近年、ライトゲームの世界で注目を集めるベイトフィネスリール。スピニングタックルが主流だったアジングにおいても、その進化は新たな可能性を切り開いています。
「軽量なジグ単は投げられないのでは?」「バックラッシュが心配…」そんな不安を感じていませんか?
しかし、現代のベイトフィネスリールは、アジングで多用する超軽量リグをストレスなくキャストできるよう設計されています。このリールがもたらすのは、ルアーの動きや魚の微かなバイトをダイレクトに感じる究極の感度。そして、手返しの良さから生まれる、効率的な釣りのスタイルです。
この記事では、そんなアジングに最適なベイトフィネスリールの選び方を徹底解説し、厳選したおすすめモデルを8選ご紹介します。さらに、アジングで培ったキャスト技術が、渓流トラウトなど他のフィネスゲームにも応用できることもお伝えします。
アジングをさらに深く、面白くするヒントがここにあります。さあ、ベイトフィネスで新しいアジングの世界を体験してみませんか?

なぜアジングにベイトフィネスリールがおすすめなのか?
近年、各リールメーカーから発売されているベイトフィネスリールは、アングラーの特定のニーズに応えるために、飛躍的な進化を遂げています。特に、これまでスピニングリールの独壇場であったアジングにおいても、その進化は大きな影響を与えています。
スピニングタックルが主流となっているアジングで、あえてベイトフィネスリールを使うメリットとは何でしょうか?それは、ベイトリールが持つ本質的な強みと、近年の技術革新によって実現された繊細さの融合にあります。
軽量リグを正確に、スムーズにキャストできる
従来のベイトリールでは、1g以下の超軽量なジグ単や超軽量リグをキャストすることは至難の業でした。しかし、近年のベイトフィネスリールは、スプールの回転精度を極限まで高めることで、この課題を克服しています。
スプールの超軽量化と高精度ベアリング
スプールの自重を限界まで軽くし、回転時の慣性を低減させることで、微かなルアーウェイトでもスムーズに回転を開始します。これにより、超軽量リグでもライン放出が滑らかになり、飛距離を確保しやすくなりました。
専用のブレーキシステム
細いラインを使用するアジングでは、バックラッシュは致命的なトラブルです。そのため、各メーカーはフィネスリール専用のブレーキシステムを開発し、軽量リグをキャストする際の微細なスプール回転の変化にも対応。細いラインでも安心してキャストできるようになっています。

手返しの良さと素早いアプローチ
ベイトリール最大のメリットの一つが、手返しの良さです。スピニングリールのようにベールを起こす動作が必要なく、クラッチを切るだけで瞬時にキャスト準備が完了します。
無駄のないスムーズな動作
クラッチを切り、親指でサミングする一連の動作は、スピニングリールのキャスト動作よりも短く、スムーズです。ワンハンド(片腕)操作も容易になり、ライト感覚な操作感もベイトリールの持ち味です。
ポイント撃ちの精度と手返しアップ
小規模な漁港や常夜灯周りなど、ピンポイントを狙うアジングでは、手返しの良さが釣果に直結します。手返しが良くなることで、短い時合いの中でも効率良くアジを狙うことができます。

ダイレクトな感度と高いバイトキャッチ精度
ベイトリールはラインがスプールに直結している直線構造のため、スピニングリールのようにベールを通すラインの抵抗がありません。これにより、ルアーの動きや水中の変化、そして魚からの微かなアタリを、よりダイレクトに手元で感じ取ることができます。
巻き感度の高さ
リールの巻き感度が非常に高いため、巻き抵抗の少ない軽量なジグ単でも、ルアーが潮流に乗っているか、底をトレースしているかなど、リグやルアーの動きを正確に把握できます。
バイト(アタリ)の増幅
魚がジグ単を吸い込むような小さなアタリも、巻き感度の高さによって増幅され、明確に手元に伝わってきます。これにより、繊細なアタリを逃さず、フッキングに持ち込む精度が向上します。

以上が、アジングにベイトフィネスリールをおすすめする理由です。これらのメリットを最大限に活かすためには、リールの性能をしっかりと理解し、自分のスタイルに合ったモデルを選ぶことが重要になります。
失敗しないアジング向けベイトフィネスリールの選び方
アジングにベイトフィネスリールを導入しようと考えた時、最も重要なのは「自分のスタイルに合ったモデルを、失敗なく選ぶこと」です。近年のベイトフィネスリールは高性能化が進みましたが、すべてのモデルがアジングに適しているわけではありません。
特に以下のポイントを押さえておくことで、アジングを主体に他の釣りにも応用できる一台を見つけられます。
ブレーキシステムの仕様と超軽量リグへの適性をチェックする
ベイトフィネスリールのキャスト性能を左右する最も重要な要素がブレーキシステムです。各メーカーが独自に開発したブレーキシステムは、軽量ルアーのキャスト性能に直結します。
ダイワのベイトフィネスリールのブレーキシステム
ダイワのベイトフィネスリールのブレーキシステムはSS MAGFORCEが代表的です。従来のマグネットブレーキシステムと異なり、インダクトローターをスプール内側に配置。スプール回転が低速時でもしっかりブレーキを効かせ、超軽量ルアーでもバックラッシュを抑えながらスムーズにキャストできるのが特徴です。

シマノのベイトフィネスリールのブレーキシステム
シマノのベイトフィネスリールのブレーキシステムは完全専用設計のFTBです。外部からの調整に加え、スプール内部のマグネットが遠心力で移動することでブレーキ力を自動調整する仕組みは、軽量リグのキャストを強力にサポートします。

アブガルシアのブレーキシステム
マグトラックスIIIの磁気ブレーキシステムを主力としています。外部ダイヤルで細かく調整でき、軽量リグから重めのルアーまで幅広い対応力を持つモデルが多く見られます。内部のマグネットの搭載個数の調整も可能で、経験値に合わせて基本のブレーキ力を調整可能な構造です。

テイルウォークのブレーキシステム
ライトゲームに特化した2点遠心力ブレーキシステム。大小異なるブレーキシュー(赤=ブレーキ強、青=ブレーキ中)を使い分け可能。リグやルアーの重量に応じてセッティングを変更し、素直でナチュラルなブレーキフィーリングを発揮します。

浅溝スプールによる軽量化
アジングで使用する細いラインは、スプールに巻く量が少ないため、必然的に浅溝スプールが必須となります。しかし、ただ浅ければ良いわけではありません。
Φ28mm~Φ32mmの小径スプール
スプール径が小さく重量が軽いほど、キャスト時に軽量リグでもスプールの回転をスムーズに立ち上げられ、巻き始めのレスポンスも向上します。
肉抜き・肉薄構造、軽量材質
スプールの自重を限界まで軽量化するために、超々ジュラルミンやG1ジュラルミンといった軽量かつ高強度の材質が採用されています。さらに、穴あけ加工(肉抜き)を施すことで、スプールの慣性を低減させ、超軽量リグでもバックラッシュしにくい設計になっています。
アジングでは「ハイギア」が適正
リールのギア比は、ハンドル1回転あたりにどれだけラインを巻き取るかを示す数値です。アジングでは、ルアーを操作してアジのバイトを誘発させるため、巻きのスピードを手元で自在にコントロールできるハイギアモデルが適正です。
素早い回収と手返しの良さ
ハイギアは巻き取り速度が速いため、ルアーを素早く回収でき、手返しの良い釣りが可能です。特に時合いが短い時や、アジの群れを効率良く探したい時に威力を発揮します。
ラインメンディングのしやすさ
キャスト後、風や潮流の影響でラインがたるんだ際に、素早く巻き取ることでラインを一直線に保ち、コントロール性と感度を維持できます。
汎用性も高めたハイギアを推奨
ギア比7.0以上がハイギアと呼ばれ、アジングにおいては汎用性が高く、様々な状況や他魚種の釣りに対応できます。
パーミング性と手感度をアップさせるコンパクト設計
アジングでは、リールを握り込んで繊細な操作を行うことが多いため、リールのパーミング性(握りやすさ)は非常に重要です。
コンパクトなボディ
ボディがコンパクトであるほど、手のひらにフィットしやすくなり、操作性の向上と長時間の疲労低減に繋がります。更には、リールは小型になればなるほど金属感度が上がり、バイトキャッチの精度も高まります。
手感度の向上
上記のバイトキャッチ精度に加え、ボディが手にフィットすることで、ラインを通して伝わる水中の情報や魚のアタリを、よりダイレクトに感じ取ることができます。これにより、巻き感度とバイトキャッチ精度がさらに向上します。
PEラインへの対応性
アジングではエステルラインや細いフロロカーボンラインを使用するのが主流ですが、一部のアングラーは感度や強度、キャスト飛距離を重視してPEラインを使用します。
PEラインは細く、ハリとコシがないため、バックラッシュした際にスプール内部に食い込みやすいという弱点があります。そのため、PEラインを使用する可能性がある場合は、そのラインに対応したスプールやブレーキシステムを搭載しているか、事前に確認しておくことが大切です。
以上のポイントを踏まえ、次のパートではこれらの基準をクリアした、アジングに最適なベイトフィネスリールを具体的にご紹介していきます。
リールを選んだら、次はそれに合わせるロッド選びが重要になります。最適なタックルバランスで、アジングの楽しさはさらに広がります。アジングに最適なベイトフィネスロッドについては、こちらの記事も参考にしてください。

アジング向けベイトフィネスリールおすすめ8選
アジングに最適なベイトフィネスリールの選び方を踏まえた上で、ここでは特におすすめのモデルを厳選して8選ご紹介します。各モデルがどのようなアジングスタイルに適しているか、そして渓流トラウトなど他の釣りへの応用性も合わせて解説しています。
選ぶ際は、ご自身の予算やよく使うラインの種別、そしてフィッシングスタイルに最もマッチする一台を見つけてください。
シマノのフィネス対応ベイトリールのご紹介
【シマノ】SLX BFS XG
| ①本体重量 | 170g |
| ②ギア比(巻取り量/回転) | 8.2(82cm) |
| ③スプール糸巻き量 | PE0.6号:150m |
| ④ブレーキシステム&スプール材質 | FTB: 超々ジュラルミン製スプール |
| ⑤価格帯 | ¥18500~20020 |
2025年に登場したシマノの最新モデル「SLX BFS XG」は、アジングを始めとするライトソルトゲームを本格的に楽しみたいアングラーに最適なベイトフィネスリールです。
このリールの最大の魅力は、価格帯を抑えながらも上位機種に迫る性能を備えている点です。アジングで多用する1g以下の軽量リグをストレスなくキャストするために、軽量・低慣性のS3Dスプールを採用。スプールの回転精度が極めて高いため、飛距離を確保しつつ、ルアーの着水までスムーズにラインを放出します。
また、シマノ独自のマグネットブレーキシステム「FTB(Finesse Tune Brake)」は、外部ダイヤルで簡単に調整が可能。風が強い日や、極小ジグヘッドを使う際も、バックラッシュを気にすることなく繊細なキャストをアシストします。
ギア比は、ハイギアのXG(エキストラハイギア)。巻き取り速度が速いため、たるんだラインを素早く回収でき、アジの微かなバイトも逃しません。コストパフォーマンスに優れ、アジングだけでなく、渓流トラウトやメバリングなど様々なフィネスゲームに挑戦できる一台です。
【シマノ】アルデバラン BFS HG
| ①本体重量 | 130g |
| ②ギア比(巻取り量/回転) | 7.8(71cm) |
| ③スプール糸巻き量 | PE0.6号:100m |
| ④ブレーキシステム&スプール材質 | NEW FTB: MGLスプールⅢ(超々ジュラルミン) |
| ⑤価格帯 | ¥35000~43000 |
シマノのベイトフィネスリール中核モデル「アルデバラン BFS HG」。バスフィッシングのベイトフィネス攻略で培われた技術を結集し、アジングの世界に新たな次元のキャストフィールをもたらす一台です。
最大の特長は、最新のNEW FTBと、超低慣性なマグナムライトスプールⅢの相乗効果。極限まで軽量化されたスプールは、まるでルアーの自重だけで回っているかのような滑らかな立ち上がりを実現し、アジングで多用する1g以下の軽量ジグヘッドでも、ルアーの重みをしっかりと乗せた「最後の一伸び」を感じるキャストを可能にします。
ギア比は、アジングに適したHG(ハイギア)がベスト。優れた巻き取りスピードは、たるんだラインを素早く巻き取り、潮流の変化や魚からの微かなアタリを即座に手元に伝えます。
究極のフィネス性能を求めるアングラーにとって、このリールはまさに「完成形」に近い存在。アジングにおける繊細なアプローチを、より快適に、より高次元に引き上げてくれるでしょう。
【シマノ】カルカッタコンクエスト BFS HG
| ①本体重量 | 195g |
| ②ギア比(巻取り量/回転) | 7.8(71cm) |
| ③スプール糸巻き量 | PE0.6号:100m |
| ④ブレーキシステム&スプール材質 | NEW FTB: MGLスプールⅢ(超々ジュラルミン) |
| ⑤価格帯 | ¥43000~52000 |
丸型リールの伝統と最先端のフィネス性能を融合させた「カルカッタコンクエスト BFS」。このリールは、アジングを極めたいアングラーにとって、まさに究極の一台と言えるでしょう。
最大の特長は、丸型リール特有の堅牢なボディでありながら、驚くほどのコンパクトさとロープロファイル化を実現した点です。手のひらに吸い付くようなパーミング性は、微かなバイトも逃さない感度を生み出します。
内部には、上位機種に搭載されるS3DのマグナムライトスプールⅢとNEW FTBを搭載。これにより、1g以下の軽量ジグヘッドでも、狙ったピンポイントへ正確にキャストできる異次元のキャスト性能を誇ります。そのキャストの滑らかさと飛距離には、当サイト管理人自身も「なけなしの小遣いをはたいて購入した甲斐があった!」と惚れ惚れするほどです。
水洗いしやすい構造は、ソルトでの使用を考えると大きなメリット。アジングだけでなく、渓流トラウトやメバル、バスフィッシングなど、あらゆるライトゲームを極めたいアングラーから絶大な支持を受けている、まさにベイトフィネスリールの決定版です。
ダイワのフィネス対応ベイトリールのご紹介
【ダイワ】アルファスBF TW 8.5
| ①本体重量 | 165g |
| ②ギア比(巻取り量/回転) | 8.5(80cm) |
| ③スプール糸巻き量 | PE0.6号:45m |
| ④ブレーキシステム&スプール材質 | SS MAGFORCE: G1ジュラルミン製スプール |
| ⑤価格帯 | ¥37000~40000 |
ダイワベイトフィネスリールのハイスタンダードモデルとして、確固たる地位を築く「アルファスAIR TW 8.5」。アジングのフィネスゲームを極めたいアングラーに、その卓越した性能を実感させてくれる一台です。
このリールの心臓部であるG1ジュラルミン製φ30mmベイトフィネススプールは、驚くほどレスポンスの良い立ち上がりを実現。これにより、1gに満たないような超軽量リグでも、ルアーの自重をしっかりと乗せてスムーズにキャストできます。
ブレーキシステムには、ダイワフィネスの最高峰とも言えるSS MAGFORCEを搭載。キャスト時にスプールが高速回転する初期段階でしっかりブレーキを効かせ、後半は失速を抑えることで、バックラッシュを防ぎつつも飛距離を最大限に引き出します。
さらに、ダイワの新しい設計思想であるHYPERDRIVE DESIGNの恩恵を受け、高い耐久性と滑らかな巻き心地を長期間維持します。ソルトルアーの酷使にも耐えうる堅牢性は、安心して使い続けられる大きなメリットです。
このリールは、まさに「BF-Concept」の真骨頂。超軽量級ルアーを自在にキャストし、アジングの世界をさらに深く楽しむための理想的なパートナーとなるでしょう。
【ダイワ】SS AIR TW
| ①本体重量 | 145g |
| ②ギア比(巻取り量/回転) | 8.5(74cm) |
| ③スプール糸巻き量 | PE0.6号:130m |
| ④ブレーキシステム&スプール材質 | SS MAGFORCE: G1ジュラルミン製スプール |
| ⑤価格帯 | ¥42000~46000 |
ベイトフィネスリールの歴史に名を刻む「SS AIR TW」が、さらなる進化を遂げて再誕しました。このリールは、フィネスな繊細なアプローチを極めたいアングラーのために、妥協のない精密性能を追求したモデルです。
最大の特長は、沢村幸弘氏参画によるレスポンスの良いスプールユニットと、ダイワ最高峰のフィネスブレーキシステムであるSS MAGFORCEの組み合わせ。これにより、1gに満たないような超軽量リグでも、ルアーの自重をしっかりと乗せたキャストが可能です。極めてストレスのない安定したキャストフィールは、風の影響を受けやすいアジングにおいて、大きなアドバンテージとなります。
ボディも大幅にコンパクト化され、手のひらにすっぽりと収まるパーミング性の良さは、長時間にわたるアジングでも疲労を感じさせません。これにより、ラインを通して伝わる微細な水中の変化や、アジの繊細なバイトをよりダイレクトに感じ取ることができます。
まさに、ダイワが誇るフィネスリールの決定版。アジングはもちろん、メバルや渓流トラウトなど、あらゆるフィネスゲームでその真価を発揮する、名実ともにハイエンドな一台です。
アブガルシアのフィネス対応ベイトリールのご紹介
【アブガルシア】ZENON Core BF7
| ①本体重量 | 164g |
| ②ギア比(巻取り量/回転) | 7.5(80cm) |
| ③スプール糸巻き量 | PE0.6号:250m |
| ④ブレーキシステム&スプール材質 | マグトラックスIIIブレーキシステム: 超々ジュラルミン |
| ⑤価格帯 | ¥29000~35000 |
アブガルシアの技術を結集したフィネスリール「ZENON Core BF7」は、アジングをはじめとするソルトライトゲームに効果を見出せる高性能モデルです。
このリールは、ソルトウォーターでの使用を強く意識して設計されています。強靭な高強度デュラメタルフレームは、魚とのやり取りでもブレることなく、高い耐久性を発揮。水洗いもしやすく、タフな環境下での使用を想定しているアジングアングラーにとって、非常に心強い存在です。
特筆すべきは、ピニオンサポート構造がもたらす、驚くほどスムーズな低慣性フィーリング。キャスト時のライン放出が滑らかで、軽量リグでもストレスなく遠くまで飛ばすことができます。アジングでの軽量ジグヘッド単体はもちろん、1g台のプラグやメタルジグの使用にも高い適応力を発揮します。
ギア比は7.5のハイギアモデル。素早いルアー回収やラインメンディングが可能で、手返しの良い釣りをサポートします。また、この価格帯ながら上位機種に迫る性能を持つため、初めてアジングベイトフィネスに挑戦する方にも最適な一台です。
【アブガルシア】レボ ウルトラキャスト BF8
| ①本体重量 | 175g |
| ②ギア比(巻取り量/回転) | 8.0(80cm) |
| ③スプール糸巻き量 | PE0.6号:140m |
| ④ブレーキシステム&スプール材質 | マグトラックスIIIブレーキシステム: 超々ジュラルミン |
| ⑤価格帯 | ¥17000~23000 |
アブガルシアのベイトフィネスリールを語る上で欠かせないのが「レボ ウルトラキャスト BF8」。上位モデルZENON Core BF7の登場以前から、その卓越した性能で多くのアングラーに支持されてきた代表格です。
このリールの真骨頂は、徹底的に軽量化されたスプールにあります。肉抜き加工を施した超々ジュラルミン製φ32mmスプールは、驚異的な低慣性力を誇り、アジングで多用する超軽量なジグ単でも、ルアーの重みを乗せてスムーズにラインを送り出します。キャスト時の抵抗を極限まで減らすことで、これまで届かなかった沖のポイントへのアプローチも可能にし、飛距離を犠牲にすることなくキャストフィールを向上させています。
さらに、主要部に搭載されたスーパーフリーHPCR-BB(ベアリング)が、巻き心地とキャスタビリティをさらに高めています。これにより、リトリーブ時の抵抗が大幅に低減され、繊細なアジのバイトを感知しやすくなるとともに、長時間の釣りでも疲れにくい快適な操作感を提供します。
テイルウォークのフィネス対応ベイトリールのご紹介
【テイルウォーク】クロスピア BF
| ①本体重量 | 155g |
| ②ギア比(巻取り量/回転) | 8.1(82cm) |
| ③スプール糸巻き量 | PE0.6号:180m |
| ④ブレーキシステム&スプール材質 | 2点遠心力ブレーキシステム: ジュラルミン |
| ⑤価格帯 | ¥26000~33000 |
ライトゲームの分野で数々の実績を持つテイルウォークが送り出す「クロスピア BF」は、アジングやメバリングに特化出来る性能を、高いコストパフォーマンスで実現したベイトフィネスリールです。
このリールの最大の魅力は、その徹底した軽量化にあります。ジュラルミン素材に肉抜き加工を施したスプールは、わずか8.4gという軽さを達成。この低慣性スプールが、1g以下の軽量ジグヘッドでもスムーズに回転を立ち上げ、快適なキャストフィールをもたらします。
また、ボディの軽さにも注目です。総重量155gという軽量・コンパクト設計は、手にすっぽりと収まり、長時間の釣行でも疲れを感じさせません。この優れたパーミング性は、魚からの微かなバイトをダイレクトに手元に伝える「感度」に直結し、アジングの釣果を大きく向上させます。
別売りのオプショナルスプールを装着すれば、より幅広いルアーウェイトに対応可能となり、アジングだけでなく、様々なフィネスゲームに高次元で応用できます。さらに、ブレーキシューの増設で、より細やかなブレーキセッティングができるため、アングラーのスキルや状況に合わせて使いこなせる奥深さも魅力です。
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アジングで培った技術を渓流トラウトに応用する方法
アジングと渓流トラウトは、一見すると全く異なる釣りですが、ベイトフィネスリールを使うことで、両者には多くの共通点が見えてきます。アジングで磨き上げた繊細な技術は、渓流トラウトフィッシングにおいて大きなアドバンテージとなり、釣りの世界をさらに広げてくれるでしょう。
共通のスキル:軽量ルアーのキャストと操作性
アジングで多用する1g前後のジグ単、渓流トラウトで使う2~5gのスプーンやスピナー、さらには軽量ミノーは、いずれも軽いため、スピニングリールではキャストコントロールが難しい場合があります。しかし、ベイトフィネスリールを使えば、以下の共通スキルが活かされます。
ピンポイントキャストの精度
アジが潜む常夜灯の際や、ベイトフィッシュやプランクトンが群れる漁港の係留ロープ周りなど、ピンポイントを狙うアジングでのキャスト精度は、渓流トラウトの岩陰や倒木といったストラクチャーを正確に撃ち抜く際に役立ちます。
巻き感度とバイトキャッチ
ジグ単の微妙な巻き抵抗や、アジの吸い込むような小さなアタリを感知する能力は、流れの中でルアーの挙動やトレースレンジを把握したり、トラウトの啄むような繊細なバイトを捉えたりする上で不可欠な技術となります。

ラインシステムの違いとスペアスプールの活用
アジングではエステルやPEラインが主流ですが、渓流トラウトではしなやかなナイロンラインがメインとなります。これは、軽量ルアーでも水面を滑らせてキャストするテクニック(スキッピングなど)や、流れへの馴染みやすさが重視されるためです。
ラインの使い分け
アジングと渓流トラウトを同じリールで楽しむ場合は、それぞれの釣りで最適なラインを巻いたスペアスプールを別途準備し、フィールドに合わせてラインを交換することをおすすめします。これにより、両方の釣りで最高のパフォーマンスを発揮できます。
フィールド特性の違いへの対応
渓流はアジングのフィールドに比べて険しく、キャスト飛距離よりも正確なアプローチと手返しの良さが重要になります。
手早いラインメンディング
渓流の速い流れの中では、ルアーの軌道をコントロールするために、素早くラインのたるみを取る必要があります。この点において、ハイギアのベイトリールは優位性を発揮します。
強烈な引きへの対応
渓流の流速が加わることで、大型のイワナやヤマメ、ニジマスの引きは想像以上に強烈になります。ベイトフィネスリールは強靭な構造を持つため、魚の引き込みに負けることなく、しっかりとやり取りができるというメリットがあります。
アジングで培った技術と、ベイトフィネスリールならではの性能を活かすことで、渓流トラウトフィッシングはより戦略的で奥深いものになります。ぜひ、高性能なベイトフィネスリールを手にして、両方の釣りを存分に楽しんでください。

アジング向けベイトフィネスリールで釣りの世界を広げよう
この記事では、アジングに最適なベイトフィネスリールの選び方から、具体的なおすすめモデル、そして渓流トラウトへの応用性まで、幅広く解説しました。
近年のベイトフィネスリールは、スプールの軽量化や高精度なブレーキシステムの進化により、アジングで多用する1g以下の超軽量リグをストレスなくキャストできるようになりました。スピニングリールでは得られない感度や手返しの良さは、アジングの釣果を大きく向上させてくれるでしょう。
また、アジングで培ったピンポイントキャストや巻き感度を導く技術は、渓流トラウトフィッシングでも大いに役立ちます。一つのリールで複数の釣りを高次元に楽しむことができるのは、大きなメリットです。
ベイトフィネスリールは、アジングの可能性を広げ、これからのフィネスな釣りをより深く、面白くしてくれるアイテムです。この記事が、最適なベイトフィネスリールを見つけるための手助けとなり、アジングや渓流トラウトといったライトゲームの世界をさらに楽しむきっかけとなれば幸いです。
アジング向きベイトフィネスリールに関する説明を更に詳しく知りたい方は?
ページ最下部に「お問い合わせ」項が御座いますので、そちらからご連絡頂ければ、少々お時間を頂いた上で、調査、確認後にご回答いたします。





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