サーフでのルアー釣りは、広大な大海原を相手にフルキャストで挑み、潮を読みながら魚の付き場を探していく、キャストの爽快性と開放感を得ながら、魚との知恵比べになる奥が深い釣りでもあります。
ショア(岸)のフィールドの中でも水中酸素濃度が高いサーフ周辺は、ベイトになる小魚の付き場になりやすく、狙えるフィッシュイーターも多岐に渡り、ファイト性が高く、大型に成長するターゲットと対峙出来る人気のフィールドです。
サーフでは、キャスティングゲームにマッチしたサーフロッドをチョイスすることで、突き詰めたゲーム展開が可能になり、狙ったポイントを射抜きながら釣果に結び付けることが可能になりますす。
今回北の住人では、サーフからのルアー釣りにマッチする、ルアーロッドの長さや硬さ・強さの選び方のご説明に加え、サーフフィールドで人気のおすすめサーフロッドを、専用モデルと流用可能ロッドから27選ご紹介して参ります。
是非最後までご覧になって頂き、快適なサーフゲームを満喫できる、ロッドチョイスのご参考にされて頂ければ幸いです。
- サーフからルアーで狙えるターゲット
- サーフロッドの定義と選び方
- サーフ向きルアーロッドおすすめ27選
- サーフ専用ロッドご紹介
- 【ジャッカル】サブル SB-109MMH 2023年発売
- 【テイルウォーク】サーフラット SSD S108M-P3 2023年発売
- 【バレーヒル】NEW サイファリスト フラットセイバー CFSS-106M/FLAT 2022年発売
- 【メジャークラフト】フラットレック 5G FR5-1002M 2022年発売
- 【パームス】ショアガンエボルブ SFSGS-103M 2016年発売
- 【ゼスタ】ランウェイ SRF 10.3M マルチナビゲーター 2020年発売
- 【アピア】グランデージ ノーザンライツ 106ML 2022年発売
- 【アブガルシア】ソルティーステージ プロトタイプ サーフスレイヤー XSFS-1042MH 2023年発売
- 【がまかつ】ラグゼ チータ R3 106MH 2019年発売
- 【ジャクソン】サーフトライブ ハリバットモデル STHS-1062M 2016年発売
- 【ジャクソン】オーシャンゲート サーフ JOG-1112MH-K SF 2019年発売
- 【ダイワ】オーバーゼアAGS 109ML/M 2021年発売
- 【ダイワ】オーバーゼアグランデ 109ML/M 2021年発売
- 【ダイワ】オーバーゼア 109MH 2020年発売
- 【ヤマガブランクス】アーリー・フォーサーフ 109MMH 2018年発売
- 【シマノ】ネッサ XR S110M/MH 2022年発売
- 【シマノ】ネッサ BB S108M+ 2022年発売
- 【シマノ】ルナミス S106M 2019年発売
- 他ゲームからの流用可能ロッドご紹介
- 【ジャンプライズ】オールウェイク 98 モンスターフィネス リミテッド 2023年発売
- 【メジャークラフト】タイドリフト 5G TD5-1002M 2022年発売
- 【アピア】グランデージSTD 106MH 2018年発売
- 【アブガルシア】ソルティーフィールド SFS-1002MH 2022年発売
- 【アブガルシア】ソルティーステージ プロトタイプ シーバス XSBS-1062M 2021年発売
- 【メガバス】空海 CK-101MS 2023年発売
- 【ゼスタ】ランウェイ SLS S90 モバイルロングシューター 2021年発売
- 【スミス】ベイライナーSJ BL-872LSJ 2022年発売
- 【テイルウォーク】KEISON 海SAKURAMAS II 106M 2020年発売
- サーフ専用ロッドご紹介
- 本記事の纏め
- サーフ向きルアーロッドの説明を更に詳しく知りたい方は?
サーフからルアーで狙えるターゲット
サーフからルアー釣りで狙う魚も、ソルトゲームでの他のターゲットと同様に、小魚をベイトにするフィッシュイーターになります。サーフから狙える魚種を具体的に見ていきましょう。
フラットフィッシュ
フラットフィッシュ(平らな魚という意味)に代表されるヒラメやマゴチは、サーフでの格好のターゲットになる魚です。砂地という生息環境からもお分かりになるように、普段はボトムの砂の中、或いは表面付近に身を潜め、ベイトを確認すると表層付近まで追ってきて捕食します。よく、ヒラメがライズするシーンが確認されますが、活性次第ではトップウォータープラグへのチョイスも珍しくありません。
シーバスや青物の回遊魚
ベイトフィッシュが溜まりやすいことで、大型に成長する捕食魚であるシーバスや青物系統の魚もサーフに接岸します。ホットシーズンにはナブラが沸くほど魚影も濃くなり、多くのアングラーの人気のフィールドに様変わりします。これらの魚は水平方向に強烈な引き込みと走りを見せ、スリリングなファイトで楽しませてくれるメインターゲットの一種です。
降海型大型トラウト類
東日本から北日本、北海道エリアに目を向けると、春先に河川に遡上する前に、河口周辺や近郊に隣接するサーフエリアで捕食行動を開始する大型サクラマスもターゲットになってきます。また、年明け早々には、ウミアメマスを狙うアングラーがサーフに集結し、釣り座の感覚も狭くなるほどの賑わいを見せてくれます。
ロックフィッシュ
岩礁帯やテトラ帯に生息するアイナメやハタ類・ソイなどのロックフィッシュも、生息条件が重なることでサーフからも狙えます。沖目にシモリ根やハエ根、海藻の群生が見られるサーフには、ロックフィッシュ類も捕食に集まります。また、ロッドから伝わる感覚に金属間隔が得られる場合は、崩れた石や岩がボトムに広がるロックエリアやゴロタ浜の地形ですので、ロックフィッシュのよい隠れ家になっています。
ルアーチェンジなど、アプローチの方法に工夫を凝らせば、大型ロックフィッシュのキャッチ確率も上がってきます。
急深サーフではアオリイカもゲストで釣れる
近年人気上昇傾向にある、アオリイカを狙ったサーフエギングでも知られるように、アオリイカもターゲットに入ります。ウェーディングが難しいような急深になっているサーフでは、ブレイク(掛け上がり)近辺にアオリイカも付いています。サーフに付くアオリイカはサイズも大きく、ヒット確率は高くはありませんが、フォール系のプラグにヒットしてくる嬉しいゲストです。
以上のように、サーフからのルアー釣りでは、珍客も含め、様々な魚達と出会えます。
特定の魚種を専門的に狙っていても、同じルアーに多くの魚が反応しますので、メソッド(方法)を変えれば、お好みの魚種に高確率で巡り合えるのもサーフ釣りの醍醐味の一つです。
それぞれの魚種の大型固体がヒットするケースも多々あり、サーフゲームに挑む場合は、相応の強さとキャスト力・操作性を保持したルアーロッドが必要になるのも想像頂けるでしょう。
サーフロッドの定義と選び方
サーフロッドとは、砂浜やゴロタ浜からロングキャスト、或いはコントロールキャストが可能になる操作性を持ったロッドを指します。各種の重さのミノーやバイブレーション・ペンシルベイト等を駆使し、ベイトフィッシュの動きを再現できるティップも採用され、反発力とバッドパワーの相互バランスでキャスト力を増加させています。
サーフ専用ロッドからのチョイスや、他ゲームからの流用ロッドに関わらず、サーフで快適なルアー釣りが可能になるように、各種ポイントを見極めた選び方を見ていきましょう。
ロッドの長さ
サーフの地形は、季節毎の潮の流れ、干満によっても刻々と変化していきます。
基本の地形は大きくは変化しませんが、平穏時の波の高さ、ウェーディングが可能な地形であるかどうかで、チョイスするロッドの長さも変化します。メインで通われるサーフフィールドの地形をある程度把握しながら長さを見ていきましょう。
【遠浅地形】
なだらかな傾斜が保たれ、数百m先まで浅瀬が続く遠浅のサーフでは、ウェーディングを主体にした沖目の攻略にアドバンテージを得られます。遠浅のサーフでは、最初のブレイク攻略がカギになりますので、遠投性能とキャスト力を保持する長尺ロッドのチョイスがベストです。10フィート以上のサーフロッドを使用し、広範囲のサーチで沖目のスクールも狙える準備をしておきましょう。
【ブレイク(掛け上がり)が階段状に連なるサーフ】
サーフで最も釣りやすいのが、掛け上がりが階段状に連なる地形のサーフです。潮の干満の影響を受けにくく、波打ち際からのキャストでも数段先のブレイクにルアーを供給出来ます。
ベイトである小型魚が着きやすいブレイクが連なり、回遊魚も捕食時間にスクールしやすく、波打ち際から数十m先でもフラットフィッシュがヒットしやすいのもこれらのサーフの特徴です。
この手のサーフは大掛かりなロングキャストも必要としないため、操作性と携行性も重視した、9フィートから10フィートのレングスをチョイスし、前後左右のランガンゲームにも対応出来るようにしていきましょう。
【急深形状のサーフ】
潮の早い海峡や水道付近に隣接するサーフには、河川と同様に、岸際から深く掘られた急深形状が多く見られます。この手のサーフは、手前(波打ち際)からの水深により波高も立ちにくく、キャスト時の立ち位置が安定しない、粒子の大きい砂やゴロタ石で形成されるのが特徴です。
キャスト飛距離については、アベレージキャストからライトキャスト、斜めから横方向の範囲を狙ったサーチで魚を狙えます。波打ち際(足元)からが一級ポイントになりますので、キャスト時の不安定なスタンスも考慮して、サーフ用ロッドとしては比較的短尺になる、9フィートクラスの長さを使用してキャストの安定感を保っていきましょう。
ロッドレングス(フィート表記)の算出方法です。
1ft(フィート)=30.48cm
1in(インチ)=2.54cm
9′6″(カタログスペック表記)=(9ft×30.48cm)+(6in×2.54cm)=274.32cm+15.24cm=289.56cm
長さについては以上のような算出方法になります。
ブランクスパワーと強さ
サーフ用ロッドをチョイスされる際、長さ以上にお悩みになるのがブランクスパワー(ロッドの強さ)でしょう。
サーフ専用として選択されるのであれば、アングラー様がサーフでメインに使用されるルアーの大きさや重量を加味した選択が可能になりますが、他のソルトルアーゲームにも使用したい、他のルアーゲームロッドからも流用したいのであれば、ブランクスパワーの選択については多少毛色が変わってきます。
大まかな考え方として、シーバスロッド<サーフ用ロッド<ライトショアジギングロッドと捉えておけば判別しやいでしょう。
【サーフ専用ロッドの場合】
サーフキャスティングゲームに、専用性を持たせてロッドをチョイスする場合は、ブランクスの強度バランスと、幅広いルアー負荷を保持するM(ミディアム)パワーの反発力を活かしていきましょう。
使用出来るルアーについても、サーフに適応するメタル系のジグからバイブレーション、プラグ系統のキャストウェイトをバランスよく完備します。
サーフゲームでもライトラインを使用した、今般流行のフィネススタイルでの攻略にチャレンジされたい方はML(ミディアムライト)のチョイスが有利に働きます。
逆に、ライトショアジギング的なハードな攻めが得意な方であれば、MH(ミディアムヘビー)のパワーブランクスの強靭さを獲得していきましょう。
【シーバスロッドから流用されたいアングラー様】
シーバス釣りとサーフゲームを同一ロッドでトライされたいアングラー様は、シーバスロッドのMH(ミディアムヘビー)がサーフロッドとしてキャスティング機能を果たしてくれます。
【ライトショアジギングロッドから流用されたいアングラー様】
ライトショアジギングロッドは、メタルジグ等のファーストムービング系のルアーを小気味よく操作出来るように、通常のルアーロッドと比較し、ティップとベリーにハリを持たせてあります。
サーフ釣りでは、バイトに対してオートマチック気味のアワセも必要になりますの、しなやかな入り込みでアワセを決められるML(ミディアムライト)のしなやかさを流用していきましょう。
仕舞仕様の確認
サーフ釣行の場合、拠点から長距離の徒歩移動を伴うことも多々あります。特に初めて出向くサーフの場合は、地図アプリ等で事前調査していても、道中の経路が封鎖されていたり、遠巻きの移動を余儀なくされることもあります。更には、砂の上の徒歩移動は過酷を極め、手持ちの道具は簡素化した方が得策です。
サーフロッドや他ゲームからの流用ロッドも、基本構造は2ピースが平均的な仕舞仕様になります。長尺ロッドをチョイスされる場合は仕舞寸法も長くなりますので、お好みのロッドをチョイスされる場合は、あらかじめ仕舞仕様の確認をおすすめします。
今般、各ロッドメーカーからリリースされるサーフロッド、或いは長尺キャスティングロッドには3ピースやテレスコピック(振り出し)もラインナップされ、サーフアングラーのニーズに応えてくれています。
【サーフロッドのバーサタイル性は痒い所に手が届くところ!】
シーバスロッドよりもキャスト力が強いロッドが欲しい、ライトショアジギングロッドよりもマイルドな味付けのロッドがしっくりくる、といった双方のロッドの中間の強さとキャスト性能を得られるのがサーフロッドです。ロッドメーカー各社にサーフロッドがラインナップされる理由はここにあるでしょう。サーフロッドは、アングラーのニーズ・声に応えたラインナップとして近年人気のモデル群です。
サーフ向きルアーロッドおすすめ27選
ここからは、サーフ向きロッドを、専用モデルと流用可能モデルに分類してご紹介して参ります。
併せて①ロッドの長さ、②ブランクスパワー、③ルアー負荷、④仕舞仕様も紹介していきますので、お好みのロッドをチェックされてみて下さい。
サーフ専用ロッドご紹介
【ジャッカル】サブル SB-109MMH 2023年発売
①ロッドの長さ | 327cm |
②ブランクスパワー | バッド:MH、ティップ:M |
③ルアー負荷 | MAX50g |
④仕舞仕様 | 2ピース |
多彩なメソッドに対応し、各種条件のサーフキャスティングに、高次元に対応するブランクスを纏ったジャッカル様の新モデル。サーフロッドには欠かせないトレカⓇT1100Gのビルディング構成は、高い破断強度とパワーを獲得しています。テクニカルな操作に対応するティップとバッドのパワーバランス精度は、多くのアングラー様が納得頂ける操作性に仕上げられています。
【テイルウォーク】サーフラット SSD S108M-P3 2023年発売
①ロッドの長さ | 325cm |
②ブランクスパワー | M |
③ルアー負荷 | 10~45g |
④仕舞仕様 | 3ピース |
10ftオーバーのロングレングスがラインナップされるサーフフラットからは、操作に安定感が際立つ108がおすすめです。ロングキャスト時の振り抜き感と、バタつきが抑えられるシャープネスな反発力は専用設計の賜物です。3ピース構成の携行性も、一日を通したストレスフリーな釣行を可能にします。
【バレーヒル】NEW サイファリスト フラットセイバー CFSS-106M/FLAT 2022年発売
①ロッドの長さ | 320cm |
②ブランクスパワー | M |
③ルアー負荷 | 7~45g |
④仕舞仕様 | 2ピース |
前作サイファリスト・フラットセイバーシリーズの中から、特に人気の高かった106Mのアップデートモデル。
メタルジグをはじめ、大型ミノーやプラグ系統に特化したキャスト性能を秘め、最適化されたキャストバランスが確保されています。細身のブランクスのシャープなキャスト性能をご堪能されてみて下さい。
【メジャークラフト】フラットレック 5G FR5-1002M 2022年発売
①ロッドの長さ | 305cm |
②ブランクスパワー | M |
③ルアー負荷 | 7~45g |
④仕舞仕様 | 2ピース |
サーフロッドの中でも、更にマイルドでライトな感覚で操作を堪能できるフラットフィッシュ対応ロッド。
マイルド、且つ軽量感を併せ持ちながら、R360構造のハリ感と強度も前面に押し出され、振り抜きがよい仕上がりになっています。同時に東レ(株)T1100Gカーボンも採用され、キレがプラスされたアクション性能も際立ちます。
【パームス】ショアガンエボルブ SFSGS-103M 2016年発売
①ロッドの長さ | 312cm |
②ブランクスパワー | M |
③ルアー負荷 | 10~35g |
④仕舞仕様 | 2ピース |
シャープなキャストフィーリングが追求された、キャスティングロッドの王道であるショアガンエボルブのロングセラーモデル。実釣性能に拘り続け、無駄を剝ぎ落した軽い操作性は、多くのアングラー達に支持されています。特に103Mはサーフゲーム専用設計となり、飛距離を必要とするシチュエーションで頼りになる貴重な1本です。
【ゼスタ】ランウェイ SRF 10.3M マルチナビゲーター 2020年発売
①ロッドの長さ | 314cm |
②ブランクスパワー | M |
③ルアー負荷 | 10~50g |
④仕舞仕様 | 2ピース |
青物やフラットフィッシュ、シーバス狙いでサーフゲームに特化したスペシャルモデル。
サーフでの操作性を前面に押し出し、どなたにでも扱いやすいバーサタイルロッドをコンセプトに開発されています。各種カーボンをバランス良くミックスし、細かなジャーキングからボトムバンプまで、テクニカルなゲームまで行える操作性を獲得しています。
【アピア】グランデージ ノーザンライツ 106ML 2022年発売
①ロッドの長さ | 320cm |
②ブランクスパワー | ML |
③ルアー負荷 | 8~40g |
④仕舞仕様 | 2ピース |
弾力性と反発力を多分に秘める、TORAYCA® M40XとT1100Gのコンポジットから生まれたサーフ用キャスティングロッド。東北から北海道にかけての春の風物詩である、サクラマス釣りやアメマス狙いのアングラー様には最も人気の高いモデルです。オートマチックなフッキング(向こうアワセ)でキャッチ率を高める柔和なベリーの入り込みは、キャストにおいても抜群の飛距離を披露します。
【アブガルシア】ソルティーステージ プロトタイプ サーフスレイヤー XSFS-1042MH 2023年発売
①ロッドの長さ | 315cm |
②ブランクスパワー | MH |
③ルアー負荷 | 10~60g |
④仕舞仕様 | 2ピース |
TAF製法を纏ったアブガルシアの人気モデル、プロトタイプに新たに加わったサーフフィッシング専用ロッド。
10フィートオーバーが揃う4モデルの中からは1042が特におすすめです。ルアー負荷も60gまで対応し、ライトショアジギングにも流用可能なバーサタイル性も持ち合わせています。角度を付けたアクションにも追従するティップとベリーの融合も見事です。
【がまかつ】ラグゼ チータ R3 106MH 2019年発売
①ロッドの長さ | 320cm |
②ブランクスパワー | MH |
③ルアー負荷 | 10~45g |
④仕舞仕様 | 2ピース |
TORAYCA(R)T1100Gと高弾性カーボンをコンポジットし、反発力の高いキャスト性能を獲得したサーフロッドです。ベンド強度を維持しながらも、操作性が際立つ軽量感も保持しています。ルアーの種別を問わず、多角的なアプローチで、幅広い外洋の釣りにバーサタイル性も発揮してくれます。
【ジャクソン】サーフトライブ ハリバットモデル STHS-1062M 2016年発売
①ロッドの長さ | 322cm |
②ブランクスパワー | M |
③ルアー負荷 | 10~45g |
④仕舞仕様 | 2ピース |
早くにサーフロッドの定義を定着させ、サーフキャスティングに必要不可欠なロッドデザインでブランクス構成されたロングセラーモデル。40tカーボンをメイン素材とし、圧倒的な操作性とアクション感覚得られる、上品、且つ高品質なグラファイト仕様です。全国各地のサーフで見かけることが多い、メジャーな部類の人気ロッドです。
【ジャクソン】オーシャンゲート サーフ JOG-1112MH-K SF 2019年発売
①ロッドの長さ | 338cm |
②ブランクスパワー | MH |
③ルアー負荷 | 12~60g |
④仕舞仕様 | 2ピース |
ライトショアジギング寄りの高強度な味付けが加えられ、サーフゲームに特化した寸法設計が施されたキャスティングロッド。長尺ブランクスとMHの高弾性を活かして、60gまでのメタルジグのフルキャストも堪能出来ます。細身に仕上げられるシャープネスロッドデザインは、キャストの振り抜き感を助長してくれます。
【ダイワ】オーバーゼアAGS 109ML/M 2021年発売
4本マルチピースからなる、高反発力が前面に押し出されたサーフ専用キャスティングモデル。
さすがのダイワハイエンドモデル、SVF ナノプラスから構成される次世代型パワーブランクスを纏ったキャスト性能はまさに圧巻の一言です。瞬発力が高まったキャスト音と、センシティブコントロールが可能になるフルシールドブランクスは、多くのアングラーの五感を強烈に刺激します。
【ダイワ】オーバーゼアグランデ 109ML/M 2021年発売
①ロッドの長さ | 328cm |
②ブランクスパワー | バッド:M、ティップ:ML |
③ルアー負荷 | 7~50g |
④仕舞仕様 | 2ピース |
サーフモデルとして、ミドルグレードに位置する高コスパサーフロッド。
サーフやゴロタ浜といった、広大なエリアでのキャスト攻略にアドバンテージを獲得し、飛距離確保とマイルドな操作性、タダ巻きやジャークのアクション操作を得意とします。X45のネジレ抑制も、キャスト時のロッドバタつきをしっかり抑えてくれます。
【ダイワ】オーバーゼア 109MH 2020年発売
①ロッドの長さ | 328cm |
②ブランクスパワー | MH |
③ルアー負荷 | 12~65g |
④仕舞仕様 | 2ピース |
サーフロッドとして手始めの一本としてもおすすめなエントリーモデル。
オーバーゼアブランドの剛性感と操作性はしっかり詰め込まれ、サーフゲームの基本を学べる軽量感も得られます。スタンダードモデルと併せて携行しながら、キャスティングのシチュエーション変化に対応する、サブロッドとしても人気の高いモデルです。
【ヤマガブランクス】アーリー・フォーサーフ 109MMH 2018年発売
①ロッドの長さ | 330cm |
②ブランクスパワー | MH |
③ルアー負荷 | 8~50g |
④仕舞仕様 | 2ピース |
アーリー・フォーサーフは、幅広いルアー重量に対応するロングディスタンス攻略用モデルになり、内国産サーフロッドとして、全国各地で人気を博しています。高いレスポンスを手にできる、高反発の弾性ブランクスのキャスト飛距離は群を抜きんでており、広大なサーフフィールド全域を相手にキャストを楽しめます。
【シマノ】ネッサ XR S110M/MH 2022年発売
①ロッドの長さ | 335cm |
②ブランクスパワー | MH |
③ルアー負荷 | MAX56g |
④仕舞仕様 | 3ピース |
軽さとパワーを両立されたたネッサ XRからは、更にキャスト飛距離を稼げるS110Mがおすすめです。
ライト感覚で振り抜くも、圧倒的な弾性力によってライナー弾道を生み出し、波頭奥のブレイクを直撃出来ます。基本構造のスパイラルXコアとハイパワーXは、性能をフルに発揮するパワーファイトをサポートしてくれます。
【シマノ】ネッサ BB S108M+ 2022年発売
①ロッドの長さ | 325cm |
②ブランクスパワー | M |
③ルアー負荷 | MAX48g |
④仕舞仕様 | 3ピース |
上位モデルに引けを取らない高剛性なロッドデザインで、サーフモデルにおけるミドルグレードロッドの最高地位を維持する人気モデル。サーフゲームでのエントリーロッドとしても機能し、携行性を高めながらもキャスティングロッドの本質が詰め込まれています。キャストの正確性を高める繊細ティップの搭載も嬉しい一本です。
【シマノ】ルナミス S106M 2019年発売
①ロッドの長さ | 320cm |
②ブランクスパワー | M |
③ルアー負荷 | MAX45g |
④仕舞仕様 | 2ピース |
軽量ショアキャスティングロッドの106は、サーフ主体に、幅広いソルトルアーフィッシングで人気を得ています。スパイラルXコアと操作感が増したカーボンモノコックグリップで、フルキャスト時のバランスとグリップの引き込みやすさで、シャープなキャストフィールを実現できます。
他ゲームからの流用可能ロッドご紹介
【ジャンプライズ】オールウェイク 98 モンスターフィネス リミテッド 2023年発売
①ロッドの長さ | 295cm |
②ブランクスパワー | MH |
③ルアー負荷 | 10~52g |
④仕舞仕様 | 2ピース |
どんなサイズのルアーでもイメージ通りに操作する出来る、センシティブなアクションにも追従するシーバスロッドです。モンスターフィネス構造のティップが採用され、ヒラメ釣りに使用する小型プラグやジグヘッドワームの操作性も大幅に向上しています。不意なモンスタークラスのヒットでも、慌てることなくバッドを信頼したファイトが可能です。
【メジャークラフト】タイドリフト 5G TD5-1002M 2022年発売
①ロッドの長さ | 305cm |
②ブランクスパワー | M |
③ルアー負荷 | 10~45g |
④仕舞仕様 | 2ピース |
R360構造を活かした粘りのあるキャスト性質を活かした、大型ルアーのプラッキングが可能なシーバスロッド。繊細なティップセクションに追従したアクション性能も合わさり、サーフのジグヘッドワーム攻略も可能にします。幅のあるゲームに対応するロッドデザインが施された、バーサタイル性の高さも人気のポイントでしょう。
【アピア】グランデージSTD 106MH 2018年発売
①ロッドの長さ | 305cm |
②ブランクスパワー | MH |
③ルアー負荷 | 14~50g |
④仕舞仕様 | 2ピース |
アピアのキャスティング能力はミドルグレードのSTDにも受け継がれ、ライナーキャストでしっかりした飛距離を稼ぐことが可能になります。オールコンディションモデルと称されるように、シーバス釣りを主体に、多くのキャスティングゲーム下でランカーレベルの魚と対等対峙が可能になる、バランスが取られたロッドデザインは特筆です。
【アブガルシア】ソルティーフィールド SFS-1002MH 2022年発売
①ロッドの長さ | 305cm |
②ブランクスパワー | MH |
③ルアー負荷 | 20~80g |
④仕舞仕様 | 2ピース |
多くのアングラー様が手に入れやすい価格にあって、多種多様なフィールドで遠投主体のゲームに特化できる高コスパモデル。シーバス釣りやサーフフィッシング、ジグ撃ちも可能になるバランスの取れたブランクスパワーを活かせる、初心者の方にも是非おすすめしたい一本です。
【アブガルシア】ソルティーステージ プロトタイプ シーバス XSBS-1062M 2021年発売
①ロッドの長さ | 320cm |
②ブランクスパワー | M |
③ルアー負荷 | 10~50g |
④仕舞仕様 | 2ピース |
ライトシュアジギングロッドと同等のブランクスパワーを保持する、高剛性シーバスロッド。
スピンテールジグやスピナーベイトの引き抵抗にも負けないティップの張りは、ストレスを抑えた、安心したキャストと操作性を実現します。次世代型のTAF製法ブランクスならではロッドバランスを堪能されてみて下さい。
【メガバス】空海 CK-101MS 2023年発売
①ロッドの長さ | 307cm |
②ブランクスパワー | M |
③ルアー負荷 | MAX40g |
④仕舞仕様 | 2ピース |
20~30gクラスのバイブレーションやメタルルアーも得意とし、プラッキングに留まらない操作性を完備する新モデル。メガバスのロッドビルディング技術が詰め込まれたキャスト性能は、キレのよい弾道で沖目を撃ち抜けます。青物のプラッギングやフラットフィッシュゲームにおいても、存分にパフォーマンスを発揮します。
【ゼスタ】ランウェイ SLS S90 モバイルロングシューター 2021年発売
①ロッドの長さ | 274cm |
②ブランクスパワー | M |
③ルアー負荷 | 7~30g |
④仕舞仕様 | 5ピース |
シャープな振り心地と飛距離十分のキャスト性能はそのままに、 5ピースのモバイル仕様として再設計されたライトショアジギングロッド。ファストテーパーに仕上げられながらも、 負荷の掛かりでなめらかなベンドカーブを描きます。携行性の高さを活かして、長距離の徒歩移動も苦になりません。
【スミス】ベイライナーSJ BL-872LSJ 2022年発売
①ロッドの長さ | 262cm |
②ブランクスパワー | ML |
③ルアー負荷 | 10~45g |
④仕舞仕様 | 2ピース |
短尺に仕上げられるも、高反発を維持したキャスト飛距離で、サーフゲームを始めとした各種ソルトルアーフィッシングに対応するライトシュアジギングロッド。テクニカルな攻めが得意なアングラー様には、プラスに働く操作性が人気ポイントです。河川へ上れる隣接したサーフで、広範囲な攻略に対応出来ます。
【テイルウォーク】KEISON 海SAKURAMAS II 106M 2020年発売
①ロッドの長さ | 320cm |
②ブランクスパワー | M |
③ルアー負荷 | MAX60g |
④仕舞仕様 | 2ピース |
コルクグリップの握りに加わる細密なバッド寸法設計で、キャスト数が増加するサーフゲームで、体力の温存を計れるサーフトラウトモデル。フラットフィッシュや青物、シーバス釣りにも高適正なブランクス仕様は、オートマチックなバイト合わせに追従する操作性を保持します。
更に気になるサーフ向きルアーロッドが御座いましたら、下記↓↓↓↓のECサイトから検索頂ければ、お気に召すロッドが見つかるかも知れません。
本記事の纏め
今回の記事では、サーフ向きルアーロッドの詳細を紹介して参りました。
今記事では、
①サーフからルアーで狙えるターゲット
②サーフロッドの定義と選び方
③サーフ向きルアーロッドおすすめ27選
として纏めてまいりました。
以上をご参考になって頂き、自身に適したサーフ向きルアーロッドをチェック頂ければと思います。
サーフ向きルアーロッドの説明を更に詳しく知りたい方は?
ページ最下部に「お問い合わせ」項が御座いますので、そちらからご連絡頂ければ、少々お時間を頂いた上で、調査、確認後にご回答いたします。
それでは、このブログをご覧になって頂いた皆様が、よりよいフィッシングギアを購入されて、自然と楽しく遊んでくださる事を願って、次回の商品紹介の記事執筆に入らせて頂きます。楽しみにお待ち願えれば幸いです。
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