【手返し最強!】LSJ向きベイトロッドおすすめ14選!長さと硬さ別の選び方

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ショアジギング向きベイトロッド

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  1. 【手返し最強の秘密】LSJでベイトロッドを使うメリット
  2. LSJベイトタックルのデメリットと対策
  3. LSJ向きベイトロッドの選び方(長さと硬さ別)
  4. 【必読】ベイトロッドに最適なベイトリールの選び方
  5. LSJ向きベイトロッドおすすめ14選のご紹介
  6. まとめ:手返し最強のLSJベイトタックルで釣果アップ
  7. ライトショアジギング向きベイトロッドの説明を更に詳しく知りたい方は?

ライトショアジギング(LSJ)で釣果を伸ばしたいアングラーにとって、「手返しの良さ」は最大の武器です。その秘密兵器こそが、近年注目を集めるベイトロッド。スピニングタックルが主流のLSJにおいて、ベイトはルアー回収後の即キャストを可能にし、短時間の時合いやナブラ打ちで圧倒的な差を生み出します。

この記事では、「手返し最強」を実現するベイトタックルのメリットを徹底解説。さらに、後悔しない一本を選ぶための選び方を、ロッドの長さや硬さといったスペックから詳しく解説します。

また、シマノ、ダイワ、アブガルシアなど人気メーカーから厳選した14選のおすすめモデルを専用モデルと流用モデルに分けてご紹介。デメリットとその対策、最適なベイトリールへの解説網羅しています。

これを読めば、あなたのLSJの釣りが一変します。さあ、ベイトロッドで効率よく青物を仕留め行きましょう

良型青物(ワラサ)のキャッチ画像
  1. 【手返し最強の秘密】LSJでベイトロッドを使うメリット
    1. ルアー回収後の「即キャスト」で手返し効率が大幅アップ
    2. ベイトならではの「トルク」で不意の大物にも対応
    3. キャスト精度と多様なルアーアクションへの対応
      1. フォール(沈下)
      2. リトリーブ(巻き取り)
  2. LSJベイトタックルのデメリットと対策
    1. キャスト時に発生するバックラッシュのリスク
      1. バックラッシュ対策と考え方
    2. 飛距離がスピニングに一歩劣る可能性がある
      1. 飛距離対策と考え方
    3. ベイトタックルは初期投資(コスト)が高くなりがち
      1. 初期投資と考え方
      2. 多用途に使って価値向上
  3. LSJ向きベイトロッドの選び方(長さと硬さ別)
    1. 長さ(レングス)の選び方:飛距離重視or操作性重視
      1. 【操作性重視:7ft後半~8ft台】
      2. 【LSJベストレングス:9~10ftクラス】
      3. 【ロングディスタンス:10ft以上】
      4. 長さを選ぶポイント
    2. 硬さ(パワー)の選び方:L・ML・Mの使い分け
      1. ジグやルアーのメインウェイト帯
      2. 推奨ロッドパワー(ロッドの硬さ)
      3. H(ヘビー)パワークラスの考え方
    3. 【重要】ルアーウェイトの対応負荷とロッドバランス
      1. 【対応負荷の見方】
      2. ロッドの耐久性を考慮
      3. 【ベイトロッド特有の注意点】
  4. 【必読】ベイトロッドに最適なベイトリールの選び方
    1. ロッドパワーに合わせたリールのサイズ選び
      1. LSJ標準(M~MHのベイトロッド)
      2. H(ヘビー)クラスのロッドに合わせる場合
    2. LSJでベイトリールに求められる最重要機能
      1. ブレーキシステム
      2. ギア比の選定
    3. 【必読】最適なリール選びの完全ガイドはこちら
  5. LSJ向きベイトロッドおすすめ14選のご紹介
    1. ライトショアジギング専用ベイトロッドのご紹介
      1. 【テイルウォーク】CRIMSON C106MH-R
      2. 【フィッシュマン】BRIST MARINO 10.6MH
      3. 【シマノ】コルトスナイパー XR B100M
      4. 【アブガルシア】ソルティーステージ プロトタイプ ライトショアジギング XLSC-972ML30
      5. 【アブガルシア】ソルティーステージ プロトタイプ ショアジギング XSJC-962MH60
      6. 【ダイワ】ソルティスト 96MHB
      7. 【ダイワ】ドラッガーMX 103MB
      8. 【ダイワ】ドラッガーSX 103MB
    2. 他ゲームからライトショアジギングに流用可能なベイトロッド
      1. 【アピア】Foojin’RS PRELUDE C88M
      2. 【ヤマガブランクス】EARLY 105MMH/Bait for Surf
      3. 【シマノ】ルナミス B106MH
      4. 【シマノ】ネッサ XR B104M+
      5. 【テンリュウ】スワット SW932B-ML/MH
      6. 【バレーヒル】NEW サイファリスト フラットセイバー CFSC-99MM/FLAT
  6. まとめ:手返し最強のLSJベイトタックルで釣果アップ
  7. ライトショアジギング向きベイトロッドの説明を更に詳しく知りたい方は?

ライトショアジギング(LSJ)では、飛距離とトラブルレスの観点からスピニングタックルが主流です。しかし、近年ベイトタックルが急速に注目されているのは、スピニングタックルにはない明確な「メリット」と「楽しさ」があるからです。

特に、「手返しの良さ」は釣果に直結する最大の武器です。タイトルに掲げた【手返し最強!】の秘密や、ベイトタックルならではの魅力を詳しく解説していきます。

ベイトタックル最大のメリットが、この「手返しの良さ・高さ」です。
スピニングの場合、キャストごとにベールを起こし、キャスト後にベールを戻すという「2アクション」が必要です。対してベイトは、ワンフィンガー(親指)によるクラッチ操作のみでキャスト準備が完了します。

ルアーを回収した直後、わずか1モーションで次のキャストに移行できるため、特にナブラ打ちや時合いといった手早くキャスト数を稼ぎたい場面で圧倒的な効率を発揮します。このキャスト回数の差が、最終的な釣果の差に直結します。

ベイトリールは構造上、スプールとハンドルの回転軸が一直線に並ぶため、巻き上げ時の力が効率よく伝達される「トルクフルな巻き性能」が特長です。

これにより、ライトショアジギングでの想定外の青物や大型魚がヒットした場合でも、「ゴリ巻き」と呼ばれるパワフルなファイトが可能になります。また、太いPEラインを使用しやすいため、ラインブレイクのリスクを軽減しつつ、安心して魚とのやり取りを楽しめるでしょう。

また、このパワー感は巻き上げ時だけでなく、ルアーやメタルジグを撃ち込む際のライナーキャストの爽快感にも繋がり、多くのベイトアングラーを魅了する要素の一つです。

ライトショアジギングでキャッチされた良型サゴシ(サワラ)画像

狙ったポイントへの「ピンポイントキャスト」の精度は、ベイトタックルの得意分野です。構造的にサミング(親指でのスプール調整)が容易なため、ルアーの着水点を細かくコントロールできます。さらに、ルアーのアクション性においてもベイトリールはスピニングタックルより優位です。

フォール(沈下)

メタルジグをフォールさせ、ロッドワークでバックスライドのアクションを演出したい際、クラッチをON/OFFするだけで瞬時にラインテンションをフリーにできます。

リトリーブ(巻き取り)

高剛性且つ高いギア比のベイトリールの普及により、重いジグやプラグでもパワフルかつスムーズに巻き取ることが可能です。

ライトショアジギングに多用するソルト用シンキングペンシル画像

ライトショアジギングにベイトタックルを導入する上で、メリットばかりに目を向けるのは危険です。購入後に後悔しないためにも、ベイトタックル特有のデメリット(弱点)を理解し、その対策を知っておくことが大切です。

ベイトタックル最大の欠点が、キャスト時にラインの放出量以上にスプールが回転しすぎてラインが絡まる「バックラッシュ」です。特に、横風や向かい風の状況、または軽いルアーを扱う際などに発生しやすく、発生すると釣りの時間を大幅にロスします。

バックラッシュ対策と考え方

練習と慣れ ベイトタックルはスピニングと違い、練習が必要な釣り道具です。最初は軽いキャストから始め、徐々に力を込めたキャストに慣れていくのが基本です。

リールの設定 最近のベイトリールはブレーキ性能が非常に優秀です。メカニカルブレーキやマグネットブレーキ、DCブレーキなどの設定を適切に行うことで、バックラッシュのリスクは大幅に軽減できます。
上記で提示したように、ブレーキセッティングの後も最初からフルキャストせずに、軽いキャストでセッティング状態を確認していきましょう。

デメリットを怖がりすぎない リールの仕組みを理解すれば、バックラッシュはコントロール可能です。デメリットを「ベイトならではの醍醐味」と捉え、乗り越えることで真のベイトキャストの楽しさを体感できます。

ベイトリール特有のライントラブルであるバックラッシュ現象画像

技術の進歩により、両リールのキャスト性能の差は縮まりましたが、無風・追い風の状況での最大飛距離は、一般的にスピニングタックルに軍配が上がります。特に軽量ルアー(プラグ系)や、PEラインが細すぎる場合(ラインブレイクが怖くてフルキャスト出来ない)は、ベイトリールでは飛距離を出しにくいことを理解しておきましょう

飛距離対策と考え方

ロッドの反発力を活かす LSJ向けに設計された、スパインの位置調整(スパイン=ロッドの背骨=反発力が最も高い部分)が施されたベイトロッドを選ぶことで、飛距離を最大限まで引き出せます。

キャストするルアーウェイト LSJで使用する15~40g程度のウェイトは、ベイトタックルにとって最も得意なウェイトゾーンです。このゾーンをメインに使うことで、飛距離の差を感じにくくなります

キャスト精度で飛距離をカバー ベイトは飛距離では劣る可能性があっても、狙った場所(ナブラの進行方向や潮目への精度で上回ります。キャストコントロールの精度を活かして、飛距離の差をカバーしましょう。

サーフエリアでベイトタックルを使用したライトショジギング風景画像

高性能なベイトリール(特にソルト対応可能モデル)は、高精度なブレーキシステムや高剛性パーツ・高度な防水・防塵性能を搭載しているため、同クラスのスピニングリールと比較して高価になる傾向があります。
特に、ロッドとリールを揃える際の初期コストは高くなりやすいのが現実です。

初期投資と考え方

初回購入モデル(ベイトリール)の重要性 特に初心者の場合、高性能なブレーキ(特にシマノのDCやダイワのSV/TWシステムなど)を搭載したモデルを選べば、バックラッシュの不安が大きく減るため、結果的に釣りの楽しさが勝り、満足度が高くなります。

多用途に使って価値向上

ライトショアジギング用のロッドは、シーバス狙いや根魚(ロックフィッシュ)攻略など、ソルトウォーターの他のキャスティングゲームに流用しやすい特徴があります。

最初から多用途に使う事を視野に入れてロッドを選べば、1本のロッドで複数の釣りを楽しめるため、結果的に初期投資以上の楽しさと釣りの幅を広げることができます。ロッドを選ぶ際は、メインのLSJだけでなく、将来的に挑戦したい釣りのウェイトや長さを考慮してみてください。

ロッドのコストと性能のバランスを考慮したリール選びは、ライトショアジギング用ベイトリールの選び方とおすすめ16選!で詳しく解説しています。こちらも参考に、タックル全体の検討をしてください。

磯場やゴロタ浜など、足場の悪いフィールドへの移動が多いライトショアジギングでは、ロッド本体やガイドへのダメージは避けられません。せっかく見つけたおすすめのベイトロッドを長く愛用し、最高の状態を保つためにも、移動時や保管時の保護は必須です。

大切なロッドを守り、高い性能を維持するためのロッドケースの選び方は、下記の記事で詳しくご紹介しています。

ベイトタックルでキャッチされた丸々と太ったシーバスの画像

ライトショアジギング(LSJ)に適したベイトロッドを選ぶには、ターゲットとなる魚種やフィールドに合わせたいくつかのポイントを押さえる必要があります。特にベイトタックルでは、ロッドとリールのバランスが飛距離や操作性に大きく影響するため、慎重にスペックを見ていきましょう。

ロッドの長さ(レングス)は、キャスト飛距離と取り回しの快適性に直結する重要な要素です。ベイトロッドの場合、長くなればなるほど、バックラッシュを防ぐための繊細なコントロールが必要になります。

【操作性重視:7ft後半~8ft台】

対象 初心者やベイトキャストに不慣れな方。メインフィールドが足場の低い釣り場(内湾・漁港など)。

特徴 短いロッドはテイクバックが容易で、キャスト時のルアー軌道を把握しやすく、バックラッシュを回避しやすいため、習熟度を上げる練習用としても最適です。

おすすめ 特にベイトキャスト初心者の方は、キャストに慣れるまではこのレングスでライントラブルを避け、キャストのコツを掴むのがおすすめです。

【LSJベストレングス:9~10ftクラス】

対象 スピニングタックルでのLSJに慣れているアングラー。堤防や磯などやや足場の高いフィールド。

特徴 ショアジギングロッドとして最もラインナップが多く、飛距離と操作性のバランスが最も取れた長さです。スピニングからの移行組にとっても、違和感なく扱える汎用性の高いレングスです。

【ロングディスタンス:10ft以上】

対象 サーフ(砂浜)や大規模な沖堤防など、広範囲サーチで攻略し、飛距離を最優先したい方。

特徴 長いレングスはロッド全体の弾力性(しなり)を最大限に活かせるため、余計な力を込めずに沖目へルアーを運べます。

長さを選ぶポイント

ロングロッド=バックラッシュしやすいと敬遠しがちですが、それは誤解です。適切なリールセッティングと練習によって、ロングロッドでも快適なキャストは可能です。最初はモノフィラメント(ナイロンやフロロ)ラインなどで練習し、徐々にPEラインに移行するのも有効な方法です。

ダイワのベイトキャスティングロッド:ソルティストのレングス別タックル画像
出典:ダイワSALTISTスペシャルページ抜粋

ロッドの硬さ(パワー)は、ルアーの操作性、キャストウェイト、そしてターゲットとのファイト性能を決定づけます。LSJで使用するルアー・ジグの重量と、想定される魚のサイズから選ぶことが重要です。

ジグやルアーのメインウェイト帯

LSJで最も使用頻度が高いのは30g~40g程度のジグやプラグです。最近では、ライトショアジギングに適した高重量のシンキングペンシルバイブレーションなど、キャスト抵抗がありながらも、遠投しやすいハードプラグも数多くラインナップされています。

推奨ロッドパワー(ロッドの硬さ)

LSJでは、上記のルアーウェイトを快適に扱え、不意の大型魚の引きにも耐えられるM(ミディアムパワー)からMH(ミディアムヘビーパワー)が標準ロッドパワーなります。

H(ヘビー)パワークラスの考え方

更なる大型青物狙いや、60g以上のルアーをフルキャストしたい場合は、ショアジギングクラスのHパワーのロッドも選択肢に入ります。ロッドの弾力を活かすキャストに慣れれば、重量ルアーからライトなルアーでも問題なくキャスト可能です。

ロッドのスペック表に記載されているルアーウェイト(Lure Wt.)の対応負荷は必ず確認しましょう。

【対応負荷の見方】

LSJのメインウェイトである30g~40gを快適に投げるには、ルアー負荷の上限が40g~60g程度のロッドが理想的です。キャストしたいルアーとルアー負荷の上限がギリギリの場合は、フルキャストは避けましょう。

ロッドの耐久性を考慮

ロッドの耐久性を高め、長期的に使用するためには、メインで使用する30~40gよりも2割~3割程度余裕を持たせた(45g~55g)ルアーウェイトを上限に持つロッドを選ぶと安心です。

釣り場でのロッド破損は致命的ですので、対応負荷に余裕がない場合は、無理をしないでライトキャストでバッドにルアーの重さを載せてキャストしましょう。

【ベイトロッド特有の注意点】

ベイトロッドは、ロッドとリールが一体となった際の「持ち重りの無さ」や「バランス」も重要です。ベイトに限らず、ロッドを購入する場合は、グリップした際(ロッドの操作ポイント)に先重りせず、気持ちよく振り抜けるロッドを選ぶのが、手返し良くキャストを続ける秘訣です。

ライトショアジギングのベイトタックル画像

前セクションで簡単に触れたように、ライトショアジギングでベイトロッドの真価を発揮するには、「ロッドとリールの組み合わせ」、すなわちタックル全体のバランスが極めて重要です。ロッド単体で高性能でも、リールとのマッチングが悪ければ、快適なキャストや手返しの良さは半減してしまいます。

特にベイトタックルでは、リールの性能(ブレーキシステム、スプール性能、ギア強度)が、バックラッシュの回避や大物とのファイト性能に直結します。

ベイトロッドとリールを選ぶ際は、ロッドが持つ「パワー(硬さ)」と、リールが持つ「巻き上げ力(トルク)」および「ラインキャパシティ」を合わせる必要があります。

LSJ標準(M~MHのベイトロッド)

20~40gのルアーをメインに扱うこのクラスのロッドには、太めのPEライン(PE 1.0~1.5号)が150m〜200mストックできる、標準的なソルト対応ベイトリールが適しています。推奨番手は100番以上、200番が理想的です。

H(ヘビー)クラスのロッドに合わせる場合

より大型の青物や不意の大物を想定するロッドには、剛性の高いアルミボディや、強靭なドラグ、大容量スプールを備えたパワー系ベイトリールを合わせるがあります。200番から300番といった、ビッグベイトもキャスト可能な高剛性モデルが推奨されます。

ライトショアジギングのようなキャスティングゲームでは、特にベイトリールの「ブレーキシステム」が釣りの快適性を左右します。

ブレーキシステム

バックラッシュを防ぎ、快適な飛距離を出すために、シマノのDC(デジタルコントロール)ブレーキや、ダイワのSV/TWシステムといった高性能なブレーキ機構を搭載したモデルが非常に有利です。

ギア比の選定

メタルジグを素早く回収し、手返しの良さを追求するならハイギア(HG・XH/XG)モデルの一択です。ギア比もしっかりチェックし、ご自身の好みに合った巻き上げトルクや巻きの軽さも重視して、7.4~8のギア比で手返しを高めていきましょう。

ベイトリールの選び方、最新のおすすめ機種、そしてロッドとの具体的なマッチングについては、下記の記事で徹底的に深掘りして解説しています。

せっかく見つけた最適なベイトロッドを無駄にしないためにも、リール選びの決定版となるこちらの記事を必ずチェックしてください。

シマノブランドで合わせたロングキャスト対応ベイトタックル画像

ここからは、厳選したライトショアジギング(LSJ)向きのベイトロッドを全14選ご紹介します。ベイトタックルのメリットを最大限に引き出す「専用設計モデル」と、多用途性で初期投資のメリットを享受できる「他ゲームからの流用モデル」に分類しています。

ロッドの選択は、釣り場の環境やメインで扱うルアーウェイトによって変わってきます。「選び方」セクションを参考に、ご自身のスタイルに最適な一本を見つけてください。

近年高まるベイトタックルへのニーズに応え、各メーカーがリリースしているLSJ専用設計のベイトロッドをご紹介します。専用モデルは、ベイトリールでのキャストフィーリングや、手返しを考慮したグリップ形状など、まさにLSJで「手返し最強」を目指すアングラーのために開発されています。ベイトタックルのメリットを最大限に享受したい方におすすめです。

【テイルウォーク】CRIMSON C106MH-R

①ロッドの長さ10’6″(320cm)
②ロッドパワー(硬さ)MH
③ルアーウェイトの対応負荷MAX70g
CRIMSON掲載WEBページ

沖の潮目へライナーキャスト!剛腕ロングベイトは飛距離を求めるエキスパートへ!

ライトショアジギングの範疇(はんちゅうを超え、沖の潮目やナブラを射抜く遠投性能に特化したエキスパートモデルが、このCRIMSON C106MH-Rです。シリーズの中でも特にショアキャスティングに照準を絞った専用設計であり、その真価はロングディスタンスで発揮されます。

特有の張りを持つブランクスは中弾性カーボンがメイン。このしなやかな特性がルアーウェイトをしっかりと乗せ、フルキャストせずともロッドの反発力を最大限に活かした強い押し出しで圧倒的な遠投を可能にします。

10フィート6インチというロングレングスは、ベイトタックル操作に長けたアングラーにこそ試していただきたい一本。遠投性能とベイトならではのトルクを融合させ、パワーファイターとの豪快な対峙を実現します。

【フィッシュマン】BRIST MARINO 10.6MH

①ロッドの長さ10’6″(320cm)※3ピース
②ロッドパワー(硬さ)MH
③ルアーウェイトの対応負荷15~70g
BRIST MARINO 10.6MH掲載WEBページ

バックラッシュ激減の超長距離砲。タフな大物と対峙するための3ピースパックロッド

ベイトロッドの限界に挑むフィッシュマンが放つ、長距離キャストを主軸としたキャスティングモデルです。その高いポテンシャルは、シーバスから青物、さらには大型回遊魚をターゲットとするライトショアジギングに完璧にフィットします。

このロッドの最大の特長は、柔軟性の高いベリーセクション。これはフィッシュマンのお家芸であり、キャスト時にラインに負荷が集中するのをロッド側で吸収することで、バックラッシュを劇的に抑制する構造になっています。

初心者からエキスパートまで安心してキャストできる高反発ブランクスは、まさに「長距離砲」の名に恥じません。また、3ピース仕様による高い携行性も魅力。どこへでもタフな大物と対峙するための一本を連れ出せます。

【シマノ】コルトスナイパー XR B100M

①ロッドの長さ10’0″(305cm)
②ロッドパワー(硬さ)M
③ルアーウェイトの対応負荷MAX70g
EARLY for Surf掲載WEBページ

【迷ったらコレ!】キャスト精度と遠投力が融合。ベイトで攻めるLSJの「ど真ん中」ロッド

シマノのショアジギングロッドの主力シリーズから、ベイトモデルの「ど真ん中」を担うB100M。操作性と感度、そして飛距離のバランスが最も優れる10フィートジャストのブランクスを採用し、ライトショアジギングに最適な一本です。

ベリーセクションの柔和な入り込みブランクスが持つ弾力性により、キャスト後のバタつきをしっかり抑制。これにより、ベイトの大敵であるバックラッシュ発生の抑止とキャストアキュラシーの向上に貢献します。

メタルジグとプラグ、どちらも快適に扱えるよう、ラインのすり抜けが良いSiCガイドを採用。専用ブランクス設計は、ロックショアのタフな状況にも追従する粘りを持ち、エキスパートも納得の高性能を発揮します。

【アブガルシア】ソルティーステージ プロトタイプ ライトショアジギング XLSC-972ML30

①ロッドの長さ9’7″(292cm)
②ロッドパワー(硬さ)ML
③ルアーウェイトの対応負荷7~40g
ソルティーステージ プロトタイプ ライトショアジギング掲載WEBページ

【国産カーボンの高精度】バックラッシュ知らずの専用設計。LSJで攻めるTAF製法ロッド

アブガルシアの先進技術を結集した、ライトショアジギング専用設計のベイトモデルです。最大の特長は、100%国産カーボンを採用したTAF(タフ)製法ブランクス。これにより、キャスト時やファイト時のブレが極限まで抑制され、ベイトリール使用時の大敵であるバックラッシュの発生源を断ちます。

このロッドは、バックラッシュしにくいレギュラーテーパー設計でありながら、弾性力とハリ感を維持。キャスト後のルアー放出がスムーズで、ターゲットに合わせたウェイトダウンにも最適なキャスト性能を見せてくれます。

さらに、ガイド抵抗を抑えた富士SiC/KRガイドを搭載。優れたガイドセッティングが飛距離と感度を高め、快適な「手返し最強」のLSJを実現します。ベイトタックルでの高精度な釣りを追求するアングラーにおすすめの一本です。

【アブガルシア】ソルティーステージ プロトタイプ ショアジギング XSJC-962MH60

①ロッドの長さ9’6″(290cm)
②ロッドパワー(硬さ)MH
③ルアーウェイトの対応負荷20~90g
ソルティーステージ プロトタイプ ショアジギング掲載WEBページ

剛性を纏うトルク!LSJから大物狙いのパワフルな巻き上げでねじ伏せる本格ショアジギベイト

先にご紹介したモデルから一段パワーを上げた本格派ベイトモデルです。そのレングスと反発力は、ライトショアジギング(LSJ)から不意の大物狙いや本格的なショアジギングへのステップアップを考えるアングラーに最適です。

どなたでも扱いやすいベイトロッドとして設計されており、柔軟ながらも弾力を活かせるベリーと、巻き上げトルクを力強く感じられるバットパワーのバランスは特筆に値します。

大型魚の強烈な引き込みに耐えるため、ガイドにはKWガイドのオールダブルフット&ダブルラッピングを採用し、剛性を徹底補強。LSJの効率的な手返しを活かしつつ、モンスタークラスとの対峙も視野に入れたいビギナーからベテランまで納得の性能を誇ります。

【ダイワ】ソルティスト 96MHB

①ロッドの長さ9’6″(290cm)
②ロッドパワー(硬さ)MH
③ルアーウェイトの対応負荷10~50g
ソルティスト掲載WEBページ

高精度に撃ち込めるベイトに特化したキャスタビリティ!軽量とパワフルさを両立したLSJ専用機

ショアキャスティングをベイトモデルに特化して設計された、注目のソルティストシリーズから96MHBをおすすめ。ソルティストシリーズ最大の特長は、メインブランクスに採用された高密度HVFカーボン。これにより、高いパワフルさを保ちながらも、長時間キャストを繰り返せる軽快さを見事に両立させています。

キャストアキュラシー(キャスト精度)にこだわり、反発力を高めたチューブラーティップを採用。キャスト後のブランクスのブレが少なく、意図したエリアへ正確にルアーを撃ち込むことが可能です。

また、ベイトリールにはソルティスト TW PE SPと組み合わせることで、相互の設計思想がピタリと合致。キャスタビリティ(キャスト性能)に重きを置いた仕上がりとなっており、ベイトタックルでの「手返し最強」な釣りを実現します。

【ダイワ】ドラッガーMX 103MB

①ロッドの長さ10’3″(312cm)
②ロッドパワー(硬さ)M
③ルアーウェイトの対応負荷MAX60g
ドラッガーMX掲載WEBページ

【港湾を軽快に攻める】持ち重りしない絶妙バランス。トラブルレスで楽しむライトショアベイト

「ドラッガーMX」シリーズは、港湾エリアや手軽なショアジギングに特化して設計開発された軽快モデルです。この103MBは、10フィート3インチというロングレングスでありながら、徹底した重量バランスの調整により、持ち重りを感じさせないのが最大の特長です。

そのため、長時間キャストを繰り返すライトショアジギングにおいて、軽快かつ取り回しの良い操作性を実現し、「手返し最強」のコンセプトに合致します。

ベイトタックルの大敵であるライントラブルを軽減するため、ラインがスムーズにすり抜けやすく、トラブルが起きにくいKガイドを搭載。ビギナーからエキスパートまで、高性能ベイトリールと組み合わせることで、小型ジグから中型プラグまで幅広く対応し、LSJの釣りを快適に楽しめます。

【ダイワ】ドラッガーSX 103MB

①ロッドの長さ10’3″(312cm)
②ロッドパワー(硬さ)M
③ルアーウェイトの対応負荷MAX60g
ドラッガーSX掲載WEBページ

【力まず弾く遠投砲】高反発ブランクスで沖堤防を攻略!上質なパワーを備えた本格派ベイト

ショアジギングの本格派モデル「ドラッガーSX」シリーズから、ライトショアジギング(LSJ)にも適したマイルドな味付けのベイトモデル、103MBをご紹介します。

最大の特長は、高密度HVFカーボン「HVF NANOPLUS」をX45で締め上げた高反発ブランクス。この押し出しの強い弾性により、アングラーが力まずともロッドの反発力を活かし、安定した遠投性能を実現します。

ベイトタックルのメリットである「手返し」をロングディスタンスで実現する一本として、港湾部の堤防や沖堤防でのセンターアイテムとして広い人気を獲得。60gまでのジグに対応するパワーを持ちながら、LSJのメインウェイトを軽快に操る繊細さも兼ね備えており、上質なパワーで快適なベイトキャスティングを約束します。

初期投資のセクションでも触れたように、LSJはシーバスロックフィッシュゲーム用のベイトロッドで流用が可能です。特に、汎用性の高い9ft前後、M~MHパワーのロッドは、LSJのメインウェイトにも対応しやすく、LSJ以外のソルトゲームにも挑戦したい方にとってコストパフォーマンスの高い選択肢となります。

【アピア】Foojin’RS PRELUDE C88M

①ロッドの長さ8’8″(264cm)
②ロッドパワー(硬さ)M
③ルアーウェイトの対応負荷10~50g
Foojin’RS掲載WEBページ

【高い汎用性で手返し革命】40gも意のままに操る最先端カーボン搭載のハイレスポンスモデル

アピアの最先端技術が詰まったシーバス専用モデルですが、そのパワーとルアーウェイトの負荷バランスは、ライトショアジギング(LSJ)への適性が非常に高い一本です。

TORAYCA®第3世代カーボンで構成されたハイレスポンスブランクスは、しなやかでありながらも高い反発力を持ち、LSJのセンターウェイトとなる40gクラスのジグもなんなくキャスト可能。幅広いルアー帯域で高精度な操作を約束します。

8フィート8インチという取り回しの良いレングスは、本格的なベイトシーバスはもちろん、手返しを極限まで高めたいLSJのキャスティングゲームでも本領を発揮します。繊細なアクション操作と、ベイトならではのパワーを両立させた、高次元の汎用性を持つモデルです。

【ヤマガブランクス】EARLY 105MMH/Bait for Surf

①ロッドの長さ10’5″(318cm)
②ロッドパワー(硬さ)MH(ティップはM)
③ルアーウェイトの対応負荷10~50g
EARLY for Surf掲載WEBページ

絶対的飛距離!軽量ルアーも余裕でフルキャスト!広大なフィールドをベイトで支配する一本

ソルトゲーム全般で高い支持を集めるEARLYシリーズから、サーフゲームを主軸に開発されたハイレスポンスなロングベイトモデルです。その汎用性の高さは、ライトショアジギングのフィールド(サーフ、ゴロタ浜、磯場)全てで実力を発揮します。

このロッドの魅力は、軽量10gクラスのルアーにも対応可能なキャスト性能にあります。メーカーデータでもスピニングモデルに遜色ない飛距離を記録しており、ベイトだからと諦めていたライトなジグやプラグも快適に扱えます。

弾力性を高めた鋭敏なティップセクションは、わずかなバイトも逃さない高感度を誇り、魚がルアーを弾くのを抑制しつつ確実にフッキングに持ち込めます。ベイトならではの高精度な広範囲サーチで、広大なエリアを効率よく攻めたいアングラーにおすすめです。

【シマノ】ルナミス B106MH

①ロッドの長さ10’6″(320cm)
②ロッドパワー(硬さ)MH
③ルアーウェイトの対応負荷MAX56g
ルナミス掲載WEBページ

【軽量ハイレスポンス】多用性を極めたベイトの俊敏機。遠距離のフッキングも確実に決める!

シマノキャスティングロッドのハイスペックシリーズ「ルナミス」に新たに追加された、軽快さが際立つベイトモデルです。先代モデルから大幅な軽量化が施され、ライトショアジギングでの感度と操作レスポンスが飛躍的に向上しています。

このB106MHは、LSJを主体としながらも、磯場のヒラスズキやサーフからのフラットフィッシュ狙いなど、多種多様なルアーフィッシングに対応します。

強いバットパワーも特筆すべきポイント。沖の遠距離で魚がヒットした場合でも、ブランクスが持つ反発力を活かし、確実なフッキングパワーを伝達します。近~遠距離の広範囲で実力を発揮し、ベイトタックルによる手返しの良さと高いキャスタビリティを両立させた一本です。

【シマノ】ネッサ XR B104M+

①ロッドの長さ10’4″(315cm)※3ピース
②ロッドパワー(硬さ)M
③ルアーウェイトの対応負荷MAX50g
ネッサ XR掲載WEBページ

【高効率のテンポを刻む】ベイト専用設計の3ピース。サーフで「手返し」の極意を体感

サーフキャスティングゲームのフラッグシップモデル「ネッサ XR」に満を持してラインナップされたベイトモデルです。その最大の特長は、携行性に優れた3ピース分割でありながら、ベイト専用に味付けされたブランクス設計にあります。

1番・2番セクションでキャストとルアーアクションの付けやすさを高次元で両立させ、3番セクションはネッサ XR特有のパワーと粘りを持たせることで、大型魚のランディングにも対応します。

高精度にテンポ良くキャスト&リトリーブを繰り返すシーンに最適な設計は、まさにライトショアジギングの「手返し最強」を追求するコンセプトに合致。高剛性素材「CI4+カーボンモノコック」の採用は、大型サイズとのパワーファイト時の対峙性を高め、ショアジギングでの釣果アップを力強くサポートします。

【テンリュウ】スワット SW932B-ML/MH

①ロッドの長さ9’3″(282cm)
②ロッドパワー(硬さ)MH(ティップはML)
③ルアーウェイトの対応負荷MAX70g
スワット掲載WEBページ

【幅広く遊べる万能機】C・N・Tによる反発力。外洋のLSJも楽しめる待望のベイトモデル

テンリュウが長期の開発テストを経て、満を持して投入したシーバス用ベイトモデルでありながら、外洋に面した釣りを最も得意とする設計思想により、ライトショアジギング(LSJ)にも高い適性を示します。

最大の特長は、テンリュウ独自技術のC・N・T(カーボンナノチューブ)を採用したブランクス。この高強度なアンサンド仕様は、シャキッとしたハリと、押し出しの強い反発性を保持しています。これにより、LSJのアベレージウェイトを力まず難なく遠投することが可能です。

ティップからバットにかけて状況に合わせて可変するコンポジット型であり、強さと弾力性のあるバットパワーを持つため、大型プラグのキャストも想定した高次元の反発力も魅力。「幅広く遊べる一本」として、手返しの良さを追求しつつ、外洋の大型ターゲットとのファイトも楽しめるロッドです。

【バレーヒル】NEW サイファリスト フラットセイバー CFSC-99MM/FLAT

①ロッドの長さ9’9″(297cm)
②ロッドパワー(硬さ)M
③ルアーウェイトの対応負荷7~45g
NEW サイファリスト フラットセイバー掲載WEBページ

【サーフの遠投能力】ルアーウェイトが乗る高反発設計!広大なエリアをベイトで効率よくサーチ

フラットフィッシュ(ヒラメ・マゴチ)をサーフから狙うことに特化したキャスティング専用モデルであり、ライトショアジギングへの高い適性を持つ一本です。

このロッドは、ルアーウェイトをブランクスに乗せやすいテーパーとアクションが特徴。それをベイトタックルに最適化するために、ロッドバランスを再調整したことで、キャスト飛距離が大幅にアップしています。

サーフの広大なエリアで遠投性能を最大限に活かし、ジグやプラグを効率よくサーチできるため、LSJの「手返し」を活かした高効率な釣りも実現します。サーフだけでなく、遠投が必要な漁港や防波堤など、多岐にわたるフィールドでの遠距離攻略を可能にする、信頼性の高いモデルです。

他にも気になるライトショアジギング向きベイトロッドが御座いましたら、下記↓↓↓↓のECサイトから検索頂ければ、お気に召すロッドが見つかるかも知れません。

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この記事では、ライトショアジギングでベイトロッドを使うメリットを徹底解説しました。ベイトタックルは、ワンモーションでの即キャストによる「手返し最強」の効率性と、ゴリ巻き可能なトルク性能により、青物などの不意の大物にも優位性を発揮します。

最適なベイトロッドを選ぶための選び方も重要です。
長さは、飛距離と操作性のバランスに優れた9~10ftクラスが、おすすめの基準となります。
硬さ(パワー)は、メインウェイトを快適に扱え、不意の大型魚に対応できるM(ミディアム)〜MH(ミディアムヘビー)を選びましょう。

デメリットであるバックラッシュも、高性能なリール選びと練習で克服可能です。今回ご紹介した14選のおすすめロッドを参考に、ぜひベイトロッドでの新しいLSJの世界に挑戦し、釣果アップを目指してください。

ページ最下部に「お問い合わせ」項が御座いますので、そちらからご連絡頂ければ、少々お時間を頂いた上で、調査、確認後にご回答いたします。

それでは、このブログをご覧になって頂いた皆様が、よりよいフィッシングギアを購入されて、自然と楽しく遊んでくださる事を願って、次回の商品紹介の記事執筆に入らせて頂きます。楽しみにお待ち願えれば幸いです。

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