アジング、メバリングゲーム好きのアングラーには必見記事になります。
今回の北の住人の記事では、ライトゲームの中でも人気沸騰中のアジングやメバリングで、ミノー以上に広範囲を探れて、水深のあるポイントでもトップからボトムまで汲まなく探れる、小型のメタルルアーを厳選して17選ご紹介していきます。
主に、大型が潜む深場を狙うライトゲームに適しており、扱いに慣れ操作性が増していくと、ミノー以上の使い勝手に変貌していきます。
今回の記事内容では、時間帯別にデイゲーム、ナイトゲーム、マズメタイム等を考慮しながら、攻略レンジ、モデル(仕様)、ライトゲームに適した重量など、解説を加えながらご紹介していきます。
紹介していくメタルルアーは、ライトゲーム専用マイクロジグ、マイクロメタル(バイブレーション)を主体に、スーパーライトショアジギングにも使用されるモデルまで、大型がキャッチされているメタルルアーを自信を持って紹介して参ります。
是非、最後までご覧になって頂ければ幸いです。

ライトゲーム用メタルルアーとは?
メタルルアーは、鉛やタングステン材から成型される、小魚やベイトをイミテートしたルアーの事を指すのが一般的になります。
ショアジギング、シーバスゲーム等、遠投を駆使して広範囲に大型の魚種・青物を狙っていくゲームに適したイメージですが、10年程前からライトゲームに使用するルアーにも仲間入りし、大型がヒットするルアーとして人気が出ています。
ルアー本体のの重量、大きさもライトゲーム専用型にリリースされていますので、大型が釣れるルアーとして保持しておけば絶対に損はありません。

ライトゲーム用メタルルアーの種類
一口にメタルルアーと呼ばれる金属製ルアーにも種類があり、リトリーブしたい(攻めたい)レンジによって使い分ける必要があります。また、レンジだけでなく、リトリーブの姿勢やアクションを求めたい時にも有効な切り替えになります。
下記に、大きく分類して二つの仕様の説明を加えていきます。
マイクロジグ

平均して1.0グラムから7.0グラムからなるメタルジグで、アジやメバルの口に収まる長さに作られています。
軽量設計ですが、スリムボディーのコンパクト化が図られていますので、キャストはしっかり行えます。
マイクロメタル(バイブレーション)

全長としては、長くても男性の小指台程の長さが一般的な長さ(5cm弱)になり、重量は1gから7グラムの長さに設計されています。
小型ながらもアクション性高く成型され、ただ巻きとリフト&フォールをベースに攻め切れます。
メタルルアーの出番とは?
ワームやジグ単、ミノーでは飛距離不足となる沖目の潮目や深場に魚が付いている時には、キャストウエイトと共に、空気抵抗の受けにくい小型スリムボディーのメタルルアーの出番になります。
深場からのアッククロス、またフォールさせながらトゥイッチを加え、ベイトが小魚の場合は有効なアクションを加えて魚を誘うことが可能です。
防波堤の際などに魚が付いている傾向が見受けられたら、オフショアジギングと同じく、際沿いをボトムからトップまで、ゆっくりとしたシャクリを入れながら巻き上げるアクションも有効です。

メタルルアーのカラー選択方法
深場や、光の当たらないエリアの魚を狙う為、アピール力の高い赤系統や黄色系統のカラーに歩留よくバイトが集中します。
ナイトゲームの深場狙いでは、グローが入ったゼブラグローやオールグローなど、自発光タイプも大きな戦力になります。日中使用する場合はケイムラ塗装やホログラム(魚の鱗状)が太陽光を受けて魚に好アピールしてくれます。

メタルルアーのアクション方法
キャスト後にカーブフォールでボトムをとり、小刻みなワインドアクションを加えながらのアップリーリングが標準的な誘いになります。
デイゲームでは、メバル・アジ共にボトムに落ちていますので、ボトム付近のただ巻きや、ボトムパンピングを加えながらの大きめのアクションにも反応が高くなります。
メタルジグ・メタルバイブ共に、抵抗を受け流すフォールや、簡易的なリトリーブが出来るところが信条になりますので、利点を生かして、ミドルレンジからボトムレンジ付近での大きめのアクションに魚のバイトが目立ってきます。
今回の記事では、アルカジックジャパン様から公開されている、マイクロジグのアクション動画を掲載いたしますので、ご参考にしていただければと思います。
メタルルアー17選のご紹介
ここからは、ライトゲームに適したメタル仕様のおすすめルアーをご紹介して参ります。
①長さ、②重さ、③総評を記載していきます。
マイクロジグのご紹介
はじめに、メタル製ルアーの定番となるメタルジグの小型版であるマイクロジグのご紹介になります。
ワームやミノー以上に大型キャッチを叩き出しているルアーですので、リリース年度にこだわらず、実績の高いマイクロジグを選出いたします。
【ラパラ】ジギングラップ 2020年発売
①3cm ③6g
③操作性と総評 氷上から穴をあけ、シャクリジグの用法でバスを狙うルアーでリリースされたアイスジグですが、近年のライトゲーム人気にあやかり、ソルトモデルとしてリリースされたメタルルアーです。
ボディーセンターアイとテールに装着されているフィンの効果で、キャストからのトゥイッチ、防波堤際のシャクリなどで小魚の動きが演出され、多数の大型メバルをキャッチして来ています。
【ダイワ】豆タン 2019年発売
①1.85cm ②2g
③操作性と総評 アジングゲームで毎回に渡って激ハマりするマイクロジグです。
アジをはじめとした、ライトゲームで狙う魚の口に合せたコンパクトボディーに設計されたことで、スプーン感覚でフォールアクションを加えると、綺麗なヒラ打ちをしながら沈降していきます。
リトリーブ加え、フォールでバイトが多発するマイクロジグです。
【ダイワ】月下美人 プリズナー 2021年発売
①3.5cm ②5g
③操作性と総評 プリズナーのリニューアルモデルになり、アシストフックにはサクサス加工フックと発光グローティンセルが装着され、アピール度が高いマイクロジグに仕上がっています。
スリムボディーから得られる遠投性と、ボトムを獲るスピードで、時合を逃さずに爆釣に持ち込めるマイクロジグです。ウェイトについても、ライトゲーム用に数種類準備されていますので、自分のキャストコントロールに合せた大きさをお選びいただけます。
【メジャークラフト】ジグパラ マイクロ 2019年発売
①4.5cm ②5g
③操作性と総評 ファットボディーに仕上げられた、オーソドックスな形状のスイムタイプのマイクロジグです。
魚が上ずっている時期や時間帯に、ワームやミノー以上のサーチベイトとしての役割を果たしてくれます。ラインナップされるカラーは小型ベイトフィッシュを模した色彩が多く、ポイントやシチュエーションに合せたゲームが可能です。
【メジャークラフト】ナノアジ メタル 2020年発売
①2cm ②5g
③操作性と総評 リフト&フォールだけでアジが釣れてしまう爆釣要素の高いマイクロジグです。
ウェイト、カラー共に多種に渡ってリリースされています。
オプションの専用サビキフックと連動させれば、豆アジ釣りにも多用出来、本格的なアジングから泳がせ釣り用のベイトをキャッチするにも重宝するほど、アジに対して相性の高いマイクロジグになります。
【アブガルシア】ソルティーステージ マイクロジグスリム 5g 2020年発売
①3.86cm ②5g
③操作性と総評 今記事で紹介するウェイトは、管理人が平均的に扱う5gになりますが、1gから7gまでラインンップされ、シチュエーションに応じたゲームが可能になるマイクロジグになります。
リアバランスにセッティングされていますので、リフト&フォールやボトムバンピングで大型が多数キャッチされていますので、マイクロジグのみでのゲームを成立させることが出来ます。
【タックルハウス】ショアーズ ジグ SJ 2013年発売
①4cm ②6g
③操作性と総評 発売から経年経過していますが、管理人購入のマイクロジグの中ではリピート購入が最も高いジグになります。
大型のアジやメバルを狙いたい時、ボトム際を攻めるためロストする確率も多くはなりますが、それでも大型をキャッチ出来る操作性と集魚力はピカイチです。
経年経ってもモデルチェンジされない理由は、それだけ完成された製品の証でしょう。
【パームス】ビットアーツ ミニチュアダックス 2018年発売
①3.4cm ②5g
③操作性と総評 ライトウェイトジグに見合わないリトリーブ感とブレーキの掛りは、アングラー側へしっかりとジグの存在感をアピールしてくれる、アクションが掛けやすいマイクロジグです。
マイクロジグならではのライトアクションでのアピール性と、リトリーブでのウォブリングも強く、正にジグの王道を極めた釣果は侮れません。
【ティクト】クールジグ 2018年発売
①3.5cm ②3g
③操作性と総評 細身のボディーとフラッシング効果で、晴れた日や常夜灯下で、小魚の泳ぎを忠実に再現できるマイクロジグです。
ライトゲームを得意とするティクトが、アジングやメバリングで数を獲るために開発してくれた抜群のボディーカーブで、フォールでの平打ちでバイトを誘ってくれます。喰い渋っている時合でも、少しのトゥイッチを入れるだけで確実に喰ってくれるマイクロジグです。
【シマノ】ソアレ メタルショット TG 2021年発売
①2.5cm ②3g
③操作性と総評 メタルショットのタングステンモデルになり、更に小型化されたボディーで、小気味よいアクションを得意とするマイクロジグに仕上がっています。
アピール度合は非常に高く動きも機敏ですので、ほんの一瞬の食わせの間を与えることが釣果アップの秘訣です。フォールスピードも速く、ボトムをコンスタントに撃って行けば、大型ヒットの手数も上がっていくジグです。
マイクロメタル(バイブレーション)のご紹介
次に紹介して参りますのは、近年流行のメタル素材から成型される小型バイブレーションです。
上記マイクロジグと比較し、スイミングアクションに優れるマイクロメタルは、トップからボトムまで自在にリトリーブ出来る事で、バイトを誘発し、キャッチに導いてくれる優れものです。
小型設計されたマイクロメタルも是非お試しになってください。
【ジャッカル】ナノバイブ 2.0g 2019年発売
①3cm ②2g
③操作性と総評 シリコン製のフェザーをフックに纏わせ、魚からのアタックポイントが明確になっています。2gがキャストしやすく、アクションも手軽です。
メタルで寄せてフックを食わせることで、ショートバイトが多いアジやメバルのフッキングも容易になり、思いがけない釣果をもたらしてくれます。
【ダイワ】月下美人 小鉄 2020年発売
①3.5cm ②3g
③操作性と総評 ライトゲーム全般で広範囲に渡ってサーチ出来るマイクロメタルで、狙ったポイントにどの魚種が付いているか確認するのが容易になるルアーです。
マイナーチェンジとして、リトリーブ時のボディーバランスを見直し、深場でのサーチでも不自然な動きを排除し、魚に違和感を与えない作りになっています。
【ブリーデン】Beeバイブ30 2010年発売
①3cm ②4.1g
③操作性と総評 このルアーの一番の特徴として、魚のアタックポイント定められたことにより、フッキングミスが大きく改善されたところです。。
フロントヘビーのボディー形状が、リフト&フォールだけのアクションで魚を掛けられる、扱いやすいルアーです。
【アブガルシア】マイクロ鉄板 2021年発売
①3cm ②2.5g
③操作性と総評 スイミングとリフト&フォールを併用できるセンターアイで、狙う魚に合ったサーチが出来ます。
このマイクロメタルの実績では、アジ多数、30cm弱のメバルを多数キャッチ出来ています。
【ルーディーズ】魚子バイブ 2019発売
①2cm ②2.5g
③操作性と総評 センターにもアシストフックを取り付ける事が出来、ショートバイトの回避が出来る点が釣果アップに繋がっています。
メタル自体から波動を発してくれますので、アングラー側にも巻き感が伝わり、通常バイト+波動ストップからなる手元への伝達で、フッキングへの足掛かりになります。
【バスデイ】レンジメタル 32ES 2014年発売
①3.2cm ②5.6g
③操作性と総評 テール下部に取り付けられたフィンから発する微波動が、魚の捕食スイッチを上げてくれますので、食いが渋い時や寒冷期には、ここ一発の出番になることが多いマイクロメタルです。
発売当初から人気が高く、全国のアングラーからもリピート購入が目立っています。
【シマノ】ソアレ メタルバイブ SS 2016年発売
①4cm ②3.5g
③操作性と総評 狙う魚種により、フッキングポイントを変えられることで、多くの魚種と遊べることが出来る、マイクロメタルの王道です。
テンションフォールで誘うことで、楽に魚をキャッチ出来ますので、お手軽なライトゲームでは、是非保持しておきたいルアーの一つです。
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メタルルアーの取り扱いについて(コート剤も紹介)
メタルルアーは、金属に直に塗装している構造上、耐衝撃や塩素残りにより塗装が剥げやすいのが欠点です。
プラグルアーは樹脂に色素混ぜ込んで成型しているものがほとんどですので、塗装剥がれは起きにくいのですが、メタルルアーはウェイトポイントが密になっていますので、ちょっとした落下や、岩や防波堤への打撃で塗装が剥がれ、そこから継時劣化をおこしてしまいます。
もし、釣行後、ボディーのキズを発見したら、綺麗に洗浄したのちにボディーコート剤や瞬間接着剤でのリペアをしておくことをお薦めします。
購入間違いのないようにしっかり確認
ここでは、メタルルアー購入時によくあるミスを記述します。
『5gを購入したかったのに3gを購入してしまった』。また、その逆もよくある事象ですので、選択間違いにご注意願います。
店頭購入の場合であっても、同陳列レーンの中に混じって並んでいる場合もございますので、ルアーを手に取った時は、自分が購入したいタイプのルアーであるか、パッケージ記載内容を再確認するのが望ましいでしょう。
著者も十数年に渡ってルアーはじめフィッシングギアを購入して来ていますが、上記の様な購入ミスはよくありますので、釣り場でブルーな気分にならないように、ルアー選択するところから神経を研ぎ澄ましていきましょう。
今回の記事とまとめ
今記事の内容は如何でしたでしょうか?本記事では、ライトゲーム用メタルルアーの紹介と見極めを紹介してまいりました。アングラーの皆様のお目に敵ったメタルルアーは御座いましたでしょうか?。
当記事では、
①ライトゲーム用メタルルアーとは?
②ライトゲーム用メタルルアーの種類
③メタルルアーの出番とは?
④メタルルアーのカラー選択方法
⑤メタルルアーのアクション方法
⑥メタルルアー17選のご紹介
⑦メタルルアーの取り扱いについて(コート剤も紹介)
⑧購入間違いのないようにしっかり確認
以上、アングラーの皆様のためになるであろう情報も、著者と同僚たちの実績と情報を基に記事を展開してまいりました。
本記事についても、最後まで御覧になって頂きありがとう御座いました。
メタルルアーの説明を更に詳しく知りたい方は?
ページ最下部に「お問い合わせ」項が御座いますので、そちらからご連絡頂ければ、少々お時間を頂いた上で、調査、確認後にご回答いたします。
それでは、このブログをご覧になって頂いた皆様が、よりよいフィッシングギアを購入されて、自然と楽しく遊んでくださる事を願って、次回の商品紹介の記事執筆に入らせて頂きます。楽しみにお待ち願えれば幸いです。
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