ロックフィッシュを高効率で狙えるロングスピン釣法で、タックルに合わせるスピニングリールには、ラインがスプールから放出されやすい中型番手(3000番・4000番・5000番)が効果的です。確実に魚が付いているであろう、あと数メーター先の沈み根やハエ根の先まで飛距離を伸ばしたい、或いは防波堤やサーフの沖合に、波が立ち上がるブレークラインまでキャスト飛距離を確保したい時など、ロングスピンロッドに合わせるスピニングリールの飛距離性能は大きなアドバンテージになります。
今回北の住人では、ロングスピンタックルに最適なスピニングリールの合わせ方や、番手(大きさ)やギア比の選び方に加え、各リールメーカーからおすすめのスピニングリールを厳選して22選ご紹介して参ります。
是非最後までご覧いただき、ロングスピンにベストなスピニングリールをチョイスされ、ロックフィッシュの釣果アップに貢献されて頂ければ幸いです。
スピニングリールの番手適合とロングスピン釣法への効果
ダイワやシマノ・アブガルシア他、各リールメーカーからリリースされる中型番手にあたる3000番・4000番・5000番のスピニングリールは、ソルト(海)では、シーバス釣りやライトショアジギング、川釣りではサクラマス狙い等の大型固体を狙う釣りに最も多用されている、多くのアングラーからのニーズが高いスピニングリールです。
遠投で沖目から広範囲に探ってくる、ロングスピン釣法でのロックフィッシュの釣りでも、中型番手のスピニングリールが好適性になり、リールの持ち味を活かしたゲーム展開が可能になります。ここでは、ロングスピンへの中型番手のスピニングリールの適正とメリットを見ていきましょう。
ロングスピンロッドとのタックルバランス
ロングスピンに適したスピニングロッドの長さは、8フィート中盤から9フィートクラスの長尺ロッドになります。ロッドデザインや設計思想・ロッドメーカー推奨番手からも、ロッドウェイトやバッドエンド寸法に対するスピニングリールの適正サイズは中型番手がベストです。
キャスト時のテイクバックの支点、フルキャスト時に振り切れる重量バランス、アクションバランスから鑑みても、3000~5000番(Cサイズ含む)のサイズ感と本体重量が適度なタックルバランスとなり、トータルの操作性から見ても、違和感のない組み合わせになります。
ライン放出性の高さとキャスト飛距離
ロングスピンでは、ロッドの遠投性を活かしながら、沖からショアに刺してくる新しい魚、或いは夏枯れなどで、水温が安定する沖目に移動した魚にコンタクトしやすくなることで、シーズンを通してみると、ショア(岸釣り)からの釣りでも、釣果・サイズに結び付きやすくなります。
ロングスピンロッドの遠投性能に加え、適正サイズのスピニングリールをセッティングすれば、エキスパートアングラーであれば100mクラスのキャスト飛距離に達します。3000・4000・5000番のスピニングリールに搭載されるスプールの直径は、ロングスピンで多用するキャストウェイトにバッチリはまり、ライン放出抵抗を抑えたキャストが可能になります。キャストウェイトとスプール径のバランスも、しっかり押さえておきたいポイントです。
スピニングリールのパワー性能
広範囲にサーチしていくロングスピンでは、近距離の釣りと比較すると魚のサイズも一回り大きくなり、沖の深場で大型ロックフィッシュがヒットすることも少なくありません。アイナメやソイ、ハタ系のロックフィッシュは大型に成ればなるほどボトムヒットの確率が高くなります。
その際、根やストラクチャーまでの距離も短くなるため、ヒットポイントまでの距離と深さ・根までの距離を考慮しながら、ロングスピンロッドのリフティングパワーとスピニングリールの巻き上げパワーの相乗効果で、ボトムから離さなければなりません。
以上から、ロングスピンロッドに合わせるスピニングリールには、スムーズに、且つ手早く魚を浮かせられるパワー性能が必要になってきます。大型化したロックフィッシュのサイズとパワーに負けず、突っ込みを往なしながらドラグを利かせられる最適番手の4000番をメインに、タックル軽量化も見越せる3000番、巻取りパワーにアドバンテージを活かせる5000番に人気が集中してきます。
ロングスピン釣法でのスピニングリールの選び方
前項までの番手適合とロングスピン釣法への効果は納得頂けましたでしょうか。ここからは、更に踏み込んで、スピニングリールが保持する各種スペックを、ロングスピン釣法に照らし合わせてリールの選び方を見ていきましょう。
フィッシングスタイルから適性番手を選ぶ
釣りのスタイルも様々ありますが、ルアー釣りだけを見ても、多様なターゲットを狙って楽しむ方から、一つの釣法を極めていく方まで様々です。各々のフィッシングスタイルから導き出される、リールサイズ(番手)の選び方もチェックしていきましょう。
ロックフィッシュを狙ったロングスピンがメインスタイル
ロングスピンをメインスタイルにして、数だけでなくサイズにも拘った釣りに徹していく方であれば、4000番のスピニングリールがジャストサイズです。メインギアのパワー性能と、サイズ感もロッドとのタックルセッティングはベストバランスになり、操作性もアップしてきます。
他のルアー釣りをメインにロングスピンにも多用される方
ロックフィッシュをターゲットにしたロングスピンに加え、シーバス釣りやサクラマス釣り、ライトショアジギングも同じスピニングリールで楽しみたい方は、4000番から前後のサイズも視野に入れてチェックしていきましょう。
シーバス釣りやサクラマス釣りとの併用であれば、キャスト回数やタックルバランスを考慮すると3000番モデル、ライトショアジギングで大型青物とのパワー勝負を楽しみながら、ロングスピンの楽しさも満喫されたい方は、迷わず5000番モデルでキャスト飛距離とパワーを稼いでいきましょう。
オリジナルサイズorコンパクト(C)サイズから選ぶ
4000番のスピニングリールに限らず、今般各メーカーから最新でリリースされる中型番手のモデルには、オリジナルサイズ(標準サイズ)に加え、Cサイズ(コンパクトボディー)のラインナップが増えています。スプールサイズはそのままに、ギアボックスやメイン筐体が1サイズ~0.5サイズほどコンパクトに設計され、本体重量の軽量化に繋がっています。
標準サイズの巻き感や巻き上げパワーを重視するか、軽量化ボディーでキャスト回数のアドバンテージを得るかは、ルアー釣りの種類、或いはアングラーの好みによっても選択は分かれてきますので、汎用性と専門性を見極めながら選択する必要があります。
スプールタイプで選ぶ
スピニングリールには、ノーマルスプール(型式への表記はなし)とシャロースプール(型式S表記)、ミディアムディープスプール(MまたはMS)の3種類がラインナップされます。スプールの深さはキャスト飛距離にも影響し、浅ければ浅いほどラインの放出性は高まり飛距離も伸びてきますが、ロングスピンでは、ストックするラインの長さや太さも加味したスプール仕様をチョイスする方が重要です。
ロングスピン釣法では、PEラインの0.6~0.8号をメインで使用しますので、これらの太さのラインを150~200mストックしておけるスプールを選定していきましょう。キャストで200m必要なわけではありませんが、ロックフィッシュを狙った釣りでは根掛かりのリスクも高くなり、PEラインでも高切れしてしまう場合もあります。
即座にラインが巻いてあるスプールに交換したり、予備のPEラインをスプールに巻ければ問題ありませんが、フィールドレベルで対応するのは難しいものがありますので、スプールへのラインストックは、余裕を持った長さを巻いておきましょう。
ギア比を選ぶ
ロックフィッシュのロングスピン釣法では、超遠投キャストで沖目を攻めて行くために、どうしてもラインスラッグ(糸ふけ)が多く発生します。カーブフォールでボトムをとれば、ラインスラッグをオートで抑えることは出来ますが、せっかくのキャスト飛距離を無駄にしたくないため、フリーフォールでボトムを取ることが多くなります。
また、向かい風や横風でキャストをすれば、当然風によってラインスラッグは更に多くなります。ロックフィッシュの釣りでは、着底直後のバイトも多々見られるため、ボトムを取れたら早めにラインスラッグを回収し、バイトに備える必要があります。その際、無理のない巻取りスピードで、スラッグ回収が可能なH(ハイギア)以上のギア比をチョイスしておけば、バイトキャッチの精度も高くなり、釣果確率も上がってきます。
H(ハイギア)以上のギア比をチョイスしておけば、他のルアー釣りにも好適性になりますので、汎用性も高くなり、広い釣りの領域で効果を発揮してくれます。
ロングスピン釣法向きスピニングリールおすすめ22選
ロングスピンタックルへのスピニングリールの適正と選び方を踏まえたうえで、タックルに合わせ込めばしっかりと効果を発揮してくれるスピニングリールを厳選して22選ご紹介してまいります。価格帯別に分類し、①ギア比(巻取り量/回転)、②本体重量、③ラインストック量(PE0.8号基準=下巻なし参考値)も併せてご紹介していきますので、気になるスピニングリールをチェックされてみて下さい。
ハイスペックモデルのスピニングリールご紹介
各社ハイエンドモデルのスピニングリールは、価格に伴う最新技術、最新設計がふんだんに盛り込まれ、エキスパートアングラーだけでなく、どなたが扱っても抜群の操作性を見せてくれます。各メーカーの技術の結晶が詰ま込まれ、耐久性の観点から見ても、長期に渡って品質を維持するプロテクトも採用されています。
【アブガルシア】ZENON 4000SH 2021年発売
①ギア比(巻取り量/回転) | 6.2(100cm) |
②本体重量 | 170g |
③ラインストック量(PE0.8号) | 500m |
アブガルシアのハイエンドモデルに位置するZENONのアピールポイントは本体重量の軽さにあります。そして、左右非対称ボディーが見せるタックル操作バランスとリトリーブコントロールを主体に、50cmアップのロックフィッシュの引き込みにも負けないパワーギアが搭載されています。フリクションフリーによる静粛性もおすすめで、啄み(ついばみ)の僅かなバイトもしっかりキャッチします。
【シマノ】ステラ 4000MHG 2022年発売
①ギア比(巻取り量/回転) | 5.7(93cm) |
②本体重量 | 260g |
③ラインストック量(PE0.8号) | 500m |
シマノスピニングリールのトップに君臨するステラは、各世代の頂点に立つ高性能機構がいち早く搭載され、リトリーブ性能とキャスト飛距離の抜け出しは評価満点の人気を誇ります。。Xシップとインフィニティクロスの緻密な合わせ技は、ロングスピンでの操作性にも活かされ、他に類を見ないシルキーな巻き心地と巻取りパワーも見せてくれます。
【シマノ】ステラ SW 4000HG 2020年発売
①ギア比(巻取り量/回転) | 5.7(93cm) |
②本体重量 | 355g |
③ラインストック量(PE0.8号) | 600m |
オリジナルモデルに、堅剛性と耐久性を求めて、ソルトゲームで幅広くご使用されたい方にはこちらのSWモデルがおすすめ。重量のあるリグのキャスト性とコントロール性、ランカーサイズのロックフィッシュのパワーにも根を上げない強さも堅持しています。ショアの釣りに留まらずに、オフショアの釣りにもしっかり適合し、一台保持しておけば、各フィールドで最高の働きを見せてくれます。
【シマノ】ツインパワー 4000XG 2024年発売
①ギア比(巻取り量/回転) | 6.2(101cm) |
②本体重量 | 260g |
③ラインストック量(PE0.8号) | 600m |
ツインパワーの設計思想は、新たなシリーズに入っても変わらずに質実剛健。金属ローターに加えて、新たに搭載されたインフィニティループとアンチツイストフィンは、遠投が主体のロングスピンでもその真価を十二分に発揮します。キャストフィールの快適性と巻取りの剛性感、先代から継承される強さと耐久性は、過酷なフィールドでの釣りに最も適した遺伝子としての受け継がれています。
【シマノ】ツインパワー XD 4000XG 2021年発売
①ギア比(巻取り量/回転) | 6.2(101cm) |
②本体重量 | 245g |
③ラインストック量(PE0.8号) | 600m |
MGL(マグナムライトローター)シリーズで最強ボディーはツインパワーXD。オリジナルモデルの操舵性と強さに拍車が掛かったライトで滑らかな巻き感は、強烈な引き込みを見せる魚を相手に、アドバンテージを広く獲得できます。更には、Gフリーボディ構造も相まって、バンピングアクションやリトリーブを主体にしたアプローチに、操作性の高さと安定性も見せ、ロックフィッシュトーナメント界隈でも人気を見せている好適性モデルです。
【シマノ】ヴァンキッシュ 4000MHG 2023年発売
①ギア比(巻取り量/回転) | 5.7(93cm) |
②本体重量 | 205g |
③ラインストック量(PE0.8号) | 350m |
MGLシリーズ最高峰の巻き感を見せるヴァンキッシュ。最上位ランクにも迫る勢いの専用サイレントドライブとマグナムライトローター、インフィニティドライブのバランスの取れた組み込みは、トータル性能としてもステラに逼迫する精密設計が際立ちます。ツインパワーと比較されることが多いヴァンキッシュですが、巻きに静粛感を求めるアングラーにはこちらのチョイスが目立っています。
【ダイワ】イグジスト LT4000-XH 2023年発売
①ギア比(巻取り量/回転) | 6.2(99cm) |
②本体重量 | 205g |
③ラインストック量(PE0.8号) | 350m |
高級感を醸し出す圧倒的なビジュアルの中に、緻密で精密なリトリーブ制御とイナーシャコントロールが内蔵される、ルアーフィッシングに専用特化されたダイワハイエンドモデル。イグジストの真骨頂は、まさに汎用性の広さにあり、キャスティングゲームを広く制する対応の深さも見られます。突き詰められた回転フィールはエアドライブデザインの設計思想に忠実となり、ロングスピンでも確実に体感出来る、ローターとの組み合わせは圧巻の一言です。
【ダイワ】セルテート LT4000-CXH 2023年発売
①ギア比(巻取り量/回転) | 6.2(99cm) |
②本体重量 | 235g |
③ラインストック量(PE0.8号) | 350m |
誕生から早くも20年強を迎え、代々引き継がれるREAL FOURコンセプトを纏いながら、多種多様なキャスティングゲームに高順応出来るハイスペックなスピニングリール。モノコックボディーの剛性とエアドライブデザインによる精密な操作性は、最上位モデルのイグジストにも迫る仕上がりです。コンパクトモデルのバランスとセンター配分のバランスは、連続したキャストを必要とする、ロングスピンの釣りに適しています。
【ダイワ】エアリティ LT4000-XH 2023年発売
①ギア比(巻取り量/回転) | 6.2(99cm) |
②本体重量 | 200g |
③ラインストック量(PE0.8号) | 350m |
エアリティの比較対抗馬はシマノのヴァンキッシュになりますが、軽量感と巻き感に拘るアングラーの人気は二分されています。ダイワ独自の一体成型構造のモノコックボディは、たわみと巻きブレが排除され、手元に強さを得られる超々ジュラルミン製MC(マシンカット)タフデジギアも内蔵されています。持ち重りが抑制された重量配分とバランス設計は、タックルバランスを重視したアングラーに特におすすめな一台になります。
ミドルスペックのスピニングリールご紹介
スピニングリールをチョイスしていく上で、まずピックアップしてみたいのはミドルスペックのリールになるでしょう。初心者様から多くのベテランアングラー様まで、性能比較の中心になるミドルスペックは、以降のリール購入の参考にもなってきます。
【オクマ】ITX CB PLUS ICP-4000MHA 2023年発売
①ギア比(巻取り量/回転) | 6.0(94cm) |
②本体重量 | 268g |
③ラインストック量(PE0.8号) | 350m |
強さと耐久性の高いオクマのスピニングリールに、新たにラインナップされたキャスティング仕様に特化設定されたハイギアモデル。スペアラインストック用としても機能を果たす、スペアスプールも付属するのは嬉しいポイントになるでしょう。性能的にも、超々ジュラルミンメインシャフト、フリクションレスメインシャフトデザインによるノイジーレスな巻き心地など、ハイスペックモデルのスピニングリールにも見劣りしない機能が詰め込まれています。
【アブガルシア】REVO SP Beast 4000SH 2023年発売
①ギア比(巻取り量/回転) | 6.1(100cm) |
②本体重量 | 225g |
③ラインストック量(PE0.8号) | 500m |
ロングスピンの大型ロックフィッシュを皮切りに、ライトショアジギングでの大型青物から、ランカーを狙うシーバス釣りなど、トルクフルな巻き上げを要する釣りにベストマッチするアブガルシアの新型モデル。Salt Shield TM ベアリングも採用され、波を被りやすいサーフからの釣りにも耐久性良く立ち回れます。ロケットラインマネジメントシステムTMによるライン放出性能で、沖目を狙う各種のキャスティングゲームに特化された仕上がりです。
【アブガルシア】REVO SP Rocket 4000S 2023年発売
①ギア比(巻取り量/回転) | 7.6(124cm) |
②本体重量 | 225g |
③ラインストック量(PE0.8号) | 500m |
険しい岩礁帯やゴロタ場のロングスピンでは、124cm/1回の転巻き取りスピードがスナッグレス性を高く保てます。リズミカルなリトリーブから小刻みなバンピングまで、早いアクションとライン回収性能が手返しをアップ出来、REVO SP Rocketのエクストラハイギア性能がロングスピン釣法にバッチリハマってくれます。ドライブギアも大径化され、耐久性と巻取りパワーが大幅に向上しています。
【ダイワ】ルビアス LT4000-CXH 2020年発売
①ギア比(巻取り量/回転) | 6.2(99cm) |
②本体重量 | 215g |
③ラインストック量(PE0.8号) | 350m |
軽量化ボディーを活かしたアクション性能とバイト感度は継承され、ルビアスエアリティから路線を別にする軽量スピニングリール。ダイワスピニングリールの中核に位置されながら、お求めやすい価格設定に落ち着いています。タフデジギアやZAIONエアローターの搭載で、軽快な巻き心地と巻き上げパワーが魅力の汎用モデルになり、軽量化が施された本体重量とコンパクトボディーで、操作性とアクションバランスに長けたリールに仕上がっています。
【ダイワ】カルディア SW 4000-CXH 2022年発売
①ギア比(巻取り量/回転) | 6.2(99cm) |
②本体重量 | 290g |
③ラインストック量(PE0.8号) | 350m |
コンパクトボディーに秘めた強力な心臓部など、近年SWシリーズの進化は目覚ましく、しっかりとカルディアもランクイン。フルメタル(AL製)モノコックボディに大口径タフデジギアを搭載され、ランカーロックフィッシュや大型青物など、ソルトで想定される大型魚種に完全対応しています。オフショアゲームにも追従するEVAラウンドタイプのパワーライトノブLも搭載され、パワーファイトの主導権を握ります。
【シマノ】ヴァンフォード C5000XG 2020年発売
①ギア比(巻取り量/回転) | 6.2(101cm) |
②本体重量 | 220g |
③ラインストック量(PE0.8号) | 700m |
ルアーフィッシングに特化設計された感度と軽やかな巻き心地に、軽さとトラブルフリーな操作性が万人のアングラーに人気の5000番サイズのスピニングリール。幅広いラインナップが魅力のヴァンフォードですが、ソルト・フレッシュ問わない多種多様な釣りに適応し、初見の方でも手の届きやすい価格設定は嬉しいところです。MGLシリーズの中核モデルとして、ロングスピンやソルトルアー釣りでの最初の一機に是非おすすめです。
【シマノ】ストラディックSW 4000HG 2020年発売
①ギア比(巻取り量/回転) | 5.8(95cm) |
②本体重量 | 300g |
③ラインストック量(PE0.8号) | 600m |
カラーモデルのゴージャスさに見劣りせずに、ランカークラスと対峙出来るインフィニティドライブ、高効率なバイトキャッチが得られるサイレントドライブが搭載される、SW仕様のスピニングリール。スプールストックも高容量となり、ロングストロークスプールのライン放出性を武器に、遠投を駆使したキャスティングゲームに適正の高さを見せてくれます。
ハイコストパフォーマンスモデルのスピニングリールご紹介
お財布にもやさしく、機能性やボディー剛性もミドルスペックに引けを取らないローコストモデルをご紹介して参ります。この価格帯こそ、各社のリールの出来栄えと技術力を左右してきます。是非ご覧になっていってください。
【オクマ】Ceymar CB CCB-4000MXA 2023年発売
①ギア比(巻取り量/回転) | 6.2(98cm) |
②本体重量 | 284g |
③ラインストック量(PE0.8号) | 350m |
カーボンハンドルアームやEVA軽量ノブ、フリクションレスシャフトを搭載し、オクマ上位モデルにも引けを取らない、充実した機能が満載したお手頃価格のスピニングリール。防食コーティングが施された合金仕様のメインギアに加え、マルチディスク・カーボンファイバー・ドラグシステムによる魚との綱引きで、大型ロックフィッシュの強烈な突っ込みを往なして抑え込んでくれます。
【テイルウォーク】SPEAKY 3500S XGX 2020年発売
①ギア比(巻取り量/回転) | 6.2(98cm) |
②本体重量 | 285g |
③ラインストック量(PE0.8号) | 350m |
エキスパートアングラーも納得する剛性感と軽やかな巻き心地で、ルアーフィッシング初トライのアングラーにもおすすめな高性能スピニングリール。3Dアルミマシンカットギアが搭載され、大型ロックフィッシュやシーバス・サクラマスなどの、パワフルな魚相手の釣りにもマッチしたフィーリングは特におすすめです。3500番にはEVAラウンドノブも採用され、操作性についてもパワーに追従した仕上がりです。
【ダイワ】フリームス LT5000-CXH 2021年発売
①ギア比(巻取り量/回転) | 6.2(105cm) |
②本体重量 | 255g |
③ラインストック量(PE0.8号) | 750m |
ダイワのエントリーモデルとして代表格であったフリームスも、今回のモデルチェンジを機にブラッシュアップされた最新構造が搭載され、多種多様な釣りにも使用できる汎用性が高められました。ライト&タッチの静粛感と、リトリーブの軽さに加えたパワー性能は、ミドルスペックモデルの性能を思わせるほどに進化しています。4000番以上のサイズには、パワーライトタイプEVAノブも採用され、パワーファイトを主幹にしたゲーム展開も望めます。
【ダイワ】レグザ LT4000-CXH 2023年発売
①ギア比(巻取り量/回転) | 6.2(99cm) |
②本体重量 | 255g |
③ラインストック量(PE0.8号) | 350m |
新たにモデルチェンジされたレグザは、ルアーフィッシングにも完全対応したコンパクトサイズもラインナップされ、より多くの釣りに対応出来る汎用性の高さがブラッシュアップしました。アルミボディの堅牢性は継承され、ルアー主体のキャスティングゲームに留まらず、ぶっこみ釣りにも応用できるバーサタイル性の高さも獲得しています。また、ハイコストパフォーマンスグレードにありながらも、強さを前面に出した味付けが加えられています。
【シマノ】アルテグラ 4000XG 2021年発売
①ギア比(巻取り量/回転) | 6.2(101cm) |
②本体重量 | 270g |
③ラインストック量(PE0.8号) | 600m |
シマノ高コスパスピニングリールの筆頭格として、近年のアルテグラは万人のアングラーに高く支持されています。上位モデルから受け継がれたロングストロークスプール、サイレントドライブ、Xプロテクトなど、シマノの最新テクノロジーがふんだんに採用され、あらゆるシチュエーションに完全対応します。進化したアルテグラの価格に見合わない巻きの軽さと操舵性を、是非ご体感いただきたく思います。
【シマノ】ミラベル C5000XG 2022年発売
巻きの軽さと静粛感、加えて高い剛性が得られるMGLシリーズにあって、手に入れやすい価格設定になるミラベルの5000番。最上位モデルのヴァンキッシュの系譜を受け継ぐ風貌も相まって、各フィールドで人気の高いリールになっています。スラッグ回収能力を発揮するエクストラハイギア仕様はロングスピンに適正高く、コンパクトボディーのサイズ感は、ロングスピンロッドとも相関が保ちやすいバランス設計です。
更に気になるロングスピン釣法向きのスピニングリールが御座いましたら、下記↓↓↓↓のECサイトから検索頂ければ、お気に召すスピニングリールが見つかるかも知れません。
本記事の纏め
今回の記事では、ロングスピン釣法向きののスピニングリールの詳細について紹介して参りました。
今記事では、
①スピニングリールの番手適合とロングスピン釣法への効果
②ロングスピン釣法でのスピニングリールの選び方
③ロングスピン釣法向きスピニングリールおすすめ22選
として纏めてまいりました。
以上をご参考になって頂き、自身に適したスピニングリールを選択頂ければと思います。
ロングスピン向きスピニングリールの説明を更に詳しく知りたい方は?
ページ最下部に「お問い合わせ」項が御座いますので、そちらからご連絡頂ければ、少々お時間を頂いた上で、調査、確認後にご回答いたします。
それでは、このブログをご覧になって頂いた皆様が、よりよいフィッシングギアを購入されて、自然と楽しく遊んでくださる事を願って、次回の商品紹介の記事執筆に入らせて頂きます。楽しみにお待ち願えれば幸いです。
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