釣りなどのアクティビティでも動作を妨げず、見た目もスッキリとしたビジュアル性もおすすめです。細身の方で調整ベルトが余った分は、巻取り面ファスナーに収納出来ますので、様々な体型の方にベストフィットします。
ラージ対応サイズの腰巻ベルト型ライフジャケットのご紹介
【マズメ】mazume インフレータブルウエストSP
①膨張仕様 | 自動(手動ノブ付き)膨張式 |
②浮力 | 7.5kg以上 |
③ベルトサイズ | 55~120cm |
マズメが独自開発したジャガード織りのハードベルトが搭載される、機能性にも特化された腰巻ベルト型ライフジャケット。一般的なライフジャケットのベルトに比べて数倍の強度と硬度を持ち、大型プライヤーやファイティングパッドなど、オプションパーツを装着してもベルトがへたることがありません。この便利機能はショアの釣りにも効果を示し、ランガンスタイルにも効率的にマッチします。
【ジャッカル】JK自動膨張ライフジャケット JF06
①膨張仕様 | 自動(手動ノブ付き)膨張式 |
②浮力 | 9kg以上 |
③ベルトサイズ | 55~140cm |
キャスティングやアクション時の動作を妨げない、スリムな外観が人気のライフジャケット。ウエストベルトは約55~140cmまで調節可能で、幅広い体型の方にフィットする仕上げです。18gボンベ使用で浮力も9kg以上/24時間を確保し、迅速な浮力確保が可能です。
【ダイワ】DF-2724 インフレータブルライフジャケット
①膨張仕様 | 自動(手動ノブ付き)膨張式 |
②浮力 | 7.5kg |
③ベルトサイズ | 55~140cm |
腰回りにしっかりフィットする、オリジナル立体裁断設計が採用される腰巻モデルのライフジャケット。Dリングも搭載され、多彩なアクセサリーが装着可能です。フリーサイズの腰巻ベルトも搭載され、体格の良い方でも安心してお買い求めいただけます。充気装置はハルキロバート社製16HR-6Fが採用され、万が一のための信頼性も獲得しています。
【シーウルフ】SW-J-F08 SEAWOLF ライフジャケット
①膨張仕様 | 自動(手動ノブ付き)膨張式 |
②浮力 | 17kg |
③ベルトサイズ | 55~152cm |
体重約150kgの方まで安全に浮遊可能な高浮力設計が施される、高信頼の腰巻ベルト型ライフジャケット。高容量ガスボンベが搭載され、17kg以上の高浮力を実現しています。ずれ落ち防止のサスペンダーが付属することで、装着ズレを抑えて、釣りや水上アクティビティを快適に楽しめます。フリーサイズのベルト採用で、幅広い体型の方にフィットする安心設計もおすすめポイントです。
【がまかつ】コンパクトエアフローター GM2196
①膨張仕様 | 自動(手動ノブ付き)膨張式 |
②浮力 | 7.5kg |
③ベルトサイズ | 70~120cm |
摩擦に強いコーデュラ生地とターポリン素材を採用し、耐久性と装着性を高めた高強度ライフジャケット。コンパクトで軽量な設計により、各種釣りの動作を阻害せず、快適な着用感を実現しています。他メーカー製品同様に高い安全基準をクリアしており、小型船舶の乗船にも対応しています。釣具メーカー大手のモデルですので、安全性と快適性を追求し、多用な釣りに対応する汎用性も兼備しています。
【オーシャンライフ】オーシャン WR-1型 TYPE A
①膨張仕様 | 自動(手動ノブ付き)膨張式 |
②浮力 | 19.6kg |
③ベルトサイズ | 75~120cm |
ライフジャケットをはじめとする、救命胴衣の製造専門メーカーのオーシャンライフにラインナップされる、高信頼の腰巻ベルト型ライフジャケット。様々な用途に対応した製品を展開される中でも、幅広いサイズに適応する当モデルは、各種アクティビティ施設でも多用されています。人間工学に基づいた設計で、長時間の着用でも疲れにくい仕様で提供されています。
その他にも、お好みの腰巻ベルト型ライフジャケットがありましたら、下記ECサイトからチェック頂ければ、お気に召すライフジャケットが見つかるかもしれません。
本記事のまとめ
本記事では、 事故から命を守ってくれる腰巻ベルト型ライフジャケットについて、性能や各種の釣りに対するマッチングの視点から解説して参りました。
本記事では、
①ライフジャケットの必要性と着用義務範囲
②腰巻ベルト型ライフジャケットの特徴解説
③腰巻ベルト型ライフジャケットの選び方
④腰巻ベルト型ライフジャケットおすすめモデルご紹介
以上の内容で記事を纏めて参りました。
当記事を参考にされ、腰巻ベルト型ライフジャケットの性能を吟味されて頂ければ幸いです。より自分にあったライフジャケットをチョイスし、快適なフィッシングライフ・水上アクティビティの楽しさを満喫していきましょう。
腰巻ベルト型ライフジャケットについての解説を更に詳しく知りたい方は?
ページ最下部に「お問い合わせ」項が御座いますので、そちらからご連絡頂ければ、少々お時間を頂いた上で、調査、確認後にご回答いたします。
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