オフショアの釣りの中でも、近年人気急上昇中の青物を狙ったスロージギングですが、スピニングタックルを使用した釣りに人気が集まっています。ロッドメーカーからは、青物専用スロージギングロッドもリリースされていますが、ロッドに合わせるスピニングリールをお選びになる際に悩まれる方も多いかと思います。
近年、ダイワ・シマノなど、各リールメーカーからリリースされるスピニングリールは、基本性能も大幅に向上し、パワーゲームにも特化された、強い高剛性仕様のモデルが多数ラインナップされています。
今回北の住人では、オフショアで青物を狙ったスロージギングに使用するスピニングリールのサイズやギア比の選び方に加え、スロージギングに好適性のスピニングリールのおすすめモデルを厳選して27選ご紹介して参ります。
是非最後までご覧いただき、青物を狙ったスロージギングにベストなスピニングリールをチョイス頂ければ幸いです。

スロージギングに適したスピニングリールを見極める
スロージギングは、ハイピッチジャークを主体にしたジギングと比較すると、縦幅の広いジャーキングとフォールが主体になる、比較的にスローな釣りのジャンルに入ります。スロージギングという呼称の所以も、このアクションの性質から生まれています。
ターゲットに想定される青物は大型に成長する固体が多く見られ、走り・引き込みのパワーは強烈になり、メーターオーバーのブリやヒラマサ、ボトムを回遊する大型カンパチなどがこれに当たります。加えて、深場に落ちているランカークラスの根魚、縦に鋭い突っ込みを見せるタラなどもターゲットに加わってきます。
これらのターゲットと対等対峙するためには、要所を押さえたスピニングリール選びが重要になりますので、まずは、おおまかなポイントを押さえておきましょう。
強いスピニングリールでなければならない
オフショアでの釣り全般に言えることですが、オフショアジギングやエサ釣りの場合、ベイトリール、或いは電動の両軸リールの使用が一般的です。ターゲットサイズや数釣りの面から見ても巻き上げるパワーが必要になり、メインになるラインも太く強度が保たれる太糸が標準的な仕様です。
これらの仕事をスピニングリールが担わなければなりませんので、必然的に強いスピニングリールで対応しなければなりません。では、スピニングリールの強さとは何か?管理人が考えるポイントを整理していきます。
【高剛質な筐体(ボディー)材質と構造】
近年、スピニングリールのメイン筐体に採用されるマテリアル(材質)も大幅な進化を遂げています。
シマノ伝統の金属技術がブラッシュアップされたHAGANEボディ、分割コア構造としながらメタル(アルミ)外装で武装するダイワのモノコックボディーなど、気密性と剛性が高められた組み上げ構造も、高性能な初期制動を維持できる最新技術の一つです。

【巻き上げパワーの伝達構造と精度】
オフショアでヒットしてくる魚達は、同種であっても、ショア(岸)で釣れる魚とはサイズが違います。
相手がメーターオーバーやランカークラスである場合は猶更の事、これらのサイズの魚との対峙を想定しておかなければなりません。アングラーからハンドルを介して入力される巻取りパワーを、如何にしてリールのギアからローター、スプールに伝えるか、または変換するかも、魚との対峙でアドバンテージを得るキーにもなってきます。
ダイワの大口径G1ジュラルミン製タフデジギア、シマノのHAGANEギアとパワーを伝達するX シップやインフィニティドライブなど、今般の歯車(ギア)技術と精密加工は、パワー勝負を制するアイテムとしてだけではなく、アングラーの体力を温存する意味でも必要不可欠な最新構造です。

最新ドラグと調整幅の確保
スピニングリールのドラグ設定は、使用するラインの最大強力(太さではなくlbまたはkg)の1/3~1/4程度といわれます。例えば、50lb(20kg)ラインを使用する場合は5kg~7kgの強さに設定することになります。しかし、これはロッドを立てる角度やラインの入水角も関わったベクトル算出になりますので、魚とのやり取りの中では、ほぼ一瞬の状況でしかありません。あくまでも参考程度の値です。
「このスピニングリールのドラグは最大で25kgだから大丈夫」
といった見方をするよりも、どれだけ細かくいじれるか、ドラグ力を細かく設定出来るかが重要です。
また、設定したドラグ力や最大負荷の場合に、スムーズなライン放出が可能になるワッシャー構成や積層構造が肝になってきます。ラインをずっと出され続けるファイトでは熱放出性能も重要なファクターになってきます。
ここ数世代の間に、スピニングリールのドラグ調整仕様は大きく変化しています。ライトラインのアクション性能を活かしながらフルファイトに挑む方が多くなったことも背景にあるでしょう。ドラグの仕様・調整幅は上位モデルの独壇場と言っても過言ではなく、高性能ワッシャー材質や組み上げ設計、ダイワのATD(オートマチックドラグシステム)のように、アワセ切れやラインブレイクを防止する最新性能が搭載されています。
ワンバイト、或いはビッグチャンスをどう活かすか、アングラー様のテクニックを後押ししてくれる最新ドラグ機構が搭載されたスピニングリールを選択するかも、釣果を確保していく大切な要素になってきます。

SW(ソルト)仕様の防腐・防水性能
今般、各リールメーカーにラインナップされるスピニングリールには、オリジナルモデルとは別に、防腐・防水性能と精度維持、耐久性に関わるボディー剛性が伴ったSWモデル(ソルト完全対応)が準備されています。
オフショアゲームでの波被りやロックショア(磯場でのショアジギング)での過酷な使用環境を想定し、専用オイル、或いは磁性体構造の専用ベアリングを随所に施し、海水侵入を大幅にプロテクトしています。
オリジナルモデルが海水対応可能仕様であるとしても、オフショアでの使用環境、パワーファイトや重量級ジグ操作によるボディーの歪み・たわみへの耐久性は酷なものになってきます。使ってみたい、興味をそそられるモデルにSW仕様がラインナップされていましたら、スロージギングやオフショアゲーム、ロックショアでの使用が想定される場合は、迷わずにSW仕様のモデルのチョイスをおすすめします。
ビス一本から始まるパーツ選定、適宜なポイントへの特殊ベアリング搭載などを見ても、オリジナルモデルとSWモデルには大きな耐久性の差があります。長期で初期制動を維持しながら、コストパフォーマンスよくお使いいただく場合や、ビッグフィッシュとのファイトを頻繁に楽しむようなアングラー様であれば、猶更、専用仕様の恩恵を預かっていきましょう。

出来ればPG(パワーギア)搭載モデル
ギア比(巻き上げスピードと巻き上げパワー)の選定については、アングラー様の好みで大きく分かれることと思います。オフショアジギングでアクションを掛ける場合は、ハイピッチジャークや高速での斜め引きが主体になりますので、HG・XG(ハイギア・エクストラハイギア)系統の巻き上げスピードを保持するスピニングリールの操作性が際立つでしょう。
一方、スロージギングでは、スローピッチジャーク一辺倒だけではなく、深棚のディープエリア(100m以上の水深)を200gを超える重いジグで、スローピッチとハイピッチを織り交ぜながら攻略していくパターンが多くなります。
ターゲットになる魚の強烈な引き込みを往なし、根周りから一気に浮かせる効率的なパワー伝導性、また、重量級ジグの巻き上げ操作を軽く出来るPG(パワーギア)は、強引なパワーファイトと巻き上げトルク・操作の軽量感が必要なスロージギングにとって、初めてPGを使用されるアングラー様には無くてはならないギア仕様に感じられるかもしれません。

青物狙いのスロージギング用スピニングリールの選び方
前項までは、青物狙いのスロージギングに使用するスピニングリールの大枠と見極めを説明してきました。
ここからは、更に細かいスペックの見方とチョイスのポイントをご説明して参ります。
番手(大きさ)選び
レギュラーサイズからメータークラスの青物を相手にするスロージギングでは、使用するスピニングリールにも、前項で説明を加えたようにパワーが要求されてきます。大型に成ればなるほどメインギアも大径化し、厚みも増してきます。大型化すれば、ファイトにも余裕が増し、ヒットからランディングまで安心したやり取りが可能になるでしょう。
しかし、ここで考えなければならないのはロッドアクションを伴う手元操作です。スローピッチでオーバーワークの少ないスロージギングですが、このアクション性を更に有効なものにしていくためには、使用するスピニングロッドとのタックルバランス、およびトータル性能も考慮していく必要があります。
ボート、或いは船上での無理のないアクションバランスと取り回しを考えると、スロージギング時におけるスピニングリールのベストな番手は8000番です。パワーに余裕を持たせたい場合であっても10000番に抑えておいた方が無難です。大型スピニングリールの中でも最軽量な部類に入り、今般の技術進歩によってリールの巻き上げパワーも十分確保されていますので、ベストなタックルバランスと操作性を堪能出来るでしょう。
スプールが大径になり、ギア径も大きくなる10000番以上のスピニングリールのパワーは魅力的です。
体格差や筋力差によっても使用頻度は異なってきますが、周囲のアングラー様のタックルを見回してみても、おおよそ8000~10000番の間に納まっています。
同サイズの魚類を相手にする、離島や沖磯でのロックショア(磯場でのショアジギング)では、逆に10000以上のサイズの使用が多くなります。これは、大型プラグやメタルジグをフルキャストするためのライン放出性を高めるためですので、パワー云々というよりも、キャスト性能を確保するために、大径スプールを背負うことが出来る10000番以上のクラスを使用することが多くなります。

リールメーカーから選ぶ
SWモデルや、6000番以上の大型スピニングリールがラインナップされる国内主要販売リールメーカーは、シマノ・ダイワ・テイルウォーク・オクマになります。しっかりとした技術地盤の元、使用環境や剛質性について十分に配慮された設計が施されるメーカー群になりますので、これらの中からアングラー様が推されるメーカーを選べば、愛着を持った長期の使用が可能になってくるでしょう。
ドラグ仕様(スペック)を確認する
スピニングリールのドラグは、メーカーが異なっても一定の部分は共通構造になります。
ここにメーカー固有の技術が味付けされ、クラッチ音や引き出しの滑らかさが特徴となってアングラーの好みと人気に表れてきます。
スプール回転の支持バランスと熱放出に拘り、ワッシャーの熱ダレとラインを熱から保護するシマノのヒートシンクXタフドラグ。ドラグ調整幅を更に細密化し、初期滑り出しの力をオートマチックにコントロールして、フッキング時のラインブレイクを防ぐダイワのATDなど、近年のスピニングリールのドラグ機構はどれも高性能で、調整をしっかり行うことで、ラインとロッドのポテンシャルを十二分に発揮してくれます。
ドラグに付いてはダイワの・・・、シマノの・・・という話題にも触れますが、ターゲットを明確化して、それに合わせた、しっかりとしたドラグ力調整の方が大事です。管理人の経験上、現存するドラグ仕様は、どのメーカーであってもしっかりとした働きを見せてくれます。

ラインストック量を確認する
使用するラインはアクションに支障が出ない程度の太さ・強度・ブレード本数(撚り本数)が伴った高強度PEラインになり、強度と太さを平均すると3号クラスの使用が一般的です。センシティブに、よりライトに狙っていく場合は2号ライン、アクション性を追求していくエキスパートアングラー様は1.5号を使用されている方も見受けられます。
スロージギングは、ボトム周辺をタイトにコンタクトしていく釣りです。そのため、着底時の根掛かりやアクション時の根ズレ(ラインが擦れる)も多くなり、場合によってはメインラインの高切れ(大量のラインロスト)も少なくありません。
ドラグ設定やロッドの強さも関係してきますが、ヒット後の長距離の走り、走りによる根ズレも想定に入れておくと、スプールには上記のラインを最低300mはストック出来るスピニングリールをおすすめします。

ギア比を確認する
ギア比の選定は、アングラー様のリールの使い方によっても随分と幅が出てきます。
スロージギングに個別に使用する、他のオフショアゲームやキャスティングゲームでも併用するなど、お財布事情とも相談していかなければなりません。この点を踏まえまがら説明を加えていきます。
【パワーギア】型式表示:PG
前項でも述べさせて頂きましたように、スロージギングに特化した使用に当てる場合はPGの選定がベストです。ディープレンジでヒットした場合は、スピニングリールの巻き上げパワーとロッドのリフティングパワーの合算で魚を浮かせます。このリールのパワーに見合うのがPGです。ジグのシャクリ上げにも巻きの軽さを実感でき、疲労を押さえながらメータークラスとの対峙にアドバンテージを得られます。
【ハイギア】型式表記:HG
ハイピッチジャーク・スローピッチジャーク、どちらのゲームにも使用するならばハイギアの有効性を活かしていきましょう。巻き上げ量もぐっと広くなりますので、ハイピッチジャークのアクションにも十分対応出来ます。
【エクストラハイギア】型式表記:XG
スピード勝負のハイピッチジャークや、大物狙いのショアジギング(ロックショア等)など、ラインスラッグが大きく出るゲームにも展開していく場合は、エクストラハイギアのリトリーブスピードは欠かせません。どちらのゲームでも、ラインスラッグを早めに抑えることが、バイトを高確率でヒットに持ち込めます。
大型クラスのスピニングリールにはノーマルギアのラインナップはありません。
このクラスのスピニングリールは、全層対応のオフショアゲームやハードなショアジギングの両極になります。これらのゲーム特性、操作に対するメリットを考慮したギア比のラインナップになっています。
仮にノーマルギアがラインナップされたとしても、チョイスされる方は少なかろうと思います。

青物用スロージギング向きスピニングリールおすすめ12選
ここからは、青物対応スロージギングに対し、好適性なスピニングリールをご紹介して参ります。
リールメーカー毎に分類し、①ドラグ仕様、②本体重量、③ラインストック量を記載して参りますので、選択する際のご参考にされて頂ければと思います。
テイルウォークの大型スピニングリールご紹介
【テイルウォーク】STEALZ (ステルス) 8000 2023年発売
バーサタイル性の高さが人気の大型スピニングリール。
適所に高剛性ステンレス素材を採用し、名実ともに高剛性機としてテイルウォーク最高位にラインナップされます。強度と軽い巻き感を可能にするアルミニウム製ローターもおすすめポイントです。
【テイルウォーク】クロシオ 33PGX 2017年発売
①ドラグ仕様 | カーボンワッシャードラグ |
②本体重量 | 535g |
③ラインストック量 | PE3号300m |
コストパフォーマンス抜群に大型青物と渡り合える大型モデル。
必要十分なラインキャパシティーを持ち、ドラグ調整を容易にするラチェットシステム、握りやすいラウンドノブも採用されています。ネオプレーンベルトも付属し、運搬時にもラインをしっかり保護してくれます。
オクマの大型スピニングリールご紹介
【オクマ】TESORO( テソロ)TSR-8000PA 2023年発売
①ドラグ仕様 | フルカーボンデュアルフォースドラグ |
②本体重量 | 697g |
③ラインストック量 | PE4号300m |
重厚感あるビジュアルと同様に、ハイパワーなメインギアが搭載される大型専用仕様。
強固なアルミ材で纏められた筐体と駆動部は、引きの強さに真っ向勝負が可能です。
オクマ発のDLCコーティングEFRラインローラーは、ライントラブルの抑制と耐久性を一気に底上げしています。
【オクマ】AZORES(アゾレス)AZORES-8000P 2021年発売
①ドラグ仕様 | マルチディスクカーボンフェルトワッシャードラグ |
②本体重量 | 524g |
③ラインストック量 | PE4号300m |
オクマ独自開発のMSS(機構安定化システム)が搭載される、安定駆動の大型スピン。
オフショアジギングからマグロのキャスティングゲームまで幅広くカバーする剛性仕様になり、大型青物の強烈な引き込みも、負荷を分散させるDFD(デュアルフォースドラグシステム)がロッドやラインを守ってくれます。
シマノの大型スピニングリールご紹介
【シマノ】ステラ SW 8000PG 2019年発売
①ドラグ仕様 | ヒートシンクXタフドラグ |
②本体重量 | 625g |
③ラインストック量 | PE3号410m |
多くのオフショアアングラーの手中に納まっている、皆さまお馴染みのステラSWモデル。
多くの番手がラインナップされる中でも、スロージギングには8000PGがベストなチョイスです。
シマノ最高峰のテクノロジーで構成される剛質性と巻き感は、手にしたアングラーを確実に虜にしてしまうでしょう。
【シマノ】ツインパワー SW 8000PG 2021年発売
①ドラグ仕様 | ヒートシンクXタフドラグ |
②本体重量 | 615g |
③ラインストック量 | PE3号410m |
シマノにラインナップされるスピニングリールにあって、伝統の意味ではステラをも凌ぐ人気を得ているツインパワーのSWモデルは、性能面でも双璧を成しています。オリジナルモデルの耐久性はSW仕様にも余すことなく受け継がれ、パワーファイトが必要なシチュエーションでは、多くのユーザーの信頼を得ています。
バーサタイル性を上げたい方はHGのチョイスでも問題なしです。
【シマノ】ストラディック SW 8000PG 2020年発売
①ドラグ仕様 | ヒートシンクXタフドラグ |
②本体重量 | 650g |
③ラインストック量 | PE3号410m |
オフショアジギングからキャスティングシーンまで、こちらのストラディック SWもオリジナルモデルのパワーとタフネス感を実装しています。幅広いラインナップの中でもスロージギングにベストなチョイスは人気の8000PGになり、鉄壁の防水性能とパワフルな巻き上げフィールを体感いただけます。大型魚相手にも怯むことなく、ストラディックの巻きのパワーでメータークラスをキャッチしてください。
【シマノ】スフェロス SW 8000PG 2020年発売
①ドラグ仕様 | カーボンクロスワッシャードラグ |
②本体重量 | 670g |
③ラインストック量 | PE3号410m |
実売価格も1万円台に抑えられながら、シマノ発テクノロジーがふんだんに採用されるハイコストパフォーマンスモデル。手始めのスロージギングリールとして、或いはエキスパート様のサブのスピニングリールとしても、メイン機の代役もしっかり熟せるパフォーマンス能力を保持しています。5000番から8000番でラインナップされますので、ギア比の選定含めて幅広いゲームに適応します。
ダイワの大型スピニングリールご紹介
【ダイワ】BG SW 8000-P 2023年発売
①ドラグ仕様 | ATD(オートマチックドラグシステム) |
②本体重量 | 605g |
③ラインストック量 | PE3号400m |
フルメタルのボディー構成と大口径タフデジギアを搭載されながら、600g台まで軽量化を実現したハイコストパフォーマンスモデル。メインギアにはタフデジギアが採用され、大型相手のオフショアゲームから走りを想定したロックショアまでも視野に入れることが出来る、パワーある巻き上げフィールもおすすめポイントです。
【ダイワ】カルディアSW 8000-P 2023年発売
①ドラグ仕様 | ATD(オートマチックドラグシステム) |
②本体重量 | 635g |
③ラインストック量 | PE3号400m |
ギア構造や筐体バランス、ビジュアルに至るまで、最上位機種に一歩も引けを取らない高性能振りで、人気急上昇中のSWモデル。オフショアからショア、エサ釣りまで、多種多様なの釣行シーンで見かけるほど定着感が増してきています。人気の秘訣は、この価格帯にしてバランスよく組まれるフルメタルのモノコックボディーにあり、青物にはダイワも推奨する8000-Pがベストチョイスです。
【ダイワ】セルテートSW 8000-P 2021年発売
①ドラグ仕様 | ATD(オートマチックドラグシステム) |
②本体重量 | 615g |
③ラインストック量 | PE3号400m |
ダイワ最上位モデルの一角を占めるセルテートも、SWモデルのラインナップにより大幅な領域拡大に成功し、元より保持するポテンシャルをオフショアゲームでも披露しています。タフネス機の代名詞でも当モデルは、軽快かつパワフルな巻き上げで、ハイレスポンスなジャーキングからスローピッチジャークまで、多彩なアクションで大型ハントの最強アイテムとして人気を得ています。
【ダイワ】ソルティガ 8000-P 2021年発売
①ドラグ仕様 | ATD(オートマチックドラグシステム) |
②本体重量 | 645g |
③ラインストック量 | PE3号400m |
名称由来の如く、最上位に冠するソルティガは、オフショアスピニングリールのキングに位置します。軽さだけではない、巻き心地だけではない、圧倒的なパワーを往なしながら、多枚のワッシャードラグで大型魚種のパワーを受け止める、テクニカルな側面も際立ちます。管理人も大枚を叩いて購入に至っていますが、まさに魚を獲るためのリールと言っても過言ではありません。
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本記事の纏め
今回の記事では、青物狙いのスロージギング用スピニングリールの詳細を紹介してきました。
今記事では、
①スロージギングに適したスピニングリールを見極める
②青物狙いのスロージギング用スピニングリールの選び方
③青物用スロージギング向きスピニングリールおすすめ12選
として纏めてまいりました。
以上をご参考になって頂き、自身に適したスピニングリールを選択頂ければと思います。
スロージギング用スピニングリールの説明を更に詳しく知りたい方は?
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それでは、このブログをご覧になって頂いた皆様が、よりよいフィッシングギアを購入されて、自然と楽しく遊んでくださる事を願って、次回の商品紹介の記事執筆に入らせて頂きます。楽しみにお待ち願えれば幸いです。
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