2023年 タラ釣りに適したスロージギング用スピニングロッド16選のご紹介

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スロージギングロッド

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近年流行のオフショアスロージギングで、タラを狙ってみませんか?。
今回北の住人では、これからタラ釣りを始めたい方、中深海から深場のスロージギングにチャレンジしたい方向けに、スロージギング用のスピニングロッドをご紹介していきます。

ロッドの長さ、ブランクスパワーの選択方法、ベイトタックルとの比較に加え、操作性の良いスロージギング用のスピニングロッドを厳選して16選ご紹介して参ります。

スロージギングでのタラ釣りは、本命以外の嬉しいお客様(サクラマス、大型ロックフィッシュ)もキャッチ出来ることで、人気沸騰中の釣りです。


最後までご覧になっていただき、アングラー様がスロージギングにチャレンジする一歩目の情報と、これからロッドを選択し、購入される方に向けてのご参考にさせて頂ければ幸いです。

ベイトモデルとの比較

管理人の長年のスロージギングの経験値から述べますと、スピニングタックルとベイトタックルの使用頻度は7:3程です。

通常の釣り・ゲームでは、スピニングタックル⇒細糸、ベイトタックル⇒太糸の概念がありますが、スロージギングにいたってはこの辺の敷居はなくなり、ロッドを比較してもスピニングとベイトで遜色ない剛性を保持します。

あくまでも、タラ釣りやスロージギングは、バーチカルな誘いが基本となり、キャストもほぼ必要なく(潮の流れにより軽くキャストする場合もあり)、如何にしてボトムを早くとるか、狙いのレンジにいち早くジグを送り込むかで釣果は変わってきます。

ジグのフォール性は圧倒的にスピニングタックルが早く、手返しを上げたい方や、タックルの重量バランス(リールが下方になることでジャークしやすい)にこだわる方も多くおられます。


また、アンダーハンドでのライトキャストで、少し沖めにジグをリリース出来る点もスピニングロッドの強みになります。重量ジグをキャスト出来るようにスパインの位置も補正されています。

加えて、ライントラブルが少ないこと、自前の大型スピニングリールを使いまわせる点で、スロージギングアングラーの間では、スピニングタックルの使用比率が多くなって来ています。

必要になるロッドスペック

スピニングロッドでのスロージギングでは、船上でも操作性よく、軽いキャストが可能になるレングス、重量級ジグと水圧に負けない弾力性、引き込みパワーのあるタラを引き上げてくる、ブランクスパワーが必要になってきます。

ロッドの長さ

乗合船でのジギングになりますので、船上での扱いやすい長さが必要になってきます。
重量ジグを操作する上で、長すぎるジギングロッドは疲労困憊になってしまいますので、アンダーハンドキャストも可能な5.0ftから6.9ftが適正です。


また、乗降人数の関係で、乗合船のルールでも長さが規定されている場合もありますので、長さについては注意と確認が必要です。

1ft(フィート)=30.48cmになりますので、6.0ftであれば、182.88cmになります。

ルアー負荷(鉛負荷)

ジグ、或いは鉛負荷がMAX250gまでのジギングロッドを準備しておけば、ドテラ流しからバーチカルなスロージギングまで、狙いの手法が変わっても対応可能になります。

タラ(マダラ)は、普段は数百mの海底を回遊しており、産卵期(1月~3月)には、100mから150mほどの棚に乗っ込んできますが、マダラが生息する海域は、潮の流れもきつく、200gのメタルジグでさえ数十mはバーチカルなラインから外れていきます。

タラのスロージギングは、アングラー様のメインフィールドになる海底までの深さに、概ね2倍した重量のメタルジグ(100mの深さであれば200g~)を使用しますので、そこから水圧や耐潮流2を加味して、更に2割以上アップしたルアー負荷(~250g)のロッドが必要になります。

ロッドの調子

スロージギングにおいて、スピニングロッドとベイトロッドとの大きな違いは、スピニングロッドの方が、よりジャーキングメソッドを確立出来るように、柔軟なスローテーパーのベリーが採用されている点になります。

重量級のメタルジグを操作する上で、スピニングロッドはガイドが下を向くため、メインラインへの負荷が大きくなりますので、柔軟なブランクスの曲がりでこれを緩和させています。


一回のジャークで5mから10mは跳ね上げますので、ロッドのリフティングパワーを活かせるスローテーパーが適正調子になります。今回ご紹介していくロッドは、全てスローテーパーの仕上がりです。

タラ釣り向きスロージギング用スピニングロッド16選のご紹介

ここからは、タラ釣りのスロージギングに適性と専用性の高い、扱いやすいスピニングロッドをご紹介して参ります。
①ロッドの長さ、②ロッド重量、③ルアー負荷範囲、④総評を記載して行きますので、ご参考にされて頂ければ幸いです。

【オリムピック】プロトン 20GPTNS-59-5 2020年発売

①5.9ft ②249g ③MAX280g
④総評 潮のきついフィールドや2枚潮のシーズンでは、抜群の働きを見せてくれるパワーレングスのスピニングロッド。肉厚なレジンカーボンで仕上げられたG-MAPS技術が採用され、素直なベンドを描く弾性に富むバーチカル設計です。流し釣りでの長距離アクションでも、ブランクスのブレを極力抑えたバランス軸は、生粋のシャフトメーカーが出せる技でしょう。

【スミス】オフショアスティック AMJX-S62M 2016年発売

①6.2ft ②223g ③MAX280g
④総評 東レのナノアロイをマテリアルに、高強度グラファイトをコンポジットして生まれたアーマーナノックスグラファイトを、ベイトモデルと同列で併用したジギングロッド。
粘りのあるブランクスを活かした大きなジャークは、一回のシャクリで10m以上の跳ね上げを演出し、少々荒めのジャークにも耐えうる剛性を保持しています。

【ヤマガブランクス】ギャラハド 585S 2019年発売

①5.8ft ②212g ③MAX280g
④総評 PE5号クラスのラインを使用してもビクともしない剛性感と、タラ以外の大型青物でもストップさせる弾力と粘りを兼ね備えた、プレッシャーに強いジギングロッドです。タラ釣りにはオーバースペック感もありますが、ジグ操作性含めて、狙いの魚種を幅広く設定したい方には最適な一本です。

【テンリュウ】ジグザム ディープライダー JDR631S-5K 2016年発売

①6.3ft ②234g ③MAX200g
④総評 セミロングを活かして、ワインドぎみのジャークを主流に誘いを掛けるアングラー様にはこちらのモデルをオススメ。潮回りが比較的におとなしい海域、エリアをメインスポットにする方には扱いやすいモデルです。
スロージギングには稀にみるレギュラーファーストのブランクス仕様ですので、小刻みなジャークも得意となります。

【テンリュウ】ジグザム ワイルドマーク JWM611S-2/4 2010年発売

①6.1ft ②172g ③130g~250g
④総評 リリースされてから足の長い、スロージギングアングラーには未だ人気の衰えない、操作性が際立つ高反発力モデル。適度なロッドウェイトと、8000番台のスピニングリールとの相性が抜群で、リールを支点にしたジャーキングメソッドで、疲労を蓄積させないパワーバランスも人気の証でしょう。

【シマノ】グラップラー タイプJ 3ピース S60-5/3 2021年発売

①6.0ft ②192g ③MAX250g
④総評 ロングフロントグリップが搭載され、バッドエンドを軸に、重量級ジグを操作しやすいハイスペックなスロージギング対応スピニングロッドです。ジャーキング中のリールシートの緩みも、緩み止めロックナットが採用されて改善されており、豪快なジャーキングを主体にするゲームにはベストマッチで使用出来ます。3ピースのマルチ性で、サブロットとして船内傾向での保持にも場所を取りません。

【シマノ】グラップラー BB タイプ J S60-4 2021年発売

①6.0ft ②185g ③MAX210g
④総評 先代モデルより、レスポンスとパワー、柔軟性と反発力が向上した、ローコストのジギングロッドです。シマノ特有のハイパワーXのネジレ抑制効果で、ロングジャークの連続でも、バランスを崩さなシャクリと安定性で、多くのグラップラーファンの心を掴んでいる手ごろなロッドです。

【シマノ】ゲーム タイプ J S56-6 2020年発売

①5.6ft ②247g ③MAX300g
④総評 タラ以外にも大型カンパチや、中深海回遊マグロを相手にできる、ヘビーユーザーにはバーサタイル性が高いジギングモデル。早潮や2枚潮が乱流するエリアで威力を発揮し、高水圧発生時においても正確にジグを操作できるパワーを備えます。ショートレングスを活かして、手返しと軽い操作性でのバーチカルな攻略を得意とします。

【テイルウォーク】ジグフォースMB S614 2021年発売

①6.1ft ②210g ③MAX230g
④総評 大型のタラやロックフィッシュ、回遊大型魚種をメインターゲットにされる方はこちらのパワージギングモデルをオススメします。ジャーキングの重さやダルさが完全排除され、スローな誘いからハイピッチな誘いまで、多岐に渡るアクション操作を実現したハイパフォーマンス性が魅力であり、深海からのハードファイトと抜き上げるリフティングパワーは圧巻です。

【アブガルシア】ソルティステージ プロトタイプ ジギング XJGS-60-3-MAX2502021年発売

①6.0ft ②184g ③MAX250g
④総評 ブランクスルー式構造仕様が採用された、タラから中深海カンパチ、近海ではヒラマサ・ブリもターゲットに入るスピニングモデルです。大きなジャークを得意とし、ロングジグでもキレのある操作が容易な仕上がりです。トルクフルなブランク設計で、パワーがありながら、長時間のファイトも負荷なく楽しめる特徴を持っています。

【ダイワ】ヴァデル J60HS 2019年発売

①6.0ft ②235g ③110g~250g
④総評 ハードブランクスの設定ですが、十分な弾力性の保持と、流し釣りでの遠距離ジグ操作においても、キレのよいジャークを信条とするローコストのジギングロッドです。大型魚種を獲るためのハードブランクスが採用され、初見の方やビギナーのアングラー様には、スロージギングの最初の一本としてのスペックは十分搭載されています。

【ダイワ】アウトレイジ OUTRAGE J61S-5 2022年発売

①6.0ft ②180g ③MAX260g
④総評 ダイワのスロージギング対応スピニングロッドでは中核を成すベーシックモデル。スロージャーキングからハイピッチジャークまで対応できる応用性は、狙う魚種が変わっても、この一本でカバー出来ます。特に北国のアングラー様には、大型タラからマグロ、中深海の大型カンパチ釣りにも同時併用できる点でお薦めのロッドです。

【ダイワ】ソルティガ エアポータブル J58S-4 2021年発売

①5.8ft ②215g ③MAX220g
④総評 ショートレングスを活かして、太糸でのロングジャークで、はっきりとした誘いを続けられるジギングロッド。こちらのロッドもローピッチからハイピッチまで幅広く対応出来、また、スパイン補正による低弾性ブランクの組み合わせが如実に表れ、スムーズなワンピッチジャークの継続も可能になります。さすがハイスペックロッド、様々な大型魚種をターゲットに出来る実力は流石です。

【ダイワ】ソルティガ R J62S-3 LO 2020年発売

①6.2ft ②155g ③MAX220g
⑤総評 ワンピッチジャークに特化された、ローレスポンスでの弾力性を活かせる軽量ジギングロッドです。近海スロージギングにおいてのスタンダードモデルになり、最近のタラジギングでアングラー様が使用されているのをよく見かけるロッドです。従来のきついジギングの概念を払拭する操作性が、釣果アップに貢献しています。

【メジャークラフト】ジャイアントキリング 5G GK5-S64H 2022年発売

①6.4ft ②145g ③180g~300g
④総評 パワーファイトで大型を仕留めることが出来る点では、今回紹介ロッドの中ではNo1の実力でしょう。ジャーキングの手軽さや、ワインドジャークでの大きな誘いでもたれ感も少なく、キレの良い反発力と柔軟なベリーの採用で、ビギナーの方でも種々のアクションで誘えます。

【ゼスタ】SIOW EMOTION for SPIN SLOW JERK S652 2020年発売

①6.5ft ②139g ③MAX250g
④総評 パワークラス2番でありながら、ハイピッチとスロージギングを軽快、且つ快適操作できるスピニングロッドです。ちょうどファーストテーパーとスローテーパーの中間にトルクが仕上げられ、リフティングパワーと戻りの反発力の両方を見事に纏い、青物から根魚まで対応できる、万能型のジギングロッドです。

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本記事のまとめ

今回の記事では、タラ釣り向きスロージギング用のスピニングロッドの詳細を紹介してきました。

今記事では、
①ベイトモデルとの比較
②必要になるロッドスペック
③タラ釣り向きスロージギング用スピニングロッド16選のご紹介


として纏めてまいりました。
以上をご参考になって頂き、自身に適したタラ釣り向きスロージギング用のスピニングロッドを選択頂ければと思います。

スロージギング用スピニングロッド説明を更に詳しく知りたい方は?

ページ最下部に「お問い合わせ」項が御座いますので、そちらからご連絡頂ければ、少々お時間を頂いた上で、調査、確認後にご回答いたします。

それでは、このブログをご覧になって頂いた皆様が、よりよいフィッシングギアを購入されて、自然と楽しく遊んでくださる事を願って、次回の商品紹介の記事執筆に入らせて頂きます。楽しみにお待ち願えれば幸いです。

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