ロックショア向き大型スピニングリール15選|スペック確認と選び方

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ショアジギング用大型スピニングリール

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  1. ロックショアに適した大型スピニングリール
  2. ロックショア向き大型スピニングリールの選び方
  3. 10000番手以上の大型スピニングリールご紹介
  4. 大型スピニングリールを扱う注意点
  5. 大型スピニングリールのお手入れ方法
  6. 本記事のまとめ
  7. 大型スピニングリールの説明を更に詳しく知りたい方は?

険しい地磯や離島のロックエリアにおいて、ヘビータックルで超大型の青物や根魚を狙う今般大人気のロックショアジギングゲーム。ロックショアには、SW仕様の10000番サイズ以上の大型スピニングリールがアドバンテージを獲得し、メータークラスのキャッチにも高い実績が得られています。

今回北の住人では、超大型の青物やビッグサイズのロックフィッシュを仕留めることが出来る大型スピニングリールの選び方や特徴に加え、ロックショア向き大型スピニングリールを厳選して15選ご紹介して参ります。

是非最後までご覧になっていただき、大型スピニングリールご購入の参考になさって頂ければ幸いです。

  1. ロックショアに適した大型スピニングリール
    1. リールサイズや番手
    2. SW(ソルト)仕様
  2. ロックショア向き大型スピニングリールの選び方
    1. ギア比の選び方
    2. スプールサイズ≒ラインストック量
    3. ドラグ性能の優劣
    4. ハンドルノブ仕様
  3. 10000番手以上の大型スピニングリールご紹介
    1. 操作性重視の10000番大型スピニングリール
      1. 【シマノ】ステラ SW 10000HG 2022年発売
      2. 【シマノ】ツインパワー SW 10000HG 2021年発売
      3. 【シマノ】ストラディック SW 10000HG 2020年発売
      4. 【ダイワ】ソルティガ 10000-H 2020年発売
      5. 【ダイワ】セルテートSW 10000-H 2021年発売
      6. 【ダイワ】カルディア SW 10000-H 2022年発売
      7. 【ダイワ】BG SW 10000-H 2023年発売
    2. パワーファイトに最適な14000番大型スピニングリール
      1. 【シマノ】ステラ SW 14000XG 2019年発売
      2. 【シマノ】ツインパワー SW 14000XG 2021年発売
      3. 【シマノ】ストラディック SW 14000XG 2022年発売
      4. 【ダイワ】ソルティガ 14000-XH 2020年発売
      5. 【ダイワ】セルテートSW 14000-XH 2021年発売 
      6. 【ダイワ】カルディア SW 14000-H 2022年発売
      7. 【ダイワ】BG SW 14000-H 2023年発売
      8. 【テイルウォーク】ステルス 14000 2023年発売
  4. 大型スピニングリールを扱う注意点
  5. 大型スピニングリールのお手入れ方法
    1. ダイワ純正注油セット
    2. シマノ純正注油セット
    3. アブガルシア純正グリス
    4. アブガルシア メンテナンスキット
  6. 本記事のまとめ
  7. 大型スピニングリールの説明を更に詳しく知りたい方は?

ロックショアに適した大型スピニングリール

ロックショアゲームは、オフショアの釣りに引けを取らない程、過酷な環境下でのゲームが多くなります。
ポイントまでの渡船の道中、藪漕ぎややクライミング、足場の不安定な釣り座での波・潮被り含めて、フィッシングギアに掛かる負担も大きくなります。


ここでは、そうした環境下にありながらも、大型魚種類とのファイトを快適に、且つ豪快に楽しめる大型スピニングリールの仕様ポイントを絞ってみていきましょう。

リールサイズや番手

アングラー様がメインで使用されるショアジギングロッドのブランクスパワーや長さによっても選択肢は変わってきますが、概ね10000番をスタート基準に、パワー性能と体力差を加味しながら、更に大型モデルを選択していけば、ターゲットとの対峙にアドバンテージを得られてきます。

ターゲットになる魚は大型青物(ブリ、ヒラマサ、キハダマグロ等々)、大型のロックフィッシュになり、突っ込みのパワーやフッキング後の鋭く強い走りは強烈です。ロックショアでは、そのパワーと対峙するための剛性筐体・駆動部、大型メインギアの巻き上げパワー、動力が伝わりやすいハンドルノブが搭載された10000番以上のスピニングリールが必要不可欠になってきます。

SW(ソルト)仕様

ダイワ・シマノはじめ、今般、多くのリールメーカー様からはSW仕様がラインナップされています。
ダイワのマグシールドやマグシールドボールベアリング、シマノのXシールドやXプロテクトなど、物理的要素とパーツ単体での防腐性能が施され、海水の侵入や遺物侵入経路のシャットアウト性能が大幅に向上しています。

先にも述べたように、ロックショアゲームのポイント、シチュエーションは過酷な場面も多々あります。防腐性能だけに留まらず、落下による破損や水没といったリスクも回避していかねばなりません。外装素材の構成やパーツ強度も含めて、ロックショア用としてお選びになられた大型スピニングリールにSW仕様がラインナップされておられましたら、後々の使用期間や耐久性から見るコストパフォーマンスを考慮すると、多少価格が上がったとしてもSW仕様のチョイスをおすすめします。

ロックショア向き大型スピニングリールの選び方

ここでは、ロックショアゲームに対して、大型スピニングリールに採用されるスペック、確認していかなければならない各項目仕様を見ていきましょう。特にキャスト性能とリトリーブバランス、パワーファイト時のラインパワーとドラグ出力の相対確認は必須になります。

ギア比の選び方

沖堤防や突堤からのショアジギングと比較すると、ロックショアに使用するルアーは、プラグ系5に対してジグ5の割合になるでしょう(あくまでも管理人の使用割合です)。トッププラグ、ペンシルオンリーで攻め切る方も見られますが、どちらにおいても巻取り量のバランスを見据えたギア比の選択が必要です。

メタルジグのフォール、ジャーキングや高速リトリーブ、プラグはジャークを主体にし、どちらにおいても手返しのよい操作性と回収スピード、次のアクションに手早く移行出来る巻き上げ量を要します。ここから見出せるギア比は、リールのサイズ(追従するスプール径)にもよりますが、高速仕様のハイギア(H)が組み込まれたスピニングリールをおすすめします。プラグ系統を専門に扱うアングラー様であれば、XGのハイスピードに頼るのも効率が上がります。

キャスト後の素早いラインスラッグ回収や、ジャークアクション後の弛み取りによってバイトキャッチやヒットの精度も変化しますので、無理のないスラッグ回収を行えるギア比の選択が重要です。

パワーギア(P)やエクストラハイギア(XG)の選択でもロックショアゲームは成立します。
各種のギアのポイントとして、パワーギア搭載の場合、巻きの軽さと巻き上げパワーはアップしますが、いざという時の巻き取りスピードはダウンします。

一方、エクストラハイギアについては、よりハイスピードでのリトリーブや高速ラインスラッグ回収にうまく立ち回ることが出来ますが、メータークラスとの対峙ではパワーダウンは否めません。

スプールサイズ≒ラインストック量

魚と直結するする意味では、PEラインをどれだけストック出来るかも重要な大型スピニングリールのスペックです。キャストバランスとターゲットの大きさや強さを考慮しながら、ギリギリの太さに合わせていく必要があります。

ロックショアのメインターゲットは、大型、且つ強烈なパワーと遊泳力を伴った魚を相手にしますので、管理人やコミュニティ、周辺アングラーの方々も、標準スプールにはPE4号を200m以上をストックしています。これでもアベレージ的なラインストックで、更に太めのラインを巻いている方も多数見受けられます。

また、過酷な環境の移動を余儀なくされるロックショアゲームでは、移動の機敏性と安全性を考慮すると、少しでも荷物は軽装にしたく、タックルは最大でも2タックルに抑えたいところです。想定外のターゲットやシチュエーションに備える場合は、リールの台数を増やすよりも、チューニングスプールやスペアスプールを準備し、ストックするラインを調整していった方が、安全性とお財布事情にも優しくなります。

大型スピニングリールのスプール選択

ドラグ性能の優劣

どんなに剛性の高いロッド、どれだけ強いPEラインを使用していても、大型クラスとの対峙では魚との綱引きの掛け合いを往なさなければ、最悪の場合はロッド破断、メインラインの破断、口切れによるフックアウトに繋がってしまいます。相手との掛け合いで、ラインやロッドに発生するベクトルを分散させてくれるのがドラグ機構になり、調整幅を最大限に活かして、魚の力が残っている場合にはラインを滑らせながら、各種ギアに掛かる負荷を減らす必要もあります。

ドラグ仕様も各種あり、メーカー様の最新技術が詰め込まれている部分でもあります。特に大型魚をキャッチするための優劣には、リールに搭載されているドラグ仕様・性能が重要になってきます。

ロックショアでの大型魚種とのファイトでは、要した時間とドラグの出され具合にもよりますが、手で触れない程の高熱が発生する場合もあります。この熱により、各種駆動部にダメージを負わせてしまうところを、熱放出のよいワッシャーやシム
ヒートシンク構造で構築されたドラグ性能も便利に扱えます。

【カーボンマトリックスドラグ】
繊維状のカーボン、或いはフェルト材をマトリックス状に編み込み、熱分散率を上げると同時に、広いレンジで滑らかなラインの滑り出しを実現した、アブガルシア様、シマノ様はじめ、多くのメーカー様が採用しているドラグ機構です。滑り出しの良いカーボンワッシャー採用で、より高いドラグ力を掛けることが可能な仕様です。

【ヒートシンクXタフドラグ】
シマノNEWモデルのドラグ仕様は、ヒートシンク(熱放出)ドラグをスプール下部に配置し、機械設計的に熱発生を抑制する画期的な構造です。断熱ワッシャーと放熱ワッシャーの組み合わせで、ヒートシンクパネル側に熱を逃がす構造がとられています。

【ATD(オートマチックドラグシステム)】
バイト後のフッキング動作や、ファイト時の急な締め込みに、有効な力で魚をいなしてくれるダイワ様の最新ドラグ機構。カーボン系ワッシャーに特殊なグリスを塗布し、滑り出しのよさと、ラインの滑り出すスピードに呼応して負荷が掛かり始める最新テクノロジーは、アングラーと魚の対峙を邪魔しません。

出典:シマノ様WEB

ハンドルノブ仕様

10000番台のスピニングリールや大型リールの多くには、巻き上げパワーが伝わりやすいハンドルノブが採用されています。ショア・オフショア共に、メータークラスとの対峙では、パワー伝達の効率化や強度の意味でもなくてはならないパーツになります。

ハンドルノブは、アングラー様の好みや力の入れ具合で、各々の使用しやすい形状は変わってきます。購入された大型スピニングリールに好みのハンドルノブが搭載されていなければ、各チューニングパーツメーカーからお好みのハンドルノブをチョイスするのも一つの手です。

大型スピニングリールのハンドルノブ選択

10000番手以上の大型スピニングリールご紹介

①重量、②ギア比、③ラインストック量PE4号)、④ドラグ仕様、⑤総評を記載して参りますので、チョイスや仕様比較に役立てて頂ければと思います。

操作性重視の10000番大型スピニングリール

【シマノ】ステラ SW 10000HG 2022年発売

①670g ②5.6 ③400m ④ヒートシンクドラグ+リジットサポート
⑤総評
 シマノの最高峰であるステラにSW仕様が加わり、より強固に、より耐久性がブラッシュアップされ、全ての魚種との対峙を想定した作りと設計になっています。ドラグには、ヒートシンクにプラスして、ベアリング2 点でスプールを支持するリジッドサポートドラグが配備され、滑らかなラインの滑り出しと放熱性が顕著に実現されています。

【シマノ】ツインパワー SW 10000HG 2021年発売

①655g ②5.6 ③400m ④ヒートシンクドラグ+リジットサポート
⑤総評
 ブリやヒラマサなど、高速で移動する青物を必要に追い回すキャストを繰り返すならば、こちらの10000番が手返しよくルアーを撃ち込めます。使用感は、ハイエンドモデルのステラとほぼ同等、パワー感とインフィニティドライブによる巻き上げの軽さがよりよく感じられる仕様に仕上がっています。

【シマノ】ストラディック SW 10000HG 2020年発売

①660g ②5.6 ③400m ④Xタフドラグ
⑤総評
 キャスティング、ショアジギング、バーチカルジギングなど、バーサタイルに富んだゲームを展開できる10000番モデルになり、使用可能なシチュエーションは多種に上ります。こちらの10000番も、オリジナルのストラディックを思わせる巻き心地が感じられ、大型相手でも、インフィニティドライブのアドバンテージで主導権を渡しません。

【ダイワ】ソルティガ 10000-H 2020年発売

①655g ②5.8 ③400m ④多枚(14枚)ワッシャードラグ
⑤総評
 ダイワの横綱リールであるソルティガ。対シマノのステラとのパワー勝負では、エントリー先行により早くからジギングに着手してきた分が先を行っています。メインギアの厚みと大きさで、キハダゲームを筆頭に、ブリから大型ヒラマサまでをターゲットに鍛えられ、ドラグからの放熱も多枚仕様効果は絶大です。飛距離+滑らかさをとるか、こちらの絶対パワーをとるかはアングラーの好みは大きく分かれるでしょう。

【ダイワ】セルテートSW 10000-H 2021年発売

①630g ②5.8 ③400m ④ATD(オートマチックドラグシステム
⑤総評
 ZAIONによる強靭ボディー恩恵とをモノコックによる一体感を感じる10000番モデル
大型化すれば顕著に表れるローターイナーシャを、軽量ローターとG1ジュラルミン製MCタフデジギアで抑制し、操作性においても上位モデルを凌ぐ印象です。118cmの巻き上げ量を誇るハイギアコントロールは、磯場を回遊する大型青物にまさにベストマッチしています。

【ダイワ】カルディア SW 10000-H 2022年発売

①645g ②5.7 ③400m ④ATD(オートマチックドラグシステム
⑤総評
 手に届きやすい価格設定と、高剛質・耐久性に加えアングラーがリールに求める要素を加味してリリースされたショアジギングのバーサタイルモデルです。剛質設計のフルメタルによるモノコックボディは、ピニオンギアの支持精度を上げ、各細部にわたる剛性と気密性を同時にアップさせていますので、メインテナンスの入れ方次第で、長期にわたって性能を維持出来るでしょう。

【ダイワ】BG SW 10000-H 2023年発売

①620g ②5.7 ③400m ④ATD(オートマチックドラグシステム
⑤総評
 ミドルスペックにありながら、フルメタル(AL製)ボディ+大口径タフデジギアが搭載されるパワーファイト専用モデル。巻きの軽さを実現するエアローターの採用も相まって、価格に見合わないリトリーブ性能とテリトリーの幅を手に入れることが出来ます。 

パワーファイトに最適な14000番大型スピニングリール

【シマノ】ステラ SW 14000XG 2019年発売

①675g ②6.2 ③400m ④ヒートシンクドラグ+リジットサポート
⑤総評
 トップウォータープラグや各種ペンシル系統で操作性を高めたいアングラー様はこちらのステラが最適。圧倒的なキャスト力を活かして、広範囲に散らばるフィッシュイーターを手玉に取ります。スラッグ回収スピードとフォールからのアクション移行は、他のモデルから頭一つ抜きんでています。

【シマノ】ツインパワー SW 14000XG 2021年発売

①660g ②6.2 ③400m ④ヒートシンクドラグ+リジットサポート
⑤総評
 ツインパワーのお家芸であるXリジッドローターはSWモデルになっても健在。この効果はファイト中のドラグ滑り出しだけでなく、その後のキャストの飛距離になって表れてきます。14000番のオーバースペックと思いがちな筐体サイズはコンパクトに収まり、強靭な心臓部の巻き上げ力で、10kgオーバーキャッチも夢ではありません。

【シマノ】ストラディック SW 14000XG 2022年発売

①700g ②6.2 ③400m ④X タフドラグ
⑤総評
 最新モデルのストラディックに、新たにヒラマサやキハダゲームと遊べる14000XGモデルが追加リリースされました。管理人もキャストさせて頂きましたが、インフィニティドライブの効果が前面に押し出され、スムーズさとパワーのバランスが扱いやすい仕様に仕上がっています。オリジナルのストラディックの巻き心地を継承している使いやすさが感じられる高性能機です。

【ダイワ】ソルティガ 14000-XH 2020年発売

①665g ②6.2 ③500m ④多枚(14枚)ワッシャードラグ
⑤総評
 ショアからオフショアまでトータルバランスに優れた高剛性仕様。
ビッグフィッシュとの対峙とアクションバランスに主幹を置き、大型ルアー操作に着目した専用設計の大型スピニングリールです。最近のロックショアでも、大型相手のアドバンテージを得る為に、14000番を使用される方も多く見受けられます。

【ダイワ】セルテートSW 14000-XH 2021年発売 

①635g ②6.2 ③500m ④ATD(オートマチックドラグシステム)
⑤総評
 ハイパワーに加え、リトリーブのレスポンスが好反応を示す大型モデル。
極太PEを介して挑むロックショアゲームには、高剛質のショアジギングロッドにバランスよく組み合わせることで力を発揮します。キャスタビリティ(遠投性)・ハイトルク・リトリーブスピードを最高バランスの形に整わせながら仕上げられています。

【ダイワ】カルディア SW 14000-H 2022年発売

①640g ②5.7 ③500m ④ATD(オートマチックドラグシステム)
⑤総評
 ヒラマサやマグロまでをターゲットにおいて選択されたい方はこちらの14000番が適正です。
筐体サイズは10000番と同一設計で、ラインストックを上げたスプール番手が採用されたモデルになり、極太PEでロックショアに安心感を持って挑めます。
パワー勝負でも力負けしないEVA大型ラウンドノブも採用され、万全の態勢で大型魚種と対峙出来ます。

【ダイワ】BG SW 14000-H 2023年発売

①620g ②5.7 ③500m ④ATD(オートマチックドラグシステム)
⑤総評
 大型スピニングリールのサイズ感や使用感、パワー性能のチョイスに迷われましたら、コストパフォーマンス抜群のBG14000は是非おすすめです。上位モデル搭載機構のLC(ロングキャスト)-ABSなどもふんだんに採用され、重量級ルアーキャストとパワーファイトの初心者様にも精度よく扱い熟せます。

【テイルウォーク】ステルス 14000 2023年発売

①725g ②4.7 ③500m ④多枚(5枚)カーボンワッシャードラグ
⑤総評
 
テイルウォークの剛質スピニングリールシリーズに新たにラインナップされた大型モデル。
アルミで成型されるボディーとローターは、軽快な巻き感とフィーリングを残しつつ、オフショアやショアからのキャスティングゲームに高次元に対応し、10kgオーバーのターゲットを射程に納めます。

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大型スピニングリールを扱う注意点

リールの扱いやスピニングリールを使い熟している方は熟知されていると思いますが、念のため下記に箇条書きで注意点を羅列して行きます。

・リールを地べたや岩の上に直接置かない⇒リール表面へのキズ発生や、最悪の場合、砂や小石を巻き込んで、駆動部に侵入し、スプールやギアの破損に繋がります。
重量があるリール群ですので、打痕キズに加え、圧痕キズも発生してしまいます。

・リールを落下させない⇒最近のリールは軽量化され、落下衝撃に強くなったと言われても、表面に出来たスクラッチ(小さいキズ)や金属クラック(欠け)が継時劣化して、目に見えない内部で進行していきます。それが、次の衝撃やファイト中の力の掛かりで破損に至るケースも少なくありません。

・リールの水中落下も極力避ける⇒ロッドにセットした状態で、落下させてしまうケースが多々ありますが、極力注意するようにしましょう。特に、海水への落下は、ソルト対応でもダメージが大きいので、直ぐ真水で洗浄することをおすすめします。

以上は、ベイトリールでも同様ですので、精密機械を扱っている気持ちで接していきましょう。

大型スピニングリールのお手入れ方法

先にも述べたように、リールは完全なる精密機械です。高価になればなるほど精密具合や精度が増していきます。管理人は精密機器の設計開発を本業としておりますので、その観点から最低行いたいお手入れ方法をご紹介します。

実績としては2007年式メタニウムと2003年式ツインパワーは、今だメインフィッシングギアとして現役で活躍してくれています。では、以下に箇条書きで説明していきます。

メンテナンス頻度は釣行時毎回行います。例えば、3日連続で釣行する場合、1日毎行うようにしましょう。この積み重ねが、高価なリールを正常な状態で維持するコツです。ロッドも同じです。

ドラグを緩めてスプールを外します。その後、手で分解出来る箇所は、しっかり分解してから真水(無ければ水道水)で洗浄します。

・その後、日陰干しで完全乾燥させます。日向は厳禁です。急激な水分蒸発で、水に含まれているカルキやカルシウムが部品上で結晶化してしまい、固着や異音の原因になります。また、固着していた異物が剥がれ落ちて、ベアリング内部やギア類に噛みこみ、動作不良の原因にもなります。

・乾燥後、綿棒を使って、細部やベール周辺、回転部を乾拭きしますが、けば立った糸くずは内部に残さないように注意が必要です。

・乾拭き後、リールメーカー純正のグリスとオイルで注油を行います。高速回転するシャフトを支持する両ベアリング(スプールシャフト含む)にはオイルを注油、ハンドルノブや低速回転部はグリスを塗布するようにしましょう。狭い箇所には、ティッシュペーパーやピンセット先端に少量付けて回転部を回してオイルを送り込みます。いずれも、油膜が出来る程度のほんの少量にします。注油しすぎると、逆に異物やゴミを呼び込んでしまいます。

・その後、元通りに組み上げて、回転部を回して、異常が無ければ終了です。その後はリール収納ケースや個別の収納BOXに保管し、ゴミの付着を防ぎましょう。ばらして、組み上げる自信がない方は、スマホなどで動画を取りながらばらして、逆の手順で組み上げれば問題ありません。

下記に、各メーカー様の純正注油セットを紹介いたします。

ダイワ純正注油セット

シマノ純正注油セット

アブガルシア純正グリス

アブガルシア メンテナンスキット

リールメインテナンス用オイル・グリス選択

本記事のまとめ

今回の記事では、10000番台の大型スピニングリールの詳細を紹介してきました。
①ロックショアに適した大型スピニングリール
②ロックショア向き大型スピニングリールの選び方
③10000番手以上の大型スピニングリールご紹介
④大型スピニングリールを扱う注意点
⑤大型スピニングリールのお手入れ方法

以上をご参考になって頂き、自身に適した10000番台のスピニングリールを選択頂ければと思います。

大型スピニングリールの説明を更に詳しく知りたい方は?

ページ最下部に「お問い合わせ」項が御座いますので、そちらからご連絡頂ければ、少々お時間を頂いた上で、調査、確認後にご回答いたします。

それでは、このブログをご覧になって頂いた皆様が、よりよいフィッシングギアを購入されて、自然と楽しく遊んでくださる事を願って、次回の商品紹介の記事執筆に入らせて頂きます。楽しみにお待ち願えれば幸いです。

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