エリアトラウト用スピニングリール20選｜リールの選び方とゲーム特性のご説明

管理釣り場でのエリアトラウト釣りは、軽量ルアーのキャストとセンシティブなリトリーブ（巻き）がメインの釣りになり、スピニングリールの性能と選び方がゲームの楽しみ方を大きく左右します。

スピニングリールの差は、キャストアキュラシーや巻き感によるバイトキャッチにも差を生じさせ、釣果をも左右すると言っても過言ではありません。エリアトラウトに使用するスピニングリールの選び方と合わせ方は、ゲームを円滑に運ぶための重要な要素です。

ダイワ・シマノなどの主要リールメーカーからも、エリアアングラーの要望やニーズに応えた、エリアトラウト釣りに適したスピニングリールを続々とリリースされ、エリアトラウトアングラーが注目する人気のアイテムになっています。

今回北の住人では、管理釣り場でのエリアトラウト釣りで扱いやすい、ゲームに適したスピニングリールを人気モデルから厳選して15選ご紹介して参ります。

是非最後までご覧いただき、アングラー様がお気に入りのスピニングリールをチョイスされる、きっかけにされて頂ければ幸いです。

エリアトラウトのゲーム特性を理解する

管理釣り場用のエリアロッド・リールなど、タックルを選んでいく上で、釣りの質や特性・ゲームスタイルをしっかり熟知・理解しておけば、間違いのないギア選びが可能になります。スピニングリールも安い買い物ではありませんので、エリアトラウトゲームを理解しながらスピニングリールの選定に入っていきましょう。

管理釣り場特有のプレッシャー

はじめて管理釣り場のエリアトラウトにトライされる方であれば、魚が沢山放流されている釣り堀のイメージを抱く方も多い事でしょうが（管理人も当時はその中の一人です）魚釣りのフィールドとしては、釣り堀と管理釣り場は異質なものです。

週末や休日・連休ともなると、家族やお子様連れのアングラーも含めて、多くの人で賑わう管理釣り場は、魚が感じるプレッシャーも高くなり、賑わうシチュエーションの中で、ルアー釣りでトラウトをキャッチするのは至難の業になってきます。メジャーな管理釣り場や、特異的なトラウト類や大型固体の魚を放流しているエリアでは猶更で、訪れるアングラーの人数も倍増し、魚が感じるプレッシャーも更に高くなってきます。

特に警戒心が強いトラウト系の魚は、人込みから発する物音や声、キャスト時の着水音などで、プレッシャーを感じてスレてしまい、時間帯や時期にもよりますが、通常のルアーをまったく追ってくれないことも多々あります。また、水中に入るラインとルアー、そしてその動き自体も魚が感じる違和感を増長させ、トラウトは、水の中と外から同時にプレッシャーを受けています。

活性のムラや魚の溜まり具合

管理釣り場でのエリアトラウトは、水の動きが緩慢なこともあり、気温による水温変化や濁りの影響を受けやすくなります。ポンド型の管理釣り場は特に顕著で、気温の影響も受けやすくなり、風の強さや風向きで、魚の活性や溜まりにも影響してきます。

放流直後であれば、ルアーに反応するトラウトの活性は自ずと高くなり、いろいろなルアーに興味を示しアタックしてきますが、時間経過と共にルアーに対する興味も薄れ、水面の気配や物音、ルアーの着水音を警戒しはじめ、群れを成して一点に溜まり始めます。

一方、静穏な無風状態・無音状態ではルアーの着水音が拡散されず、音に反応して魚が散り散りになり、深場に潜ってしまって、しばらく動き回らない状況にも陥ります。風向きもトラウトの溜まりに影響し、風下に溜まる傾向が見られ、釣り座が風上・風下どちらにおいても、攻略メソッドの変更を余儀なくされます。

軽量（超軽量）ルアーの多用

スレたトラウトには、スプーン一辺倒ではチョイスもおぼつかなくなり、管理釣り場のエリアトラウトに適した、専用化されたルアーを投じることも多くなります。トラウトがスプーンを見切ってしまう場合は、他のアングラーが投じていないような特殊な素材、或いはフェザージグのような、ナチュラルに漂う感覚を醸し出す超軽量素材のルアーを多用しながら差別化を図るのも重要です。

超軽量ルアーはキャストも難しく、風下（向かい風）に釣り座を置いた場合は、ルアーが風に押し戻されキャストの安定性も低下してしまいます。これらの各種の状況を打破するためには、キャストテクニックに加え、スピニングリールや専用ロッドのタックル性能が大きなアドバンテージになってきます。飛距離とコントロールのキャストアキュラシーをどれだけ確保するかが、釣果をアップさせるためのカギでもあります。

エリアとネイティブでのバイト性質の違い

トラウト系のバイトは、ネイティブ河川では反転食い（リアクション系）のはっきりしたバイト感覚であるのに対し、管理釣り場では啄むよう（ついばむ）な追い食いのショートバイトが多くなります。これは、トラウトがエサを捕食する環境に違いがあり、前者は自然の中での弱肉強食によるスピード勝負、後者のエリアトラウトはエサを与えてもらっている関係で、バイトにも明確な差が表れてきます。

エリアトラウトは、着かず離れずにルアーを追って捕食チャンスを伺う、ボトムからトップレンジに浮上して静かに捕食するパターンなどを考慮すると、ルアーのリトリーブスピードを抑えながらコントロールし、食わせの間を与えていかなければなりません。

そこからチョイス⇒バイトに移行した微細な感覚を、スピニングリールの巻きの感覚で察知する必要があります。如何にしてロッドティップに表れないラインテンションの変化、ラインを伝わってくる啄みのショートバイトや違和感を、スピニングリールの巻き感から拾えるかも、釣果を左右する要素になってきます。

類似した釣りやゲームスタイル

エリアトラウトゲームに類似したゲームスタイルでは、ソルト域でのライトゲームの中で、今般人気のアジングが挙げられます。両者の専用ロッドの特徴、使用するスピニングリールの性能、メインラインの材質、バイトの性質とアクション性も酷似し、同系のタックルで十二分に楽しめます。

エリアトラウト用スピニングリールの選び方

先述までのエリアトラウトゲームの特徴はご理解頂けたでしょうか。
ここからは、実際にエリアトラウトロッドに合わせていく、スピニングリールのポイントを見ていきましょう。

スピニングリールの大きさ＝番手選び

トラウトゲームでタックルに合わせたいスピニングリールの大きさは、ネイティブや管理釣り場、エリアに関わらず、概ね1000番から2000番を中心に選択頂ければ間違いありません。

使用する専用スピニングロッドのブランクスパワー（XUL～Lなど）や、ロッドレングス（ロッドの長さ）によっても多少の前後はございますが、キャストからアクション・ランディング（取り込み）までの一連の動作をスムーズに行うためには、ロッドとの相性も見ていきましょう。お手持ちのロッドメーカーと併せたメーカーを購入すれば、設計仕様が合致することで、バランスがとれる流れるようなゲームが楽しめます。

【エリアトラウト完全専用化の場合】
エリアトラウトに特化したスピニングリールを選ばれる際は、各リールメーカーにラインナップされる1000番モデルがベストサイズです。今般、新規、或いはモデルチェンジしてリリースされているモデルについては、小型になればなるほどバイト感覚や違和感が手元に伝わりやすい構造（使用される金属の量や重量）になっているのは間違いありません。

スプールも最小化され、軽量化に伴う滑らかで軽い巻き感を得られ、リール本体のバランスがまとまることで、一極集中のバイトキャッチ性が高まります。

ラインストック量≒スプールサイズ

エリアトラウトで使用するラインは、アングラー様の好みでも判れますが、気温や放流されているメインの固体サイズも加味しながら選定していきます。PE・エステル・ナイロンやフロロなど、どのラインを使用するにしても、センシティブな操作を可能にするために、よりライトな細糸を巻いていく事になります。

エリアトラウトでの一般的なライン仕様	太さ・強度	ストック量
PEライン	0.2～0.4号	100m前後
エステルライン	1～4lb（ポンド）	100ｍ前後
ナイロンまたはフロロカーボン	1.5～4lb（ポンド）	100m前後

特に、エリアトラウトにスピニングリールを専用化する場合は、上記のライン仕様をストック出来る、スプールサイズの搭載も確認していきましょう。

ドラグ性能の優劣と細糸使用のアドバンテージ

管理釣り場で使用するルアーは、超軽量、且つコンパクトになりますが、同時にキャストでの遠投性も求められてきます。また、ルアーから発せられるアクションの伝達性など、ライトライン（細糸）でしか感じ取れない感覚があり、フッキングからランディングの過程では、このライトラインでファイトしなければならないため、ラインに掛かる負荷を逃がしていかなければなりません。

ここで重要になるのが、トラウトとメインライン、スピニングリールとロッドの綱引きを緩和させ、四者で繰り広げられるベクトル分散を担ってくれる、スピニングリールのドラグ機構です。

ダイワ製であればATD（オートマチックドラグ・スプール2BB仕様）、シマノ製ではリジッドサポートドラグ・ラピッドファイアドラグなど、今般リリースされているモデルのスピニングリールには、標準採用で高効率で性能が高いドラグシステムが採用されています。

ギアスピード≒ギア比の選び方

管理釣り場でのエリアトラウトゲームでは、魚が口を使いやすいように、スローな誘いに徹する必要があります。
どのような種類のルアーを使用するにしても、ルアーをしっかりと見せて、トラウトが追いやすいリトリーブスピードを維持しなければなりません。

自然なハンドルの巻きで、スローなリトリーブとアクション性を維持するためには、PやPGのパワーギアからノーマルギアの、スローなリトリーブで巻けるギア比をチョイスしていきましょう。

エリアトラウト用スピニングリールおすすめ20選のご紹介

ここからは、上記までの説明を加味した、管理釣り場でのエリアトラウト向きスピニングリールを厳選してご紹介して参ります。エリアトラウト専用モデルと汎用モデルに分類し、①リール本体重量、②ギア比、③搭載ドラグ仕様を記載して参りますので、気になるスピニングリールをチェックされてみて下さい。

エリアトラウト専用モデルのスピニングリールご紹介

【シマノ】カーディフ XR C2000S　2023年発売

①リール本体重量	155g
②ギア比（巻取り量）	5.1（69cm/回転）
③搭載ドラグ仕様	リジットサポートドラグ

稀代のトラウト専用リールの中でも、特にセンシティブな攻略を前提に煮詰められたスペシャルモデル。
調整ピッチの狭い、細やかなドラグ調整が可能なエリアドラグも採用され、繊細なエステルラインの強度を維持出来ます。マグナムライトローターの軽い巻き心地は、ショートなバイト感をしっかりキャッチします。

【ダイワ】プレッソ LT1000S-P　2021年発売

①リール本体重量	145g
②ギア比（巻取り量）	4.9（61cm/回転）
③搭載ドラグ仕様	ATD

各地のエリア釣行時、アングラーの使用頻度が高く、使用されているのが一番見受けられる人気の専用スピニングリールです。ZAION素材で成型された、アンダー150gの軽量化ボディーの精工度は、ガタツキ無縁の静かなリーリング感覚が持ち味です。

【アブガルシア】ZENON 1000S　2021年発売

①リール本体重量	142g
②ギア比（巻取り量）	5.2（65cm/回転）
③搭載ドラグ仕様	ウォーターシールドカーボンマトリックスドラグシステム

フレッシュでのエリアトラウト・ネイティブトラウト、ソルトでのアジングメインのライトゲームに焦点を置いて設計された1000番コンパクトモデル。左右非対称ボディが高レベルなリトリーブバランスを保ち、C6 V-Rotorによる軽量化と低慣性モーメントが、繊細な巻き感でバイトをキャッチします。

汎用モデルのスピニングリールご紹介

【ダイワ】EXIST SF 1000S-P　2023年発売

①リール本体重量	135g
②ギア比（巻取り量）	4.6（57cm/回転）
③搭載ドラグ仕様	ATD TYPE-L

フィネス対応スピニングリールとして、まさに決定版と言える制動能力を保持したハイエンドの汎用スピニングリール。スプールのショート化やリニアシャフト化など、オリジナルモデルから更にダウンサイジングされ、ダイワが誇るリール技術が一点に詰め込まれています。ドラグ領域も細部まで設定され、実用範囲の精度が高められています。

【ダイワ】エアリティ LT2000S-P　2023年発売

①リール本体重量	145g
②ギア比（巻取り量）	4.9（64cm/回転）
③搭載ドラグ仕様	ATD TYPE-L

ハイエンドクラスに劣らないバランス感が得られるエアドライブデザインを纏い、ルアーを操作することを徹底追求した次世代スピニングリール。ライトなフィーリングを醸し出しながらも、大型トラウトの引き込みを往なすタフデジギアのパワーは圧巻。超軽量ルアーを操れるロングキャストABSは、センシティブなエリアトラウトで大きなアドバンテージを獲得できます。

【ダイワ】セルテ-ト FC LT2000S-P　2023年発売

①リール本体重量	170g
②ギア比（巻取り量）	4.9（64cm/回転）
③搭載ドラグ仕様	ATD TYPE-L

ダイワが誇るモノコックボディーに超々ジュラルミン製MCタフデジギアが組み合わされる、滑らかな巻き感が長きに渡って持続するNEWモデル。最上級のルアー操作はもちろんのこと、4つのダイワ最新テクノロジーに加えたアルミ製のフルメタルボディは、僅かな違和感のキャッチと、バランスのとれたリーリングバランスを堅持しています。

【ダイワ】ルビアス FC（フィネスカスタム） LT2000S　2020年発売

①リール本体重量	150g
②ギア比（巻取り量）	5.1（67cm/回転）
③搭載ドラグ仕様	ATD

ルビアスシリーズにあって、フィネスカスタムが施される、小型コンパクトなスピニングリール。
エリアトラウトゲームはもちろんのこと、ネイティブトラウトへの応用、ソルトでのライトゲームでに高次元に応用可能です。150gの軽量感とライトルアーの操作性、バイトキャッチの伝導性を是非味わっていただきたい一機です。

【ダイワ】カルディア FC LT1000S　2021年発売

①リール本体重量	170g
②ギア比（巻取り量）	5.1（64cm/回転）
③搭載ドラグ仕様	ATD

バーサタイル性抜群に、幅広いライトウェイトゲームの使用領域を保持する高コスパモデル。
トラウトゲームでは、エリアトラウト・ネイティブトラウトまで完全対応し、タフデジギアの静粛性ある巻き感でショートバイトも高次元にキャッチします。大型が放流されているエリア、広域なポンド型がメインの方であれば、一つ上の2000番でも大きさを感じずに使用頂けます。

【ダイワ】フリームス FC LT1000S　2021年発売

①リール本体重量	180g
②ギア比（巻取り量）	5.2（64cm/回転）
③搭載ドラグ仕様	ATD

上記カルディアとは人気の上で対を成す兄弟機で、ザイオンVの高い耐久性を誇る汎用スピニングリール。リーリングの静粛感と回転レスポンスで、アングラーのチョイス傾向に違いがあります。軽い巻き感はこちらが上かもしれません。タフデジギア効能は同等の静粛性能を得られます。

【シマノ】ステラ 1000SSPG　2022年発売

①リール本体重量	165g
②ギア比（巻取り量）	4.4（55cm/回転）
③搭載ドラグ仕様	DURAクロスワッシャードラグ

密巻きから放出されるインフィニティループがステラである証であり、超軽量ルアーのキャストフィーリングを大幅に向上させます。新形状のAR-Cスプール搭載、アンチツイストフィンの採用と相まって、トラブルレスなラインコントロールを実現します。投げてよし、巻いてよし、全てのキャスト性能を高次元に体感出来ます。

【シマノ】ヴァンキッシュ 1000SSSPG　2023年発売

①リール本体重量	140g
②ギア比（巻取り量）	4.4（55cm/回転）
③搭載ドラグ仕様	DURAクロスワッシャードラグ

低慣性からくるダイレクトな操作感と繊細な巻き心地は、MGLシリーズの頂点に位置するハイエンドなスピニングリールの真骨頂。軽い巻き感だけではなく、ノイズの抑制とマグナムライトローターのリーリングバランス、イナーシャ（惰性）の抑制も加わり、エリアトラウトでの一瞬の違和感察知に高次元に貢献します。

【シマノ】ツインパワー C2000S　2020年発売

①リール本体重量	180g
②ギア比（巻取り量）	5.1（69cm/回転）
③搭載ドラグ仕様	カーボン製ワッシャードラグ

シマノ伝統モデルのツインパワーも、熟年のモデルチェンジでエリアトラウトゲームにも適正高く仕上がっています。ボディーは1000番型の駆動域筐体を採用し、2000番の大径スプールを装着したオールマイティー仕様。エリアからネイティブのトラウトゲーム、ライトゲームへの転用にも十分威力を発揮するハイエンドなスピニングリールです。

【シマノ】ヴァンフォード C2000S　2020年発売

①リール本体重量	150g
②ギア比（巻取り量）	5.1（69cm/回転）
③搭載ドラグ仕様	カーボン製ワッシャードラグ

管理釣り場で、じっくりとした巻きのゲームを楽しみたいアングラーの方には、イナーシャが極力抑えられたヴァンフォードが最適です。巻き出しも軽く、ギア精度と水圧を手元で感じる抵抗感、リーリングでのバイトキャッチ性能は、エリアトラウトにもバッチリはまります。

【シマノ】ストラディック 1000S　2019年発売

①リール本体重量	185g
②ギア比（巻取り量）	5.1（69cm/回転）
③搭載ドラグ仕様	フェルト製ワッシャードラグ

世代前にラインナップされた、ストラディックの1000番小型モデル。
ライトリグ・ルアーの操作性が追求され、巻きと飛びの性能を兼備しています。マイクロモジュールギアⅡとサイレントドライブの合わせ技は、爽快な巻き心地と滑らかなリーリング性はフラッグシップに迫る品質です。未だエリアトラウトゲームでも絶大な人気を博しています。

【シマノ】ストラディック C2000S　2023年発売

①リール本体重量	185g
②ギア比（巻取り量）	5.1（69cm/回転）
③搭載ドラグ仕様	DURAクロスワッシャードラグ

フィネスゲームに対する汎用性が高く評価される、進化系の汎用スピニングリール。
上位モデルのスペックを継承しながら手に入れやすい価格設定に落ち着き、巻きの釣りから底撃ちまで、管理釣り場に適性の高さを見せてくれます。インフィニティドライブの軽快な巻き感を確保しながら、快適なエリアトラウトゲームを堪能出来ます。

【シマノ】アルテグラ 1000　2021年発売

①リール本体重量	180g
②ギア比（巻取り量）	5.1（64cm/回転）
③搭載ドラグ仕様	フェルト製ワッシャードラグ

シマノ伝統の高コスパモデルであるアルテグラにも、ロングストロークスプールやサイレントドライブも搭載され、上位モデルに匹敵する操作性を完備しています。ボディー素材にはC14+も採用され、耐久性と剛性感も大幅にブラッシュアップしています。多くのアングラーの手中に納まるバーサタイル性は今も健在です。

【シマノ】ミラベル 1000　2022年発売

①リール本体重量	175g
②ギア比（巻取り量）	5.0（66cm/回転）
③搭載ドラグ仕様	フェルト製ワッシャードラグ

ヴァンキッシュの血統を受け継ぎながら、CI4+で構成される軽量フルボディで纏められる新型の汎用スピニングリール。サイレントドライブとAR-Cスプールも搭載され、エリアトラウトの繊細なバイトキャッチと超軽量ルアーのキャストに対応します。自重・巻きの質・軽さが追求された、高品質なコストパフォーマンスモデルです。

【シマノ】ナスキー 1000　2021年発売

①リール本体重量	205g
②ギア比（巻取り量）	5.0（66cm/回転）
③搭載ドラグ仕様	フェルト製ワッシャードラグ

高コスパモデルでありながら、シマノの中核を成すレベルに仕上げられるナスキーも、ビギナーからベテランまで幅広いアングラーが満足出来るスピニングリールに進化しています。サイレントドライブも初搭載され、エリアトラウトやフィネスの領域でも、巻きの釣りを楽しく味わえる質感はお買い得です。

【アブガルシア】REVO ALX THETA 1000S　2020年発売

①リール本体重量	190g
②ギア比（巻取り量）	5.2（63cm/回転）
③搭載ドラグ仕様	カーボンマトリックスドラグ（2way）

アブガルシア発、高コスパスピニングリールの代表格であるエーエルエックス シータにも1000番がラインナップされ、軽量なシャロースプールを纏います。新フリクションフリー構造採用より、静かで軽い回転性能を実現しながら、手に入れやすい価格帯もおすすめポイントです。Salt Shield TM ベアリングで、ソルトでのアジングにも高効率に立ち回れます。

【アブガルシア】REVO MGX THETA 1000S　2020年発売

①リール本体重量	163g
②ギア比（巻取り量）	5.2（63cm/回転）
③搭載ドラグ仕様	カーボンマトリックスドラグ（2way）

エリアトラウトの引き込みにはLight配列にカーボンワッシャーを組み込み、大型のトラウトが相手でも、ファイトを堪能しながらもラインブレイクを気にせず楽しむことが出来ます。フィネスゲーム対応モデルとして、ロケットラインマネジメントシステムが採用され、超軽量ルアーのキャストを可能にします。

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本記事のまとめ

本記事では、エリアトラウトと遊ぶためのスピニングリールを紹介してきました。

今記事では、
①エリアトラウトのゲーム特性を理解する
②エリアトラウト用スピニングリールの選び方
③エリアトラウト用スピニングリールおすすめ20選のご紹介

として纏めてまいりました。
以上をご参考になって頂き、自身に適したスピニングリールを選択、購入頂ければと思います。

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それでは、このブログをご覧になって頂いた皆様が、よりよいフィッシングギアを購入されて、自然と楽しく遊んでくださる事を願って、次回の商品紹介の記事執筆に入らせて頂きます。楽しみにお待ち願えれば幸いです。