自然豊かな清流や渓流で楽しむネイティブトラウト釣り。トラウトを狙うメソッドの中でも、初心者の方からエキスパート、老若男女に近年人気を博しているのが、スプーンやミノーのルアーで魚を獲っていくトラウトのルアーフィッシングです。この人気に同調するように、各ロッドメーカーには高性能なトラウト用ルアーロッドが出揃い、ネイティブトラウトアングラーの注目のアイテムとして人気を集めています。
今回北の住人では、ネイティブトラウトをルアーで釣る場合の基本知識と概念とルアーロッドの選び方に加え、自然渓流で快適に扱えるルアーロッドのおすすめモデルを23選ご紹介して参ります。スピニングロッド、ベイトロッド、双方の特徴と適したフィールドや使い方についてもご紹介して参ります。
自然を満喫しながら、釣行に出向くだけでも風情を楽しめ、そして食べてもおいしいネイティブトラウト釣りの世界に足を踏み入れてみませんか?。是非最後までご覧いただき、ネイティブトラウトルアーロッドの見極めや、チョイスのご参考にされて頂ければ幸いです。
- ネイティブトラウトの種類と特徴
- ネイティブトラウトをルアーで釣るメリット
- ネイティブトラウト釣りに最適なルアーロッドの選び方
- ネイティブトラウト釣り用ルアーロッド23選のご紹介
- ネイティブトラウト用スピニングロッドのご紹介
- 【パームス】エゲリア ネイティブパフォーマンス EFNS-51UL 2024年発売
- 【スミス】トラウティンスピン イル・フロッソ TILF-48TR 2024年発売
- 【スミス】トラウティンスピン リアルフレックス TRF-53 2020年発売
- 【メジャークラフト】ファインテール ワークスチューン FGW-462UL 2024年発売
- 【アブガルシア】トラウティン マーキス アスレイ TMAS-492UL 2024年発売
- 【ジャクソン】トラウトシグナル TRSS-48L 2023年発売
- 【ジャクソン】カワセミラプソディ KWSM-S510LML 2023年発売
- 【ダイワ】シルバークリークトラッド 2022年発売
- 【ダイワ】シルバークリーク グラスプログレッシブ 53L-G 2021年発売
- 【シマノ】カーディフNX S54UL 2021年発売
- 【テンリュウ】レイズ インテグラル RZI484S-UL (Twitchin’) 2023年発売
- 【ヤマガブランクス】ルーパス 51 2022年発売
- ネイティブトラウト用ベイトロッドのご紹介
- 【アブガルシア】コノロン CNLC-505L 2024年発売
- 【パームス】エゲリア ネイティブパフォーマンス EFVC-42XUL 2024年発売
- 【メジャークラフト】ファインテール ワークスチューン FGW-B462UL 2024年発売
- 【ダイワ】ピュアリスト 46ULB 2023年発売
- 【シマノ】トラウトワン NS B48UL-G/4 2023年発売
- 【フィッシュマン】ビームス ブランシエラ4.8UL 2022年発売
- 【メガバス】GREATHUNTING HUNTSMAN GHBF48-3UL 2022年発売
- 【ジャクソン】 カワセミラプソディ KWSM-C46L 2021年発売
- 【スミス】トラウティンスピン マルチュース TRMK-C463L 2020年発売
- 【テンリュウ】レイズ インテグラル RZI484B-UL 2022年発売
- 【テイルウォーク】トラウティア フェリーク C46L/FSL 2023年発売
- ネイティブトラウト用スピニングロッドのご紹介
- 本記事のまとめ
- ネイティブトラウトロッドの説明を更に詳しく知りたい方は?
ネイティブトラウトの種類と特徴
最初に、トラウト類の種類と習性や特徴を理解しておきましょう。トラウト類の特徴を抑えておけば、初めてトラウトをルアーで狙う際でも釣果確保はそんなに難しいものではありません。ネイティブトラウトとは、自然の中を流れる渓流に、古来より居付いている渓魚の事を指しますが、まずは渓魚に代表される、3種のネイティブトラウトの種類と特徴を見ていきます。
岩魚=イワナ=アメマス
自然渓流域の最上流に生息しているイワナは、ネイティブトラウト釣りの中でも最もポピュラーな渓魚です。食性も荒く、ネズミやヘビなども平気で食べてしまう荒々しい雑食性のフィッシュイーターです。警戒心が強く、一旦ばらしてしまうとなかなか顔を見せなくなる反面、獰猛な食性から、スイッチが入ると執拗にルアーやエサを追い回す貪欲さを見せます。この習性と食性からルアー釣りの格好の獲物になり、大型の天然イワナを求めて山岳釣行のメインターゲットになっています。
一部の固体は降海して周辺の海域で大型に成長し、アメマスと呼称される固体に育ちます。北海道や東北の沿岸から中流域では、初春から雨季の初夏に掛けて、このアメマスを狙ったルアー釣りも盛んになり、サーフ域や磯場をアングラーが埋め尽くす程に盛り上がりを見せています。
ヤマメ・アマゴ⇒サクラマス・サツキマス
ヤマメとアマゴは見た目がほとんど同じですが、見分け方としてアマゴには脇腹に赤い斑点があります。この反転の有無で固体種の判断が付くでしょう。生息域として、ヤマメは北海道から関東以北の東日本、アマゴは西日本から九州北部の渓流がメインの生息域になります。食性は小魚や昆虫類を捕食する肉食になり、イワナほどの獰猛(どうもう)さはありませんが、こちらもルアーを追いかけ回すフィッシュイーターです。
ヤマメやアマゴも一部の固体は海に下って長い降海に入り、春のルアーフィッシングの風物詩であるサクラマスとサツキマスに成長して故郷の河川に戻ります。河口域から中流域でエサを捕食しながら体力を蓄え、秋口から上流の産卵床に向かって遡上に入り、中流から上流域では多数の交配ペアが見られます。
ニジマス⇒スチールヘッド
全国の渓流域や、自然渓谷を利用した管理釣り場で最もなじみ深い渓魚がニジマスです。ニジマスは1800年代後半にアメリカから日本に移入された外来種で、全国各地で養殖や放流が盛んに行なわれた名残が今も残り、特に北海道では魚影の濃さが目立ちます。他のトラウト類と同様に食性豊富なフィッシュイーターで、北海道や東北近郊のエサの豊富な河川では、軽く50cmを超える魚体に巡り合えるほど、貪欲にベイトを捕食し大きく成長します。
ニジマスも陸封型、沿岸と川を行き来する往来型、降海して川に繁殖のために帰ってくる降海型の3種に分かれるようです。この内、降海型のニジマスはスティールヘッドと呼ばれて大型固体に成長し、北海道のサクラマスの遡上時期に稀にゲストとして釣果が見られ、鮭の漁期に数は少ないながらも定置網に入ってきます。
以上、自然渓流に生息する代表的な3種のネイティブトラウトをご紹介してきましたが、北海道にはオショロコマや、1mを遥かに超える大型固体に成長するイトウ、山形県にはタキタロウという伝説の大イワナ!?の存在も確認されています。他にも、繁殖力の強いブラウントラウトやイワナによく似たカワマス(ブルックトラウト)などの生息も見られ、地域差もありますが、国内の渓流域では多種多様なトラウト類をキャッチすることが出来ます。
ネイティブトラウトをルアーで釣るメリット
トラウト類の主な釣り方には、エサ釣り・ルアー釣り・フライフィッシングの3つの釣り方があります。
古来よりポピュラーな釣り方はエサ釣りになりますが、細糸を使用した仕掛け製作や川底の流し方、自然渓流を前にした長竿の取り扱いは経験値を要します。またフライフィッシングも同様に、専用のテーパーラインを使用して専門的なロッドの操作を必要とし、狭い川幅やボサ周辺、頭上に木々が張り出すオーバーハングが激しい渓流域では、熟練のキャストテクニックが無ければ難しい釣りになってきます。
ルアー釣りが簡単というわけではありませんが、トラウトロッドやリールを合わせるタックル準備のしやすさと多彩なラインナップ数、操作においても近距離から長距離攻略もシチュエーションに応じて行えますので、初心者の方や経験が浅い方でも手軽にトライしやすい釣りになっています。
また、キャストしていくルアーの種類やサイズも数多く出揃い、バリエーションに富んだ釣り方が出来るのもルアー釣りのメリットです。フックサイズを上げれば小型トラウトの猛追をかわすことも可能になり、中型以上を狙った自然に優しい釣りも楽しめます。
ネイティブトラウト釣りに最適なルアーロッドの選び方
ここからは、ネイティブトラウトロッドを選んでいく上で、押さえておきたいポイントとチェックしておくロッドスペックを共有していきましょう。経験値やメインフィールドに合わせてロッドスペックをチョイス出来れば、快適且つ操作性を伴った自然渓流の釣りが堪能出来、釣果の差となって表れてきます。
リール操作の経験値に合わせてキャストモデルを選ぶ
ネイティブトラウトルアーロッドも、他のルアー釣りと同様に、スピニングロッドとベイトロッドの2種類に分かれます。前者のスピニングロッドはスピニングリールと組み合わせる、操作の容易なタックル構成になります。後者のベイトロッドは、ベイト(キャスティング)リール、或いはベイトフィネスリールと組み合わせ、リール操作に経験が伴いながらも、キャストコントロールや手返し上げたテンポのよい釣りが可能になります。
スピニングロッド
スピニングリールをセッティングしてキャストしていくモデルです。スピニングリールは、構造上初心者の方や経験が浅い方でも扱いやすく、多くのトラウトアングラーが使用するモデルです。細めのラインを使用しなければならない関係上、引張り強度が劣るデメリットはありますが、それ以上のライントラブルの低さ、リール操作の簡易性が人気のポイントです。近年は引張り強度の優れたPEラインを使用する方も多く見られ、ライン強度を気にせずストイックな攻め方も可能になっています。
ベイトロッド
ベイトリール(ベイトキャスティングリール)をセッティングしてキャストするモデルです。ベイトリールのスプール慣性(回転性能)を利用し、ライン放出と飛距離を補います。スプールの軽量化と周辺ベアリング、ブレーキセッティングが合致すれば、太糸を使用したネイティブトラウトゲームも可能になります。
ベイトリールを使用する以上、バックラッシュのトラブルは完全回避できませんが、最新のベイトリールにはフィネス対応(軽量ルアーキャスト)の仕様が多くラインナップされていますので、ベイトリールのキャストが苦手な方でも扱いやすく、バックラッシュを抑えたキャストが可能になっています。
フィールドの幅に合わせてロッドの長さを見極める
メインフィールドになる渓流の規模やシチュエーションによって、最適なロッドの長さも変化します。狭い川幅や山岳釣行も楽しまれる方であれば、キャスト飛距離よりもコントロール性能が重視されますので、短尺仕様の4.0フィートクラスから5.0フィート前半の長さをチョイスしておけば、テイクバックを抑えたコントロール性能を発揮出来ます。
比較的川幅が保たれ、開けたシチューションの釣りがメインになられる方は、離れた場所からでも狙ったポイントに撃ち込める、5.0フィート後半から6.0フィートクラスのトラウトロッドで、ヒット後のランディング性能も担保していきましょう。
ブランクスパワー(ロッドの硬さ)とブランクス材の特性から選ぶ
渓流を主体にしたネイティブトラウト釣りでは、ロッドの長さもさることながら、ロッドを構成するロッドマテリアル(ブランクス材)にも着目していきましょう。狭く険しい自然渓流のシチューション下でもファイトを有利に進め、的確にランディングに持ち込めるように、トータルの操作性が得られるブランクスパワーも見定めていきます。
ブランクスパワー(ロッドの硬さ)を見極める
自然渓流をフィールドにする多くのルアーロッドは、ターゲットのトラウト類の引き込みパワーや小場所での操作性を確保していくために、ウルトラライト(UL)から柔らかめのライトアクション(L)に設定されています。これはフッキング動作時の俊敏性や応答性、最軽量のルアーを最小限のモーションで投じて行く柔軟性が必要になるためです。
ネイティブトラウト専用ロッドからお好みのロッドを選んでおけば、これらの動作に追従したロッドデザインとブランクスの硬さや強さが盛り込まれており、警戒心の強いネイティブトラウトを相手にした、繊細な釣りにも高次元に対応可能になります。
ロッドマテリアルから選ぶ
ネイティブトラウトロッドの主流になるブランクス材料は、カーボングラファイトになります。キャストするに当たって、ロッドの反発力や破断強度をトータルで加味すると、カーボン素材がメインに据えられ、癖のない操作感と強さを併せ持ちます。
更なるロッドの弾力性を利用してキャスト飛距離を稼ぐ、或いは大型が潜む渓流や淵を狙う事が場合、ベイトキャスティングに専門性を持たせる場合は、グラス素材も高弾力を伴った操作性の良い素材になります。また、グラス素材はバイトキャッチからフッキングまで、弾力性を活かしたオートマティック性(向こうアワセ)も強みになります。
ティップ(ロッド先端)をグラス素材、バット側(根元側)をカーボン素材で操作性をアップさせたグラスコンポジットの合わせ技もベテランアングラーには人気のブランクス材料です。
フィールドに適したルアーの種類からルアー負荷を確認する
自然渓流でネイティブトラウトを引っ張り出せるルアー群は、スプーンやスピナーの万能メタル系、高活性時にリトリーブで流れのヨレを攻略できるフローティングミノー、落ち込みや滝つぼ・泡下のシェードを撃っていけるシンキングミノーやボトムノック系がメインになってきます。
これらのルアーの中から、流れの強さや水深に合わせたベストウェイトのルアーを各種選定してキャスト出来るように、ロッドが保持するルアー負荷はMAXで8g程度、センター値で3~6gに納まれば、無理のないキャストコントロールとアクションバランスを獲得出来ます。
ネイティブトラウト釣り用ルアーロッド23選のご紹介
ここからは、上記で説明を加えたロッドの選び方に即したネイティブトラウトルアーロッドを、スピニングロッドとベイトロッドに分類して23選ご紹介して参ります。①長さ、②ブランクスパワー(ロッドマテリアル)、③ルアー負荷領域を併せてご紹介していきますので、気になるネイティブトラウトロッドをチェックされてみて下さい。
ネイティブトラウト用スピニングロッドのご紹介
【パームス】エゲリア ネイティブパフォーマンス EFNS-51UL 2024年発売
①ロッドの長さ | 154.94cm |
②ブランクスパワー(ロッドマテリアル) | UL(中弾性カーボンマテリアル) |
③ルアー負荷領域 | 1.0~8g |
エキスパートの方も納得される、操作性の高い中弾性カーボンでデザインされるネイティブトラウトスピニングロッド。前作モデルから大幅にブラッシュアップし、ショートレンジのキャストアキュラシーを更に高める張りのあるベンドが施されています。川幅の狭い領域でも、短いトレースコースを意のままにルアーを通せるアクション性の高さも堅持しています。
【スミス】トラウティンスピン イル・フロッソ TILF-48TR 2024年発売
①ロッドの長さ | 142.24cm |
②ブランクスパワー(ロッドマテリアル) | UL(アンサンドフィニッシュカーボンマテリアル) |
③ルアー負荷領域 | MAX8g |
スミスの名立たる歴代モデルにあって、各世代で人気を集めてきたハイエンドモデルのトラウトロッド。キャスト精度を高められる短尺仕様に加え、限られたスペースの中でもアキュラシーを最大限発揮できる振り抜きの良いシャープなロッドデザインは、先代モデルから余すことなく継承されています。初心者の方からからエキスパートまで、操作性の良さを感じられる高品質な仕上がりもおすすめポイントです。
【スミス】トラウティンスピン リアルフレックス TRF-53 2020年発売
①ロッドの長さ | 160.02cm |
②ブランクスパワー(ロッドマテリアル) | UL(30t+40tカーボン+ウーブングラファイト) |
③ルアー負荷領域 | MAX8g |
里川から山岳釣行まで、渓流全域で使用可能なネイティブトラウト用スピニングロッド。ブランクスは弾力性と柔軟性に富んだ30t+40tカーボングラファイト+ウーブングラファイトのコンポジットになり、素直に入り込むベリーの操作性は多くのアングラーの指示を受けています。ルアーにアクションを加えやすいファストテーパーにデザインされ、誘いのテクニックも多彩に行えます。
【メジャークラフト】ファインテール ワークスチューン FGW-462UL 2024年発売
①ロッドの長さ | 137.16cm |
②ブランクスパワー(ロッドマテリアル) | UL(フルグラス) |
③ルアー負荷領域 | 1.0~8g |
様々なルアーを自在に操ることができる心地よいショートブランクスは、シチュエーションの多彩なネイティブトラウト釣りに対応可能です。バットパワーも粘り強く、ショートレンジでのエキサイティングなゲームに向くスピニングロッドです。軽量且つシャープに纏まるロッドデザイン、そして艶やかな木目が醸し出す臨場感は、釣れても釣れなくてもモチベーションアップに繋がる所有感を獲得できます。
【アブガルシア】トラウティン マーキス アスレイ TMAS-492UL 2024年発売
①ロッドの長さ | 144.8cm |
②ブランクスパワー(ロッドマテリアル) | UL(カーボングラファイト) |
③ルアー負荷領域 | 2.0~6g |
アブガルシアが数年かけて設計開発に取り組み、渓流から源流に焦点を絞ってマテリアルから見直したネイティブトラウト用スピニングロッド。ブランクスには他のゲームロッドでも定評のある東レT1100Gカーボンが採用され、反発力と弾性力の調和が際立つロッドに仕上がっています。多彩なキャストメソッドに順応するしなやかな曲がりを見せ、掛けては強さを伴ったネバりを見せてくれます。
【ジャクソン】トラウトシグナル TRSS-48L 2023年発売
①ロッドの長さ | 142cm |
②ブランクスパワー(ロッドマテリアル) | L(カーボングラファイト) |
③ルアー負荷領域 | MAX8g |
ハイコスパに価格設定されながらも、ネィティブトラウト釣りの基本を抑えたスピニングロッド。ルアーにアクションを加えやすいオールマイティーなレングスと調子の設計で、どなたにでも扱いやすいベーシックモデルに仕上がっています。3色カラーのビジュアル設定から、お好みのカラーモデルをお選びいただけます。
【ジャクソン】カワセミラプソディ KWSM-S510LML 2023年発売
①ロッドの長さ | 178cm |
②ブランクスパワー(ロッドマテリアル) | L(カーボングラファイト) |
③ルアー負荷領域 | MAX15g |
カワセミラプソディのラインナップに新たに加わった、渓流域に遡上してきた大型サクラマスの相手も可能なパワーモデルのスピニングロッド。重さのあるルアーのコントロールも射程に入り、幅広いルアーバリエーションやテクニックに対応出来ます。ライトキャストを可能にするSic-Sリングも採用され、細流の渓流域でのキャストコントロールも獲得しています。
【ダイワ】シルバークリークトラッド 2022年発売
①ロッドの長さ | 142cm |
②ブランクスパワー(ロッドマテリアル) | UL(高密度HVFカーボン) |
③ルアー負荷領域 | 1.5~7g |
前作モデルから大幅にブラッシュアップし、多彩なキャストシーンに対応するべくブランクス構成が図られた実践的なトラウトロッド。ショートレンジから遠投攻略まで、癖のないキャスト性能とバタつきが抑えられたX45の締め込みは、初心者からベテランアングラーまでをも納得させるキャストアキュラーを保持しています。
【ダイワ】シルバークリーク グラスプログレッシブ 53L-G 2021年発売
①ロッドの長さ | 160cm |
②ブランクスパワー(ロッドマテリアル) | L(SVFグラスコンポジット) |
③ルアー負荷領域 | 2.0~10g |
タックルをステップアップさせたいアングラー様に是非おすすめしたいネイティブトラウト用スピニングモデル。グラスの弾力性を活かし、それでいて素直に入り込む柔軟なティップはミノーイングのアクション性に絶大な効果を見せてくれます。粘りのあるファイト性能も持ち味で、グラス特有の粘り強さとキャスタビリティーとの合わせ技は、多くのトラウトアングラーの手腕を唸らせています。
【シマノ】カーディフNX S54UL 2021年発売
①ロッドの長さ | 163cm |
②ブランクスパワー(ロッドマテリアル) | UL(カーボングラファイト) |
③ルアー負荷領域 | 1.0~7g |
シマノ独自のスパイラルXとハイパワーXが搭載され、ブレやネジレを徹底的に押さえられた操作感を獲得できるネイティブトラウト用バーサタイルスピニングロッド。初見の方でも納得頂ける強度と操作性に加え、前作モデルから進化した細身軽量なロッドデザインはキャスタビリィテーのアップに繋がっています。
【テンリュウ】レイズ インテグラル RZI484S-UL (Twitchin’) 2023年発売
①ロッドの長さ | 142cm |
②ブランクスパワー(ロッドマテリアル) | UL(超低弾性カーボングラファイト) |
③ルアー負荷領域 | MAX6.0g |
トラウトロッドのエキスパートブランドであるテンリュウからは、4本マルチパックで構成される軽量スピニングロッドがおすすめ。渓流から山岳釣行まで、バックパックにもしっくり納まる携行性を見せ、超低弾性カーボンをブランクに採用したことで、最小限のモーションでしなりを活かしたスナップキャストが可能になります。糸抜けの良いSiCリングのKガイドも搭載され、繊細なキャストコントロールが必要な小場所でもフレキシブルに攻略可能です。
【ヤマガブランクス】ルーパス 51 2022年発売
①ロッドの長さ | 157.5cm |
②ブランクスパワー(ロッドマテリアル) | UL(カーボングラファイト) |
③ルアー負荷領域 | 1.0~7.0g |
自然渓流のあらゆるシチュエーションを、ストレス無く攻略可能なネイティブトラウト用スピニングロッド。ルアー使用重量範囲も広く取られ、信頼のおける安定した一本としてバーサタイルに攻略できる守備範囲は、アングラーにとって頼もしい限りです。アングラーのキャストスキルをしっかりとサポートする、ブランク性能と操作性も見事に調和しています。
ネイティブトラウト用ベイトロッドのご紹介
【アブガルシア】コノロン CNLC-505L 2024年発売
①ロッドの長さ | 152.4cm |
②ブランクスパワー(ロッドマテリアル) | L(カーボングラファイト) |
③ルアー負荷領域 | 2.0~7g |
アブガルシアお得意のクラシックテイストが盛り込まれ、ガングリップスタイルが自然渓流に絶妙にマッチする、オールドスタイルのネイティブトラウト用ベイトロッド。ロッドビルディング技術は現代の進化版が採用され、モチベーション維持に加えた確固たるロッド性能もしっかり担保されたNEWモデルです。
【パームス】エゲリア ネイティブパフォーマンス EFVC-42XUL 2024年発売
①ロッドの長さ | 127cm |
②ブランクスパワー(ロッドマテリアル) | UL(フルグラス) |
③ルアー負荷領域 | 0.5~4g |
コントロールキャストを面白いように決められる、弾性力と反発性を兼備したネイティブトラウト用ベイトロッド。高反発なティップの跳ね返りを利用し、少ないモーションとキャストパワーで険しいシチュエーションでもリリース精度を高めています。柔軟に入り込むベリーバランスは、リトリーブ中のショートバイトを的確にキャッチしながら、オートマティックなアワセも得意な仕様です。
【メジャークラフト】ファインテール ワークスチューン FGW-B462UL 2024年発売
①ロッドの長さ | 137.16cm |
②ブランクスパワー(ロッドマテリアル) | UL(フルグラス) |
③ルアー負荷領域 | 1.5~8g |
オリーブグリーンのブランクスが自然渓に映え、握り心地のよいウッドグリップが釣りの雰囲気を一気に高めるネイティブトラウト用ベイトロッド。レギュラーファストに設計されたティップに加え、素直に追従して曲がり込むベリーバランスは、力まないキャストコントロールを充実させてくれます。バイトキャッチを高める多点ガイドセッティングも採用され、トータルの操作性もアップしています。
【ダイワ】ピュアリスト 46ULB 2023年発売
①ロッドの長さ | 137cm |
②ブランクスパワー(ロッドマテリアル) | UL(カーボンブラファイト) |
③ルアー負荷領域 | 1.5~7g |
上位モデルと比較しても見劣りしないキャスト性能と、ベージュカラーのビジュアル感が人気のネイティブトラウト用ベイトロッド。メインブランクスにはネジレを排除するX45が採用され、キャストからランディングまで、トータルの操作性に特化されたロッドデザインをご堪能されてみて下さい。コントロールキャストに適した46モデルで、大型トラウトが鎮座する落ち込みを撃ち抜きましょう。
【シマノ】トラウトワン NS B48UL-G/4 2023年発売
①ロッドの長さ | 142cm |
②ブランクスパワー(ロッドマテリアル) | UL(グラスコンポジット) |
③ルアー負荷領域 | 1.0~7g |
しなやかさと操作性、機動性がバランスよくミックスされたグラスコンポジットベイトロッド。チョイスしやすい価格に落ち着き、入門者をはじめ、ベイトモデルへのステップアップをお考えの方もチョイスしやすいモデルに仕上がっています。4本マルチピースの携行性の高さで、山岳釣行時のサブロッドとしても、上位モデルに見劣りしないキャスト感を獲得できます。
【フィッシュマン】ビームス ブランシエラ4.8UL 2022年発売
①ロッドの長さ | 146cm |
②ブランクスパワー(ロッドマテリアル) | UL(グラスコンポジット) |
③ルアー負荷領域 | 2.0~7g |
ブランシエラに新たに加わった、操作性を高めたショートレングスのネイティブトラウト対応ベイトロッド。携行性の高い3本マルチピースに加え、反発力を保持したハリのあるグラスコンポジットで構成されています。キャスト時のタメと弾性力で、バックラッシュを回避出来るキャストアキュラーもおすすめポイントです。ピン撃ちからライナーキャストまで、多彩なキャストメソッドを高次元に獲得可能なベイトロッドです。
【メガバス】GREATHUNTING HUNTSMAN GHBF48-3UL 2022年発売
①ロッドの長さ | 142.24cm |
②ブランクスパワー(ロッドマテリアル) | UL(カーボンブラファイト) |
③ルアー負荷領域 | 1.0~6g |
メガバス特有の剛性感が色濃く反映され、3本マルチピースで構成されながらも、大型トラウトとの対峙で見せ場を作るネイティブ用ベイトロッド。細身のブランクスと高反発なティップセクションが繰り出すキャスタビリティで、険しくなるほどにこのロッドの真価を発揮します。キャスト時のブレを抑えながらも素直に曲がり込む柔軟性の高いベリーは、軽量ルアーを無理なくリリース可能です。
【ジャクソン】 カワセミラプソディ KWSM-C46L 2021年発売
①ロッドの長さ | 137cm |
②ブランクスパワー(ロッドマテリアル) | L(カーボンブラファイト) |
③ルアー負荷領域 | MAX8g |
伝統あるカワセミラプソディシリーズの数あるモデルの進化版であるこのロッドは、アングラー側のキャストの癖やキャスト力を調和させてくれる魅力を秘めたロッドです。オーバー・サイド・フリップなど、如何なる方向からのキャストでもロッドの反発力と弾性をもってして、高精度にルアーをリリース出来る作りです。管理人も保持する、渓流ベイトフィネスでお世話になっているオススメモデルです。
【スミス】トラウティンスピン マルチュース TRMK-C463L 2020年発売
①ロッドの長さ | 137.16cm |
②ブランクスパワー(ロッドマテリアル) | L(フルグラス) |
③ルアー負荷領域 | 2.0~10g |
3本継ぎ手のマルチピースモデルの人気ベイトロッド。1ピースモデルと遜色ない反発力と素直な曲がりを見せ、狙ったポイントへのアプローチ精度も高く見込まれます。フルグラスで構成される弾性力を活かし、低弾道のフリップキャストで手返しよくリリース可能になり、キャスト後のバタつきも最小限にバックラッシュを抑制できます。セミハードケースも付属されますので、山深いフィールドへのアプローチに携行性の高さを活かせます。
【テンリュウ】レイズ インテグラル RZI484B-UL 2022年発売
①ロッドの長さ | 142cm |
②ブランクスパワー(ロッドマテリアル) | UL(超低弾性カーボングラファイト) |
③ルアー負荷領域 | MAX6.0g |
小口径ガイドが設定され、キャストブレを抑える低弾性ピッチに加え、ライトウェイトルアーの放出性を高めたハイグレードモデルのベイトロッド。弾力性を堅持しながら、適度なしなりを活かしたアンダーハンドキャストも快適なモデルになり、シャープな操作感が獲得できます。山深い釣行に便利なバックパッカー向けモデルで、トラウトロッドとして不可欠な要素が集約されています。
【テイルウォーク】トラウティア フェリーク C46L/FSL 2023年発売
①ロッドの長さ | 137.16cm |
②ブランクスパワー(ロッドマテリアル) | L(カーボングラファイト) |
③ルアー負荷領域 | MAX7.0g |
フルソリッドブランクスならではのキャスト性能を保持し、強さを伴った曲がりを見せるベイトキャスティングモデル。短尺にデザインされたことでアキュラシーもアップし、ティップモーションだけで反発力を最大限生かしたキャストパワーを生み出します。この一本があればあらゆるシチュエーションに対応でき、バーサタイル性も兼備した操作性の高さも人気のポイントに挙げられます。
更に気になるネイティブトラウトロッドが御座いましたら、下記↓↓↓↓のECサイトから検索頂ければ、お気に召すロッドが見つかるかも知れません。
本記事のまとめ
今回の記事では、自然渓流に対応したネイティブトラウトルアーロッドの詳細を紹介してきました。
今記事では、
①ネイティブトラウトの種類と特徴
②ネイティブトラウトをルアーで釣るメリット
③ネイティブトラウト釣りに最適なルアーロッドの選び方
④ネイティブトラウト釣り用ルアーロッド23選のご紹介
として纏めてまいりました。
以上をご参考になって頂き、自身に適したネイティブトラウトルアーロッドをチェック頂ければと思います。
ネイティブトラウトロッドの説明を更に詳しく知りたい方は?
ページ最下部に「お問い合わせ」項が御座いますので、そちらからご連絡頂ければ、少々お時間を頂いた上で、調査、確認後にご回答いたします。
それでは、このブログをご覧になって頂いた皆様が、よりよいフィッシングギアを購入されて、自然と楽しく遊んでくださる事を願って、次回の商品紹介の記事執筆に入らせて頂きます。楽しみにお待ち願えれば幸いです。
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