ロックフィッシュとは岩礁帯や障害物周りに生息する魚の総称ですが、その中でもサイズが一回りも二回りも大型になるロックフィッシュをハードロックフィッシュと位置付けます。
ビール瓶クラスのアイナメやモンスターサイズのベッコウゾイ、50cmオーバーのキジハタはその代表格で、強烈な引き込みと精悍なビジュアル、スリル満点のファイト性から、多くのロックフィッシュアングラーを魅了しているターゲットです。
今回北の住人では、これらハードロックフィッシュと対等対峙できる、おすすめベイトロッドを20本ご紹介して参ります。
加えて、ロッドスペックの見方や選び方、ターゲットになる大型ロックフィッシュの特徴や狙い方についても解説を加えて参ります。
是非最後までご覧いただき、お気に入りのベイトロッドをチョイスされ、大型ロックフィッシュとのハードファイトを堪能されて頂ければ幸いです。

ハードロックで狙える魚種とその特徴
ロックフィッシュとは、基本的に根魚のことを指します。青物やメバル、アジと異なり、海中の根や岩陰、穴の中に潜み、自身の近場を通る小魚や甲殻類、イソメやゴカイなどの虫を捕食します。
大型根魚を狙っていく釣りはハードロック、小型根魚をターゲットに楽しむ場合はライトロックに区別され、同じロックフィッシュを狙う釣りと言えど、本命サイズが変われば、ゲーム特性やタックル強度も変わってきます。
まずはハードロックで狙う魚種と特徴を抑えて、事前知識をシェアしていきましょう。
大型アイナメ=通称ビール瓶
ハードロックの代表格に挙げられるのはビール瓶サイズの大型アイナメです。それも大瓶サイズ(633ml)のビジュアルに巻けない太さと体高を併せ持ち、筋肉質のボディーが見せる首振りダンスは、高剛質の専用ロッドがぶち曲がるほどの破壊力と遊泳力を持っています。
雑食性が強く、ベイトフィッシュや甲殻類だけでなく、タコやイソギンチャクなど、目の前で動くものであれば、なんにでもアタックしてきます。
北海道を含む北日本界隈では50cmオーバーも珍しくなく、スポーニングシーズン(産卵期)には60cmサイズもシャローに入ってネスト(産卵床)を張っています。
ターゲットが薄くなる冬場のシーズンでも、磯釣りアングラーを楽しませてくれる貴重な魚です。

ベッコウゾイ=タケノコメバル
東日本や東北ではベッコウゾイ、関東以西ではタケノコメバルとして、アングラーにも人気のロックフィッシュ。
平均すれば20cmほどで、30cmを超えれば大型の部類に入りますが、東北三陸一帯には、サイズが大幅に異なる50cmクラスのベッコウゾイが生息しています。
大型アイナメと同様に貪欲な捕食行動を見せ、ベイトに対する執着心も強く、かなりの距離を追い食いしてくるアグレッシブなロックフィッシュです。
根魚の特徴に加えて、ソイ系特有の行動範囲に裏付けされた遊泳力があり、ランカーサイズがヒットすれば、バッドから引き込まれるパワー溢れるファイト性が人気を博しています。

キジハタ=アコウ
関西や瀬戸内近郊ではアコウ、全国的にはキジハタの通名で呼ばれる高級魚になり、美味しい白身が美食家の間でも重宝される魚です。
近年では、北日本でも50cmを超える大型のキジハタがショアからキャッチされ、ハードロックのメインターゲットに加わっています。
ハタ科特有の筋肉質な体つきから発せられる力強い引きが特徴で、遊泳力と持久力を伴ったファイト性と鋭い突っ込みに、ハードロックターゲットとして人気が集まっています。
キジハタを狙うメソッドとして、ボトム攻略に加えて、スイミングもメインの攻略手法に加わります。上位2魚種と比較し、バス釣りで養ったテクニックが存分に活かせます。

ハードロックの嬉しいゲスト達
ハードロックを狙っていると、メインターゲットの他にも、様々な大型のゲストがキャッチされます。
水深があるエリアでは、ナイトゲームや北方地域の常連である腹パンパンの大型クロソイ、ライトゲームタックルでは勝負が困難な、30cmを優に超す大型のクロメバルも、ボトムのスリットから大型ワーム目掛けて喰い付いてきます。
メインターゲット・ゲスト共に、スポーニングシーズン(産卵期)前の荒食いの時期は、大型サイズのキャッチの確率も上がってきます。
地域によって多少前後しますが、下表を参考にして釣行に出向いてみて下さい。潮汐情報を参考に、大潮の前後は特に狙い目です。
メインターゲット | アベレージサイズ | ハードロックで 狙うサイズ感 | スポーニング(産卵) シーズン |
アイナメ | 20~30cm | 50cmUP | 10月後半~12月前半 |
ベッコウゾイ | 20~30cm | 50cmUP | 11月後半~1月中 |
キジハタ | 25~30cm | 50cmUP | 6月前半~9月前半 |
クロソイ | 30~40cm | 60cmUP | 10月後半~1月中 |
メバル | 10~20cm | 30cmオーバー | 10月後半~1月中 |
ハードロックで撃つべきフィールドとポイントの特徴
ランカーサイズ、いわゆるハードロックフィッシュが潜むポイントには幾つかの特徴があります。
撃って行くポイントを見極めることが出来れば、大型サイズキャッチの確率は高くなってきますので、フィールドをしっかり吟味してチャンスを掴んでいきましょう。
大岩で形成される岩礁エリア
ハードロックフィッシュを狙う釣りでは岩礁帯は欠かせないフィールドです。
大岩で形成される岩礁帯は特に狙い目で、岩が積み重なってできる穴やスリット、岩下の窪みも広く形成され、内部の潮も通りやすくなります。この穴やスリット内部を如何にして攻略していくかが釣果確保のカギになります。
スポーニングシーズンのネスト(産卵床)も張りやすい環境のため、特に大型サイズのペアリングは大場所を好むようです。
甲殻類やベイトフィッシュもスクールしやすい空間が多数形成されていますので、縄張りを張って目の前を通るエサを待ち構えています。

ハエ根のブレイクとシモリ根周辺
地続きのハエ根は、海中に落ちこむ過程で、様々な角度でブレイクライン(かけ上がり)が形成されています。
なだらかな傾斜にはカニやエビの甲殻類が溜まりやすく、これらを捕食するために、大型ロックフィッシュでも、かなりの浅瀬に上がってきます。
手前から探りながら、ハードロックが鎮座する最深部にリグを送り込んでいきましょう。底まで送り込んでアタリが無ければ、角度を変えて上まで探り、数メートル刻みで移動を繰り返していきます。

水深のある外洋テトラ帯
テトラポッドは魚が身を潜めるスペースを提供し、餌となる小魚や甲殻類も溜まりやすいことで、ロックフィッシュの絶好の住処になっています。
外洋に面した水深のあるエリアであれば、乗っ込みシーズンに沖から入ってきた大型固体の休憩場所にもなっているようです。
外洋テトラ帯は、各地域のシーズナブルパターンを把握出来れば、磯場に入る前のハードロックを狙い撃てるホットフィールドになります。
ロックフィッシュ釣りの最盛期に向けて、起点にもなるフィールドになり、磯場に入る前の警戒心の薄いフレッシュな魚と出会えるチャンスが広がります。

ハードロックで準備するべきベイトロッドの選び方
ロッドに関して、やはりハードロック専用ロッドに着目して選んでいきましょう。
以前では、高強度のバス用ベイトロッドの流用も目立ちましたが、近年のハードロック攻略メソッドの確立から、専用ベイトロッドの操作性が際立ってきます。
ここからは、ハードロックの釣りに向けて、抑えておきたいベイトロッドの選び方を見ていきましょう。
ロッドの長さを選ぶ
ハードロック専用ロッドは、7フィート後半から9フィートを超えるロングレングスもラインナップされています。
ベイトロッドは、長くなればなるほどベイトリールのバックラッシュの発生確率も上がります。
ベイトリール操作の経験値と照らし合わせ、メインフィールドや釣行予定の釣り場の高さを考慮しながら長さを吟味していきましょう。
アクション操作に違和感なく、一定のキャスト飛距離も確保できる長さを見て行くのであれば、8.0フィートから9.0フィートの長さに落ち着いてくるでしょう。
ブランクスパワーは強めがベスト
ランカークラスのロックフィッシュと対等ファイトを実現するために、MH(ミディアムハード)以上が必要になり、スナッグレス性を高める意味では、硬さとハリ感が強いH(ヘビー)以上のブランクスパワーが必要です。
フッキング後の大型ロックフィッシュは、根に向かう力が強いため、高剛質ブランクスのバッドパワーを活かして、一気に根からリフトさせる必要も出てきます。
強さのあるブランクスは、高反発力も活かせますので、高重量リグやルアーキャストに安心感を得られ、飛距離を高められるメリットもあります。
ルアー負荷(鉛負荷)をフィールド環境に合わせる
大型ロックフィッシュを狙うポイントは、潮通しが良く、潮流も早いフィールドが多くなります。また、フルキャストで沖目を狙う場合は水深も嵩んできます。
ハードロックの基本戦術はボトムしっかり取ることにあり、高重量ウェイトでの攻略が必須です。
ブランクスパワーも合わせた見方になりますが、最低でも1oz=28gをキャスト出来るティップの強さを確保していきましょう。
重量リグを無理なくキャストし、シンカーウエイトに負けない操作性を獲得することが、釣果確保の近道になります。

ハードロック用ベイトロッドおすすめ20選のご紹介
ここからは、ハードロックを狙いの専用ベイトロッドを厳選して20本ご紹介して参ります。
ロッドグレード別に分類し、①ロッドの長さ、②ブランクスパワー、③ルアー負荷を記載して参りますので、気になるベイトロッドをチェックされてみて下さい。
ハイグレードモデルのハードロック専用ベイトロッドご紹介
【メガバス】礁楽 SL-811XXHC
礁楽ベイトシリーズのトップに位置する、エクストリームヘヴィパワー仕様のハードロック専用ロッド。幾重にも渡りバスロッドをリリースしてきたメガバス社。硬すぎず、柔らかすぎず、高反発力を活かした遠投性能は、他の高剛質モデルと比較しても上位に食い込みます。ボート上でもショアでも、どのフィールドであっても、多くのロックアングラーが認めるスペシャルな一本です。
【アピア】グランデージブルート WINDEX C90H
①ロッドの長さ | 9フィート(274cm) |
②ブランクスパワー | H |
③ルアー負荷 | 14~56g |
最強カーボンM40XとT1100Gの融合で、剛と柔が際立つ操作性を獲得した人気NO1ハードロック用ベイトロッド。ベンドカーブと反発性を高めるNANO JOINTが採用され、1ピースロッドに引けを取らないデザインが構築されています。掛けては一気にまくり上げるバッドパワーを発揮し、更にはリールのドラグ性能を助ける柔軟性で、モンスターを往なして止めるアドバンテージを獲得出来る、優れものの一本です。
【ノリーズ】ロックフィッシュボトム パワーオーシャン RPO86ZXHC2 マックスリフト
①ロッドの長さ | 8フィート6インチ(260cm) |
②ブランクスパワー | ZXH |
③ルアー負荷 | 14~60g |
軽さと感度が極限まで追求され、トーナメンターや手練れのロックアングラーの高評価を広く獲得するノリーズ製ロックフィッシュ用ベイトロッド。リールシートにはPTS、最新鋭のチタンフレームトルザイトリングガイド採用など、素材から吟味され尽くしたロッドデザインの高さを誇ります。曲線を保ちながらもトルクフルなバッドパワーで、突っ込みを抑える剛性感は圧巻です。
【シマノ】ハードロッカー エクスチューン B810XXH+
①ロッドの長さ | 8フィート10インチ(269cm) |
②ブランクスパワー | XXH |
③ルアー負荷 | 16~70g |
シマノロッドのハイエンドモデルに与えられる「エクスチューン」を冠する高性能ロックフィッシュロッド。遠投性能と強靭なバットパワー、リグの操作性とバイト感度、どれをとってもその冠に相応しい納得感をご体感頂ける作りです。50gシンカーキャストも楽々熟し、潮の強いエリアでのボトムキャッチもお手の物です。ガッチリとロック出来るロッドパワーも圧巻で、モンスターサイズ相手でも高いアドバンテージを獲得できます。
【アブガルシア】エラディケーター ロックスイーパー ERSC-80EXH レジェンドロッカー
①ロッドの長さ | 8.0フィート(243.8cm) |
②ブランクスパワー | EXH |
③ルアー負荷 | 12~40g |
パワー系ロックフィシュ専用ロッドとして、様々なフィールド環境に適合するパワーバーサタイルモデル。
ブランクスにはアブガルシア独自のTAF製法が採用され、操作性を保つハリ感と剛質性を高めています。遠投性能が格段にアップしており、リフティングパワーと細かなリグ操作を兼備する専用ベイトロッドです。
ミドルグレードモデルのハードロック専用ベイトロッドご紹介
【テンリュウ】ロックアイ ヴォルテックス RV882B-HH
①ロッドの長さ | 8フィート8インチ(264cm) |
②ブランクスパワー | HH |
③ルアー負荷 | MAX45g |
バット部にはC・N・T(カーボンナノチューブ)がコンポジットされ、驚異的な粘り強さを獲得したハードロックモデル。優れたボトム感知能力と高いアクション性も兼備し、遠投性能の高さも活かしながら、広範囲サーチで釣果を確保できます。ヘビーフィールド攻略だけでなく、ライトからスイミングアクションまで幅広く対応する、テクニカルな攻略にも活かせる仕上がりです。
【エクリプス】アクシアトラック ロックフィッシュモデル ATRC-88XH+
①ロッドの長さ | 8フィート8インチ(264cm) |
②ブランクスパワー | XH |
③ルアー負荷 | 16~64g |
3年以上の開発期間が設けられ、納得のメーカースペックでリリースされたハードロックスタイルのベイトロッド。軽く柔軟性に富み、それでいながらフッキングパワーを余すことなく伝えるテーパー設定は、大型根魚との対等対峙で主導権を握れます。幅広いシンカーウェイトも保持し、さまざまな状況に対応可能なテクニカルメソッドも得意にします。
【バレーヒル】サイファリストHRX プロスペック CPRC-88HH
①ロッドの長さ | 8フィート8インチ(264cm) |
②ブランクスパワー | HH |
③ルアー負荷 | 10~40g |
バレーヒルの持ち味である、ハリ感の高いブランクスに、柔軟性を兼ね備えたベリーアクションはこのモデルにも組み込まれています。粘りのあるLRCグラファイトの採用で、更なるバランスの良さが際立っているベイトモデルです。10g刻みに4段階のバランサー(0~30g)を組み込むことで、ロッド操作に合わせた微調整が可能になっています。
【バレーヒル】サイファリストHRX CPHC-90X
①ロッドの長さ | 9フィート(274cm) |
②ブランクスパワー | XH |
③ルアー負荷 | 18~70g |
多様化するハードロックのフィールドに柔軟対応可能な、専用設計のベイトロッド。持ち重りを解消しながら、同時に高い感度と軽快な操作性を両立させ、テクニカル仕様のロングブランクスも相まって、手練れのロックアングラーに高い人気を得ています。まさにハードロックフィッシュロッドに求められる性能が凝縮された1本です。
【メジャークラフト】ロックライバー 5G RV5-852H/B
①ロッドの長さ | 8フィート5インチ(257cm) |
②ブランクスパワー | H |
③ルアー負荷 | 7~50g |
最新カーボンである東レ1100Gが採用され、飛距離と感度、パワーがバランスよく融合した最新ロックフィッシュ用ベイトロッド。R360構造のネジレ抑止も同調し、トータル的にも扱いやすい仕上がりになっています。柔軟に入り込むティップは、低温期の微細なショートバイトも余さずキャッチし、魚にも違和感を与えない食い込みを誘発できます。キジハタ狙いのスイミングにも合わせられるテクニカルモデルです。
【シマノ】ハードロッカー XR B810XXH
①ロッドの長さ | 8フィート10インチ(269cm) |
②ブランクスパワー | XXH |
③ルアー負荷 | 16~64g |
上位モデルと比較しても遜色ない剛質感と、幅広いルアーウェイトのパワーブランクスに人気が集まるベイトモデル。ランカーサイズとのファイトでも主導権を譲らない余裕のバットパワーと、重量リグをも巧みに操れる高い操作性が共存し、スパイラルXコアとの相性を高く感じられる操作性も併せ持ちます。
【アブガルシア】ソルティーステージ プロトタイプ ロックフィッシュ XHRC-872EXH
①ロッドの長さ | 8フィート7インチ(261.6cm) |
②ブランクスパワー | EXH |
③ルアー負荷 | 10~45g |
TAF製法を用いたロッドの張りと高感度性に加え、長距離キャストを繰り出せる反発性を保持する専用ベイトロッド。ランカーの突っ込みにも余裕を持たせたバッドパワーが粘りを見せ、軽量化されたシャープなブランクスは、取り回しの良さとクリアな感度を獲得しています。プロスタッフのハンター塩津氏渾身の力作モデルです。
【ダイワ】HRF AIR 86M/MHB
①ロッドの長さ | 8フィート6インチ(259cm) |
②ブランクスパワー | ティップ:M、バッド:MH |
③ルアー負荷 | 5~40g |
このロッドの着目点はAIR仕様の軽量感にあります。重量バランスの適正化に加え、ハリを持たせた硬質ブランクスが高反発なキャスト性能を生み出します。ダイワ独自技術のX45は、ファイト時に競り負けないネジレ抑制と引き込みの粘りを助長してくれます。操作のMとバッドのMHからなるコンポジットデザインは、操作性と強さを同時にご体感いただけます。
【ダイワ】HRF® 86MHB
①ロッドの長さ | 8フィート6インチ(259cm) |
②ブランクスパワー | MH |
③ルアー負荷 | 7~40g |
リフト力を感じられる、柔軟性を持たせたバットパワーと、反発力の高いロッドデザインが人気の専用ハードモデル。ステップアップモデルとしてランクインするも、エントリーモデルとして、はじめてベイトロックにトライされる方にも満足頂ける設計になっています。上位モデルに負けないブランクス精度は、ディープに潜むモンスターロックにアプローチ出来るだけの実力を兼ね備えています。
ハイコスパモデルのハードロック専用ベイトロッドご紹介
【シマノ】ハードロッカーSS B90XH+-3
①ロッドの長さ | 9フィート(274cm) |
②ブランクスパワー | XH+ |
③ルアー負荷 | 16~64g |
大型根魚を狙い、険しい磯場を渡り歩くアングラーに特化設計された、3ピースモデルのハードロック対応ベイトモデル。CI4+リールシートも搭載され、手元に伝わるバイト感覚を最大限に高めています。ハードロッカーSSは、多くのシチュエーションやターゲットに対応出来る複数モデルがラインナップされ、専用化、或いはバーサタイル感を高めたチョイスが可能なモデルです。
【アブガルシア】ソルティースタイル ロックフィッシュ SYRC-872XH
①ロッドの長さ | 8フィート7インチ(261.6cm) |
②ブランクスパワー | XH |
③ルアー負荷 | 10~45g |
多品種のコスパモデルが揃うソルティースタイルにも、ハードロック専用モデルがラインナップされています。ハードロックモデル専用にあっても適度なしなやかさを保持し、無理のないロングキャストも可能な操作感に仕上げられています。ファストテーパーが設定され、バイト感度と共に、ボトム地形を把握出来るハリ感も兼備しています。
【ダイワ】ハードロック X 86MHB
①ロッドの長さ | 8フィート6インチ(259cm) |
②ブランクスパワー | MH |
③ルアー負荷 | 7~45g |
ブレーディングXの強化構造に仕上げられながらも、手の届きやすい価格で提供されるエントリーモデル。
ランカー狙いにフォーカスした強靭なバッドの強さは、大型の根魚を強引に根から引きはがすパワーは勿論のこと、キャスト時の高反発力も生み出します。ビギナーだけでなく、ベテランアングラーからも高評価を得る、マイルドな味付けと操作性に人気が集まっています。
【テイルウォーク】NORTHERN ROCK VII C80XH
①ロッドの長さ | 8フィート(244cm) |
②ブランクスパワー | XH |
③ルアー負荷 | MAX40g |
メーカー生産終了後においても、長期に渡ってロックフィッシュアングラーの人気を得ている、ロングセラーモデルのハードロック専用モデル。タフなフィールドで際立ち、人より遠くのポイントを撃ち狙いたいハードロッカーには好適性の遠投性能を保持しています。テイルウォーク特有のシャープで細身のロッドデザインは、振り抜き性の高さと共に、ファイト時の取り回しでも優位に立てるでしょう。
【プロックス】根魚権蔵 頑固 NGG782MHC
①ロッドの長さ | 7フィート8インチ(234cm) |
②ブランクスパワー | MH |
③ルアー負荷 | 7~45g |
実釣効果に優れたショートグリップでデザインされる、高コスパモデルの根魚用ベイトロッド。
バットからグリップにかけて、クロスラッピングで補強を施し、パワーと感度、リグの操作性に特化された設計が加えられています。ガイドにはアルコナイトガイドが採用され、キャスト時のライン放出性も高められています。
【ジャクソン】ロックトライブ RTC-808XH
①ロッドの長さ | 8フィート8インチ(264cm) |
②ブランクスパワー | XH |
③ルアー負荷 | 14~65g |
ランカーハントを前提に、ハードロックゲームに注力した本設計が取り入れられたパワーロックモデル。
ジャクソンお家芸の高感度ティップは基より、40tと30tカーボンのコンポジットから生まれる、可変型ファーストテーパーに仕上げられています。マイクロガイド設計の恩恵で、ラインから伝わるショートバイトも逃さずキャッチし、フッキングパワーとリフティングパワーを高効率に使いきれます。
更に気になハードロックフィッシュ用のベイトロッドが御座いましたら、下記↓↓↓↓のECサイトから検索頂ければ、お気に召すロッドが見つかるかも知れません。

本記事のまとめ
本記事では、ハードロックフィッシュ用ベイトロッドの詳細と選び方を解説して参りました。
今記事では、
①ハードロックで狙える魚種とその特徴
②ハードロックで撃つべきフィールドとポイントの特徴
③ハードロックで準備するべきベイトロッドの選び方
④ハードロック用ベイトロッドおすすめ20選のご紹介
以上の内容で纏めて参りました。
再度ご参考になって頂き、自身に適したハードロックフィッシュ用のベイトロッドをチェック頂ければと思います。
ロッド説明を更に詳しく知りたい方は?
ページ最下部に「お問い合わせ」項が御座いますので、そちらからご連絡頂ければ、少々お時間を頂いた上で、調査、確認後にご回答いたします。
それでは、このブログをご覧になって頂いた皆様が、よりよいフィッシングギアを購入されて、自然と楽しく遊んでくださる事を願って、次回の商品紹介の記事執筆に入らせて頂きます。楽しみにお待ち願えれば幸いです。
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