早春に獲りに行きたい山菜の種類と見分け方。「SDGs推進」私達にも出来る次世代に残す自然。

山菜獲り

雪解けも進み、緑が芽吹き始める早春期。山好きの方や山菜を採取して、調理に使用したい方々には、待ちに待った季節です。山菜採取に手慣れた方や、植物に詳しい人であれば問題ありませんが、初めて山菜を採取される方には、何が何だか不明であろうと思います。

そこで、今回は山菜採取初級の方々にも分かりやすく、メジャーな種類や見分け方、類似する野草、更に、注意点も下記に記します。次世代にも、今ある自然を残すための私達が出来る事も記載します。

早春に採取できる山菜や野草類

山菜や野草類は、一年を通じて採取する事が可能ですが、採取できる季節やシーズンが異なります。
このページでは、春期に絞った山菜類に限定して、芽吹き順に紹介していきます。

フキノトウ

早春期の山菜としては、一番メジャーな山菜です。みなさんの目に留まるほど大きくなったものは、アク抜きや下処理が大変になりお薦めしません。食べ頃は、左記画像のように、地表から頭が芽吹いた状態になります。

こごみ(クサソテツ)

林や森の中の林道や、市街地からちょっと外れた林の中には、かなりの確率で自生しています。一つ見つければ、周辺に群生していますので、一株見つけると、容易に採取可能です。
ただし、類似した山菜もあります。見分け方としては、1本折ってみて、茎断面がV字に成長しているものがこごみです。食べ頃サイズは深緑色の芽の時(地表から10cm程度)がベストです。

ノビル(ひろこ)

河川敷や郊外の道端で、よく目にする野草です。根茎野草の一種で、地表から5cm程度の地中に、らっきょうのような形の球根が実ります。数本から10本程度の株で群生しています。
似た野草には、お店でよく見かけるアサツキが存在します。こちらも同じような芽吹き方をして、株は大量に群生しています。
ノビルは、地表の茎が20cm強になっていれば、地面を掘り返すと食することが出来る球根が実っています。

タラの芽(北東北名:たらっぽ)

タラの芽は、幹の部分にトゲトゲがあり、若い幹はまっすぐ直立して育っていますので、比較的見つけやすい山菜です。年数の経った幹は枝分かれし、その先々に新芽が芽吹きます。
採取場所としては、林の中よりも、日の当たる野原や、植林を伐採・間引きした跡地で群生しているパターンが多く見られます。
地方地方で少々時期は異なりますが、サクラの開花から約1ヵ月くらいがタラの芽採取の時期になります。

コシアブラ

コシアブラの採取は、初心者の方は、背の低い若木限定の採取になります。高木にまで成長する木の芽ですので、高所から無理をして採取するのは危険ですので控えましょう。
タラの芽と同じような場所、育ち方をしますので、タラの芽を見つけたら、周辺をチェックすれば自生しているのを見つける事が出来ます。
幹にはとげがありませんので、区分けができるかと思います。

採取が危険な山菜ーヤマウルシ

画像がなく恐縮なのですが、見た目が上記のタラの芽やコシアブラとそっくりな山漆(ヤマウルシ)という植物があります。「ウルシに被れた」と、言われる由来を持つことで有名です。上記2種に比較すると、全体的に赤っぽい新芽になりますので、怪しく感じたら触らぬ神に祟りなしです。

採取後の保存方法

筆者の場合は、新聞紙またはキッチンペーパーにくるんで、袋に入れて持ち帰ります。くれぐれも水分を持たせないことがいいようです。一度、川水に浸した新聞紙にくるんで持ち帰ったのですが、帰宅後、樹液や植物油がにじみ出て来ており、おいしく食べる事が出来ませんでした。

採取時の注意点ー1

先にも述べましたが、タラの芽などの木には、自己防衛機能として無数のトゲがあります。素手で直接取らずに、軍手や皮手袋を装着して採取しましょう。また、誤ってヤマウルシを触ってしまった場合も、手袋を装着していれば問題ありません。

採取時の注意点ー2

食べられる山菜や山草を見つけてしまうと、余計に採取したくなるのが人間の性です。ここが重要になりますが、採取する量は、必要最低限にしていきましょう。個人で食べるのであれば一握りで十分です。家族で食べるのであれば、袋一つで事足りるでしょう。

タラの芽などは、幹の木の部分から折らないで、新芽の部分だけ採取すれば、数週間で新たに新芽が芽吹き、翌年までの成長に繋がります。ハサミ等で切り取らずに、新芽の部分を横に曲げれば自然に幹から離れます。コシアブラも同じです。

ノビルやあさつきは、株で群生していても、3分の1は残して帰りましょう。翌年、またしっかり生えてくれます。

フキノトウやこごみも、残して置けば翌年また採取出来るようになります。自然の成長力は素晴らしいものがありますので、出来る限り、自然を傷つけない事を念頭に、必要な分だけ頂いて帰ればいいだけです。

まとめ

楽しく山菜を採取するために、簡単な見分け方と注意点を記してきました。特に申したいのは、自然は永遠ではありません。言うなれば限りあるものです。

しかし、事前には自ら治癒力を持っており、ちゃんとした管理や人間が荒れさせなければ、復活してくれます。

次世代も山を楽しめるように、素晴らしい自然を残していきましょう!

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