ショアエギングに適したスピニングリールの選び方とおすすめ20選のご紹介!

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ショアエギング用スピニングリール

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  1. エギング専用リールと汎用リールの違いと特徴
  2. スピニングリールのグレードや価格帯から見る考え方
  3. ショアエギングに使いやすいスピニングリールの選び方と適正スペック
  4. ショアエギング向きスピニングリール20選のご紹介
  5. スピニングリールのお手入れ方法
  6. 本記事のまとめ
  7. スピニングリールの説明を更に詳しく知りたい方は?

シャクリのテクニックを駆使しながら、掛けてはスリリングなファイト感を味わえる、アオリイカを狙ったショア(陸)からのエギング食べても美味なアオリイカをキャッチするため、フィールドになる防波堤や磯場は、多くのエギングアングラーで一年中賑わっています。

エギングタックルや道具の中でも、ロッドと並び大きなウェイトを占めるのがスピニングリールの操作性と軽量感です。近年では専用設計されたエギング専用モデルや、汎用性の高い高性能スピニングリールが続々とリリースされ、コスパの高いリールから高価なモデルまで価格帯も幅広く、ラインナップの広さからチョイスに迷われてしまう方も多いことでしょう。

今回北の住人では、エギングに適正高いスピニングリールの選び方やギア比選択や番手(大きさ)のスペック考察に加えて、ショアエギングに適したおすすめのスピニングリールを20選ご紹介して参ります。エギングロッドに合わせていく各種ポイントも併せてご紹介していきます。

是非最後までご覧になって頂き、ショアエギングに適したスピニングリールをチェック頂いた上で、アオリイカの釣果アップに貢献させて頂ければ幸いです。

  1. エギング専用リールと汎用リールの違いと特徴
    1. 釣り別(ターゲット別)専用スピニングリールの定義とは!?
    2. エギング専用モデルの特徴
    3. 汎用モデルの特徴と考え方
  2. スピニングリールのグレードや価格帯から見る考え方
  3. ショアエギングに使いやすいスピニングリールの選び方と適正スペック
    1. リールの番手(大きさ)と重量
    2. ギア比の選択
    3. ドラグ仕様を確認する
    4. 巻き性能と滑らかさ
    5. ダブルハンドル(DH)の必要性
  4. ショアエギング向きスピニングリール20選のご紹介
    1. エギング専用スピニングリール20選のご紹介
      1. 【シマノ】セフィア XR C3000SDHHG 2021年発売
      2. 【シマノ】セフィア BB C3000SDHHG 2022年発売
      3. 【シマノ】セフィア SS C3000SDHHG 2023年発売
      4. 【シマノ】ステラ C3000SDHHG 2022年発売
      5. 【シマノ】ヴァンキッシュ C3000SDHHG 2023年発売
      6. 【シマノ】ヴァンフォード C3000SDH 2020年発売
      7. 【シマノ】ナスキー C3000DH 2021年発売
      8. 【ダイワ】イグジスト LT2500S-DH 2022年発売
      9. 【ダイワ】エアリティ LT2500-DH 2023年発売
      10. 【ダイワ】エメラルダス エア LT2500-DH 2021年発売
      11. 【ダイワ】エメラルダス RX FC LT2500S-H-DH 2023年発売
      12. 【ダイワ】エメラルダス X LT2500-DH 2024年発売
    2. エギング対応可能な汎用スピニングリール8選のご紹介
      1. 【アブガルシア】ZENON 3000SH 2021年発売
      2. 【アブガルシア】Revo ALX THETA 3000SH 2020年発売
      3. 【ダイワ】カルディア LT2500 2021年発売
      4. 【ダイワ】フリームス LT2500 2021年発売
      5. 【テイルウォーク】SPEAKY 2500HGX 2020年発売
      6. 【シマノ】ツインパワー C2500SXG 2024年発売
      7. 【シマノ】アルテグラ 2500SHG 2021年発売
      8. 【シマノ】ミラベル 2500SHG 2022年発売
  5. スピニングリールのお手入れ方法
    1. 各リールメーカーの純正注油をご紹介
      1. 【ダイワ】純正注油セット
      2. 【シマノ】純正注油セット
      3. 【アブガルシア】純正グリス
      4. 【アブガルシア】メンテナンスキット
  6. 本記事のまとめ
  7. スピニングリールの説明を更に詳しく知りたい方は?

エギングに関わらず、釣りの種類やターゲット別によって、専用スピニングリールは数多くラインナップされています。リールを購入する際は、専用モデルと汎用モデルの見極めが難しく、最初にお悩みになるポイントではないでしょうか。ここでは、エギング専用スピニングリールの定義とメリットや捉え方、汎用モデルをチョイスする際の考え方を比較して見ていきましょう。

釣り別(ターゲット別)専用スピニングリールの定義とは!?

大方の専用スピニングリールは、各社ミドルクラスのリールをベースにして、様々なルアー釣りの特性に合わせたメーカーカスタムが施されています。シャクリやアクション性に合わせたハンドル形状と仕様・軽量ルアーやリグのキャストに対応するスプール形状・モチベーションを高める各社のイメージカラーなど、ユーザーがのちのちチューニングを施すであろう純正チューニングパーツがあらかじめ組み込まれています。

汎用スピニングリールをベースにして、チューニングを施すパーツ台と全体のバランスセッティングも事前に盛り込まれ、トータルで見れば安価に仕上がっているのが専用モデルになります。

エギング専用モデルの特徴

エギング専用スピニングリールには、エギのキャスト性能からコントロールとバイトキャッチ性能、シャクリ操作時に発生する荷重バランスについても専用セッティングが図られていますが、エギング用スピニングリールに求める最大のポイントは本体の軽さになります。

エギング専用スピニングリールは、リール本体の素材、各種専用パーツの採寸と重量バランスも配分され、持ち重りしない操作性と滑らかな巻き感を有しています。ロッド全体を使ったシャクリが特徴のエギングに、最も適した重量バランスを保持しています。管理人もエギング専用スピニングリールを使用したことはありますが、汎用モデルにはない操作性とエギのトータルコントロール性能はまさにショアエギングにベストマッチし、各リールメーカーのフィールドマーケティングの賜物といってもいいと思います。

汎用モデルの特徴と考え方

ダイワやシマノ・アブガルシアなど、大手メーカーの汎用スピニングリールは、グレードや価格帯に応じて性能や搭載機能も当然のことながらレベルアップしていきます。価格を気にせずに購入可能であれば、各種の釣り専用スピニングリールよりも、ハイグレードな汎用スピニングリールの方がトータル性能は上位に位置づけられ、全てにおいて満足頂けることかと思います。それだけ汎用モデルのハイグレードリールには、各リールメーカーの最新技術が詰め込まれています。

汎用モデルをチョイスする多くのアングラー様は、エギング以外の釣りやルアーフィッシングにも転用していきたいという考えが少なからずあろうかと思います。管理人も同様に、自分が購入できる価格帯の上位モデルのリールを購入し、エギング釣行時は、スプール交換やリールハンドルの変更で対応しながら釣りの特性に合わせ込んでいます。

汎用モデルの利点として、本体価格として切り離した考えで、多くの釣りで応用を効かせられるコストパフォーマンスの良さにあるといっても過言ではありません。特に、エギングに使用するスピニングリールの番手(大きさ)は、バス釣りや渓流域のトラウトゲームにも相通ずるため、多くのアングラー様が好んでチョイスする番手にもなります。

アングラー様ご自身が、釣りの種類や釣り方にどれだけウェイトを絞るかで、モデルチョイスの考え方や捉え方も変わってきますが、お好みのリールをチョイスされるのが一番です。後々後悔しないためにも、ご自身の好みを優先されることが第一です。

専用モデル、汎用モデルの選択が終わると、お財布との緻密な相談になるでしょう。価格も幅広く頭を悩ませますが、考え方一つでチョイスの仕方も変わってくるものです。

リールを構成する材料、部品加工技術、最新技術設計開発費など、ハイグレードのスピニングリールは、自ずと高価格に設定されています。これは必然的なことであり、リールのパフォーマンス性能をより長く維持し、耐久性が高い高剛質な製品には避けては通れない部分でもあります。

ですが、釣法の幅を活かし、どれだけの期間使用していくかでコスパの良し悪しは決まります。
釣りに対して多くの時間を割くアングラー様であれば、リール価格÷(おおよその年間釣行×耐用年数)で一回当たりのコストを計算するでしょう。

このよう
コスト算出を試していけば、ハイエンド・ハイレベルの高価格帯スピニングリールも遠い存在ではなく、かっこいいタックルを所持している満足感や優越感も同時に得られることで、リール本体価格から割引して計算できるのではないでしょうか。なによりも、欲するリールを手に入れることで、釣りに対するモチベーションアップに直結するのは間違いありません。

押しつけではありませんことをご了承願います。
管理人がフィッシングギア購入時に必ず考えることは、「安物買いの銭失い」にならないように、購入に悩んだら、上のクラスを無理してでもチョイスします。リールの故障に対する修理費や買い替え価格の増加・チューニング費用で上位モデルの価格を超えてしまわぬよう、しっかりした購入計画を立てることが必要です。

ここからは、ショアエギングに適した番手(リールの大きさ)、ギア比(巻取りスピード)、リール本体重量(軽さ)、トータルバランスに着目して、適正スペックの説明を加えて行きます。

リールの番手(大きさ)と重量

アオリイカや、その他ターゲットにするイカの種類や大きさにもよりますが、タックルにセッティングしたいリールの番手はシャクリ操作の幅とロッドの長さ、アングラーの体力に依存し、手首を支点にして楽にロッドをあおれる大きさが重要になります。

エギングロッドの長さが、平均的な8.3~8.6フィート(ft)であれば、リール本体の重量は160gから250gの範囲に収まると多用なシャクリアクションでイカを誘えます。メーカー間で多少の番手の誤差はありますが、近年流行のCサイズ(コンパクト仕様)含めて、ダイワであれば2000番から2500番、シマノであれば2500番から3000番が適正番手になります。

ショアエギング専用モデルとしてラインナップされるスピニングリールであれば、エギングへのフィッティング性は番手サイズもベストに設定されています。

ギア比の選択

ショアからのエギングでは、キャスト後のラインスラッグ回収からボトムへのフォール、シャクリやジャーキングからのエギの跳ね上げが基本操作になります。アオリイカのバイトを確実にキャッチするために、フォール中とアクション後のラインテンションが重要で、スラッグを早めに回収する必要があります。

無理なく手際よく、効率的にスラッグを回収してフォールアクションに移行するために、ノーマルギアからハイギア(H)が理想のギア選択になります。ハイギアはギア比5.6以上となり、ギア比に合わせてラインの巻き取り量も増えていきます。高すぎるギア比は、僅かなハンドル回転(自重回転)でもエギの移動量が増えてしまうため、バイトのキャッチが難しくなってきます。

ドラグ仕様を確認する

ショアエギングでヒットするイカは、小型のものからキロアップの大型まで含め様々です。大型イカのファイト性は高く、エギから逃れようとする持久力も長い為、ランディング間際まで寄せても、沖に向かって更に走るケースが多々あります。また、キャストの飛距離とバイト感度を上げるために、PEラインとショックリーダーも細めのセッティングになる事から、滑り出しの良いドラグ機構の搭載も見ていく必要があります。

特に沖目で大型アオリイカが乗った場合(メインラインが長く出ている状態)と、手元や近場で乗った場合(メインラインが短い状態)では、張力は同じでもラインに掛かる力の分散具合が変わります。長ければ長いほど張力は分散し、短ければ一点集中してきますが、この時にドラグがイカの引き込みとよい駆け引きをし、ラインブレイクを防いでくれます。

近年のスピニングリールに採用されるドラグ機構はどれも高性能仕様で、滑らかなスプール回転を伴ったライン放出性が高くなります。組み込まれるカーボンワッシャーの枚数の増加、材質改良が加えられ、タフで柔軟な滑り出しが確保されています。

巻き性能と滑らかさ

アオリイカのバイトはフォール時やステイ中だけに留まりません。ゆっくりとしたリトリーブや、フォールさせながらのスローリトリーブでもイカはアタックしてきます。リトリーブ中のアオリイカのバイトは、エギが動いている最中のショートバイト(触手で触るだけ)が多く、僅かな感触や違和感を拾っていくパターンもあり、スピニングリールの巻き感と軽さはバイトキャッチの大きな要素になってきます。

エギングでも、アジングやメバリング・トラウト釣りと同様に、ロッドティップに頼った感度だけではなく、リールの巻き性能でバイトをキャッチしなければならないパターンも多くあり、この時スピニングリールの巻きの滑らかさが生きてきます

ダイワのLT仕様やエアローター、シマノのマイクロモジュールギアやサイレントドライブ、アブガルシアのフリクションフリー(摩擦レス仕様)など、近年のスピニングリールには、滑らかさと静かなリトリーブを実現できる最新技術が備わっています。

ダブルハンドル(DH)の必要性

エギング専用機にダブルハンドル仕様が多く設定される理由の一つとして、エギをコントロールする上でのアクション制御にあります。エギの挙動ををしっかり止めたい、或いは狙いのレンジ・ポイントでステイさせたい時、バイトの間を作っているときなど、ハンドル回転による不自然なエギの動きを出したくありません。

ハンドルが惰性で回転することで、エギに異質な動きを与えてしまいます。ダブルハンドルには、自転を抑える為のバランス保持の役目があり、センシティブにイカを攻略していく際にも役立つ仕様です。また、エギング中は巻き手をリールのハンドルから放している時間も多くなりますので、その状態でも回転を静止出来るダブルハンドルが理想です。

近年リリースされるハイスペックモデルのスピニングリールは、イナーシャ制御(惰性回転と自然回転)が高められ、ハンドルの自重による回転は大幅に抑えられていますので、その点も加味しながらハンドル形状を見極めていきましょう。

絶対的な軽量感を求めるアングラー様はシングルハンドルがベスト

シングルハンドルとダブルハンドルでは、素材容量の違いで10gから15gの重量差が生まれます(シングルハンドル<ダブルハンドル)。これは、番手(リールの大きさ)から見ると2500番と3000番の本体重量差と同レベルです。リール本体重量を比較する際は、ダブルハンドルでは半番手ほど大きいリールを使うレベルになるという事は理解しておきましょう。

ここからは、エギング専用スピニングリール、他の釣りにも代用可能な汎用スピニングリールに分類し、おすすめリールを20選をご紹介して参ります。併せて①リール本体重量、②ギア比、③ドラグ仕様を紹介して参りますのでチョイスご参考されて頂ければと思いま

エギング専用スピニングリール20選のご紹介

【シマノ】セフィア XR C3000SDHHG 2021年発売

①リール本体重量185g
②ギア比6.0
③ドラグ仕様リジッドサポートドラグ
セフィア XR紹介WEBページ

シマノ最新のエギング専用設計のハイエンドスピニングリール。軽量なエギのキャストに効果を見せるロングストロークスプールが搭載。バイトキャッチには滑らかで静かな巻き心地を誇るサイレントドライブも採用されたことで、エギングリールとして最高の使用感に仕上がっています。ダブルハンドル且つハイギア仕様で、手返しよく効率的にエギングを楽しめます。

【シマノ】セフィア BB C3000SDHHG 2022年発売

①リール本体重量235g
②ギア比6.0
③ドラグ仕様ラビットファイアドラグ
セフィア BB紹介WEBページ

ビジュアルは上位モデルに近接し、ハイレベルのエギング専用設計ながらも、手の届きやすい価格で提供される新型モデル。本体重量も235gまで絞り込まれされ、耐久性と共に、操作性と感度の充実に努められています。エギング専用モデルとして、この価格帯の中ではダントツの人気を誇る、エギングのトータル性能を搭載する人気モデルです。

【シマノ】セフィア SS C3000SDHHG 2023年発売

①リール本体重量200g
②ギア比6.0
③ドラグ仕様ラビットファイアドラグ
セフィア SS紹介WEBページ

シマノのラインナップでは中堅に位置するエギング専用リールですが、そのトータル性能は上位モデルに迫ります。ティップランエギングとの併用も可能になり、エギング全域での良質なタックルバランスも見せてくれます。シャロースプールの搭載は、テクニカルなアクション性にも追従し、ライトラインでのセンシティブな攻略にもベストな働きを見せてくれます。

【シマノ】ステラ C3000SDHHG 2022年発売

①リール本体重量220g
②ギア比5.8
③ドラグ仕様リジットサポートドラグ
ステラ紹介WEBページ

エギングの使用に特化した、シマノフラッグシップのダブルハンドルモデル。バーサタイル性が高いステラにおいて唯一の特化型になり、ハンドル仕様に加えた巻き性の高さを見せてくれます。高次元に纏められるシマノ最新機能を、エギングで堪能するのも一つの醍醐味になると思います。

【シマノ】ヴァンキッシュ C3000SDHHG 2023年発売

①リール本体重量175g
②ギア比5.8
③ドラグ仕様リジットサポートドラグ
ヴァンキッシュ紹介WEBページ

MGLシリーズ最高峰のヴァンキッシュからラインナップされるダブルハンドル仕様。インフィニティテクノロジーによライトなキャスト感はフラッグシップに迫ります。実力は誰もが認めるハイエンドクラスの最新仕様で、エギングでの操作性も折り紙付きです。軽量エギでも楽に飛ばせるインフィニティーループとシャロースプールに、操作の手返しをアップ出来るハイギアモデルがおすすめです。

【シマノ】ヴァンフォード C3000SDH 2020年発売

①リール本体重量180g
②ギア比5.3
③ドラグ仕様リジットサポートドラグ
ヴァンフォード紹介WEBページ

ヴァンキッシュの系譜を受け継ぎ、MGLシリーズのルアー専用機としてリリースされたヴァンフォード。アングラーのニーズに応え、エギング仕様として設計されたダブルハンドル仕様は、エギング専用モデルにも匹敵する操作性を保持します。エギの遠投性能とキャストやアクション疲れを抑制するバランス性能と軽量化、イナーシャ(慣性による回転)を極限まで抑えたリトリーブ性能もおすすめです。

【シマノ】ナスキー C3000DH 2021年発売

①リール本体重量270g
②ギア比5.0
③ドラグ仕様リジットサポートドラグ
ナスキー紹介WEBページ

もはや入門リールとしての域を脱し、サイレントドライブが搭載される21年モデルのナスキー。ダブルハンドルモデルもラインナップされ、巻き感や操作性をお試しになられたい方にも適したモデルです。滑り出しの良いドラグ構成も相まって、ライトラインを使用したファイトからのランディングでも、ブラッシュアップした幅を見せてくれます。

【ダイワ】イグジスト LT2500S-DH 2022年発売

①リール本体重量170g
②ギア比5.1
③ドラグ仕様ATD TYPE-L
イグジスト紹介WEBページ

イナーシャ(回転惰性)の抑制に優れたイグジストのダブルハンドル仕様は、エギングのショートジャークの攻略でも、僅かなエギの挙動をコントロール出来ます。強風などの悪天候下でも、細糸のライントラブルはほぼ皆無となり、手返しと操作性の満足感は他のスピニングリールの追従を許さずに、ダイワフラッグシップモデルの貫録を見せてくれます。

【ダイワ】エアリティ LT2500-DH 2023年発売

①リール本体重量165g
②ギア比5.1
③ドラグ仕様ATD TYPE-L
エアリティ紹介WEBページ

軽量化・低慣性化・重量バランスの最適化を追求したエアリティのダブルハンドル仕様は、ダイワにラインナップされるスピニングリールの中では、エギングに最も適した仕様。軽さがもたらすシャクリの操作性と持続性、モノコックボディーの強さが感じられる堅剛性と強度感は、大型アオリイカだけでなく、どんなターゲットが相手でもゲーム成立を高次元に完遂してくれます。

【ダイワ】エメラルダス エア LT2500-DH 2021年発売

①リール本体重量175g
②ギア比5.1
③ドラグ仕様ATD
エメラルダス エア紹介WEBページ

強靭性と耐久性を兼備するモノコックボディを纏い、ダイワエギング専用スピニングリールの頂点に位置するエメラルダス エア。最高クラスの軽量チューンが施されるLT仕様は、アクションが大きなハードなエギングに高適正を発揮します。エギングモデルとしてのフラッグシップモデルは、過酷な環境に耐え抜くスピニングリールに大きく進化しています。

【ダイワ】エメラルダス RX FC LT2500S-H-DH 2023年発売

①リール本体重量195g
②ギア比5.8
③ドラグ仕様ATD TYPE-L
エメラルダス RX紹介WEBページ

ダイワエギングリールの設計思想が見事に具現化され、高次元なエギング操作性を発揮するミドルクラスの専用スピニングリール。ドラグには、より滑らかにラインが引き出される、実績の高いATD TYPE-Lが採用され、更なるライトラインでの攻略にも特化出来ます。大型アオリイカに照準を絞り、磯場や藻場・深場を専門に撃っていくアングラー様には是非おすすめになり、新基準のエギング専用リールを体感していただきたく思います。

【ダイワ】エメラルダス X LT2500-DH 2024年発売

①リール本体重量225g
②ギア比5.3
③ドラグ仕様ATD TYPE-L
エメラルダス X紹介WEBページ

先代モデルのエメラルダスから大幅な軽量化と剛性UPを実現したダイワエギング入門モデル。ダイワイメージカラーを纏いながら、ATD TYPE-Lとエアドライブデザインが採用される、機能も万全のエギング専用設計。巻きの精度と軽量化に貢献するエアローター搭載で、高コスパモデルでありながらも、専用設計としての片りんを随所に感じられる使用感を見せてくれます。

エギング対応可能な汎用スピニングリール8選のご紹介

【アブガルシア】ZENON 3000SH 2021年発売

①リール本体重量165g
②ギア比6.2
③ドラグ仕様カーボンマトリックスドラグ
ZENON紹介WEBページ

アブガルシアのフラッグシップになるゼノンは、進化を遂げた筐体バランスと圧倒的に軽量なボディーが特色です。エギングでの過酷な連続アクションにも高いレベルで適性を見せ、タックルの操作性を一気に高めてくれます。フリクションフリーによる滑らかで静かな巻き心地は違和感やショートバイトもキャッチし、惰性を抑えた低慣性モーメントはエギの挙動をしっかりコントロールします。

【アブガルシア】Revo ALX THETA 3000SH 2020年発売

①リール本体重量230g
②ギア比6.2
③ドラグ仕様カーボンマトリックスドラグ
Revo ALX THETA紹介WEBページ

ライトなタックル操作を必要とするソルトのライトゲームからエギングまで、軽量ルアーの操作性とコストパフォーマンスの高さが特筆の汎用スピニングリール。ZENONと比較しても精密構造は同規格になり、細かな最新機構を除けば、他のモデルと比較してもエギングに相性の良さを見せる操作感に仕上がっています。

【ダイワ】カルディア LT2500 2021年発売

①リール本体重量195g
②ギア比5.2
③ドラグ仕様ATD
カルディア紹介WEBページ

ミドルクラスの一角であるカルディアは、発売開始から絶大な人気を誇り、相方のフリームスとは見た目の好みでニーズが別れます。各種ルアー釣りに順応し、エギングにも好適正。上位モデルにも引けを取らないダイワ最新技術採用で、スペアスプールを別途準備して種類別にラインを巻いておけば、シチュエーションに応じた多彩な釣りに代用可能です。

【ダイワ】フリームス LT2500 2021年発売

①リール本体重量200g
②ギア比5.3
③ドラグ仕様ATD
フリームス紹介WEBページ

カルディアとは双璧を成すミドルクラスを代表するスピニングリール。ダイワ新素材のZAIONを中心にして構成される軽量ボディーは大幅な軽量化を実現し、耐久性と剛性も兼備しました。エギングをはじめとしたルアー釣り全般に適応するバーサタイル性もおすすめポイントです。特に多方面に使い込める2500番は、ユーザーニーズの高い番手になっています。 

【テイルウォーク】SPEAKY 2500HGX 2020年発売

①リール本体重量220g
②ギア比5.2
③ドラグ仕様フェルトワッシャー内蔵ドラグ
SPEAKY紹介WEBページ

漆黒ボディーの重厚感に加えて、ラフな使用にも耐え抜くアルミマシンカットボディーの耐久性が群を抜く高剛性モデル。ハンドルノブにはファットタイプのI型ノブが採用され、リトリーブバランス向上とエギの操舵性に快適性を得られます。ネーミング通りのスムーズでピーキーな巻取りの滑らかさは、ショートバイトが主になる夏場のエギングにもベストな働きを見せてくれます。

【シマノ】ツインパワー C2500SXG 2024年発売

①リール本体重量180g
②ギア比6.3
③ドラグ仕様リジットサポートドラグ
ツインパワー紹介WEBページ

最新モデルのツインパワーはエギングにもベストマッチ。最新技術や機能搭載はさることながら、ツインパワーの真骨頂はトータルの耐久性にあります。連続したシャクリはリールに掛かる負荷も大きくなりますが、質実剛健をコンセプトに設計されたボディー剛性過酷な操作に屈しない強さも見せ、息の長いベストセッティングを保持してくれます。

【シマノ】アルテグラ 2500SHG 2021年発売

①リール本体重量220g
②ギア比6.0
③ドラグ仕様リジットサポートドラグ
アルテグラ紹介WEBページ

シマノ高コスパモデルのアルテグラも、コンパクト軽量ボディーを纏って2021年に新モデルがリリースされ、エギングへの好適性を見せています。先代モデルから機能も大幅に進化し、マイクロモジュールギアⅡをはじめ 、ロングストロークスプール、サイレントドライブ、Xプロテクトアングラーの搭載など、上位機種から受け継いだ性能で、守備範囲を広く保持しています。

【シマノ】ミラベル 2500SHG 2022年発売

①リール本体重量205g
②ギア比6.2
③ドラグ仕様リジットサポートドラグ(フェルトワッシャー)
ミラベル紹介WEBページ

シマノのハイコスパモデルとして新たにラインナップされたミラベルも、上位モデルのヴァンキッシュの血統を引き継ぐMGL仕様。CI4+が採用された本体重量の軽さとイナーシャ(惰性回転)の低さで、エギングへの対応性もベストマッチです。サイレントドライブによるシルキーな回転性能も、ミスバイトやショートバイトの察知に大きく貢献します。

更に気になるエギング向きスピニングリールが御座いましたら、下記のECサイトで検索頂ければ、お気に召すスピニングリールが見つかるかも知れません。

近年リリースされるリールは完全なる精密機械です。高価になればなるほど、大型に成ればなるほど精密具合や精度が増していきます。管理人は精密機器の設計開発を本業としておりますので、その観点から最低行いたいお手入れ方法をご紹介します。しっかりとメンテンナンスを施してあれば、高価なスピニングリールも長期に渡って初期性能を維持し、経年使用でコストパフォーマンスを発揮してくれます。

メンテナンス方法を箇条書きで説明していきます。

メンテナンス頻度は釣行時毎回行います。例えば、3日連続で釣行する場合、1日毎行うようにしましょう。この積み重ねが、高価なリールを正常な状態で維持するコツです。ロッドも同じです。

・ドラグを緩めてスプールを外します。その後、手で分解出来る箇所は、しっかり分解してから真水(無ければ水道水)で洗浄します。

・その後、日陰干しで完全乾燥させます。日向は厳禁です。急激な水分蒸発で、水に含まれているカルキやカルシウムが部品上で結晶化してしまい、固着や異音の原因になります。また、固着していた異物が剥がれ落ちて、ベアリング内部やギア類に噛みこみ、動作不良の原因にもなります。

・乾燥後、綿棒を使って、細部やベール周辺、回転部を乾拭きしますが、けば立った糸くずは内部に残さないように注意が必要です。

・乾拭き後、リールメーカー純正のグリスとオイルで注油を行います。高速回転するシャフトを支持する両ベアリング(スプールシャフト含む)にはオイルを注油、ハンドルノブや低速回転部はグリスを塗布するようにしましょう。狭い箇所には、ティッシュペーパーやピンセット先端に少量付けて回転部を回してオイルを送り込みます。いずれも、油膜が出来る程度のほんの少量にします。注油しすぎると、逆に異物やゴミを呼び込んでしまいます。

・ラインローラー部(内部にベアリング有)は、綿棒や細く絞ったティッシュペーパーで乾拭きを重点的に行います。この部分は、一番外に面している部分ですので、先にも述べたように、注油量を誤るとゴミや異物を呼び込み、かみこんでしまいますので、注油量はごくわずか(半滴)です。

・その後、元通りに組み上げて、回転部を回して、異常が無ければ終了です。その後はリール収納ケースや個別の収納BOXに保管し、ゴミの付着を防ぎましょう。

ばらして組み上げる自信がない方は、スマホなどで動画を取りながらばらして、逆の手順で組み上げれば問題ありません。

各リールメーカーの純正注油をご紹介

【ダイワ】純正注油セット

【シマノ】純正注油セット

【アブガルシア】純正グリス

【アブガルシア】メンテナンスキット

今回の記事では、ショアエギングゲームで使用したいスピニングリールの詳細を紹介してきました。

①エギング専用リールと汎用リールの違いと特徴
②スピニングリールのグレードや価格帯から見る考え方
③ショアエギングに使いやすいスピニングリールの選び方と適正スペック
④ショアエギング向きスピニングリール20選のご紹介
⑤スピニングリールのお手入れ方法

以上をご参考になって頂き、自身に適したショアエギングのスピニングリールをチェック頂ければと思います。

ページ最下部に「お問い合わせ」項が御座いますので、そちらからご連絡頂ければ、少々お時間を頂いた上で、調査、確認後にご回答いたします。

それでは、このブログをご覧になって頂いた皆様が、よりよいフィッシングギアを購入されて、自然と楽しく遊んでくださる事を願って、次回の商品紹介の記事執筆に入らせて頂きます。楽しみにお待ち願えれば幸いです。

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