ロックショア専用スピニングロッドの選び方とおすすめロッドご紹介!

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ショアジギングスピニングロッド

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  1. 狙うはメータークラスの魚達
  2. ロックショアで使用するメタルジグ・ルアーの大きさ
  3. ロックショアに専用ロッドは必要!?
  4. ロックショア専用ロッドの選び方
  5. ロックショアでのキャスト方法
  6. H(ヘビーパワー)以上のロックショア専用ロッドのご紹介
  7. 本記事のまとめ
  8. ロッド説明を更に詳しく知りたい方は?

100gを優に超える重量のメタルジグやプラグで大型魚種を狙うショアジギング。
その中でも、とりわけゲーム性が極めて高く、本格的なタックルと技術を必要としながらも、磯場や深場から超大型クラスの魚を狙い追い求めることが出来る、
今般人気絶頂のロックショアですが、ベテランの方やエキスパートの方々はどのようなロッドをチョイスしているのでしょうか。

今回北の住人では、100g以上のメタルジグ・ルアーをキャスト出来る剛質ブランクスが搭載されながらも、初心者の方でもハイパフォーマンスを展開できる、スピニングモデルのショアジギングロッドを、一挙11選ご紹介して参ります。

一度ハマるとその醍醐味からなかなか抜け出せないロックショアですが、これからロックショアにトライされるアングラー様から、ステップアップしたロッドをチョイスしていきたいベテラン様まで、是非最後までご覧いただき、最高の一匹を獲れるロッド選択の参考にさせて頂ければ幸いです。

  1. 狙うはメータークラスの魚達
  2. ロックショアで使用するメタルジグ・ルアーの大きさ
  3. ロックショアに専用ロッドは必要!?
  4. ロックショア専用ロッドの選び方
    1. ルアー負荷を見る
      1. メタルジグの負荷
      2. プラグ対応負荷
    2. ロッドの長さは?
    3. ブランクス強度(ブランクスパワー)
  5. ロックショアでのキャスト方法
    1. キャスト練習のポイント
    2. ペンデュラムキャスト習熟までの手順
  6. H(ヘビーパワー)以上のロックショア専用ロッドのご紹介
    1. H(ヘビーパワー)クラスのロックショア専用ロッド
      1. 【MCワークス】WILD BREAKER WB104HSX STANDARD MODEL 2016年発売
      2. 【リップルフィッシャー】ランナーエクシード 103H 2020年発売
      3. 【ZENITH】ストームライダーアイアンマン SRI-98H 2020年発売
      4. 【テイルウォーク】RIZE SHOOTER SSD S910H 2022年発売
      5. 【シマノ】コルトスナイパー XR S96H  2020年発売
      6. 【ヤマガブランクス】BlueSniper 106H Plug Special 2017年発売
    2. XH(エクストラヘビー)以上のロックショア専用ロッド
      1. 【パームス】ショアガンエボルブ SFTGS-106XXH・BL 2021年発売
      2. 【アピア】グランデージ アトラス ブルーランナー 106HH/PS 2021年発売
      3. 【テンリュウ】パワーマスター PM1002S-X 2022年発売
      4. 【ダイワ】オーバーゼア グランデ 100HH 2021年発売
      5. 【アブガルシア】ソルティステージ プロトタイプ XSJS-942XX120 2021年発売
  7. 本記事のまとめ
  8. ロッド説明を更に詳しく知りたい方は?

狙うはメータークラスの魚達

ターゲットはマグロ類、シイラ、ヒラマサなどの大型ブルーランナーから、重量感満載のメータークラスのブリ、70cmを超えてくるマダイになり、沖磯や離島、沖堤防でしか味わえない強烈なパワーを保持した魚群です。
並大抵のロッドでは太刀打ちできないサイズもアタックしてきます。

横への走りだけでなく、急激な潜航からの鋭い突っ込みを往なすには、ロッドの性能だけでなく、ライン、スピニングリールのトータルバランスも必要になってきます。これ以上のタックルはないであろうの錯覚を、遥かに超えてくるパワー勝負も、このゲームの楽しみの一つです。

ロックショアで使用するメタルジグ・ルアーの大きさ

メタルジグでは、100g以上を中心に、80gから150g前後を使い分けます。その日の日照具合、潮の速さと波高、ポイントまでの飛距離、水深を見ながらウエィトをチョイスしていきます。

また、メタルジグ以上にロッドアクションのテクニックを必要とする大型プラグの使用もロックショアゲームの特徴の一つです。キャスト抵抗とリトリーブアクション時の引き抵抗も強くなりますが、スプラッシュやウォブリングの遊泳力を生かしつつ、トップレンジで出た時の緊張感は、アングラー様皆様に味わっていただきたい超感覚です。

ロックショアに専用ロッドは必要!?

ターゲットになる魚はメーターオーバーのビッグフィッシュになり、広範囲をサーチしながら、魚を掛ける為に必要なルアーは重量も嵩み、アピール性を高める為に大型化します。ロックショアに必要なロッドスペックは、以下の項目が重要視されてきます。

・キャスト時のルアー負荷耐性(100gオーバーの強度と遠投性能)
・大型プラグのキャスト抵抗(ロッド負荷)を吸収する弾性力
・引き抵抗(リトリーブ)の強いルアーの操舵性を可能にするブランクス強度
・ヒット時のアワセに耐えるベリーバランスの強度
・メータークラスのパワーの引き込みと抵抗に打ち勝つリフティングパワーとバッドの強さ


どれをとってもロックショアゲームには必要不可欠なロッドデザインになり、全てのスペックをバランスよく搭載した専用ロッドが必要になってくるのです。

管理人の経験として、初めて離島のロックショアにトライした際、手持ちのショアジギングロッド(ヘビーパワー、ルアー負荷~MAX100g)を一発のアタックと引き込みでロッドをのされ、ロッド破断に至ってしまった経緯もあります。サブロッドも同日に破断し、この時ほどロックショアのパワーを痛感した釣りはありません。

経験足らずのテクニック不足もあったかとは思いますが、専用ロッドは、そのような経験値を少しでも補ってくれますよ。

ロックショア専用ロッドの選び方

ここからは、上記管理人の経験則と全国コミュニティアングラーのアドバイスを基に、ロックショアロッドを選ぶ際のポイントを見ていきます。必然的に大型魚種がアタックしてくるロックショアゲームですので、それに備えたスペックを拾っていきます。

ルアー負荷を見る

使用するルアーは、重量級のメタルジグと大型プラグのペンシル系統になり、大型サイズのキャスト力に耐えうる強度を保持しておかなければなりません。

メタルジグの負荷

ボトムやヒットレンジまでの水深、潮の速さもありますが、MAX120gのルアー負荷を保持していれば、シチュエーションの変化や、ターゲットの変更にも臨機応変に対応出来ます。
ルアー負荷が高いロッドであっても、60gから80gのメタルジグがキャストできなわけではありませんのでご安心ください。

プラグ対応負荷

意外にも盲点なのがプラグ負荷。キャストではメタルジグと比較すると、軽量であってもルアーがリリースされる瞬間にはキャスト抵抗がMAXになり、重量以上の負荷がロッドにのしかかります。この負荷に対応するのがプラグ負荷になります。
プラグ重量は、30gから90gをキャスト出来るルアー負荷を保持していれば、メタルジグとの使い分けも可能になります。

ロッドの長さは?

平均すると9.6ftを中心に、8ft後半のショートモデルから11ft台の大遠投を前提にしたロングモデルまでリリースされています。

長ければ長いほどキャスト力が必要になり、飛距離も増してきます。但し、バッドエンド長(リールシートからグリップまでの寸法)も長くなりますので、小柄な方や女性になると、肩幅に合わず、キャストに力を加える事が難しくなりますので、自分の体格にあったロッド長を選択するのをお勧めします。

最近では、ショートロッドでありながらも、遠投性とモンスタークラスと対峙出来る、高剛質なブランクス材(ロッドの材料)を採用したロッドもリリースされていますので、そちらを選択するのも一つの方法です。

1ft(フィート)=30.48cmになりますので、9.6ftであれば、292.61cmになります。

ブランクス強度(ブランクスパワー)

ブランクス強度は、H(ヘビーパワー)からHH/XH(エクストラヘビーパワー)まで、自分が狙いたい魚や、使用するルアーの重量を考慮して選択していきます。

特に、マグロ類がヒットする西日本エリア、東北エリアでも大型のヒラマサやブリが沿岸まで回遊する日本海側では、ハイパワーの魚に対する備えも必要です。

ヘビークラスになればなるほどキャスト力は必要になってきますが、それ以上に魚を掛けた後の安心感と信頼性を得ておいた方がよいでしょう。

出典:リップルフィッシャー様WEB

ロックショアでのキャスト方法

他のゲームでキャストに慣れている方であれば問題無いと思いますが、初めてロックショアにチャレンジする方には、重いルアーをキャストするには多少のテクニックが必要です。

最初は、難しく感じるかもしれませんが、コツとルアーの重さ、ロッドを曲げる事を意識すれば、数時間のうちに、大幅に遠投が可能になる「ペンデュラムキャスト」まで出来るようになります。
※サーフでキス釣りをやられている方は、同じキャスト方法です。

キャスト練習のポイント

フルキャスト出来るようになるまでは、ロッドの曲がりを見ながらキャストを繰り返していきます。
自然と後方の安全確認の癖も付きます。ロッドを見ながらのキャストが難しく感じるようであれば、同行者の方に見て貰ってもよいと思います。同行者がいなければ、スマホで撮影してみるのもいいでしょう。

ペンデュラムキャスト習熟までの手順

①最初は、トップガイドからの垂らしは1.5m程出し、剣道の「面打ち」のスタイルをイメージして、5割程度の力でキャストを繰り返します。ただキャストを繰り返すのではなく、毎回意識しながら、一番軽い力でキャスト出来るポイントを見つけてください。

②数投している内に、そのロッドの”曲がりどころ”(ベンドカーブ)が解ってきます。
そこまで解ったら、10cmづつ垂らしを長くしていき、キャストに力を加えていきましょう。キャストに力が加わって来れば、曲がりどころは、トップガイドからリール側に近づくようになってきます。

③この時点で最初と比較し、ルアーの飛距離はかなり伸びているはずです。ルアーの重量をロッドのバッドに乗せてキャスト出来ている証拠です。

④曲がりどころが近づいてきたら、キャストの力はそのままに、ロッドを振るスイングスピードを上げていきましょう。そうなれば、自然と大遠投が可能になるキャストが出来ているはずです。

※ちなみに管理人の仲間も、キャスト初心者ながら、上記の方法で感覚を掴み、半日で遠投が出来るようになっていますので、方法は間違っていないと思います。


④ここまで来れば、ペンデュラムキャストは目の前です。

ペンデュラムキャストの利点には、遠投力の増強以上に、ロッドブランクスへのストレス保護を防ぐ役割があります。キャストが上手な方であれば尚更ブランクスへストレスが溜まり続けます(金属顕微鏡で表面観察すると一目瞭然です)ので、高価なロッドを長持ちさせるためにも、重量の嵩むルアーキャストの最終形態は、ペンデュラムキャストに落ち着いた方が無難です。

H(ヘビーパワー)以上のロックショア専用ロッドのご紹介

ここからは、パワーと操作性、キャスト飛距離がロックショアゲームに精通し、大型魚種を狙って獲れる剛質パワーロッドをご紹介して参ります。
下記に①長さ、②ブランクス強度(パワー)、③ジグ・ルアー負荷重量、④総評を記載して行きますので、ご参考にされて頂ければ幸いです。

H(ヘビーパワー)クラスのロックショア専用ロッド

【MCワークス】WILD BREAKER WB104HSX STANDARD MODEL 2016年発売

①10.4ft ②ヘビーパワー ③MAX120g
④総評 管理人がロックショア用としてはじめて専用購入したパワーロッドです。
様々なルアー形状の操作に適応するベリーの弾性とパワー満載のリフティング力で、はじめてキハダをキャッチ出来た強さを持ったロッドでもあり、未だコアなロックショアアングラーには人気のモデルです。

【リップルフィッシャー】ランナーエクシード 103H 2020年発売

①10.3ft ②ヘビーパワー ③ジグ130g/プラグ90g
④総評 ジグとプラグを共用できる911MHからのパワーアップモデル。
リリース間もなくから、多くのロックショアアングラーの手中に納まった大人気モデルになり、シャープなキャストフィーリングがお好みの方との相性は抜群です。

【ZENITH】ストームライダーアイアンマン SRI-98H 2020年発売

①9.8ft ②ヘビーパワー ③MAX150g
④総評 ティップの柔軟性を利用したプラッギングゲーム・ジギングゲームに適したロックショア専用モデル。
ロックショア入門者の方にもお勧めしたいロッドになり、重量級ルアーキャストにおいてもライトなフィーリングで振り抜ける操作性を見せてくれます。

【テイルウォーク】RIZE SHOOTER SSD S910H 2022年発売

①9.1ft ②ヘビーパワー ③ジグ100g/プラグ85g
④総評 ヘビーシャフトが採用され、足元の悪い磯場でも操作性を確保できるショートモデル。
コミュニティメンバーの使用ロッドにもなりますが、ロングロッドに見劣りしないキャスト飛距離、疲れを感じさせないルアー・ジグの操作性、そして圧巻なのはメータークラスを止めることが出来るバッドパワーです。

【シマノ】コルトスナイパー XR S96H  2020年発売

①9.6ft ②ヘビーパワー ③ジグ120g/プラグ100g
④総評 精度の高いキャストとアクション操作性、超大型青物とも対等に対峙出来る安定したリフティングパワーが搭載され、近海で獲れる多種多様なフィッシュイーターまで幅広くターゲットに出来ます。
多くのショアアングラーに支持される、シマノならではの高信頼性ロッドです。

【ヤマガブランクス】BlueSniper 106H Plug Special 2017年発売

①10.6ft ②ヘビーパワー ③ジグ130g/プラグ100g
④総評
 ロッドの強さと剛性感、キャスト性能の人気は衰えることなく、コミュニティメンバーの中でも最も使用人数が多いロッドです。
メタルジグの操作はもちろんのこと、ネーミング通りのプラグアクション性は、ティップと繊細なベリーの柔軟性が、見事な相乗効果をもたらしています。

XH(エクストラヘビー)以上のロックショア専用ロッド

【パームス】ショアガンエボルブ SFTGS-106XXH・BL 2021年発売

①10.6ft ②エクストラヘビー ③MAX120g
④総評 パームスオリジナルのガイドセッティングで、リフティングパワーを余すことなく引き出せます。
バッドパワーと融合される繊細なティップセクションで、トップレンジを操るプラグ操作にも柔軟に対応可能なモデルです。

【アピア】グランデージ アトラス ブルーランナー 106HH/PS 2021年発売

①10.6ft ②エクストラヘビー ③MAX120g
④総評 アピアからトロフィーサイズの青物を仕留めるために誕生した、ロックショア専用仕様のパワーロッド。
TORAYCA®T1100Gの採用で、ブランクスのパワーとバッドの粘りに加え、重量級を感じさせないキャスト飛距離を生み出してくれます。

【テンリュウ】パワーマスター PM1002S-X 2022年発売

①10.6ft ②エクストラヘビー ③ジグ130g/プラグ120g
④総評 超大型を視野に入れることが出来る、テンリュウお手製のパワーモデル。
トラウトゲームの印象が高いテンリュウですが、お家芸のアンサンド仕上げによるパワーブランクスも、最高位に入る強靭性を持っています。

【ダイワ】オーバーゼア グランデ 100HH 2021年発売

①10.0ft ②エクストラヘビー ③ジグ120g/プラグ100g
④総評 マルチテーパーに仕上げられた扱いやすい汎用ロックショアモデル。
HVFナノプラスブランクが採用され、弾性を活かしたキャスト性能とリトリーブバランスで、はじめてロックショアにトライされる方にも、魚をコントロールする余裕が持てる安心設計の使用になっています。

【アブガルシア】ソルティステージ プロトタイプ XSJS-942XX120 2021年発売

①9.4ft ②エクストラヘビー ③MAX160g
④総評
 ソルティステージシリーズ最強スピニングモデル。
ダブルエキストラヘビーのTAFブランクスは、無理なく120gのメタルジグをフルキャストすることが可能なハイパワー仕様です。トッププラグ、ジグミノーなど、全てのルアーに高次元で対応出来るバーサタイル性も人気のポイントでしょう。

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本記事のまとめ

今回の記事では、ロックショア専用スピニングロッドの詳細を紹介してきました。

今記事では、
①狙うはメータークラスの魚達
②ロックショアで使用するメタルジグ・ルアーの大きさ
③ロックショアに専用ロッドは必要!?
④ロックショア専用ロッドの選び方
⑤ロックショアでのキャスト方法
として纏めてまいりました。

以上をご参考になって頂き、自身に適したロックショア専用スピニングロッドを選択頂ければと思います。

ロッド説明を更に詳しく知りたい方は?

ページ最下部に「お問い合わせ」項が御座いますので、そちらからご連絡頂ければ、少々お時間を頂いた上で、調査、確認後にご回答いたします。

それでは、このブログをご覧になって頂いた皆様が、よりよいフィッシングギアを購入されて、自然と楽しく遊んでくださる事を願って、次回の商品紹介の記事執筆に入らせて頂きます。楽しみにお待ち願えれば幸いです。

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