ダイワ、シマノ始め、各ロッドメーカー様より、近年のショアジギング人気に伴い、多数の専用ロッドがリリースされています。大型の青物やランカークラスのロックフィッシュを仕留めることが出来るロックショア専用ロッドや、沖磯や沖堤防への渡船時でも、携行性高く持ち運びが出来る3ピースからマルチピースモデルの開発も進み、ショアジギングアングラーの間では大人気のフィッシングアイテムになっています。
今回北の住人では、ショアジギングの中でも大型・ランカークラスを狙え、100g前後のメタルジグ・ハードルアーのキャストに対応した高剛性、且つ高耐久なショアジギングロッドを、スピニングモデルの中から一挙19選ご紹介して参ります。
今記事ではショアジギングの中でも、ヘビーパワーからエクストラヘビーのロッドを特徴を加えながら細かく紹介し、加えてショアジギングロッドの選び方、使用するリールの番手、ライン選択、キャスト方法についても説明を記述して参ります。
是非最後までご覧になっていただき、ご自身に見合ったロッドをチョイスされ、最高に楽しいショアジギングを楽しんで貰いたく思っております。
- ショアジギングゲームとは?
- ショアジギングロッドの選び方
- 使用するスピニングリールについて
- メインラインの太さ
- ショアジギングでのキャスト方法
- ヘビーパワークラスのショアジギングロッド19選のご紹介
- 2ピースロッドのご紹介
- 【アピア】グランデージ アトラス ブルーランナー 100H 2021年発売
- 【ダイワ】オーバーゼア グランデ 99H 2021年発売
- 【ダイワ】オーバーゼア グランデ 106H 2021年発売
- 【ダイワ】ショアジギング X 96H 2022年発売
- 【シマノ】コルトスナイパーBB S96H 2021年発売
- 【シマノ】コルトスナイパーBB S100H 2021年発売
- 【メジャークラフト】クロスライド 5G XR5-1002H 2021年発売
- 【メジャークラフト】ファーストキャスト ショアジギング FCS-1002H 2020年発売
- 【アブガルシア】ソルティースタイル STJS-1032H-KR 2016年発売
- 【ジャクソン】メタルトライブ MTX-1006H 2022年発売
- 【ジャッカル】BRS BRS-S100H-SJ 2021年発売
- 【ヤマガブランクス】BlueSniper 100MH 2009年発売
- 【Tenryu】パワーマスター PM1002S-HH 2022年発売
- 【テイルウォーク】ライズシューターSSD S910H 2022年発売
- 【パームス】ShoreGun EVOLV SFTGS-103XH・BL 2021年発売
- 3ピース・マルチピースロッドのご紹介
- 2ピースロッドのご紹介
- 本記事のまとめ
- ロッド説明を更に詳しく知りたい方は?
ショアジギングゲームとは?
ショアジギングで狙える大型魚種(ブリ、ヒラマサ、サワラ・・・時には大型のマダイも!)は、平均全長として90cm前後、重量は10kg前後の大きさになります。
この手の魚は、俗にいうフィッシュイーターと言われる魚たちで、小魚の群れ(ナブラとも言います)や、単独で泳いでいるサバやイワシ、マダイの稚魚などを好んで追って捕食しています。また、高速で移動する光モノや、イレギュラーに乱反射する光に対して、捕食反応(リアクションバイト)を示す性質があります。
この魚の性質を利用し、ベイトになる魚の形状に合わせて製作された重量のあるメタルジグや、大型プラグを大きくアクションさせ、魚に口を使わせてヒットに持ち込むフィッシングゲームになります。
ショアジギングゲームのジャンル
ショアジギングはジャンルを分類すると、使用するメタルジグやルアーの重さ、タックルの強さから順に、
①ショアジギング(ヘビークラス:マグロ類、カンパチ、ブリ、ヒラマサ、サワラ等々)
②ライトショアジギング(ミドルクラス:カツオ、サゴシ、ハマチ等々)
③スーパーライトショアジギング(サバやイナダ、フラットフィッシュ等)
と、並びます。
ターゲットの引きの強さはどれくらい?
上記で紹介した魚群類を引きの強さで並べると、マグロ類>カンパチ>ヒラマサ>ブリ>サワラ>マダイのような順に並びます。ブリと比較すると、ヒラマサは少し細身で軽量になりますが、その分遊泳力が高くなり、泳ぐスピードは1.5倍ほどになります。
ヒットした後は、その遊泳力で重量以上の鋭い突っ込みを見せ、平均的な体長のヒラマサをキャッチまで持ち込むと、次のキャストまで時間を置かなければならないくらいに、腕には疲労が貯まります。管理人も現在までに、大型のヒラマサを数本キャッチ出来ていますが、1日1本獲っただけで、2~3日は筋肉痛との戦いです。
ショアジギングロッドの選び方
ここからは、重量級のメタルジグ・ルアーを扱うショアジギングロッドの選び方を見ていきましょう。
ルアー負荷を見ていく
メタルジグを撃ち込む場合は、80gを中心に、60gから100g前後を使い分けます。
その日の日照具合、潮の速さと波高、ポイントまでの飛距離、ヒットレンジを見ながら重量を前後にチョイスしていきます。
ナブラ発見時
沖目にナブラが確認できた場合は、その先50mほど沖合にキャストし、ナブラの中にメタルジグ・ルアーを通していきます。ファーストキャストでは、80gから選択しヒットレンジをサーチしていきます。
条件に応じたルアー負荷の幅が必要
ショアジギングでは、天候(シチュエーション)に応じた重量の使い分けも必要になってきます。
向かい風、横風が強い場合は、まずはメタルジグ・ルアーを飛ばす事が先決になります。自ずと重量は嵩んでいく事になります。
また表層の波が高い場合、季節の変化、潮の干満に伴った早い潮の流れも想定されてきます。
狙ったポイントへのボトム到達コントロール、ヒットレンジでのリトリーブスピードも調整しなければなりませんので、幅広いルアー負荷に対応出来るロッドが有利になってくるわけです。
大型プラグへの対応性
大型プラグであるダイビングミノーやペンシル、バイブレーションは、メタルジグ以上のキャスト抵抗がロッドにのしかかります。バスフィッシングやシーバスゲームで多用する、ビッグベイトの遠投版と捉えれば想像は付くと思います。
フルキャスト時のキャスト抵抗を吸収してくれる操作性の良いベリーバランスも必要になりますので、メタルジグより2割程度抑えられたルアー重量も見ていかなければなりません。
ブランクス強度、ロッドパワーの見方
ブランクス強度は、MH(ミディアムヘビー)/H(ヘビーパワー)からHH/XH(エクストラヘビー パワー)まで、自分が狙いたい魚や使用するルアーの重量を考慮し、選択していきます。
ショアジギングロッドは、メタルジグのアクションバランスを中心に開発されていますので、大型プラグを多用されるアングラー様は、一段階上のパワーを保持したブランクスパワーをチョイスし ておけば、メタルジグとハードルアー、双方のアクションコントロールを損なわずに楽しめるでしょう。
ショアジギングロッドのM、シーバスロッドのM、ハードロックフィッシュのMなど、同じミディアムパワーであっても、ブランクスのカーボン配合やシート厚は異なる素材であるため、同じ強度を持っている訳では御座いません。必ず対応ルアー負荷重量を確認し、購入されることをおすすめします。
ロッドの長さを見ていく
ショアジギングロッドは、平均すると9.6ftを中心に、11ft台の大遠投を前提にしたロングロッドまで リリースされています。初見の方や経験が浅い方であれば9.6ftをチョイスしておけば、バランスよくロッドコントロール出来るでしょう。
ロッドの長さは、長ければ長いほどキャスト力が必要になります。また、バッドエンド寸法(リー ルシートからグリップまでの寸法)も長くなりますので、アングラー様ご自身の体型とのバランス も考慮した方が良いでしょう。
最近では、ショートロッドでありながらも、遠投性の確保とアクションバランス、モンスタークラ スともパワー勝負出来る、高剛質なブランクス材(ロッドの材料)を採用したロッドもリリースされていますので、そちらを選択するのも一つの方法です。
1ft(フィート)=30.48cmになりますので、9.6ftであれば、292.61cmになります。
使用するスピニングリールについて
近年は、各メーカー様から、高性能な大型スピニングリールが多数リリースされています。その中から、大型を狙うためのリールの仕様説明を加えていきます。
リールの番手は?
以前は各メーカー間で、多少差のあったリールの番手も現在は揃っています。
ショアジギングでは、最低でも6000番手(コンパクト仕様含む)、最大では10000番手くらいまでが、大型を獲れるリールの平均的な大きさ(巻き上げパワー)です。
ベテランクラスになると、それ以上の14000番手まで使用される方もいらっしゃり、絶対の自信を持った強固なタックルで挑んでいる方もいます。
リールギア比は?
ギア比は、高速リトリーブを可能にするハイギア(HG)以上、XG・XH(エクストラハイギア)のリトリーブスピードが必要になります。
数値で表記すると、5.6から6.2以上のギアスピードを搭載したスピニングリールであれば、高速リトリーブにも通常の回転スピードで対応可能になります。
高性能ドラグ仕様
ショアジギングにとって、ロッドもさることながら、強烈な魚の引きをいなし、ライン破断とロッド破損も防ぐために、リールのドラグ性能は必須項目になります。カーボンワッシャーを多枚で使用し、摩擦の放熱性を上げたドラグが最近のリールの特徴です。
ダイワであれば加えてATD(オートマチックドラグ:調整可)、シマノだとヒートシンクドラグ(ドラグ機構周辺子部品のヒートシンク材質)などが採用されており、しっかりしたメーカーの大型リールであれば対応可能でしょう。よほどの安価版なリール以外であれば使用に問題ありません。
ドラグ調整がしっかり出来ていないと、巻き上げ出来なくなったり、逆にドラグロック(多枚ワッシャーが熱で焼き焦げる)してしまい、魚の突っ込みに対し、リールのメインギアが耐え切れなくなります。そうなるとライン破断や、最悪はロッドの曲線許容値を超えてロッド破断してしまう恐れが高くなります。
メインラインの太さ
まず、仕様するラインはPEライン+ショックリーダーのシステムになります。
使用するジグや狙う魚の大きさにより、平均してPEラインは最低でも2号、ショックリーダーは30LB以上が理想です。リーダーの長さは、最低ロッド1本分の長さをとります。
強度やパワーと同様に、ロッドの各モデルには、適合ライン号数が設定されています。
この数値を超えた太さのラインを使用すると、ロッド強度がラインの引張強度に負けてしまい、こちらもロッド破断の恐れが出てきます。
直ぐには破断しなくても、度重なる負荷の繰り返しで、ブランクス内面からクラックが入り、時間を掛けて浸食し、どこかの時点で破断することが多々あります。
このパターンの場合、メーカーにクレームを入れても、ロッドの破断口を解析すれば、ルアー負荷オーバーなのか、ライン許容オーバーなのか直ちに判断する事が出来、クレームが効かない事がほとんどですので、ロッドのスペック内でのゲームを楽しむ事を徹底しましょう。
ショアジギングでのキャスト方法
他のゲームでキャストに慣れている方であれば問題無いと思いますが、初めてショアジギングにチャレンジする方には、重いルアーをキャストするには多少のテクニックが必要です。
最初は、難しく感じるかもしれませんが、コツとルアーの重さ、ロッドを曲げる事を意識すれば、数時間のうちに、大幅に遠投が可能になる「ペンデュラムキャスト」まで出来るようになります。
※サーフでキス釣りをやられている方は、同じキャスト方法です。
キャスト練習のポイント
フルキャスト出来るようになるまでは、ロッドの曲がりを見ながらキャストを繰り返していきます。
自然と後方の安全確認の癖も付きます。ロッドを見ながらのキャストが難しく感じるようであれば、同行者の方に見て貰ってもよいと思います。同行者がいなければ、スマホで撮影してみるのもいいでしょう。
ペンデュラムキャスト習熟までの手順
①最初は、トップガイドからの垂らしは1.5m程出し、剣道の「面打ち」のスタイルをイメージして、5割程度の力でキャストを繰り返します。ただキャストを繰り返すのではなく、毎回意識しながら、一番軽い力でキャスト出来るポイントを見つけてください。
②数投している内に、そのロッドの”曲がりどころ”(ベンドカーブ)が解ってきます。
そこまで解ったら、10cmづつ垂らしを長くしていき、キャストに力を加えていきましょう。キャストに力が加わって来れば、曲がりどころは、トップガイドからリール側に近づくようになってきます。
③この時点で最初と比較し、ルアーの飛距離はかなり伸びているはずです。ルアーの重量をロッドのバッドに乗せてキャスト出来ている証拠です。
④曲がりどころが近づいてきたら、キャストの力はそのままに、ロッドを振るスイングスピードを上げていきましょう。そうなれば、自然と大遠投が可能になるキャストが出来ているはずです。
※ちなみに管理人の仲間も、キャスト初心者ながら、上記の方法で感覚を掴み、半日で遠投が出来るようになっていますので、方法は間違っていないと思います。
④ここまで来れば、ペンデュラムキャストは目の前です。
ペンデュラムキャストの利点には、遠投力の増強以上に、ロッドブランクスへのストレス保護を防ぐ役割があります。キャストが上手な方であれば尚更ブランクスへストレスが溜まり続けます(金属顕微鏡で表面観察すると一目瞭然です)ので、高価なロッドを長持ちさせるためにも、重量の嵩むルアーキャストの最終形態は、ペンデュラムキャストに落ち着いた方が無難です。
ヘビーパワークラスのショアジギングロッド19選のご紹介
ロッドの反発力十分に、大遠投キャストが可能なヘビーパワークラスのロッドを紹介していきます。紹介していくロッドのルアー負荷は、100gクラスのルアーをキャスト出来るモデルに揃えています。2ピース、3ピース以上のマルチピースに分類して紹介して参ります。
①長さ、②重量、③ブランクスパワー、④ジグ・ルアー負荷重量、⑤総評を記載して行きますので、ご参考にされて頂ければ幸いです。
2ピースロッドのご紹介
【アピア】グランデージ アトラス ブルーランナー 100H 2021年発売
①10.0ft ②315g ③ヘビーパワー ④MAX100g
⑤総評 近海ロックショアゲームのスタンダードモデルになり、多くの支持層を得ている大人気ロッド。
本格的なショアジギングロッドとして、高機能が詰め込まれた初めの1本に最適なモデルです。
アベレージサイズの大型青物はもちろんのこと、10kg強サイズとの対峙も可能にする強烈なバッドパワーも搭載されています。
【ダイワ】オーバーゼア グランデ 99H 2021年発売
①9.9ft ②335g ③ヘビーパワー ④30~100g
⑤総評 ロッド重量もベストバランスになり、100gジグキャストでも、キャスト力だけが振り抜けしてしまうことなく扱えます。操作性良く、しっかりとバッドにルアーの重さを感じることが出来るベーシックスタイルのショアジギングモデルです。
【ダイワ】オーバーゼア グランデ 106H 2021年発売
①10.6ft ②345g ③ヘビーパワー ④30~100g
⑤総評 大型プラグを多用に扱うアングラー様におすすめのロングモデル。
アクションが付けやすいしなやかなティップバランスを活かして、ワイドなアクションも負担なく熟せる調子仕様です。
【ダイワ】ショアジギング X 96H 2022年発売
①9.6ft ②292g ③ヘビーパワー ④20~100g
⑤総評 安価設定でありながら、ショアジギング入門用としてもトータルバランスが整ったエントリーモデル。
キャストしやすい素直なブランクス設計になり、キャスト性能からプラグ系のアクションまでを損うことがなく、魚の引きに負けない丈夫な仕上げのブランクも搭載されています。
【シマノ】コルトスナイパーBB S96H 2021年発売
①9.6ft ②294g ③ヘビーパワー ④MAX100g
⑤総評 メタルジグ・プラグ共に、飛距離と操作性においてベストバランスが際立つ高剛性モデル。
リフティングパワーとアクション性が共存したコスパ最強のジギングアイテムです。こちらのモデルも入門用として最初の一本におすすめです。
【シマノ】コルトスナイパーBB S100H 2021年発売
①10.0ft ②307g ③ヘビーパワー ④MAX100g
⑤総評 上記紹介S96Hよりも確実に飛距離アップを狙えるモデル。
体格の良い方であればこちらのロングモデルもおすすめになり、更なる広範囲のサーチも可能になります。
【メジャークラフト】クロスライド 5G XR5-1002H 2021年発売
①10.0ft ② ー ③ヘビーパワー ④60~100g
⑤総評 メタルジグからダイビングペンシルまで操作性よく扱える本格オールラウンドモデル。
磯場やテトラ帯の高所に位置したショアジギングでも、アクションを掛けやすいブランクスの張りとパワーを保持しています。
【メジャークラフト】ファーストキャスト ショアジギング FCS-1002H 2020年発売
①10.0ft ② ー ③ヘビーパワー ④50~100g
⑤総評 お手頃な価格で本格的なショアジギングにトライできるエントリーモデル。ショアジギングロッドの基本通りに製作設計されているのがおすすめなポイントです。
十分なレングスとライントラブルが起きにくいガイド仕様で、キャストのトレーニングと、一発の大型相手でも十分渡り合えるヘビーパワーも保持しています。
【アブガルシア】ソルティースタイル STJS-1032H-KR 2016年発売
①10.3ft ②268g ③ヘビーパワー ④30~100g
⑤総評 管理人もサブロッドとして保持しながら、時にはメインロッドとして大型魚種を多数キャッチ出来ている振り抜き感抜群のモデルです。
価格に見合わないほどの剛質感満載のブランクスに秘めるリフティングパワーを活かして、磯場や大型堤防、遠征などに抜群の仕様です。
【ジャクソン】メタルトライブ MTX-1006H 2022年発売
①10.6ft ②331g ③ヘビーパワー ④60~120g
⑤総評 プラグに関しては、100gまでがキャスト出来る広域な許容範囲を持つパワーモデル。
ピッとした張りの中に、操作しやすい弾力性のあるベリーが採用され、引き抵抗やアクション抵抗の重いプラグ操作を容易にしてくれています。
【ジャッカル】BRS BRS-S100H-SJ 2021年発売
①10.0ft ②327g ③ヘビーパワー ④MAX100g
⑤総評 マイクロピッチ製法の圧延ロッドビルディングもショアジギングに好適性です。
大型の引き込みにも動じないバッドパワーは、まさに大型青物特化モデルのサブネームにも引けを取らないキャスト飛距離も生み出してくれます。
【ヤマガブランクス】BlueSniper 100MH 2009年発売
①10.0ft ②307g ③ミディアムハードパワー ④MAX120g
⑤総評 ショアジギングアングラーの方には、操作性と抜群のキャスト感でロングセラーになる程人気の高い専用モデル。この一本があれば、各種のルアーを高次元に使いこなせるほどの完成度を見せる、ショアジギングバーサタイル仕様です。
【Tenryu】パワーマスター PM1002S-HH 2022年発売
①10.0ft ②385g ③ヘビーパワー ④MAX100g
⑤総評 ターゲットは10kgクラスを狙える大型になり、飛距離・操作性・ネバリ強さなど、総合的なパフォーマンスは他メーカーハイエンドモデルと比較しても上位に食い込む内国産モデル。
テンリュウお得意のアンサンド仕上げになり、ブランクス本来が持つ能力を十分に力を引き出してくれます。
【テイルウォーク】ライズシューターSSD S910H 2022年発売
①9.1ft ②279g ③ヘビーパワー ④MAX100g
⑤総評 短尺仕様のトルクフル&ハイパワーなブランクスを採用し、操作性も同時に兼ね備えたヘビーシャフトモデル。類まれにみる反発性の高さのブランクス構成は、長尺ロッドにも負けない飛距離を叩き出してくれます。
【パームス】ShoreGun EVOLV SFTGS-103XH・BL 2021年発売
①10.3ft ②328g ③エクストラヘビーパワー ④30~100g
⑤総評 管理人ののファーストロッドであるショアジギングロッドですが、操作性とジャークのアクションバランスが際立つ、今回紹介モデルの中にあって絶対の自信を持っておすすめしたいモデルです。コルクグリップの握りも絶妙な質感になり、キャスト力をロッドに全パワー伝達することが出来ます。
3ピース・マルチピースロッドのご紹介
【ダイワ】オーバーゼア グランデ 100H-3 2021年発売
①10.0ft ②340g ③ヘビーパワー ④30~100g
⑤総評 ショアジギロッド3ピース化の走りにもなるオーバーゼアグランデ。今般最も最新な設計構造になり、各セクションごとのカーボン仕様を整えています。マルチピースで磯を渡り歩くアングラーには是非おすすめしたいロッドです。
【シマノ】コルトスナイパー XR MB S100H-5 2022年発売
①10.0ft ②326g ③ヘビーパワー ④MAX120g
⑤総評 ロッド継ぎ目をスクリューロックジョイント化したことで、ズレ、外れのキャストトラブルの対策も講じられています。専用セミハードケースが付属しますので、沖磯や沖提でジギングを楽しむことが多い方には、ベストチョイスなジギングロッドでしょう。
【シマノ】コルトスナイパー XR S100H-3 2020年発売
①10.0ft ②317g ③ヘビーパワー ④MAX120g
⑤総評 3ピースになっても、ハイパワーXの補強が薄れない剛性モデル。
各セクションごとの役割が明確化され、1本のブランクスに纏まったロッドバランスで多種多様なフィッシュイーターをねじ伏せてくれます。
【シマノ】コルトスナイパーBB S100H-3 2021年発売
①10.0ft(3ピース) ②300g ③ヘビーパワー ④MAX100g
⑤総評 XRシリーズと同様にマルチピースのダレ感も発生しない、1ピースとも遜色ないベンドカーブを見せてくれます。大型ヒット時でも、安定したファイトと操作性をを可能にしてくれています。
沖磯、沖堤防への渡航初見の方にもおすすめなモデルです。
更に気になる大型魚種対応ショアジギングロッドが御座いましたら、下記↓↓↓↓のECサイトから検索頂ければ、お気に召すロッドが見つかるかも知れません。
本記事のまとめ
今回の記事では、100グラムまでのルアーで勝負する、ショアジギングロッドの詳細を紹介してきました。
①ショアジギングゲームとは?
②ショアジギングロッドの選び方
③使用するスピニングリールについて
④メインラインの太さ
⑤ショアジギングでのキャスト方法
⑥ヘビーパワークラスのショアジギングロッド19選のご紹介
として纏めて参りました。
以上をご参考になって頂き、自身に適したショアジギングゲームのロッドを選択頂ければと思います。
ロッド説明を更に詳しく知りたい方は?
ページ最下部に「お問い合わせ」項が御座いますので、そちらからご連絡頂ければ、少々お時間を頂いた上で、調査、確認後にご回答いたします。
それでは、このブログをご覧になって頂いた皆様が、よりよいフィッシングギアを購入されて、自然と楽しく遊んでくださる事を願って、次回の商品紹介の記事執筆に入らせて頂きます。楽しみにお待ち願えれば幸いです。
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