大海原を舞台に、大型の青物を狙ってスリリングなファイトを楽しむオフショアジギング。青物を狙う場合、ハイピッチジャークとスローピッチジャークに分かれますが、近年オフショアアングラーの人気を獲得しているのが、スローピッチジャークを主体に攻めて行くスロージギングです。
そしてオフショアジギングは今やスピンスローの時代。スピニングロッドを巧みに操り、バーチカル(足元)の攻めからキャストを駆使した斜め引き、そしてワンピッチジャークを織り交ぜながらのコンビネーションジャークなど、一本のロッドで様々な攻略が可能になるメソッドが確立されています。
今回北の住人では、青物をメインターゲットとしながら、底物や根魚の嬉しいゲストをターゲットに出来る、スロージギング用スピニングロッドの選び方や見極め方法に加え、高反発でアクション性豊かに操作できる、スロージギング用スピニングロッドを厳選して24選ご紹介して参ります。
是非最後までご覧いただき、アングラー様に適したスロージギング向きのスピニングロッド購入の参考にされて頂ければ幸いです。
青物を狙ったスロージギングの魅力とは
各種アングラー人口が増加している昨今、各ロッドメーカーから専用スピニングロッドが相次いでリリースされるスロージギングですが、この釣りの人気と魅力はどこにあるのか。これから青物を狙ったスロージギングにトライされる方にも判りやすく紹介して参ります。
スロージギングの舞台は大海原!そしてこの釣りは優雅な時間を楽しめる!
ジギングに限らずオフショアの釣りは、ボートや遊漁船で沖に繰り出し、大海原をフィールドに独特の開放感を得られ、仕事や子育てなど日常の喧騒(けんそう)から一時離れて、優雅な時間を満喫できるアクティビティの一つです。多少出費が重なっても、費用対効果に優れた一時を楽しめ、釣れても釣れなくても、釣り仲間や始めて会ったアングラー達と談笑しながら、日頃のストレスの発散にも繋がります。
スロージギングは、どちらかというとアクション的にも控えめな釣り。体力的にも難しく考えることなく、それでいて大型の青物や根魚のキャッチ率が高いタイパ(タイムパフォーマンス)の高い釣りの一つです。沖釣り初心者の方にも敷居は低く、地域によってはレンタルタックルを準備している遊漁船もありますので、手軽にチャレンジしてみれば、スロージギングの魅力にきっとお気付きになることと思います。
スロージギングの特色とハイピッチジャークとの相違点
オフショアジギングに対する皆様の印象はどうでしょうか。
「重量級のメタルジグを深場まで沈めて、細かなアクションでクイックな動きを加えながら、高速でトップレンジまで巻き上げ、そしてバイトが無ければまたフォール・・・。これを延々と繰り返し、スピード勝負、疲労困憊。」こんな印象ではないでしょうか。
管理人は、10年ほど前にオフショアゲームにチャレンジするまでは、難癖をつけて仲間からの誘いを拒んでいました。しかもボート・乗合船への予約や手配、タックルの準備含めて金が掛かり過ぎる・・・これが、大好きな釣りの中であっても、オフショアの釣りにブレーキを掛けていた要因の一つです。
そうは言いながらも、仲間内に強制的に予定を入れられ、半ば強制的に連れていかれ、友人のタックルを借りながらスロージギングにトライすると・・・きつくない、楽しい、面白い、当初抱いていたイメージと違う!。更にはでかい魚とのファイト!。ここからがオフショアフィッシングライフの始まりでした。
大型スピニングリールは併用可能
今や、ハイピッチジャークの忙しいジギングにも勤しんでおりますが、オフショアゲーム初めての方がチャレンジするならば、まずはスピニングタックルでのスロージギングをおすすめします。リールはショアジギングなど、他の釣りとも併用できる大型番手のスピニングリールがあれば、使い回しながらコスパ十分に楽しめます。
あとは、スロージギングに適性高いスピニングロッドを準備すれば、大型魚とのスリリングなファイトを味わえ、いつでも高級魚に舌鼓を打てますよ!。
釣れる青物が大型!シーズンと運が重なれば20kgサイズも!
スロージギングで釣れる青物は、ショアからではなかなかお目に掛かれないサイズの魚体がヒットしてきます。5kgオーバーは当たり前、アベレージ(平均)で10kgサイズ、潮回りとレンジコントロール、それに回遊がが重なれば20kgオーバーサイズの魚も夢ではありません。更には運の強さも加わり、ビギナーズラックがあるように、物理的な法則とはかけ離れた要素が加わるのは確かです。
スロージギングではボトムコンタクトがファーストタッチになります。特に大型青物の群れはボトム付近をスクールすることが多くなり、その群れをナチュラルフォールで直接狙っていきますので、自ずとヒットの確率も上がってくるわけです。アクション云々以上に、手元のタックルさえしっかりしていれば、何とかなるのがスロージギングの楽しさでもあります。
激しさを抑えたアクション性質が好まれている
スロージギングはでジグをフォールで見せて行くアクションが主体の釣りです。ハイピッチで上層に向けてジグをアクションさせるような激しいジャークアクションを必要としません。タックルと体格のバランスが合致すれば、女性の方や若年層の方でも楽しめるカテゴリーに属する釣りです。狙いのレンジをご自身のペースでサーチ出来ることで、他のアングラーの動きに惑わされることなく、マイペースのアクションで青物を狙えます。この激しさを抑えたアクション性質が、多くのアングラーの指示を受けるポイントにもなるでしょう。
フォールスピードはベイトタックルよりもスピニングタックルが上位に来ます。一早く攻略レンジにジグを送り込めるスピニングタックルは、スロージギングにまさに打ってつけのタックルと言っても過言ではないでしょう。操作が容易いだけでなく、しっかり曲げてファイトを楽しめる大きなメリットもあります。また、ライトラインでの釣りを可能にするリールのドラグ性能を活かし、フォールアクションでナチュラルな見せ方が出来るアドバンテージも高くなります。
スロージギングのターゲットになる青物と嬉しいゲスト達
スロージギングでは青物だけがターゲットになるわけではありません。ボトム地形や漁礁周辺、地域差による潮回りや水温によっても、様々なゲストを迎えられるのもスロージギングの特色です。ターゲットの種別を理解しておけば、タックルに合わせるスピニングロッドのスペック選びのヒントにもなってきますので、大まかな種別を抑えておきましょう。
メータークラスの青物類
メインターゲットになるのはやはり青物です。沖合ではベイトも豊富になり、ショア(岸)に寄る固体と比較し、魚体の平均サイズも大きくなります。強い潮の中で遊泳力も鍛えられ、鋭い走りのスピードと強烈な引き込みのパンチ力を持っています。
キャスティングゲームのイメージが強いキハダマグロやメジマグロ(本マグロの幼魚)も、ミドルからボトムレンジ(中層から底)でヒットします。1mを優に超える成魚まで育ったブリやヒラマサ、冬場に産卵を控え、深場から捕食行動のために浅場に刺してくる大型カンパチ、越冬(水温低下期)で深場に落ちるいわゆる寒鰆(カンザワラ)など、スロージギングのベストシーズンが始まる秋から冬にかけては、多くの大型青物がヒットしてきますので、これらの強力な引き込みや締め込みに耐えうるスピニングロッドが必要になってくるわけです。
ランカークラスの嬉しいゲスト達
地方や周辺海域によっても様変わりしますが、実に多くの外道と呼ばれる珍客にお目に掛かれるのもスロージギングの魅力の一つです。ソイ系やハタ類も大型に成長した固体が多く、そのアベレージサイズも大きく、ショアから釣れるサイズの倍近い大きさの魚もヒットしてきます。
管理人のメインフィールドは北方三陸沖になりますが、晩秋からは真鱈(マダラ)や座布団サイズの寒ビラメもジグ着底と同時にアタックしてきます。ルアー釣りとは縁のなさそうなソウハチガレイや大型のマツカワガレイも大型メタルジグにチョイスしてきます。年明け早々からは、サクラマスもスロージギングの格好のターゲットになってきます。北方系のスロージギングのターゲットは、もはや外道と呼ぶには惜しい魚の宝庫でもあり、季節によっても釣れる魚は様変わりしてきます。
スロージギング専用スピニングロッドの特徴とメリット
スロージギングでは、専用スピニングロッドを使用することで、メリットは得られてもデメリットは発生しないでしょう。それがゲーム性を高めるための専用ロッドの作りです。ここからは、スロージギング専用スピニングロッドの特性と特徴、ゲームに対するメリットをポイントを絞って説明させていただきます。
高反発・高出力ブランクスの採用
各ロッドメーカーにラインナップされる青物向きスロージギング専用スピニングロッドのほとんどは、中弾性と高弾性カーボンがセクション毎で絶妙に組み合わされ、重量級ジグの跳ね上げにも、アングラー様の体力を損なうことなく、効果的に機能させることが可能な作りになっています。
ジャーキングのスイング幅に応じ、ロッドが保持する反発力で、ジグが引き上がる量をコントロールできるため、ジグをフォールさせたい幅を自在にコントロール出来るわけです。ハイピッチジャークロッドでも同様な操作は可能ですが、ジグの跳ね上げ量とロッドに掛かるテンション(ジグの重さを感じる力)は、まさに別物です。
スロージャークに適したロッドデザイン
青物向きスロージギング専用スピニングロッドを手にすると、ビジュアルから醸し出される感覚と操作性のギャップに驚かされるアングラー様もおられるかと思います。実は管理人もスロージギングロッドを購入し、ゲームにトライした当初は、「こんな細い、華奢なロッドで、100gも200gもあるジグを動かせる!?」といった疑問を持ちましたが、実際に沖に出て、フォール後のアクションで当初抱いた疑問は吹っ飛びました。
【細身のブランク設計】
縦に鋭いジャークスピードの確保や、強風下でも空気抵抗を抑えるすり抜け性を維持するには、シャープネスな細身のブランクスの操作性が際立ってきます。長時間の操作でも疲労感を抑えることが出来るロッド重量と、高反発なブランクの全体配置も特徴の一つです。
【アクションバランス重視のテーパー仕様】
上記説明のように、細身に仕上げられることで、ジャーキング時のベンディングセンターが整い、ブランクスが保持する反発力を効率的に活かせるようになってきます。メータークラスの強烈な引き込みにも、バッドパワーだけに頼らず、ロッド全体でテンションを往なしていく仕様に設計されることで、局所的なロッド負荷をバランスよく散らせるロッドデザインが施されます。
スロージギング用スピニングロッドの選び方
この項では、青物向きスロージギング用スピニングロッドの特徴とメリットを踏まえ、ロッドをチョイスしていく場合に確認しておかなければならないポイントとスペック幅を見ていきましょう。
メインになるフィールドの深さを知る・調べる
ジギングロッド全般に言えることですが、ロッドをチョイスする前に、アングラー様ご自身がこれから出向く予定のフィールドや海域、メインでオフショアジギングを楽しまれる海域の最大深度は事前に確認しておきましょう。乗船予定のキャプテンや船長さんに事前に確認しておけば、水深データは抑えています。
事前に水深をサーチしておけば、ロッドをチョイスする際のルアー負荷やジグ負荷の選考がしやすくなってきます。
ジグウェイト(ルアー負荷)の対応負荷を見る
上記、フィールドの水深から、ボトムをキープ出来るジグ重量は決定してきます。ハイピッチジャーク・スローピッチジャーク共に、ジギングロッドをチョイスする上で、ジグウェイトの確認が最も重要です。使用するジグとジグウエイトが合わない場合、ジャーキングスピードや跳ね上げ幅に支障が出てきますので、アクション時の操作性は著しく低下してしまします。
スロージギングに使用するジグウェイトは水深の2倍前後になり、潮の早さ・強さによっても異なる重さを使い分けていきます。青物をターゲットにする場合、平均すれば100m前後の棚底になると思います。ロッドが保持するジグウェイトの選定については、余裕を持たせてチョイスした方が、フィールドの変更や、地方遠征釣行の際にも深さに対する応用性を確保出来ます。
ロッドパワーをメインターゲットとメインフィールドの水深に合わせる
スロージギングに限らず、オフショア用ジギングロッドのパワー表記は、末尾に1~6番の数字で表記されています。1番は柔軟設計のライトモデルになり、6番はバッドパワーが最も強い、重量級メタルジグのアクション操作に特化されたパワーモデルになります。一部のロッドメーカーでは従来仕様のMHやHなどのブランクスパワーで表記されていますので、その場合はジグウエイトを基準にしてパワーを見ていきます。
青物のスロージギングにロッドパワーを見立てていく場合、①ボトム近辺を丁寧に探っていく釣りであること、②メータークラスの青物の引き込みパワー、③水深に見合った重量のメタルジグを操作するというハード面のファクターから、スピニングロッドでは最低でも2番クラスのロッドから見ていきます。また、ブランクスパワーだけでなく、上記のジグウェイトのスペックもしっかり確認して、前後のロッドスペックも確認するようにしましょう。
レングス(ロッドの長さ)を確認する
一本だけに絞ってロッドチョイスする場合は、長い方を選んでおけば失敗は少なくなるでしょう。
青物向きスロージギング用スピニングロッドは、総じて6ft前後に設定されるロッドがほとんどです。特に、初めてスロージギングにトライされる場合や経験が浅い方であれば、ジグを飛ばす(水中での引き上げ距離)量を確保したいので、長さがあった方が自然にジャーキング幅も確保出来ます。
スロージギングに手慣れているアングラー様であれば、反発力の応答速度や弾性力のパワーを把握したコントロールが可能になってきますので、ご自身が扱いやすい最短のレングスで操作性や取り回し精度を確保していきましょう。
1ft(フィート)=30.48cm、1in(インチ)は2.54cmになります。
6‘5″であれば、(6×30.48cm)+(2.54cm×5)で195.58cmになります。
青物向きスロージギング用スピニングロッドおすすめ24選
青物向きスロージギング用スピニングロッドは、ブランクス仕様(カーボン材)やガイド仕様、開発費が加味されながら、価格幅も広く設定されています。価格も割高になるメーカー毎の上位モデルは、初心者の方でも扱いやすく、エキスパートの方であれば猶更実感頂けるでしょう。
ここからは、青物狙いのスロージギングに最適なオフショアロッドを24選ご紹介して参ります。価格帯別に3グレードに分類し、①ロッドの長さ、②ジグウエイト、③ブランクスパワー、④ライン負荷(PE)を紹介して参りますので、ロッド選考の参考にされて頂ければと思います。
ハイグレードモデルのスロージギング用スピニングロッド(¥50000~)
【ブルーブルー】BARIKI 632
①ロッドの長さ | 192cm |
②ジグウエイト | MAX180g |
③ブランクスパワー | 2番 |
④ライン負荷 | MAX4号 |
強さの中にも確たる操舵性を見せる、ローレスポンスモデルのオフショアジギングロッド。細身軽量ブランクスで構成されるデザインが施され、ジャーキングの軽さと反発力の高さでアングラーを全面サポートしてくれます。アクションコントロールに優れたベリーとティップのバランス精度が、多くのオフショアアングラーの支持を受けている高機能モデルです。
【ゼスタ】パワーピッチジャーク スピンパワーピッチスタイル S62-PPJ
①ロッドの長さ | 188cm |
②ジグウエイト | MAX400g |
③ブランクスパワー | 3番相当 |
④ライン負荷 | MAX3号 |
中弾性と高弾性カーボンをバランスよく融合し、トルクを生かしたスローピッチを織り交ぜながらメータークラスを仕留めるパワーモデル。細身・軽量プランクスでありながら、400gまでのジグ操作は圧巻。全国各地に出向くようなアングラーに、幅広いシチューション下でも攻略の幅を担保してくれます。パワーファイトと操作性が融合された、最新スタイルのジギングロッドです。
【リップルフィッシャー】セルフィッシュ NS614
①ロッドの長さ | 187cm |
②ジグウエイト | MAX180g |
③ブランクスパワー | 4番 |
④ライン負荷 | MAX4号 |
ワンピッチジャークと飛ばしをバランスよく織り交ぜる、ワイドジャークを得意とするアングラーには、有効的に働く高反発仕様のスロージギングモデル。思いのままにジグのスライド幅をコントロール出来、ジグバランスを維持しながら誘うことが可能なハリ感の高い設計です。十分なバッドパワーも施され、ファイト時の走りもガッチリと制御します。
【MCワークス】DUAL EDGE DE602LR
①ロッドの長さ | 183cm |
②ジグウエイト | MAX200g |
③ブランクスパワー | 2番 |
④ライン負荷 | 1.5~3号 |
繊細なティップとベリーのバランスに、弾性力を伴ったバットパワーが融合されるスロージギング専用モデル。操作性の良いライトモデルのカテゴリーに位置しながら、2番パワーのブランクスを合わせた反発性能を保持します。負荷バランス均一設計になりますので、浅場から深場、小型から重量級ジグまで、テリトリーに垣根を設けないバーサタイル性は多くのフィールドにマッチするでしょう。
【テンリュウ】ジグザム ドラッグフォース JDF611S-3/4
①ロッドの長さ | 186cm |
②ジグウエイト | 120~200g |
③ブランクスパワー | 3番ティップ・4番バッド |
④ライン負荷 | MAX4号 |
3番ティップと4番バッドでコンポジットされ、バーサタイルスタイルのジギングに活かせる、バランス重視で仕上げられるテンリュウ最新モデル。斜め引きや2枚潮のハイテンション時にも、持ち前の高弾性ブランクスの反発力で、大きなジャークでジグを飛ばせます。幅広いフィールドでスロージギングを試されたい方、バーチカルな早い攻略も織り交ぜたアクションがお好みの方には、是非おすすめしたいテクニカルモデルです。
【シマノ】オシアジガーリミテッド スピニングモデル S62-3
①ロッドの長さ | 188cm |
②ジグウエイト | 90~200g |
③ブランクスパワー | 3番 |
④ライン負荷 | MAX3号 |
アングラーの肉体的な疲労を感じさせない操作性と、高効率なアウトプットパワーを見せるスロージギングモデルの最新仕様。弾く強さ、弾く速度をしっかり制御できるナチュラルブランクスで、初見の方にもおすすめの高性能な多段テーパーも持ち味です。近海のほとんどすべてのジギングゲームに対応できるバーサタイル性は、これからジギングを始める方にも最強のアイテムになるのではないでしょうか。
【シマノ】オシアジガー コンセプトS S66-3
①ロッドの長さ | 198cm |
②ジグウエイト | 90~180g |
③ブランクスパワー | 3番 |
④ライン負荷 | MAX3号 |
ベイトモデルからスピニングタックルに転向される方にも、高確率で納得頂ける反発力を保持するスロージギング専用スピニングロッド。SLIM、SMOOTH、STRONGという3つのSを柱にしたコンセプトで、ロッドワークに素直に追従するジャーキング性能も兼備しています。スパイラルXコアとハイパワーXのコンビネーションで、アクションとファイト性能を両立できる仕上がりです。
ミドルグレードモデルのスロージギング用スピニングロッド(¥30000~50000)
【シマノ】ゲームタイプJ S64-3
①ロッドの長さ | 193cm |
②ジグウエイト | MAX180g |
③ブランクスパワー | 3番 |
④ライン負荷 | MAX3号 |
前作モデルから大幅にブラッシュアップされ、軽量化はもちろんのこと、支点が定められた高精度のジャーク性能も獲得したスピニングロッド。シマノロッドデザインの基本構造はそのままに、ワンピースロッドに劣らない強度とベンドカーブを実現しています。高弾性+高反発力のブランクス構成で、様々なアクションを組み合わせたコンビネーションジャークにも高次元に適応します。
【ダイワ】SALTIGA R J64S-3 MD
①ロッドの長さ | 193cm |
②ジグウエイト | MAX180g |
③ブランクスパワー | 3番 |
④ライン負荷 | MAX3号 |
細めのラインも使用可能になり、スピーディー且つ手軽な操作性で大型青物をターゲットにできる、2023年度ラインナップモデル。ブランクスの反発力は従来モデルを継承し、スロージギングにおいて、キャストからワイドジャーク、斜め引きの操作性をアップさせた専用仕様です。ファイトの優位性も高く、ベリーの粘りと強烈なバッドパワーを活かし、強引なやり取りでも高剛性ロッドの真価を発揮します。
【ダイワ】アウトレイジ J63S-3
①ロッドの長さ | 191cm |
②ジグウエイト | MAX180g |
③ブランクスパワー | 3番 |
④ライン負荷 | MAX3号 |
SALTIGAから受け継がれる操作性と剛質性に、軽量感と操作性がプラスされた、青物ジギング初心者の方にもおすすめなハイスタンダードスロージギングモデル。最上位モデルに負けないファイト性と反発力を堅持し、バーチカルでのワンピッチはもちろん、コンビネーションジャークで思い通りなアクション入力が可能です。シャローエリアでのキャスト、斜め引きにも高次元に対応するスロージギングに特化された専用設計です。
【オリムピック】プロトン 20GPTNS-62-4
①ロッドの長さ | 188cm |
②ジグウエイト | MAX220g |
③ブランクスパワー | 4番 |
④ライン負荷 | MAX4号 |
プロトンから初リリースになる待望のスピニングモデル。オリムピック独自の「G-MAPS」技術で強化された高反発ブランクスは、ティップからバッドまで、素直に追従するベンディングカーブにより軽い力で操作可能になります。潮のきついフィールドや2枚潮のシーズンでも、ブランクスのブレを抑えた絶妙なバランス性能を体感いただけます。
【ゼニス】ZEROSHIKI MACH V-Spec ZMV-S68M
①ロッドの長さ | 204cm |
②ジグウエイト | MAX200g |
③ブランクスパワー | M(3番相当) |
④ライン負荷 | MAX4号 |
バーサタイル性が高いマッハⅢの後継機種として、ジグ操作の切れ味がブラッシュアップされたゼニスNEWモデル。ブランクスのアクション精度を阻害しない、弾力性と耐久性を確保したベストセッティングになり、飛ばしのアクションに追従出来る高反発力を獲得しています。高負荷ドラグファイトに対応する、こだわりのワンピース構造もおすすめポイントです。
【ゼスタ】スローエモーション for スピンスロージャーク S652
①ロッドの長さ | 195cm |
②ジグウエイト | MAX250g |
③ブランクスパワー | 2番 |
④ライン負荷 | 推奨2号 |
操作性の寛容さとジャーキングのストローク量がベストにハマる6.5フィートのレングス設定は、スロージギングに最適なロッドバランスを見せてくれます。スピニングロッドの持ち昧である、キャストを駆使した広範囲の攻略を可能にするトルクフルな2番設定で、青物をはじめとして、多くのゲストをターゲットに、汎用性高く立ち回れる仕上がりです。
【ヤマガブランクス】ギャラハド 634S
①ロッドの長さ | 192cm |
②ジグウエイト | MAX220g |
③ブランクスパワー | 4番 |
④ライン負荷 | MAX4号 |
シャローからディープエリアまで、ハリを持たせたベリーと腰の強いバッド、ストレスを感じない操作性で攻略可能なバーサタイルモデルのジギングロッド。距離を稼いだ飛ばしを実現できる、クラストップの反発力と弾力性能は、速い潮流や巻き潮などの過酷な環境下でもアングラーに負担を掛けないリフティングパワーも見せてくれます。狙いの魚種を幅広く設定したい方には最適な一本です。
高コスパモデルのスロージギング用スピニングロッド(~¥30000)
【アブガルシア】ソルティステージ プロトタイプ ジギング XJGS-61-2-MAX200
①ロッドの長さ | 185cm |
②ジグウエイト | MAX200g |
③ブランクスパワー | 2番 |
④ライン負荷 | MAX4号 |
近海のフィールドで大型青物を主体に、メーターオーバークラスの魚を想定した、パワーブランクスをメインセクションに据えたオフショアジギングロッド。張りを持たせたベリーの反発力で、ロングジグの飛ばしも軽快に行え、長時間のファイトでも疲労度はしっかり抑えられます。そしてTAF製法とXテープラッピングの効果はここでも効果を見せ、トータルバランスと強さを兼備した操作性が担保されています。
【アブガルシア】オーシャンフィールド ジギング OFJS-60-MAX200
①ロッドの長さ | 183cm |
②ジグウエイト | MAX200g |
③ブランクスパワー | 3番 |
④ライン負荷 | MAX4号 |
初心者アングラーや、これからオフショアゲームにトライされたいアングラーにもおすすめの一本。エキスパートアングラーも納得いく仕上がりで、ブランクスはABU独自のXカーボンテープラッピング、そしてライントラブルを抑えるFuji KRガイドコンセプトが採用された高性能仕様です。弾力性と共に、的確な反発力を維持しながら、様々なジャーキングアクションにも応えてくれる高コスパモデルです。
【メジャークラフト】ジャイアントキリング 5G GK5-S63M
①ロッドの長さ | 191cm |
②ジグウエイト | 120~210g |
③ブランクスパワー | 3番相当 |
④ライン負荷 | 1.5~3号 |
ジグを思いのままに、そしてライトな力で軽快に操り続けることを可能した、R360構造が採用されるメジャークラフトオフショアジギング最上位モデル。ジギングロッドに求められる細身のブランクスと飛ばしの反発性を高次元に融合し、ジギングを思う存分楽しめる次世代型ジギングロッドに仕上がっています。ワンピッチジャークからロングジャークまで、多彩なアクションに対応するレングスとパワー設定が有効に活かせる仕上がりを見せます。
【ダイワ】アウトレイジ BR J60S-4
①ロッドの長さ | 183cm |
②ジグウエイト | MAX220g |
③ブランクスパワー | 4番 |
④ライン負荷 | MAX4号 |
上位モデルのオリジナル・アウトレイジに迫る、ベーシックの領域を超えた次世代モデルのスロージギングロッド。浅場から深場まで、広いフィールドでの操作とアクションを可能にし、トルク十分なバランス設計により、ジャークアクションの疲労を軽減します。エキスパートも納得頂ける高コスパモデルです。
【ダイワ】ヴァデル J60MHS
①ロッドの長さ | 183cm |
②ジグウエイト | 90~210g |
③ブランクスパワー | 4番相当 |
④ライン負荷 | 3~4号 |
本格的なブランク構成と調子を実現しながら、上位モデルに引けを取らない高反発性能を堅持するエントリーモデル。初心者の方にも扱いのやさしい中弾性のベリーと、ロッド全体にフラットに配置されるブランクスパワーで、ハイピッチジャークからスローピッチジャークまで、多用な操作を可能にします。手始めの一本としても十分なパワー感を得られるおすすめオフショアロッドです。
【スラッシュ】フルセイル シーフ FT-S624
①ロッドの長さ | 188cm |
②ジグウエイト | 80~200g |
③ブランクスパワー | 4番 |
④ライン負荷 | MAX2.5号 |
スロージギング手始めの一本として、そしてメインタックルのフォローモデルとしておすすめなジギングロッド。高反発力の操作とバッドトルクのファイト性に加え、ブランクスの構成バランスの高さが際立つ、多くのメソッドに活かせるオールラウンダー向けの仕上がりです。ジャーキングの手軽さとレングス設定は船上でベストな取り回し性能になり、根魚系から青物まで幅広くカバーできる、マルチスローなブランクス設計もおすすめポイントです。
【ジャッカル】バンブルズRB BBRB-S633
①ロッドの長さ | 192cm |
②ジグウエイト | MAX200g |
③ブランクスパワー | 3番 |
④ライン負荷 | MAX3号 |
全国各所のオフショア遊漁船のレンタルタックルでも散見される、操作性と耐久性抜群のハイコスパモデルのジギングロッド。スペックから見るロッド性能はさることながら、自在にジグを操れるアクション性も際立ち、初心者の方にもベストなロッドデザインとセッティングが施されます。スローピッチからワイドジャークまで、多様なアクションを繰り出せる軽量感も人気の秘訣でしょう。
【シマノ】グラップラー BB タイプ J S60-4
①ロッドの長さ | 183cm |
②ジグウエイト | MAX210g |
③ブランクスパワー | 4番 |
④ライン負荷 | MAX4号 |
操作が際立つハイパワーXで武装し、レスポンスとパワーがブラッシュアップされた、どなたにでも操作感を納得頂ける高コスパモデルのジギングロッド。初心者の方はもちろんのこと、エキスパート様のサブロッドとしても十分な機能性を確保してくれます。ラインナップも多岐に渡りますので、メインフィールドに合わせたチョイスの幅も魅力のモデルです。
【テイルウォーク】ジグフォース SSD S604
①ロッドの長さ | 183cm |
②ジグウエイト | MAX210g |
③ブランクスパワー | 4番 |
④ライン負荷 | MAX4号 |
ショートジャークからロングジャークまで、多彩なアクションで青物をターゲットにできるワイドレンジモデル。負荷の掛かった曲がりの曲線美に加え、跳ね上げとファイト性を兼備するベリーの反発性が、セクション毎のトータルバランスに見事に調和しています。スライド幅の大きいジャークを活かすスロージギングにも高次元に対応し、ハードファイト主体の浅場攻略にも活かせる仕上がりです。
【パームス】シーラプチャー STJS-62M+
①ロッドの長さ | 188cm |
②ジグウエイト | 80~200g |
③ブランクスパワー | M(3番相当) |
④ライン負荷 | 1.5~4号 |
ナノアロイ®マテリアルが採用され、強さ溢れる高剛性ブランクスに弾力性が融合されるジギングモデル。1アクションでの飛ばしの効率性が高く、スライドアクションを多用するスロージギングに適正の高さを見せてくれます。深場へのアプローチにも柔軟性を見せ、大型ターゲットを射程に置いたビッグゲームにも、チャレンジ可能なパワー性能を保持しています。
更に気になるスロージギング用スピニングロッドが御座いましたら、下記↓↓↓↓のECサイトから検索頂ければ、お気に召すロッドが見つかるかも知れません。
本記事のまとめ
今回の記事では、青物向きスロージギング用スピニングロッドの詳細を紹介してきました。
今記事では、
①青物を狙ったスロージギングの魅力とは
②スロージギングのターゲットになる青物と嬉しいゲスト達
③スロージギング専用スピニングロッドの特徴とメリット
④スロージギング用スピニングロッドの選び方
⑤青物向きスロージギング用スピニングロッドおすすめ24選
として纏めてまいりました。
以上をご参考になって頂き、自身に適したスロージギング用スピニングロッドをチェック頂ければと思います。
青物向きスロージギング用スピニングロッドの説明を更に詳しく知りたい方は?
ページ最下部に「お問い合わせ」項が御座いますので、そちらからご連絡頂ければ、少々お時間を頂いた上で、調査、確認後にご回答いたします。
それでは、このブログをご覧になって頂いた皆様が、よりよいフィッシングギアを購入されて、自然と楽しく遊んでくださる事を願って、次回の商品紹介の記事執筆に入らせて頂きます。楽しみにお待ち願えれば幸いです。
コメント