「遠くの青物を仕留めたい!でも、どのリールを選べばいいの?」
近年、手軽でありながら大物とのエキサイティングなファイトが楽しめるライトショアジギング(LSJ)の人気は高まるばかりです。しかし、広大な海を相手にするこの釣りにおいて、ロッドと同じく重要なのがスピニングリールの選択。特にパワーと糸巻量が求められる4000番、5000番クラスの選び方で迷うアングラーは少なくありません。
本記事は、LSJリール選びを「初心者でも失敗しない」ように徹底解説する決定版ガイドです。
シマノ、ダイワ、アブガルシア、テイルウォークの主要メーカーから、SW(ソルトウォーター)専用から高コスパモデルまで、LSJに最適なおすすめ19選を徹底比較します。さらに、リールの性能を100%引き出すためのPEラインとショックリーダーのセットアップ術も完全網羅。
あなたの予算やスタイルに最適な一台を見つけ、LSJを成功に導きましょう。

- 序章:秋のライトショアジギングが熱い!4000・5000番リールの必然性
- 徹底解説!ライトショアジギングリール選びの「超」重要5つのポイント
- LSJを次のレベルへ!用途別・価格帯別おすすめスピニングリール19選
- リール性能を100%引き出す!PEラインとリーダーのセットアップ術
- まとめ:最適なリールでライトショアジギングを成功させよう!
- ライトショアジギング向きスピニングリールに関する説明を更に詳しく知りたい方は?
序章:秋のライトショアジギングが熱い!4000・5000番リールの必然性
ライトショアジギング(LSJ)は、30g~60g程度のメタルジグやペンシル・ミノーなどのプラグを使用する手軽さから、場所や季節を問わず一年中楽しめる汎用性の高いゲームです。しかし、特にアングラーの熱気が高まるのが、水温が下がり始める晩秋から冬にかけてのハイシーズンです。
この時期は、荒食いで栄養を蓄える大型の青物や回遊魚が岸近くに接岸してくる絶好のチャンス。普段はライトなタックルで楽しんでいるLSJアングラーにとっても、一発大物との遭遇が期待できる夢のようなシーズンと言えます。
こうしたハイシーズンを確実にモノにし、不意のランカーサイズを仕留めるために、リールに求められる性能は一気にシビアになります。そこで重要になるのが、「広範囲を攻める飛距離」と「大物に力負けしないパワー」を兼ね備えた4000番・5000番のスピニングリールなのです。
ターゲットに求める「パワー」と「飛距離」
秋から冬にかけてのLSJのターゲットは、季節が進むにつれて大型化し、さらに広範囲に散らばる傾向があります。主なターゲットとしては、ブリの若魚であるワラサ(メジロ)やサワラ、中型カンパチといった青物類に加え、脂の乗った40cmオーバーの大型サバ、深場に落ちる前の大型アジ、そしてシーバス(鱸=スズキ)なども視野に入ってきます。
これらのターゲットを効率よく狙うためには、以下の2つの要素がリールに必須となります。
キャスト飛距離の最大化と広範囲サーチ
ベイト(小魚)を追って広く回遊している晩秋の青物は、岸から離れたブレイクラインや潮目周辺にも散らばることあり、小魚が逃げ惑うナブラやモジリが沖目で発生することも多々あります。
これらの魚を狙うために、軽量なルアーでもキャスト飛距離を限界まで高め、広範囲を効率よくサーチできる大径スプール搭載番手(4000番・5000番)が不可欠です。PEラインも十分な量を巻き、チャンスを逃さないことが釣果アップに直結します。
ヒット後の主導権を握る巻き上げパワー
一旦ルアーに食いついた秋シーズンからの大型青物は、接岸ベイトを大量に捕食し体力を蓄えているため引き込みが強烈です。ライトショアジギングタックルのファイトでは、ドラグを出しつつ魚の動きを止め、根に潜られる前に引き寄せるパワーファイトに転ずることが多くなります。
そのため、ロッドの強さで大型魚の強烈な突進に耐え、力負けせずに主導権を握れる強靭なギアと高剛性ボディを備えたスピニングリールが必要不可欠となるのです。

徹底解説!ライトショアジギングリール選びの「超」重要5つのポイント
ライトショアジギング用リールを選ぶ際、「安いのでいいや」「軽ければ軽いほど良い」「人気モデルなら安心」と安易に考えてしまうと、いざ大物がヒットした際に後悔することになりかねません。特にホットシーズンの大型回遊魚を狙うには、性能のバランスが非常に重要です。
ここでは、あなたのLSJゲームを次のレベルへ引き上げるための、スピニングリール選びで失敗しないための「超」重要5ポイントを具体的に解説します。
ポイント1:番手の最終決定!4000番と5000番の明確な使い分け
LSJリールの中心となるのは、各社とも4000番~5000番です。どちらを選ぶかは、主に使用するPEラインの太さとルアーウェイト、そして求める軽快さによって決まります。
特にシマノやダイワの一部モデルに存在する「C」が型番の先頭または途中に付くモデル(例:C5000XG、LT5000-CXH)は、ボディサイズとスプールサイズの関係を示しています。
Cサイズ(コンパクトボディ)の棲み分け解説
「C」はコンパクトボディを意味し、例えばC5000や5000Cといった表記の場合、ボディサイズは一段下の4000番(または3000番)を採用しながら、スプールやローターは巻取り効率と糸巻量(PEライン200m)を維持した5000番サイズに設定されています。
これにより、5000番相当の糸巻量・飛距離を保ちつつ、4000番クラスの軽量感と軽快な巻き心地を実現しており、長時間のLSJにおいて非常に大きなメリットとなります。軽量化とパワーの両立を求めるアングラーには特におすすめできる選択肢です。
【4000番】軽快さ重視!PE1〜1.5号での操作性特化型
4000番は、ライトショアジギングにおいて最もスタンダードなサイズです。20g~40gの軽量なメタルジグを長時間キャストし続ける際の軽快な操作性に優れています。推奨されるPEラインは1号~1.5号で、200m前後を巻くスプール容量を持っています。
メインターゲットは中型青物やサワラ、ヒラメ・マゴチといったフラットフィッシュで、キャストと操作を重視したアングラーに最適です。タックル全体のバランスが取りやすく、初心者の方でも扱いやすいのが特徴です。
【C5000番】(4000番ボディ)軽快性とパワーを両立
C5000番(コンパクト5000番)は、軽快な操作感を求めつつ、不意の大物にも備えたいというアングラーに最適なバランスモデルです。ボディは4000番サイズがベースのため、自重が抑えられていますが、5000番クラスのラインキャパシティ(PE1.5号~2号を200m)を確保しています。
これにより、長時間のキャストでも疲れにくく、それでいて遠投性能やラインストック量の安心感を両立できます。メーカーの技術革新により近年選択肢が増え、LSJにおける人気が非常に高まっている番手です。
【5000番】パワー重視!PE1.5〜2号での大型青物対応と遠投対応型
5000番は、大型青物とのガチンコ勝負や遠征での使用を視野に入れたパワーモデルです。ボディサイズが大きく、搭載されるギアやシャフトも強靭になるため、高い剛性と巻き上げ力を発揮します。
推奨PEラインは1.5号~2号で、より太いラインや十分な糸巻量を必要とする遠投ポイントで真価を発揮します。自重は4000番やC5000番に比べて重くなりがちですが、「力負けしたくない」「不意のメータークラスにも対応したい」というアングラーには、安心感という最大の武器を与えてくれます。
4000番と5000番(Cサイズ含む)の用途別比較表
| 番手サイズ | メインルアーウェイト | 推奨PEライン (巻量) | 求める性能の主軸 |
| 4000番 | 20g~40g | PE 1号~1.5号(200m) | 軽快さ、テクニカル操作 |
| C5000番 | 30g~50g | PE 1.5号~2号(200m) | 軽量・パワーのバランス |
| 5000番 | 30g~60g | PE 1.5号~2号(200m以上) | 剛性、大物・遠投対応 |

ポイント2:手返しが命!「HG/XG」ギア比の使い分けとメリット
ライトショアジギングは、キャストとリトリーブを繰り返す手返しの釣りが基本です。タックルに合わせるリールには、ハンドル1回転あたりの巻き取り量の多いハイギア(HG)またはエクストラハイギア(XG/XH)が強く推奨されます。
ハイギア/エクストラハイギアのメリット
手返しの向上: ジグを素早く回収し、次のキャストに移るまでの時間を短縮できます。
フッキング・ランディング(回収): 魚を掛けた後のラインスラッグ(糸ふけ)を瞬時に回収でき、フッキング後の主導権を握りやすくなります。
ルアー操作: 高速巻きで逃げ惑うベイトを演出するなど、アクションの幅が広がります。
ただし、ギア比が高いほど巻き心地は重くなります。疲労軽減とルアー操作を重視するならHG、とにかく回収速度や最高速度を重視するならXG/XHを選びましょう。

ポイント3:大物を獲る!安心の「最大ドラグ力」と「剛性ボディ」
大型の青物、サワラやフラットフィッシュ・根魚と対峙するLSJでは、リールの「パワー」を制御するこの2つの要素が不可欠です。
最大ドラグ力と適切なドラグ仕様(構造)
ターゲットの瞬発力とラインの強度に余裕を持たせるため、リールの最大ドラグ力は最低でも5kg以上、できれば8kg~10kg程度あると安心です。大物とのファイトでラインブレイクを防ぎ、粘り強く魚を走らせられます。
剛性(ボディ強度)
高負荷がかかった際にリールのボディやローターがたわんでしまうと、巻き上げパワーがロスしたり、ギアの噛み合わせが悪化したりします。
力強い巻き上げを維持するため、金属(アルミニウムやマグネシウム)製のボディやローター、あるいは高強度樹脂が採用された高耐久モデルを選ぶことが、大物を近寄せるための重要な条件です。

ポイント4:キャスト数増加に対応可能な「自重(リール重量)」の目安
キャストとリトリーブを繰り返すLSJでは、タックル全体の自重(重さ)と重心バランスが疲労度に直結する要素でもあります。
快適な自重の目安
4000番~5000番クラスのスピニングリールでは、200g~350g前後の本体重量が一つの基準になります。しかし、近年は各メーカーの技術進化が著しく、剛性を保ちつつ驚異的な軽量化に成功したモデルが続々とリリースされています。これらの軽量化モデルを見落とさないことが、長時間の釣行を成功させる鍵となります。
シマノ
強化樹脂のCI4+、マグナムライトローターを駆使し、軽量化と高剛性を両立したMGLモデル(例:ヴァンキッシュ、ツインパワーXDなど)がラインナップされています。
ダイワ
軽量金属素材であるマグネシウムや、軽量性と剛性を両立するカーボン系複合材ZAION(ザイオン)をボディに採用した、LT(ライト&タフ)コンセプトの超軽量モデル(例:エアリティ、ルビアスなど)が充実しています。
アブガルシア
ボディ全体をコンパクト化し、無駄なパーツやスペースを取り払ったワンピースボディに軽量金属を採用するなど、破格の軽量性とリトリーブバランスに成功したモデル(例:ZENONなど)も選択肢に入ります。
タックルバランスの重要性
キャストと高速アクションを繰り返すライトショアジギングでは、リールが単に軽いだけでなく、ロッドと組み合わせた際に重心が手元に来る「タックルバランス」が重要です。
高性能なリールほど、軽量かつ高剛性に設計されており、タックルバランスにも配慮されて緻密な設計がされています。タックルバランスを見極めて向上させることは、集中力を維持し、疲れを軽減しながらパワーファイトに備えることが可能になってきます。
特にロッドと同メーカーのリールを組み合わせることが出来れば、タックルバランス確保の近道にもなります。

ポイント5:真の汎用性!「SWモデル」も重要な選択肢
近年、ダイワのセルテートSWやシマノのストラディックSWなど、従来の小型汎用リール(ステラ、ツインパワー、イグジスト、セルテートなど)とは別に、ソルトウォーター(SW)のパワーゲームに特化し、耐久性・防水性・剛性を強化したモデルが続々とラインナップされています。
タフネスの極み
波を被るソルトゲームでの耐久性、防錆性が汎用モデルより格段に高く、メンテナンスも楽になります。シマノでいえばXシールドやXプロテクトといった防水構造、ダイワはマグシールド部の増設やストッパーレスボディなどの防滴構造が充実し、ソルトゲームへの適性を大幅に高めています。
パワーユニットの余裕度
大物専用設計の肉厚大径ギアの採用や、最大ドラグ力が強靭化され、LSJで不意の大型青物や地磯からの釣行にも安心して対応し、巻き上げユニットの強さとランディングまでの余裕度を高められます。
リールが決まれば、次はロッド!タックルバランスで飛距離と操作性が変わる
最高のライトショアジギング リールを選んだら、次に重要なのがロッドとのタックルバランスです。リールとロッドが調和することで、キャスト時の振り抜きやすさ、ルアー操作の感度、ファイトの安定性が飛躍的に向上します。
以下の記事では、リールの性能を最大限に引き出すための、専用ロッドの選び方とおすすめ24選を詳しくご紹介しています。あなたのリールに最適なロッドを見つけて、完璧なセットアップを目指しましょう!

LSJを次のレベルへ!用途別・価格帯別おすすめスピニングリール19選
ここからは、前項で解説した選び方の5つのポイント(番手、ギア比、剛性、自重、SWモデル)に基づき、ライトショアジギングに最適なスピニングリールを厳選してご紹介します。
今回は、ターゲットやフィールドへの「特化性」を重視し、「SWモデル」「ミドルスペック」「ハイスペック」「高コスパ」の4つのカテゴリーに分けてラインナップ。あなたの求める性能や予算にぴったりの最適な一台を見つけてください。なお、紹介するモデルは4000番・5000番(Cサイズ含む)が中心です。
【不意の大物対応】耐久性に特化したSW(ソルトウォーター)専用モデル
タフな環境で波を被ることも多いショアジギングにおいて、防水・耐久性は生命線です。LSJから本格的なショアジギングまで視野に入れるアングラーのために、剛性とタフネスを徹底強化したソルトウォーター専用モデルをご紹介します。
【シマノ】ストラディック SW 4000HG
| ①番手 | 4000番 | ④ラインストック量 | PE1.5号:320m |
| ②ギア比 (巻取り量/回転) | HG:5.7(93cm) | ⑤ドラグ構造 (ワッシャー仕様) | Xタフドラグ (カーボンワッシャー) |
| ③本体重量 | 300g |
ミドルクラスの常識を破壊!最新テクノロジーを纏った、ライトショアジギングの新定番
2024年にリリースされ、ライトショアジギングアングラーの注目を一身に集めているのが、このストラディック SW 4000HGです。
最大の特徴は、この価格帯としては異例となるシマノの最新フラッグシップ技術(インフィニティテクノロジー)の搭載です。インフィニティクロスによるギアの耐久性向上、そしてインフィニティドライブによるパワフルで軽い巻き上げ感は、先代モデルから大幅にスペックアップしています。
LSJでの連投を快適にするため、アンチツイストフィンを新たに搭載。これによりライントラブルを大幅に抑制し、糸ヨレやたるみを軽減することで、ルアーの飛距離と操作性が向上しました。握り込みやすいCI4+製のラウンドノブも標準装備されており、不意の大物とのファイトでも最大限のパワーを少ない入力で引き出すことが可能です。
「軽さ」「タフネス」「快適な操作性」の三拍子が高次元で揃ったこのモデルは、ミドルクラスでありながら、ハイスペック機に匹敵する性能を求めるLSJアングラーにとって、最良の選択肢の一つとなるでしょう。
【シマノ】ツインパワー SW 4000XG
| ①番手 | 4000番 | ④ラインストック量 | PE1.5号:320m |
| ②ギア比 (巻取り量/回転) | XG:6.2(101cm) | ⑤ドラグ構造 (ワッシャー仕様) | ヒートシンクドラグ (カーボンワッシャー) |
| ③本体重量 | 350g |
ショアゲームの概念を超越!不意のランカーを制圧する、タフネス極めたLSJ順応機
シマノ最強の耐久性を誇るSW(ソルトウォーター)リールの中でも、特にショアゲームで扱いやすいバランスを突き詰めたモデルがツインパワー SW 4000XGです。
ノーマルのツインパワーの「強さ」と「耐久性」をベースに、青物とのパワーファイトに必要な要素を徹底的にブラッシュアップ。心臓部+外装には強靭なHAGANEを搭載し、タフな使用感を実現します。
最大の効能は、放熱効果の高いヒートシンクドラグです。熱ダレを防ぎ、常に安定した滑り出しを維持するヒートシンクドラグを搭載しているため、大型魚の強烈な突進にもラインブレイクのリスクを最小限に抑えられます。
また、ツインパワーSWシリーズのラインナップにおいて最も軽量なモデルであり、長時間のLSJでも疲れにくい軽快さを実現。標準搭載のCI4+製ラウンドノブは、ヒット後の力強い巻き上げを確実にサポートします。
「操作性」と「パワー」を高次元で両立し、LSJでメータークラスの青物とも渡り合える安心感を提供するハイスペックな一台です。
【シマノ】スフェロス SW 4000HG
| ①番手 | 4000番 | ④ラインストック量 | PE1.5号:320m |
| ②ギア比 (巻取り量/回転) | HG:5.8(93cm) | ⑤ドラグ構造 (ワッシャー仕様) | カーボンクロス ワッシャードラグ |
| ③本体重量 | 280g |
SWリールの常識を覆す!剛性・防水・パワーを極めた、一万円台の青物入門機
スフェロス SW 4000HGは、SW(ソルトウォーター)専用モデルでありながら、実売価格は1万円台という破格のハイコストパフォーマンスが最大の魅力。ボディにはアルミ素材のHAGANEボディを、心臓部にはHAGANEギアを採用しており、剛性の低い樹脂ボディが多い同価格帯のリールとは一線を画す、巻き上げパワーと耐久性を誇ります。
自重は280gと4000番SWクラスとして非常に扱いやすく、長時間のキャストや操作でも疲れにくい快適性をキープ。さらに、波しぶきや雨の浸入を防ぐコアプロテクト防水機構を搭載しており、過酷なショアゲームでも安心して使用できるタフ仕様です。
ギア比5.8のハイギア設定で、ハンドル1回転93cmの巻き上げはLSJに最適。ドラグには耐久性に優れたカーボンクロスワッシャーを標準装備しており、不意のワラサ級青物とも安心して渡り合えます。
「まず青物を釣ってみたい」という初心者の方や、タフなサブ機を探しているアングラーに強くおすすめできる一台です。
【ダイワ】セルテート SW 4000-H
| ①番手 | 4000番 | ④ラインストック量 | PE1.5号:400m |
| ②ギア比 (巻取り量/回転) | H:5.7(90cm) | ⑤ドラグ構造 (ワッシャー仕様) | ATD TOUGH (カーボンワッシャー) |
| ③本体重量 | 335g |
最高峰のタフネスを継承!ソルティガ直系の剛性と軽さで、ショアゲームを制する
ダイワのフラッグシップ「ソルティガ」の血筋を受け継ぎ、ショアソルトゲームにターゲットを絞って設計されたのが、このセルテート SW 4000-Hです。
高剛性リールの象徴であるソルティガのデザインと技術思想を受け継いだ4000-Hは、ライトショアジギングにおいて抜群の剛性と適性を見せます。ボディには高剛性のアルミ製モノコックボディを採用し、大型青物とのファイトでも一切のパワーロスを許しません。
特筆すべきは、従来サイズより34%もの軽量化に成功した専用開発思想です。この大幅な軽量化により、キャストを繰り返すショアキャスティングゲームにおいて、アングラーの疲労を軽減し、その真価を発揮します。
ドラグには、従来のATDをさらに強固にしたATDタフを搭載。ターゲットが強くなればなるほどスムーズに追従し、安心してラインを出しながらも主導権を握り続けることができます。高いタフネスと軽快な操作性が融合した、ワンランク上のショアゲームを約束するモデルです。
【ダイワ】カルディア SW 5000-CXH
| ①番手 | コンパクト5000番 | ④ラインストック量 | PE1.5号:430m |
| ②ギア比 (巻取り量/回転) | XH:6.2(105cm) | ⑤ドラグ構造 (ワッシャー仕様) | ATD (フェルトワッシャー) |
| ③本体重量 | 295g |
SW(ソルト)モデルを身近に!タフネスを継承した、手軽に始めるショアゲームの相棒
ダイワのSW(ソルトウォーター)モデルの中で、手に入れやすい価格帯で構成され、高いコストパフォーマンスを誇るのがカルディア SWシリーズです。
この5000-CXHは、従来の4000番から18000番の幅広いラインナップに新たに追加されたコンパクトな5000番であり、LSJなどのショアキャスティングゲームに高い適性を見せます。型番の「C」が示す通り、4000番クラスのボディに5000番のスプールを組み合わせ、軽量性と糸巻量の両立を実現しました。
高剛性のアルミ製モノコックボディとマグシールドによる防水性を備えており、不意の波を被る磯やサーフでも安心して使用できるタフネス性を確保しています。
XH(エクストラハイギア)設定は、素早いライン回収とハイテンポなアクションに最適で、手返しの良さが求められるライトショアジギングや、ボートからのライトキャスティングゲームにも追従します。
ハンドルには、パワーを伝えやすく握り込みやすいEVAラウンドライトノブを搭載。本格的なSW性能を手頃な価格で手に入れたいアングラーに最適なモデルです。
【ダイワ】BG SW 4000D-CXH
| ①番手 | 4000番 | ④ラインストック量 | PE1.5号:430m |
| ②ギア比 (巻取り量/回転) | XH:6.2(99cm) | ⑤ドラグ構造 (ワッシャー仕様) | ATD (フェルトワッシャー) |
| ③本体重量 | 285g |
タフネスを諦めない高コスパモデル。SWの剛性を体感できる、最強の青物入門機
BG SW 4000D-CXHは、ダイワのソルトウォーター(SW)モデルの中でも、カルディア SWよりも更にお買い求めやすい価格帯でありながら、高い剛性を誇る高コスパなパワーリールです。
本格的なアルミ製タフデジギアを強靭なアルミボディで支える構造は、エントリークラスでありながらも青物とのハードなファイトにも耐え抜く堅牢さを実現。汎用モデルとSWモデルの違いを体感したい方にも自信を持っておすすめできる、耐久性重視の設計です。
LSJでのキャスト性能に貢献するのが、スプールからラインがスムーズに放出されるLC-ABS(ロングキャスト-ABS)です。これにより、トラブルレスでありながらキャスト飛距離の向上に追従し、広範囲サーチが可能になります。
4000番には、しっかりと力を込められるEVAラウンドタイプのパワーライトノブL(Sサイズノブ対応)が採用されており、エクストラハイギア(XH)による素早いライン回収と相まって、手返しとパワーファイトを両立。価格を抑えつつも、タフさで妥協したくないアングラーにとって、まさに最強の選択肢となる一台です。
【万能の選択肢】耐久性と軽快な操作性を両立したミドルクラスの名機
LSJのメインタックルとして、最もバランスが良いのがミドルクラスのスピニングリールです。ハイエンドモデルの機構を受け継ぎながら、価格を抑えた汎用性の高いモデル群。剛性と軽快な操作性を高次元で両立した定番機をご紹介します。
【シマノ】ストラディック C5000XG
| ①番手 | C5000番 | ④ラインストック量 | PE1.5号:400m |
| ②ギア比 (巻取り量/回転) | XG:6.2(101cm) | ⑤ドラグ構造 (ワッシャー仕様) | デュラクロス ワッシャードラグ |
| ③本体重量 | 290g |
シマノ最新技術を凝縮!広大な海を攻め抜く、ライトショアジギングの万能主力機
幅広いアングラーに支持され、手に入れやすい価格で人気のストラディック。このC5000XGは、広大な海でのライトショアジギングを主戦場とするためにラインナップされた万能なコンパクトタフネスモデルです。
ターゲットは、パワー溢れる青物はもちろん、フラットフィッシュや大型根魚など多岐にわたります。上位機種の強さを継承するHAGANEギアや、耐久性を大幅に向上させたインフィニティクロスなどのシマノ最新テクノロジーを惜しみなく搭載。この価格帯では類を見ない、安定した巻き上げと耐久性を実現しています。
特にLSJでの大物ファイトに貢献するのが、デュラクロスワッシャーを搭載したドラグ仕様です。この高耐久ドラグは、不意の強い突っ込みにも滑らかに対応し、ラインブレイクのリスクを軽減します。
また、力強い巻き上げをサポートするラウンドハンドルノブが標準装備されている点も見逃せません。剛性・操作性・耐久性のバランスに優れ、「ハイエンドに迫る性能を、手の届く価格で」求めるライトショアジギングアングラーにとって、最適な主力リールとなるでしょう。
【シマノ】ツインパワー XD C5000XG
| ①番手 | C5000番 | ④ラインストック量 | PE1.5号:400m |
| ②ギア比 (巻取り量/回転) | XG:6.2(101cm) | ⑤ドラグ構造 (ワッシャー仕様) | デュラクロス ワッシャードラグ |
| ③本体重量 | 245g |
過剰なまでの軽快タフネス!4000番の軽さに、大物と渡り合う剛性を凝縮
究極の軽さと強度のバランスを求めるショアキャスティングゲームのために誕生したのが、ツインパワー XD C5000XGです。
オリジナルモデルの強さと耐久性を継承しつつ、ヴァンキッシュに代表されるMGLコンセプト(軽量化)を融合。C5000番でありながら、驚異の自重245gという軽量ボディを纏い、長時間アクションし続けても疲れにくい軽快な操作性を実現しました。
ボディはアルミと軽量強化樹脂CI4+のハイブリッド構造を採用。これにより、過剰なまでの剛性を保ちながら軽量化を達成し、ライトショアジギングにベストにハマります。
防水機構にはSWモデルに引けを取らないNEW Xプロテクトを搭載しており、波しぶきや雨による塩ガミから心臓部を強力に保護。耐久性を助長し、ハードな環境でも信頼性が揺らぎません。
不意の青物との遭遇、そして軽快な巻き上げスピード(XG)は、まさにLSJの理想形。「軽快に大物を獲る」を具現化する、操作性抜群のハイスペックリールです。
【ダイワ】ルビアス LT5000D-CXH
| ①番手 | コンパクト5000番 | ④ラインストック量 | PE1.5号:500m |
| ②ギア比 (巻取り量/回転) | XH:6.2(105cm) | ⑤ドラグ構造 (ワッシャー仕様) | ATD TOUGH (カーボンワッシャー) |
| ③本体重量 | 225g |
軽量化の極致へ。異次元の操作性で、一日中攻め続けられるLSJ専用設計モデル
ダイワのLT(ライト&タフ)コンセプトを牽引する軽量モデル、ルビアス。今回で6代目となるこのルビアスに、ライトショアジギングをターゲットにした5000番サイズが追加され、ショアキャスティングゲームに最適モデルとして大きな注目を集めています。
ルビアスの核となるのは、軽量でありながら高い剛性を誇るカーボン系複合材ZAION(ザイオン)製モノコックボディ。これにより、長時間にわたるキャストやアクションの繰り返しでも、アングラーに過度な負担をかけません。
このLT5000D-CXHは、青物、シイラ、カツオなどを狙うLSJに最適なモデルとダイワ自身も解説しており、その適性は折り紙付き。XH(エクストラハイギア)設定による素早い手返しと、ディープスプール標準装備による安心のラインストック量(PE1.5号が500m計算)が、広大なフィールドでの遠投と大物狙いを強力にサポートします。
極限まで軽さを追求しつつ、LTコンセプトでタフさも兼ね備えたルビアスは、ミドルクラスでありながらフラッグシップに迫る軽快な操作性を求めるLSJアングラーにとって、最良の選択肢の一つです。
【ダイワ】カルディア LT5000-CXH
| ①番手 | コンパクト5000番 | ④ラインストック量 | PE1.5号:400m |
| ②ギア比 (巻取り量/回転) | XH:6.2(105cm) | ⑤ドラグ構造 (ワッシャー仕様) | ATD TOUGH (カーボンワッシャー) |
| ③本体重量 | 240g |
ミドルクラスの概念を一新。最新のダイワテクノロジーで武装した、LSJの主戦力
2025年モデルとして登場したカルディア LT5000-CXHは、従来のイメージを完全に脱却し、ミドルグレードの中核へと飛躍的な進化を遂げました。長年のカルディアファンが待ちかねていた、ダイワの最新テクノロジーを満載したモデルです。
最大の特徴は、軽量・高剛性のZAION V製モノコックボディと、究極の操作性を追求したエアドライブデザインの搭載です。この2大テクノロジーにより、巻き出しの軽さとパワーが飛躍的に向上。ライトショアジギングに最適なLT5000-CXHは、キャストからアクションまで、軽快で思い通りの操作を可能にします。
ドラグには、粘り強さを追求したカーボンワッシャーのATD TOUGH(タフ)が搭載されており、ドラグ設定のセオリーを守ることで、不意の大型青物が相手でも安心してファイト可能な最適セッティングを実現。不意の大物にも臆せず立ち向かえます。
このモデルは、価格と性能のバランスが極めて高く、エントリーから本格派へのステップアップを目指すアングラー、または高性能なメインタックルを探すアングラーにとって、最も注目すべき主戦力となる一台です。
【テイルウォーク】デュライズ 3500S HGX
| ①番手 | 3500番 | ④ラインストック量 | PE1.5号:200m |
| ②ギア比 (巻取り量/回転) | HG:5.2(82cm) | ⑤ドラグ構造 (ワッシャー仕様) | スムースドラグ (フェルトワッシャー) |
| ③本体重量 | 255g |
漆黒の剛性が秘めたる力。極限の耐久性と滑らかさで、タフなLSJを支配する
テイルウォークがその技術の粋を集めて開発したフラッグシップ、デュライズ 3500S HGX。4000番・5000番がない中、この3500番がライトショアジギングに高い適性を持つのは、漆黒で重厚なボディに秘めた強靭さと、その高い耐久性にあります。
内部には、超々ジュラルミン製マシンカットドライブギアを搭載。これにより、パワフルでありながら淀みのない巻き上げ感を実現しています。さらに、同じく超々ジュラルミン製のメインシャフトを採用することで、滑らか且つ静粛感を際立たせており、この高い巻き上げ性能がアングラーから高く評価されています。
標準装備のシャロースプール(S)はLSJで多用されるPE1.5号を200mストック可能ですが、より大物狙いや長距離キャスト、あるいはオフショアゲームへの活用を視野に入れるアングラーは、専用のオプショナルディープスプール(3000D:PE3号が190m)を別途準備することで、フィールドを大幅に広げることが可能です。
HGX(エクストラハイギア)設定と、テイルウォーク最高峰のタフネスを兼ね備えたデュライズは、操作性とパワーを極限まで追求するアングラーに最適なモデルです。
【アブガルシア】REVO SP Beast 4000SH
| ①番手 | 4000番 | ④ラインストック量 | PE1.5号:300m |
| ②ギア比 (巻取り量/回転) | H:6.1(100cm) | ⑤ドラグ構造 (ワッシャー仕様) | 2WAY DRAG (カーボンワッシャー) |
| ③本体重量 | 225g |
ビーストのタフネスを宿す。パワーと耐久性を極めた、ミドルクラスの最終兵器
アブガルシアのREVO SP Beast 4000SHは、その名の通り「猛獣」を思わせる高耐久、タフネスモデルであり、ライトショアジギングにおいて高い信頼性を発揮します。
最大の特徴は、大口径ギアを搭載したワンピースのDuraMetal™ボディです。この堅牢なワンピース構造ボディは、耐久性を確保すると同時に高い防水性を堅持。過酷なソルト環境からリールの心臓部をしっかりと守ります。
さらに、超々ジュラルミン製のFriction-Freeメインシャフト構造を採用。これにより、メインシャフトとピニオンギアが非接触となり、抵抗を感じさせない滑らかでシルキーな巻き感を実現。単なるパワーリールに留まらず、水中のわずかな情報も手元に伝わる高い感度も両立しています。
そしてハイギア設定は、素早いルアー回収やハイテンポなアクションに最適。剛性・耐久性・パワーにおいて一切の妥協を排し、本格的なショアジギングに耐えうる性能を、ミドルクラスで手に入れたいアングラーに最適な一台です。
【極限の軽さ&剛性】キャストとファイトの質を高めるフラッグシップモデル
「自重の軽さ」と「ギア・ボディの剛性」を一切妥協せず、長時間のLSJゲームを極限まで快適にするハイスペックモデル。予算に余裕があり、釣りの質を追求したいアングラーにおすすめしたい、各メーカー最高峰の汎用スピニングリールをご紹介します。
【シマノ】ステラ 4000XG
| ①番手 | 4000番 | ④ラインストック量 | PE1.5号:320m |
| ②ギア比 (巻取り量/回転) | XG:6.2(101cm) | ⑤ドラグ構造 (ワッシャー仕様) | リジットサポートドラグ(デュラクロス) |
| ③本体重量 | 260g |
最高峰が約束する安心感。十年後も変わらない、ライトショアジギングの頂点
シマノが誇るコアソリッドシリーズの頂点に君臨し続けるステラは、まさにスピニングリールの最高峰です。
ライトショアジギングでの使用において、特筆すべきは、その圧倒的な「耐久性」と「変わらない巻き心地」です。ステラは、繊細な操作性を長期にわたり維持できるよう設計されており、コアなファンの中には適切なメンテナンスを行うことで平気で10年間以上愛用する方も少なくありません。
購入時の価格は高価ですが、その驚異的な耐久性と長寿命により、リールの買い替え頻度が劇的に減少し、結果的に高いコストダウンに繋がります。搭載されるインフィニティループなどのシマノ最新テクノロジーは、飛距離とトラブルレス性能を極限まで高め、LSJでのキャスト効率を最大化します。
この4000XGは、ハイギアによる巻き取りスピードと十分なパワー感を両立しており、LSJはもちろん、他のソルトキャスティングゲームにおいても操作性・パワー共に不足を感じさせません。最高のパフォーマンスと安心感を求めるアングラーにとって、ステラは高信頼に値する一台です。
【シマノ】ヴァンキッシュ C5000XG
| ①番手 | C5000番 | ④ラインストック量 | PE1.5号:400m |
| ②ギア比 (巻取り量/回転) | XG:6.2(101cm) | ⑤ドラグ構造 (ワッシャー仕様) | デュラクロス ワッシャードラグ |
| ③本体重量 | 220g |
過剰なまでの軽快タフネス!4000番の軽さに、大物と渡り合う剛性を凝縮
シマノのMGL(マグナムライト)シリーズの頂点に立つヴァンキッシュは、軽量性とレスポンスを極限まで高めたフラッグシップモデルです。
このC5000XGは、軽量化と剛性を両立するマグネシウムボディと軽量カーボン素材CI4+を融合。振り抜き性に直結する驚異的な軽さを実現し、長時間のキャストやハイテンポなジャークを続けるライトショアジギングにおいて、アングラーの疲労を劇的に軽減します。
特筆すべきは、そのライトな巻き感と静粛性です。人の感覚によっては最高峰のステラと肩を並べると評されるほど滑らかで、非常に感度が高く、ルアーへの微細な変化を察知できます。
近年、ライトショアジギングのフィールドでこのC5000XGを見かけることが増えており、その軽量性からサイズオーバーを全く感じさせません。C5000のラインキャパシティを活かしたPE1.5号での長距離キャストに大きく貢献し、広大なエリアを効率良くサーチできます。
高い操作性を武器に、繊細に、かつ大胆に大物を狙い撃つアングラーに最高のパフォーマンスを提供する一台です。
【ダイワ】イグジスト LT5000-CXH
| ①番手 | コンパクト5000番 | ④ラインストック量 | PE1.5号:400m |
| ②ギア比 (巻取り量/回転) | XH:6.2(105cm) | ⑤ドラグ構造 (ワッシャー仕様) | ATD TYPE-L |
| ③本体重量 | 220g |
感度と軽さを極めたダイワ最高峰。究極のレスポンスで、一瞬のアタリを逃さない
イグジスト LT5000-CXHは、ダイワが誇るLT(ライト&タフ)コンセプトの真髄を体現したフラッグシップモデルです。このリールは、「軽さ」「剛性」「回転」のすべてにおいて、現時点でのダイワ最高技術が投入されており、LSJゲームの質を極限まで高めます。
マグネシウム製モノコックボディと、徹底的に軽量化されたエアドライブデザインの融合により、C5000番でありながらも驚異的な軽さを実現。この軽量性が、長時間のキャストとジグの繊細な操作を可能にし、アングラーの疲労を大幅に軽減します。
特筆すべきは、その異次元の感度と静粛性です。微細な潮の変化やルアーにじゃれつくようなアタリも逃さず手元に伝達するため、一瞬のチャンスを確実にものにできます。
ドラグには、安定した性能を誇るATD(オートマチックドラグシステム)を搭載し、ファイト時もスムーズなラインの引き出しを実現。最高の技術と素材がもたらす圧倒的な基本性能は、購入時は高価ですが、釣りへの集中力と釣果に直結する、価格以上の価値を提供するLSJの頂点と言える一台です。
【ダイワ】エアリティ LT5000D-CXH
| ①番手 | コンパクト5000番 | ④ラインストック量 | PE1.5号:500m |
| ②ギア比 (巻取り量/回転) | XH:6.2(105cm) | ⑤ドラグ構造 (ワッシャー仕様) | ATD TYPE-L |
| ③本体重量 | 205g |
この軽さ、革新的。フラッグシップの血統を纏い、高次元の感度がLSJを変える
ダイワの軽量&高感度モデルの筆頭格であり、エアドライブデザイン直系のテクノロジーを搭載したハイスペックモデルがエアリティ LT5000D-CXHです。サイズ・グレード的にシマノのヴァンキッシュに対抗するこのリールは、「軽さと強さ」の究極の両立を体現しています。
その核となるのは、軽量でありながら高い剛性を誇るマグネシウム製モノコックボディです。これにより、リール自重の軽量化(LT5000D-CXHで驚異の205g)と、高負荷時のたわみ抑制を両立し、一日中のキャストでも疲れを感じさせません。
特にライトショアジギングにおいて際立つのが、類まれな高感度性能です。エアドライブデザインによる低慣性化と、マグシールドによる高い防水・静粛性によって、遠投先でのわずかな潮流変化やルアーへのバイトを瞬時に察知。キャスティングゲームの長距離狙いだからこそ、このフィードバック性能が釣果に直結します。
ディープスプール(D)仕様により、PEラインのストック量も十分に確保し、タフな環境下で安心して大物と渡り合えるタフネス性能と、フラッグシップの軽快な操作性を求めるアングラーに最高の体験をもたらします。
【アブガルシア】ZENON 4000SH
| ①番手 | 4000番 | ④ラインストック量 | PE1.5号:300m |
| ②ギア比 (巻取り量/回転) | H:6.2(100cm) | ⑤ドラグ構造 (ワッシャー仕様) | カーボンマトリックス ドラグ |
| ③本体重量 | 170g |
常識を打ち破る、破格の軽さ。感度と飛距離を極める、アブガルシアの超軽量フラッグシップ
アブガルシアが誇るフラッグシップモデル、ZENON(ゼノン) 4000SH。その最大の強みは、コンパクトボディと破格の軽量性にあります。4000番サイズでありながら自重わずか170gという驚異的な軽さは、ライトショアジギングロッドとの一体感を高め、長時間投げ続けるアングラーの疲労を大幅に軽減します。
この軽量ボディがもたらす高い振り抜き性と、スローオシュレーティングシステムによる精密なライン巻取りが融合し、スムーズなライン放出性能を実現。これにより、圧倒的なキャスト飛距離に貢献し、広範囲のターゲットをサーチすることを可能にします。
ZENONの独自性である左右非対称なボディ構造は、好みが分かれるデザインでありながら、実はリトリーブ時のブレを抑え、ルアー操作時の良好なリトリーブバランスを実現する肝となっています。
ハイギア+シャロースプールによる手返しの良さと、フラッグシップに相応しい高感度性能は、LSJにおいて操作性の極限を追求するアングラーにとって、最高の武器となる一台です。
【入門機&サブ機に】初めてのLSJにも最適な高コスパモデル
とにかく予算を抑えたい、あるいはサブタックルとして準備したいアングラーのためのカテゴリーです。近年の高コスパモデルは、数年前のミドルクラスに匹敵する性能を持っています。機能性と価格のバランスが取れた秀逸モデルをご紹介します。
【シマノ】アルテグラ 4000XG
| ①番手 | 4000番 | ④ラインストック量 | PE1.5号:320m |
| ②ギア比 (巻取り量/回転) | XG:6.2(101cm) | ⑤ドラグ構造 (ワッシャー仕様) | フェルト ワッシャードラグ |
| ③本体重量 | 265g |
エントリークラスの常識を刷新。タフなソルトゲームを支える、機能充実の高コスパ機
シマノの汎用スピニングリールにおけるエントリークラスの筆頭格でありながら、アルテグラ 4000XGは、すでにその機能と風貌でエントリーモデルの枠を完全に脱却しています。
最高峰のステラをフラッグシップに持つコアソリッドシリーズの末弟として、上位機種から継承した充実のテクノロジーが魅力です。特に、サイレントドライブやHAGANEギアなどの採用により、基本性能の高さは先代モデルから一気にブラッシュアップされました。
ライトショアジギングにおいて重要なのは、その耐久性の高さです。防水構造であるXプロテクトが採用されており、過酷なソルトゲームで波を被っても内部への水や塩分の侵入を防ぎ、耐久性を維持します。4000XGのハイギア仕様は、ルアーの高速回収やハイテンポなアクションに最適であり、LSJの連投にもストレスを感じさせません。
実売価格帯が非常に手に入れやすいにもかかわらず、高水準の基本性能と耐久性を備えているため、「初めてのLSJで長く使えるリールが欲しい」というアングラーや、「高性能なサブタックルを探している」ベテランの方にも強くおすすめできる、信頼度の高い一台です。
【ダイワ】レグザ LT5000-CXH
| ①番手 | コンパクト5000番 | ④ラインストック量 | PE1.5号:400m |
| ②ギア比 (巻取り量/回転) | XH:6.2(105cm) | ⑤ドラグ構造 (ワッシャー仕様) | ATD TOUGH (カーボンワッシャー) |
| ③本体重量 | 280g |
アルミボディの剛性を、この価格で。耐久性に優れる、ライトショアジギングの頼れる相棒
高コスパ&高耐久スピニングリールの代名詞的存在であるレグザ LT5000-CXHは、そのボディに高剛性のアルミを採用し、入門機の枠を超えたタフネスを実現しました。ブラッシュアップされた軽量筐体が合わさり、キャストを繰り返すショアキャスティングゲームのパートナーとして大きな期待を集めるモデルです。
発売から2年が経過した現在、多くのエキスパートアングラーの手によってその実釣性能は「価格以上の耐久性」として実証され、高評価を得ています。
LT(ライト&タフ)コンセプトに基づき、軽快な操作性を保ちつつ、大型青物との強引なファイトでもパワーロスを最小限に抑えるタフな基本性能を提供します。
LT5000-CXHは、ライトショアジギングで最も使用頻度の高いPEラインを適切にストックできるキャパシティを持ち、XH(エクストラハイギア)による素早いライン回収も実現。初めてLSJに挑戦するアングラーから、ハイエンド機に迫る性能をサブタックルとして活用したいベテランまで、すべてのアングラーに自信をもって推奨できる、信頼度の高い一台です。
更に気になるライトショアジギング向きスピニングリールが御座いましたら、下記↓↓↓↓のECサイトから検索頂ければ、お気に召すリールが見つかるかも知れません。
Amazonでライトショアジギング向きスピニングリールを探す
Yahooショッピングでライトショアジギング向きスピニングリールを探す
リールが決まれば、次はロッドです。あなたの選んだ最高のリール性能を最大限に引き出し、より快適にLSJを楽しむために、専用スピニングロッドの選び方を徹底解説しています。次に読むべき記事はこちらです!

リール性能を100%引き出す!PEラインとリーダーのセットアップ術
上記セクションで選んだリールの持つ「キャスト性能」「ドラグ性能」を最大限に引き出すためには、ラインシステムの構築が不可欠です。PEラインの適切な号数選びから、大物とのファイトを制するショックリーダーの選定、そして強固な結束方法までを解説します。
リール番手に合わせたPEラインの号数とラインナップ
ライトショアジギングにおいて、飛距離と感度を両立させるPEラインは生命線です。選んだリール(4000番や5000番)のポテンシャルを最大限に発揮するには、適切なラインキャパシティと号数を選ぶ必要があります。
太すぎるPEラインは飛距離を落とし、細すぎるラインは不意の大物で切断のリスクが高まります。LSJでの主要ターゲット(青物・フラットフィッシュ・根魚)を考慮し、最適な号数を判断しましょう。
最適なPEラインの選び方や人気ラインナップの詳細は、こちらの記事で徹底的に解説しています。
大物対応のためのショックリーダー選びと確実な結束方法
PEラインとルアー・メタルジグの間に結束するショックリーダーは、根ズレによるラインブレイクの防止と、魚の急な突っ込み(ショック)を吸収する非常に重要な役割を担います。素材は主にフロロカーボンを選び、PEラインの号数に合わせた強度のものを選ぶのがセオリーです。
結束方法について
PEラインとショックリーダーを結ぶ方法は、ノット(結び方)によって強度が大きく左右されます。ノットの完成度を高めるには、丁寧な手順と確実な締め込みが必須です。
最もシンプルで確実性が高いのは「FGノット」、次いで現場での手軽さを重視するなら「PRノット」といった方法が用いられます。確実な結束方法や、ソルトゲーム別のリーダー選びの詳しい解説、そして動画で手順を確認したい方は、こちらの記事をご覧ください。

まとめ:最適なリールでライトショアジギングを成功させよう!
本記事では、ライトショアジギング(LSJ)を成功に導くためのスピニングタックル、特に重要なリールに焦点を当て、その選び方を深掘りしました。LSJに適したリールの性能を、SW(ソルトウォーター)専用モデルから高コスパモデルまで4つのタイプに分類し、シマノ・ダイワ・アブガルシア・テイルウォークの主要19選をおすすめモデルとしてご紹介しました。
LSJでは、広範囲をサーチするために飛距離が求められ、不意の大物にも対応できる剛性とパワーが必要です。そのため、リール番手は4000番、またはラインキャパシティに余裕を持たせた5000番が最適解となります。
また、リール性能を100%引き出すためのPEラインとショックリーダーのセットアップ術についても解説しました。
選ぶべきリールは、予算や求める性能(軽さ、剛性、耐久性)によって異なりますが、本記事を参考にあなたの釣りスタイルに最適な一台を見つけてください。最適なリールが、あなたのLSJでの釣果を大きく向上させる鍵となります。
ライトショアジギング向きスピニングリールに関する説明を更に詳しく知りたい方は?
ページ最下部に「お問い合わせ」項が御座いますので、そちらからご連絡頂ければ、少々お時間を頂いた上で、調査、確認後にご回答いたします。






コメント