釣り具収納タックルバッカン20選のご紹介 メーカー最新モデルまで厳選！

必要な釣り道具を多々準備するため、何かと手荷物が多くなってしまうアングラーの性を汲み取り、各メーカー様から収納力抜群のバッカンが続々とリリースされています。

今回北の住人では、便利で使い勝手のよい釣り道具収納タックルバッカンを、仕様・サイズ毎に厳選して、おすすめ品から最新モデルを20選ご紹介して参ります。バッカンの説明や材質、活用する用途の説明を加えながらご紹介していきます。

機能性とカスタマイズ性に加え、昨今ではお洒落なモデルもリリースされており、アングラー様の好みはそれぞれ分かれるため、バッカンのチョイスに悩まれることと思います。

今回紹介していくバッカンは、管理人の使用しているモデルから、コミュニティメンバーの使用しているモデルを厳選して参りますので、実際の製品確認をした感想も交えていきます。

是非最後までご覧いただき、ご自身の釣りに見合ったタックルバッカンをチョイスされて頂ければと思います。

バッカンとは！？

名前の由来はバケツ+缶＝バッカンとなり、各業界で入れ物のことを表す言葉になります。

釣り用としては、簡単に持ち運べるように、取っ手や持ち手・ショルダーベルトが付属された、釣り道具収納や魚、釣り餌、蒔きエサを保管する四角いケースのことを指します。

また収納用だけでなく、釣った魚を活かしたまま持ち帰るためのキーパーバッカン、コマセ用バッカンなどもリリースされ、用途に応じていろいろなモノを収納するために使われます。

バッカンの材質

現在リリースされる主流の素材はEVA（エチレン-酢酸ビニル共重合樹脂）材のものが多くリリースされています。
柔軟性と弾力性を併せ持ち、軽量であることから持ち運びに苦労せず、外圧からの保護にも役立ちます。また、柔軟性を活かして、折りたためる仕様も発売されています。

外装にはEVA材を使用し、インナーケースには金属を使用したハードタイプもリリースされ、重量級ジグ収納や、活かした魚を防水性高く持ち帰ることが出来る製品もラインナップされています。

バッカンのタイプ（仕様）

バッカンのタイプは、大きく分類するとライブウェル・スタンダード・ハード（セミハード）に分かれます。それぞれの特徴を見ていきます。

ライブウェル兼用タイプ（キーパーバッカン）

スタンダードタイプ

ハード（セミハード）タイプ

カラーの重要性

一見すると、バッカンのカラー選択については、好みに応じて何でもよいと思われがちですが、よく使用する環境やシチューエンションを加味すると、カラー選択は意外な程の盲点になります。

今般リリースされるモデルは、外装もお洒落に派手目なモノもありますが、着目する点はベースカラーになります。

暗色系（黒や紺など）は光の吸収が高くなり、収納物への熱ダメージ（劣化）が早くなります。
デイゲームでの炎天下など、日差しが高い時間帯で釣りを楽しまれる方は、白色系、或いはインナーケースがしっかりしたハードバッカン（セミハード）をチョイスされた方が、収納ギアについても安心です。管理人のように、どうしても暗色系に拘りたい方は、白色系のタオルやシートを被せておく方法もあります。

逆に白色系ベースのカラーは日差しには強い反面、どうしても汚れが目立ってきます。巻きエサや油汚れが微細なスリキズに入り込み、洗ってもなかなか落ちないデメリットもあります。

ナイトゲームの使用下では、カラーについての留意点はほぼありません。お好みのカラー選択で釣行を楽しんでいきましょう。但し、夜間では目立ちにくいカラーですので、誤って接触してからの水中落下や、忘れて帰らないように気を付けるようにしましょう。

メーカーの選択

釣り道具収納用のタックルバッカンは、持ち手や外装素材含めて、収納する道具の重量を支えなければなりません。詰め込みすぎも問題ですが、簡単に破損してしまうようでは、収納する道具や高価なリール等にまで損害を与えてしまいます。活かしバッカンや巻きエサ用バッカンでは猶更です。

出所のしっかりした正規メーカー製をチョイスすることで、長期に渡って使用頂けますし、買い替え頻度も下がるため、トータルコストは自ずと下がってくるでしょう。

今回紹介していくタックルバッカンは、管理人が自信を持って紹介できるメーカー製、実際に手に取って確認した製品に絞られますので、ご安心して選択の参考になさって下さい。

釣り具収納タックルバッカン20選のご紹介

ここからは、スタンダードタイプとハード（セミハード）タイプの中から、実績高く人気のあるモデルをラインナップしていきます。最新モデルから従来モデルまで、各種ご紹介して参りますので、チョイスのご参考にして頂ければと思います。
①サイズ、②総評を参考にしてください。
※W×D×H⇒幅×奥行×高さになります。

スタンダードタイプのご紹介

【エバーグリーン】B-TRUEEVAカーゴトートバッグ　2019年発売

①縦355×横500×高さ280mm
②総評　強固な作りのEVA成型ボディで、タックルボックスからウェア類、デッキシューズまで一纏めにして運べるバッグ型のバッカンです。管理人も遠征時やオフショアゲームの纏め用として活用しています。荷物が多く上方にはみ出しても、巾着ネットを使用して纏める利便性があります。

【DRESS】折りたためる!マルチバッカン　2019年発売

①縦230×横340×高さ270mm
②総評　こちらは折りたためて保管できる仕様のタックルバッカンです。ボディーには0.85mm厚の軽量なEVA材が採用され、折癖も付かずに形状を保ってくれます。重量を気にするアングラーには是非おすすめします。

【プロマリン】EVAハイパーバッカンDX 40cm　2020年発売

①縦270×横400×高さ250mm
②総評　軽量な釣り道具やタックルケース、ウェーダー収納にも適したタックルバッカンです。簡易保管ケースとして使用する場合や、上物釣りでのコマセ入れとしても使用頂けます。ンジェクション成型ですので、上蓋ファスナー含めて防水仕様としての使用もお勧めします。

【アブガルシア】Bakkan 40 2020モデル ショルダーベルト付　2020年発売

①縦250×横400×高さ260mm
②総評　柔軟なEVA素材の採用で、スタイリッシュ且つ大容量のシステムを組めるタックルバッカンです。こちらは携行しやすいショルダータイプ仕様になります。上蓋も柔らか素材で縦開き仕様になり、底面は成形モールドの滑り止め付きで安全に使用頂けます。エンボス構造の表面仕様で汚れも落としやすく仕上がっています。

【マズメ】タックルコンテナ IV MZBK-628　2022年発売

①縦27.5×横40.5×高さ27.0cm
②総評　折り畳んでコンパクトに収納保管できる、大容量のタックルバッカンです。マズメ最新モデルになり、断熱仕様の外装が採用されたことで内部の温度上昇を緩和してくれます。ショルダーベルトが装着されますので、乗船時や移動時に両手がフリーになることで安全釣行で釣りを楽しめます。

【マズメ】タックルコンテナ mini II　2020年発売

①縦18.5×横23.0×高さ20.0cm
②総評　インナーにはクッション材と防滴仕様が採用され、内容物の保護と保冷効果を併せ持ちます。ライトゲームやエギングにベストなサイズのタックルバッカンになり、軽量小型仕様とショルダーベルトで各種のランガンゲームに最適なモデルです。

ハード（セミハード）タイプのご紹介

【DRESS】バッカン+ PLUS　2020年発売

①縦260×横400×高さ330mm
②総評　上蓋はダブルチャックとベルクロフラップで開閉可能になり、雨天時などでも内部への水の侵入を防ぐことが出来ます。ショルダーベルトは取り外し可能になり、置き型のバッカンとしてもご使用いただけます。搭載されるロッドスタンドを活用し、ライトゲームやエギングなど、様々なフィッシングシーンにマッチする容量とサイズです。

【DRESS】バッカン+ ミニPLUS　2020年発売

①縦220×横310×高さ290mm
②総評　上記紹介のハーフサイズになるミニモデルの収納用バッカンです。マイカートランクカーゴや大型バッカン、タックルボックスからケースを移し替え、持ち運びに便利なサイズで管理人も愛用しています。管理釣り場や、防波堤でのサビキ釣りなど、他方を囲まれた釣りでは置き場所も取らずに重宝します。

【バリバス】タックルバッグ VABA-77,VABA-78,VABA-79　2021年発売

VABA-77⇒①W330×D220×H250mm
VABA-78⇒①W360×D240×H280mm
VABA-79⇒①W400×D280×H300mm
②総評　VABA-79は、管理人も所持しているタックルバッカンになります。丈夫な底板としっかりグリップが効くノンスリップ設計で、ロックショアからナメタガレイの投げ釣りまで、起伏の険しい磯場での扱いに重宝しています。ショルダーベルトを利用しての移動でも、体に当たる箇所も表面がソフト仕様なため痛くならずにすみます。インナーは高剛性ステンレスフレームが組まれていますので、収納物の保護にも役立ちます。

【プロックス】ギアタンクロッドホルダー付 36cm,40cm　2022年発売

36cm⇒①W45×D30×H25.5cm
40cm⇒①W49.5×D32×H27cm
②総評　ソフトタイプのインナーケースが搭載され、小物もバラつかない工夫が施されたタックルバッカン。グリップ太めのロッドもきっちり納まるホルダーが4機装着され、オフショアゲームから大型狙いのショアジギングまで、大型のギアもすっきり納まるセミハードボディです。荷物のまとめに十分なサイズで、アングラーの手荷物には十分なサイズです。

【プロックス】コンテナギア ハードタックルバッグ　2020年発売

①W47×D28×H36cm
②総評　本体材質には、軽量で耐衝撃強度の高いポリカーボネートが採用された、ハードタイプのタックルバッカンです。着脱式の上蓋は、内部のクリーンナップにも役立ちます。小物の収納に適したファスナーメッシュトレーと、移動時に便利なショルダーベルトも付属します。

【プロックス】EVAインジェクションバッカン　2017年発売

①W47×D29×H26cm
②総評　インジェクションによる一体成型で、貼り合わせや圧着継ぎ目のないスマートで高耐久なタックルバッカン。サイズの異なるロッドホルダーが搭載されますので、フォローのためのタックルや、釣り種の異なるタックルも準備出来ます。取り外し可能なショルダーベルトも付属しています。

【浜田商会】プロマリン EVAハードバッカン 40cm　2021年発売

①W40×D26×H26cm
②総評　ハード固着のEVA材で仕上げられた、しっかりした作りのタックルバッカン。持ち手の工夫も施され、重量物の収納でも頑丈さを発揮してくれます。取っ手の圧着も強固なものになり、多数のメタルジグの収納から冷凍オキアミブロックまで、多岐に渡る道具の収納に役立つ仕様です。

【浜田商会】プロマリン EVA船用タックルバッグ（ロッドスタンド付）　2020年発売

①W40×D26×H26cm
②総評　セミハードに仕上げられた、ロッドスタンドが搭載されたタックルバッカン。幅広のインナーには、各種の道具がすっきり納まり、オフショアからショアまで多用途に使用可能です。クリアトップのインナーケースも付属しますので、小物収納にも役立ちます。

【浜田商会】 EVAタックルバッグ （ロッドスタンド付）36cm　2021年発売

①W36×D24×H26cm
②総評　ロッドスタンド4本とインナーケースが付属された扱いやすタックルバッカン。持ち手とショルダーベルトの運び出しが選べます。外装は硬質EVA材が使用されますので、型崩れ防止と内容物の保護に役立ちます。ロッドホルダーを使用して、各種のオプション小物を装着できます。

【浜田商会】 EVAタックルバッグ （ロッドスタンド付）40cm　2021年発売

①W40×D26×H26cm
②総評　上記紹介の大型モデルになるタックルバッカン。仕様はそのままに、内容量を上げて手荷物を運べます。こちらも同様に各種のオプション小物でカスタマイズ可能です。

【マズメ】mazume オカッパリバッカンII　2022年発売

①W37×D25×H24cm
②総評　標準装備で各種機能満載のタックルバッカンです。最新モデルらしく、ロッドスタンド・フィッシュグリップホルダー・プライヤーケースなどのホルダーが搭載されますので、購入後直ぐに便利にお使いいただけます。バッカン底には４つの滑り止めも採用されますので、落下や滑落防止の機能性も充実しています。

【ティクト】コンパクトバッカンⅢ　2022年発売

①W45×D26×H26cm
②総評　簡単に開け閉めできるベルクロ式のフタ留めが採用され、道具の持ち出しが簡易的にできるアップデートモデル。外装の装備も充実され、ドローコードやD管を利用し好みのカスタマイズが可能です。フタ裏収納とロッドホルダーも搭載され、高機能なタックルバッカンとして人気の高いモデルです。

【シマノ】タックルボートバッグ（ハードタイプ）　2021年発売

①W45×D30×H32cm
②総評　オフショアでの使用に適した大容量モデルのタックルバッカンです。雨や水しぶきが浸入しにくいハード成型フタも採用され、洗浄しやすいように取り外しも可能な仕様です。便利性の高いインナーケースポケットも採用され、小物の収納には、メッシュポケット含めて整理整頓ですっきりさせられます。

【ダイワ】ATタックルバッグD（B）　2021年発売

①W37×D28×H29cm
②総評　持ち運びに便利な着脱式ショルダーベルトと、合体ハンドルの2WAY仕様になるタックルバッカン。各種のオプションパーツを利用して、自分好みのカスタマイズが出来ます。スペースを効率的に利用し、ロッドが直立しやすいコンパクトロッドスタンド2本分搭載されます。

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本記事のまとめ

今回の記事では、釣り具収納タックルバッカンの詳細を紹介してきました。

今記事では、
①バッカンとは！？
②バッカンの材質
③バッカンのタイプ（仕様）
④カラーの重要性
⑤メーカーの選択
⑥釣り具収納タックルバッカン20選のご紹介

として纏めてまいりました。
以上をご参考になって頂き、自身に適した釣り具収納タックルバッカンを選択頂ければと思います。

釣り具収納タックルバッカンの説明を更に詳しく知りたい方は？

ページ最下部に「お問い合わせ」項が御座いますので、そちらからご連絡頂ければ、少々お時間を頂いた上で、調査、確認後にご回答いたします。

それでは、このブログをご覧になって頂いた皆様が、よりよいフィッシングギアを購入されて、自然と楽しく遊んでくださる事を願って、次回の商品紹介の記事執筆に入らせて頂きます。楽しみにお待ち願えれば幸いです。